ドーパミンを増やす方法

3 方法:食事療法生活習慣ビタミン剤、薬品などの使用

脳内から自然に分泌されるドーパミンは、快感、意欲などと関連しています。食事やセックスなど、快感を伴う活動を行なうと大量のドーパミンが脳内に放出されます。[1] 一方、ドーパミンが不足すると、意欲が失せて気持ちが沈み、人生に対する興味を感じられなくなることもあります。そこで、落ち込んだときにドーパミンの分泌量をふやすための方法をいくつかご紹介します。

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食事療法

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    チロシンを多く含む食品を摂取する ドーパミンの分泌にチロシンは必要不可欠です。チロシンは複雑な 化学合成を経て、快感物質の元となります。アーモンド、アボカド、バナナ、肉類、アオイ豆、ゴマ、かぼちゃの種等にはドーパミンの分泌を増やす効果があります。[2] また、チロシンは豆乳製品(豆腐など)、魚、乳製品、肉類にも含まれています。[2] しかし、乳製品や肉類などは一般的にカロリーが高く、脂肪分も多いので、運動量を増やすなどして、カロリー摂取量をしっかりと管理する必要があります。
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    抗酸化物質の摂取を増やす ドーパミンは酸化しやすい性質を持ちますが、抗酸化物質は、ドーパミンを生成する脳内の細胞を損傷するフリーラジカルを抑制します。以下の抗酸化物質は多くの果物や野菜に豊富に含まれています。[3]
    • ベータカロチンとカロチノイド  緑黄色野菜や果物、アスパラガス、ブロッコリー、ビーツ
    • ビタミンC  唐辛子、みかん、イチゴ、カリフラワー、芽キャベツ
    • ビタミンE ナッツ類、ひまわりの種、葉物野菜、ブロッコリー、人参[4]

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生活習慣

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    定期的に運動を行なう 運動をすると、血中カルシウムレベルが上がり、脳内でのドーパミンの生成と吸収が活発になります。30分から60分のウォーキングや水泳、ランニングなどがドーパミンの生成を増やす働きを助けます。
    • また、運動はエンドルフィンの分泌も促します。心からの笑いやストレッチ体操はエンドルフィンの放出量を上げ、ドーパミンの大量放出と同じ効果を期待できます。ただし、エンドルフィンの分泌量が余りにも多く、気分がよくなり過ぎてしまうのは危険です。エンドルフィンには痛みを抑制する働きがあるからです。[5]
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    十分な睡眠をとる 日中に精力的に活動するためには、夜間に十分な睡眠をとることが必要です。ドーパミンには覚醒作用があることも知られています。一日中しっかりと起きていられるように、毎晩7-8時間の睡眠を取りましょう。
    • もしくは全く眠らないという手もあります。快感を得るかどうかは別にして、ただ単に驚異的に ドーパミンのレベルを上げたいのであれば、睡眠不足に陥ればよいのです。疲労感や眩暈を感じたり、イライラするかもしれませんが、ドーパミンのレベルは最高潮に達します。[6][7]
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    目標を達成する 快感はドーパミンの全てです。ドーパミンが快楽主義な脳内物質であることは間違いありません。幸い、脳の訓練をすれば誰でもこの快感を得られるようになります。例えば、毎回時間通りにドーナツショップに辿り着くことでも、苦労して博士号を取得することでも、目標を達成することで脳内がお祭り騒ぎになる事は間違いありません。[5]
    • 大きな目標である必要はありません。まずは日常のちょっとした行動を目標にしてみましょう。フェイスブックをチェックせずに朝をやり過ごすことができましたか?そんな小さな事でも目標を達成すれば御褒美を得ることが出来ます。そう!みんなにドーパミンの御褒美です。

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ビタミン剤、薬品などの使用

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    ビタミン剤を服用する 脳内のドーパミン増強のためにビタミンB6 とL-フェニルアラニンを勧める医師もいます。こうした薬剤はお近くの薬局で簡単に入手できます。また、チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンにもドーパミンのレベルを上げる効果があります。フェニルエチルアミンには痩せる効果もあり、ネット通販で購入することもできます。ただし、事前に医師のアドバイスを受けましょう。[8][9]
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    ドーパミンの生成を促す薬品を使用する 現在の症状によっては、ドーパミンのレベルを上げる薬を医師に処方してもらえるかもしれません。医師は各処方薬について熟知しており、個人個人に合った治療を行ないます。[10]
    • 注意欠陥多動性障害(ADHD) 集中力に欠け、活動過多の傾向がある場合、医師により中枢興奮薬、例えばリタリン(Ritalin)などのドーパミンの再取り込みを阻害する薬を処方してもらいます。こうした薬はシナプス間により多くのドーパミンを蓄えるため、ドーパミンの効果が増大します。
    •  ドーパミン不足は鬱と関係しています。やる気が著しく乏しい状況が天然療法で改善されない場合には、抗鬱薬剤の服用について医師に相談してみるのもよいかもしれません。
    • パーキンソン病 パーキンソン病の患者には手足のふるえが止まらない症状が出ることがあります。そうした場合はレボドパと呼ばれるドーパミン補給薬を医師に処方してもらいます。[10]
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    思い切った方法 ちょっとした気分転換を考えているだけならば、この方法は刺激が強過ぎるので向いていませんが、心理学専門家が行なう方法の中にはもっと絶大な効果のあるものもあることを知っておいて損はありません。
    • 例えば 、電気けいれん療法(ECT)と呼ばれ、一時は効果が怪しまれていましたが、最近になってまた頻繁に使用されるようになった方法も、ドーパミンの増加を促すのに効果的だとされています。[11]

ポイント

  • 統合失調症などの疾患はドーパミンの過剰分泌により発症します。そのため、医師は抗精神病薬を使ってドーパミンを抑圧する治療を行ないます。[12]
  • 精神薬を使用する場合は、依存症に陥らないように細心の注意を払いましょう。

注意事項

  • 麻薬様物質やメタンフェタミン、違法薬物のほどんどがドーパミンの分泌を促します。ただ、これらの薬物は、強い依存性のリスクと分泌量を上回る放出を伴い、体の自然なドーパミン生成構造を破壊してしまう恐れがあります。したがって、麻薬やメタンフェタミン使用後は、消耗感、飢餓感、鬱、さらにひどくなると自殺願望といったものまで引き起こしかねません。体内の化学反応のバランスを壊すと、精神病を発症する原因となるため、絶対にやってはいけません。[13]

記事の情報

カテゴリ: 健康

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