アドボの調理方法

3 方法:ポークアドボ(アドボングボバイ)チキンアドボ(アドボングマノク)イカアドボ(アドボングプシト)

世界中どこの国にも、コンフォートフードと呼ばれる、皆に愛されているなつかしい国民の味があります。フィリピンでは、白米の上に盛りつけて食べるアドボが国民の味と言えます。アドボとは、醤油、ローリエ、胡椒の実でしっかりと味付けをして酢で酸味をつけた、塩味の煮込み料理です。フィリピンでは、各家庭ごとにそれぞれのアドボ調理方法がありますが、今回は色々試したレシピの中から、そのいくつかをご紹介します。

材料

ボークアドボ(アドバングバボイ)

  • 角切り豚ロース肉900g
  • 醤油2/3カップ
  • 酢2/3カップ
  • ニンニク10片(皮をむいてつぶしたもの)
  • つぶした黒胡椒の実小さじ1
  • 玉ねぎ1個(皮をむいて4つ切り)
  • ローリエ1枚
  • 砂糖小さじ1/2(味付けにお好みの量で)
  • 炊いた白米(お好みでアドボに添えて下さい)

チキンアドボ (アドボングマノク)

  • 鶏肉900g(ドラムスティック、もも肉、もしくは各部位ごとに切り分けた丸鶏)
  • 酢1/2カップ
  • 醤油大さじ3
  • 水1カップ
  • ニンニクのみじん切り大さじ1(約2片)
  • ローリエ2枚
  • 胡椒の実小さじ1
  • 味付け用の塩(お好みで)
  • 揚げ油
  • 炊いた白米(お好みでアドボに添えて下さい)

イカアドボ(アドボプシット)

  • 小イカ900g(長さ約7cm)
  • ニンニクのみじん切り大さじ2
  • 醤油大さじ3
  • ワインビネガー大さじ3
  • 砂糖大さじ2
  • 揚げ油大さじ2

1
ポークアドボ(アドボングボバイ)

  1. 1
    すべての材料を鍋に入れてよくかき混ぜます。底が厚手の、蓋付き6リットルサイズ鍋を使います。
  2. 2
    蓋をしたら火にかけ、強めの中火で沸騰させます。鍋底に肉が焦げつかないように、時々かき混ぜます。
  3. 3
    弱めの中火まで火を弱めてから煮込みます。時々かき混ぜて下さい。30−45分間、もしくは鍋の中の汁気がほとんどなくなるまで煮ます。
  4. 4
    盛りつけてお召し上がり下さい。伝統的なアドボ料理は、白いご飯と一緒にいただきます。

2
チキンアドボ(アドボングマノク)

  1. 1
    底が厚手の、蓋付き6リットル鍋に鶏肉を入れます。均等に火が通るように、鶏肉はすべて同程度の大きさに切り分けます。
  2. 2
    水、酢、醤油、ニンニク、ローリエ、胡椒を加えます。味が均等になじむように混ぜ合わせたら、鍋に蓋をします。
  3. 3
    鍋の蓋をしたら、鶏肉を蒸し煮にします。強めの中火で沸騰させた後、火を弱めます。弱めの中火で40−50分間、もしくは鶏肉にほぼ火が通るまで煮て下さい。
  4. 4
    鶏肉を取り出しますが、煮汁は捨てないでとっておきます。後で、この煮汁を漉してから煮つめ、鶏肉の上にかけるタレを作ります。
  5. 5
    鶏肉に焦げ目がつくまで焼きます。大きなフライパンに強めの中火で油を熱し、鶏肉の表面に焼き色をつけます。
  6. 6
    鶏肉についた余分な油を拭き取ります。ペーパータオルを敷いた皿の上に鶏肉を置きます。
  7. 7
    鶏肉を別の皿に盛りつけます。いつもよりも気楽な気分のときは、タレが仕上がった鍋の中に、鶏肉を戻すだけで十分です。
  8. 8
    煮汁を漉します。辛すぎる時は、ローリエと胡椒の実を取り出します。
    • 滑らかなタレに仕上げたいときは、こし器でタレを漉して下さい。
    • お好みで、冷やしたスプーンか、液体の油を取り除く調理器具を使い、余分な油を取り除きましょう。
  9. 9
    お好みの滑らかさになるように調節しながら、お好みで塩胡椒を加えます。タレを煮つめると、最初に加えた醤油の味で塩味がより強くなりますので、塩胡椒はタレを煮つめた後に、お好みで加えましょう。
    • さらっとした、塩分の少ないタレに仕上げるときは、水を少し加えてから再加熱します。
    • まったりとしたタレを作るときは、お好みの濃度になるまで強めの中火で加熱して煮つめます。
    • タレが鍋底に焦げつかないように、時々かきまぜます。
  10. 10
    タレと鶏肉を混ぜます。皿の上に置いた鶏肉にタレをかけるか、鶏肉をタレを作った鍋に戻します。
  11. 11
    盛りつけてお召し上がり下さい。伝統的なアドボは、白いご飯と一緒に頂きます。お好みで、白米の上にタレを少しかけます。[1]

3
イカアドボ(アドボングプシト)

  1. 1
    イカの下準備をします。イカを綺麗に洗い、軟骨と顎板(「カラストンビ」と呼ぶそうです)を取り出します。足から頭をはずしたら、2、5センチ大に切り分けます。
    • イカのスミ袋は風味付けに使用するので、取り出さないで下さい。
    • とても小さいイカですので、それほど丁寧に切り分ける必要はありません。
    • 新鮮なイカが手に入らないときは、冷凍イカを使ってもアドボを作ることができます。
  2. 2
    全ての材料を鍋に入れます。蓋付きの、6リットルサイズの厚底鍋を使います。
    • 全ての材料が一緒になるように混ぜ合わせたら、それらの調味料をイカ全体に行き渡らせます。
    • ここで鍋の蓋をしますが、わずかに蒸気を逃がすために、蓋は少し開けたままにして下さい。
  3. 3
    強めの中火で25分ほど煮込みます。焦げないように時々かき混ぜます。
  4. 4
    火から下ろし、煮汁を捨てます。このイカアドボレシピでは、アドボに添えるタレは作りません。
  5. 5
    イカを10−15分間炒めます。大きなフライパンの中に入れた油を強めの中火で温めたら、油の中にイカを加えます。
    • イカをフライパンの隅に移動させたら、イカを優しく押しながらスミ袋をしっかりとつぶします。
    • この時点で、イカは十分柔らかくなっています。イカを調理しすぎないように気をつけて観察して下さい。
  6. 6
    盛りつけてお召し上がり下さい。白いご飯と一緒に頂くのが一般的です。

ポイント

  • アドボレシピには、一つとして「これが絶対に正しい」という方法はありません。色々な調理法をご自由にお試し下さい。
  • オイスターソース、酢、レモン果汁、カラマンシー果汁などは、アドボの味に変化を加えるのに使われます。ソースを甘くするためにコーラを使う人もいます。
  • どんな肉や魚、野菜もアドボ料理になります。鶏肉と豚肉を一緒に使うと「チキンポークアドボ」が出来上がります。
  • 再加熱を忘れずに行なえば、アドボは数日後にさらに美味しくなります。
  • じゃがいも、バナナブルームス(バナナの蕾)、バードアイチリと呼ばれる唐辛子、タウシと呼ばれる黒豆など、アドボに加えられる材料の可能性は無限大です。
  • 残ったアドボをディナーロールパンに挟んだら、フィリピンで「パンデサル」と呼ばれる、おいしいサンドイッチの出来上がりです。

必要なもの

  • まな板と包丁
  • 蓋付きで6リットルサイズの厚底鍋
  • 鶏肉とイカを調理するためのフライパン(大)
  • アドボをかき混ぜる調理器具

記事の情報

カテゴリ: 料理・イベント

他言語版:

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