乳児のしゃっくりを緩和する方法

4 パート:授乳を中断する空気の飲み込みを減らす授乳スケジュールを調節する医師の助言を求める

しゃっくりとは横隔膜の反復的な収縮運動です。乳児や新生児によく起こり、通常は内科的な問題ではありません。[1] ほとんどの場合、乳児のしゃっくりは、お乳の飲みすぎや空気の吸い込みすぎが原因です。普通は乳児がしゃっくりを苦にすることはありませんが、不快な思いをしているのではないかと心配な場合は、授乳方法を調整したり、注意深く原因を探ることでしゃっくりを緩和することができます。

パート 1
授乳を中断する

  1. 1
    おっぱいや哺乳瓶からの授乳を妨げるほどのしゃっくりが続くときは授乳をいったん止めましょう。しゃっくりがおさまったら授乳を再開します。10分待ってもしゃっくりが止まらない場合は、そのまま再度授乳しましょう。
    • 赤ちゃんの背中をさすったり、優しくたたいて赤ちゃんの気分を落ち着かせましょう。お腹がすいて機嫌が悪い赤ちゃんはたくさんの空気を飲み込む確率が高く、それがしゃっくりの原因になります。
  2. 2
    授乳を続ける前に赤ちゃんの体勢を確認しましょう。授乳中や授乳後30分間は、赤ちゃんをやや垂直の体勢に保ちましょう。[2] 体を立てた体勢は赤ちゃんの横隔膜への負担を軽減します。
  3. 3
    授乳をしていない間にゲップをさせましょう。ゲップをすると、お腹の中にたまったしゃっくりの原因となるガスの一部を出すことができます。自分の肩の上か肩よりも少し高い位置に赤ちゃんの頭がくるように、自分の胸のあたりで縦に抱きます。
    • 赤ちゃんの背中をさするか優しくたたきましょう。体内にある気泡の移動を促します。
    • 赤ちゃんがゲップをしたら授乳を再開しましょう。ゲップをしない場合は、数分待ってから再度授乳します。

パート 2
空気の飲み込みを減らす

  1. 1
    授乳中、乳児の様子に耳を傾けましょう。むせるような音が聞こえる場合は、飲むペースが速すぎるか空気を飲み込んでいる可能性があります。余分な空気を飲み込むと、乳児のお腹が膨張してしゃっくりを引き起こします。こまめに休憩を取り、授乳に時間をかけましょう。[3]
  2. 2
    母乳を与えるときは、赤ちゃんがきちんとおっぱいをくわえているかを確認しましょう。乳児の唇は乳首だけでなく乳輪までくわえていないといけません。しっかりと吸い付けていないと、赤ちゃんは空気も飲み込んでしまいます。
  3. 3
    哺乳瓶で授乳する際は、哺乳瓶を45度に傾けましょう。こうすると中の空気が瓶の底に移動するため乳首の方には行きません。Playtexのドロップインなど、空気の飲み込みを減らす工夫がされた哺乳瓶専用パック(アマゾンなどで購入可能)を利用してもよいでしょう。
  4. 4
    哺乳瓶で授乳する際は、哺乳瓶の乳首の穴を確認しましょう。穴が大きすぎるとミルクが速く流れすぎ、小さすぎるとミルクが少しずつしか飲めず赤ちゃんがじれて空気を飲み込んでしまいます。哺乳瓶を傾けてミルクが数滴乳首から垂れれば穴は丁度よい大きさです。[4]

パート 3
授乳スケジュールを調節する

  1. 1
    乳児の授乳スケジュールを調節しましょう。ほとんどの場合、医師は、授乳1回の時間を短縮するか、授乳量を減らして頻繁に授乳するように勧めます。一度にたくさん与えすぎるとお腹が急激に膨らみ、横隔膜筋が痙攣する原因となります。[5]
  2. 2
    授乳中は小休止を取ってゲップをたくさんさせましょう。母乳を与えている場合は、授乳するおっぱいの左右を変える前にゲップをさせます。哺乳瓶で授乳している場合は、赤ちゃんが60~90mlを飲み終えたらゲップをさせましょう。乳児が飲むのをやめたり、おっぱいや哺乳瓶から顔をそらしたら、いったん授乳を止めてゲップをさせます。
    • 新生児は1回に飲める量が少ないので、授乳時にはさらに頻繁にゲップをさせましょう。新生児は一般的に一日8~12回お乳を飲みます。[6]
  3. 3
    赤ちゃんの空腹サインを知りましょう。乳児のお腹が空いたようならばすぐに授乳します。落ち着いた状態の赤ちゃんは、空腹で気が高ぶっている赤ちゃんよりもゆっくりとお乳を飲みます。また、赤ちゃんは発作的に号泣すると余分な空気を飲み込むことがあります。
    • 空腹のサインには、号泣、吸うような口の動き、落ち着きのなさなどがあります。[7]
  4. 4
    乳児のしゃっくりがいつ起こるのかを書き留めましょう。しゃっくりをした時刻としゃっくりが続いた時間の長さをその都度書きましょう。赤ちゃんがしゃっくりをする時間を記録すると、しゃっくりが起こる際の共通パターンを見極めることができ、しゃっくりを和らげるためにすべきことがわかりやすくなります。しゃっくりが授乳中に起こるのか、授乳直後に起こるのかを書き留めます。記録に目を通して、しゃっくりの誘因を探しましょう。[8]

パート 4
医師の助言を求める

  1. 1
    時間をおきましょう。ほとんどのしゃっくりは自然に止まります。乳児にとってのしゃっくりは大人が感じるほど鬱陶しいものではありません。赤ちゃんがしゃっくりを嫌がっていたり、いつも通りにお乳を飲んでいなかったり、成長が通常より遅い場合は医師に相談しましょう。[9]
  2. 2
    赤ちゃんのしゃっくりが普通ではないと感じたときは小児科医に相談しましょう。乳児が20分以上継続してしゃっくりをしている場合は、胃食道逆流性疾患(GERD) の可能性があります。[10]
    • 胃食道逆流性疾患には、ほかにも、つばを吐く、機嫌が悪いなどの症状があります。
    • 小児科医から薬を処方してもらったり、赤ちゃんの胃食道逆流性疾患への対処法を提案してもらえる場合もあります。
  3. 3
    しゃっくりが赤ちゃんの呼吸を妨げているようならば、小児科医に相談しましょう。赤ちゃんの呼吸がゼーゼーとしたり、息が詰まっているような場合は、直ちに病院に連れていきましょう。

ポイント

  • しゃっくりは、新生児や乳児にとてもよく起こる症状です。ほとんどの赤ちゃんは、消化器官が発達するにつれて頻繁なしゃっくりはしなくなります。
  • 赤ちゃんにゲップをさせるときには、腹部が圧迫されていないことを確かめましょう。赤ちゃんの顎を自分の肩に乗せて赤ちゃんの脚の間から体を手で支え、もう一方の手で赤ちゃんの背中を優しくたたくと失敗がないでしょう。


記事の情報

カテゴリ: 子供

他言語版:

English: Relieve Infant Hiccups, Español: aliviar el hipo de un bebé, Português: Aliviar Soluços em um Bebê, Italiano: Alleviare il Singhiozzo dei Neonati, Русский: унять икоту у младенца, Deutsch: Baby Schluckauf lindern, Nederlands: De hik bij een baby verhelpen, Bahasa Indonesia: Meredakan Cegukan pada Bayi, العربية: تخفيف الحازوقة عند الأطفال, Tiếng Việt: Chữa Nấc cụt ở Trẻ nhỏ, 中文: 止住婴儿打嗝, ไทย: ทำให้เด็กทารกหายสะอึก, Français: stopper le hoquet chez les enfants

このページは 430 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?