ヘッドライトのレンズをきれいにする方法

3 パート:作業を開始する前にすることヘッドライトの研磨ヘッドライトのツヤだし

ピカピカに輝いていた愛車のヘッドライトが、知らない間にくもってしまっていませんか?くもりのないヘッドライトがあれば安全に、そしてより長く愛車に乗ることができます。今回はヘッドライトの劣化具合を点検して表面を磨き、あのイヤなライトのくもりを取る方法をご紹介します。

パート 1
作業を開始する前にすること

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    ヘッドライトを点検し、最適な処置法を見極めましょう。ライトにくもりがあれば、点灯させた状態、そして消灯させた状態で日中に点検します。ここで大切なのは、ヘッドライトの痛み具合に合った最適な処置の方法を選ぶことです。大きな擦れやキズがある場合には、専門店で点検してもらったり、ヘッドライトの交換が必要になることがあります。
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    ヘッドライトを洗車用洗剤で洗いましょう。ヘッドライトに道路の砂やすすなどがついていると汚れやくすみの原因となり、正確にライトの状態を査定することができません。まずは愛車を洗車用洗剤を含んだぬるま湯で洗い、ヘッドライトの水分をきれいに拭き取ってからライトのガラスを点検しましょう。
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    ヘッドライトにくもりがあるか点検しましょう。ヘッドライト表面の加工は年と共に剥がれ落ち、内側のポリカーボネート材がむき出しの状態になっていきます。この状態で表面にキズがついてくるとレンズがカサカサして黄ばんだ色になり、くもりの原因となるのです。
    • 上記が原因の場合は、手軽な処置方法でヘッドライトの劣化を遅らせることができますが、劣化状態によってはそれよりも専門的な手入れが必要になる場合もあります。
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    ヘッドライトが黄色っぽく変色しているか点検しましょう。ポリカーボネートレンズを覆う表面の加工が剥がれて薄くなると、ライトは黄ばんだように変色してきます。紫外線がこの表面に当たると青色だけが反射せず吸収されてしまい、黄ばんで見える原因となるのです。
    • ヘッドライトが黄色く変色している場合は、レイン・Xなどの研磨剤でライト全体の手入れをして痛みを補修しましょう。
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    表面の加工が剥がれや亀裂があるか点検しましょう。加工が劣化してくるとヘッドライト上部や隅の部分に斑点のような模様が現れ、加工が取れているように見えます。このまま放置しておくとレンズに亀裂が入り、専門店でのヘッドライト表面の再加工が必要になります。
    • 上記に該当する場合、高額になりますが専門店でヘッドライトの交換もしくは表面の再加工をしてもらいましょう。それまでの間は研磨剤で表面の手入れをできるだけ行い、新品のヘッドライトの値段を調べてしておきましょう。
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    ガラス製のヘッドライトの劣化は専門店で点検もらいましょう。ヘッドライトの大半はプラスチック製なので上記の症状に該当しますが、年代の古い車に使用されているガラス製のヘッドライトはそれよりも複雑な構造をしています。ガラス製のヘッドライトが劣化している場合は、自動車整備士に点検してもらいましょう。

パート 2
ヘッドライトの研磨

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    粒度の異なる耐水性または非耐水性の紙やすりを用意しましょう。まずは粒度の低い耐水性・非耐水性紙やすりでヘッドライトの研磨を始め、徐々に粒度の高いものに変えていきます。おすすめは3M製の紙やすりで、粒度の低いもの(1500番)と仕上げ磨き用の高いもの(2000番)の2種類を最低でも用意しましょう。もちろん1500番よりも粒度の高いものを使用しても構いません。
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    ヘッドライトの周囲を塗装用テープで覆いましょう。紙やすりで愛車の塗装を傷つけないように、ヘッドライトに近い車体の塗装部分にテープを貼って保護します。この手順は省いても構いませんが、もしもの時に備えて準備しておいた方がよいでしょう。
    • 紙やすりで磨き始める前に、アルコール液を少量含ませたきれいなペーパータオルでヘッドライトの表面を拭きましょう。アルコールはすぐに蒸発するので、乾くのを待たずに作業を開始できます。
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    耐水性の紙やすりを湿らせ、研磨を始めましょう。霧吹きや小さなバケツに水を用意し、粒度の低い紙やすりでヘッドライトを均一に研磨します。一定の力をかけながら、ヘッドライトの中心から外に向かって全体的にツヤがなくなるまで研磨してください。
    • 既存の加工が剥がれてくると、ぼんやりとした線のようなものが現れ、研磨するにつれてその形が変わっていきます。通常その加工は全て削り落としてしまうのが理想的です。
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    粒度の高い紙やすりを用意しましょう。低い度数の紙やすりでヘッドライト全体を研磨したら、高い方に取り替えて表面にツヤが出てくるまで同様の手順を繰り返します。
    • ヘッドライトの内面に模様などがあり、中の電球が見えない場合は、粒度が低い1500番の紙やすりだけで充分です。ヘッドライトのくもりは残りますが、黄ばんだ色がとれて、全体的に明るくなります。

パート 3
ヘッドライトのツヤだし

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    仕上げ磨き剤を選びましょう。研磨でヘッドライトのくもりがある程度とれたら、仕上げ磨き剤を用意します。様々な製品が自動車用品店などで市販されていますが、一番のおすすめはアルミ研磨剤です。
    • なるべく安く済ませたい方は青色の歯磨き粉で代用できます。過酸化水素水や漂白剤などの添加物が入っていない、一般的な歯磨き粉を選んでください。
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    仕上げ磨き剤を繊維の細かいきれいな布にとりましょう。500円硬貨より多少小さめの量を10センチ四方に小さな円を描くように均等にのばしていくと、5分もしないうちにヘッドライトの透明度がよみがえってきます。全体をきれいに磨いたら、隣の部分に移り同様の手順を繰り返します。
    • 電動式の研磨機を使用する場合は、仕上げ磨き剤を直接スポンジにとり、低速度でヘッドライトを磨いてください。力を入れすぎないように、1秒当たり2.5センチくらいのゆっくりとした速さで進みましょう。研磨機を使えば、手で磨くよりも断然早く作業が進みます。
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    ヘッドライトが透明になるまで磨き続けましょう。表面加工の回数に比例してライトの輝度もアップするので、最低3回はコーティングをしてください。ヘッドライトの輝度を調べるには、車庫の壁などの平らな壁面にライトを当ててみるとよいでしょう。
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    プラスチックの接着保護剤を塗布しましょう。ヘッドライトの透明度を保ちたいのならば、専門店でプラスチックの接着保護剤を塗布してもらってください。そのうえから自動車用の透明な加工塗料を数回塗布すれば、透明なヘッドライトの状態をより長く保つことができます。加工塗料の値段はおよそ2000円から5000円程度です。

ポイント

  • 塗料用の仕上げ磨き材セットには非常にキメの細かい紙やすり(粒度300、600、900、2000、4000番)がセットに含まれているのでヘッドライトの表面はよりなめらかになり、輝きも増します。2000円程度あれば様々な製品会社のものから好きなものを選ぶことができますし、製品によっては仕上げ磨き剤が一緒に入っていることもあります。
  • 作業を行う際はゴム手袋をはめて、磨き剤が爪の中に入らないようにしましょう。
  • ヘッドライトのUVコーティングに傷がついたら、酸化性のプラスチック層を水研ぎ用の研磨機で全て削り落とし、耐高温性のUV保護加工塗料を塗布してください。これにより、ヘッドライトの劣化を防ぐことができます。

注意事項

  • この記事で紹介しているヘッドライトの処置方法は既存の保護層を削り取るため、上記で述べた一連の手順を月単位で行う必要があります。その手間を省くには耐高温性のUV保護加工を専門店で塗布してもらうとよいでしょう。さらに、歯みがき粉や紙やすりなどで研磨すると耐UV層が削り落とされヘッドライトが黄色っぽく変色してしまうため、UV対応の酸素除去剤でライトの変色を防ぐことをおすすめします。


記事の情報

カテゴリ: 車・乗り物

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