家計のやりくり方法

4 パート:収入と支出を把握しましょう予算を作成する予算のプロになりましょう。予算をより有効にしましょう。

家計予算の管理を始めてすぐは慣れずに手こずるかもしれませんが、慣れてくるととても為になる事が分かります。 実際に家計予算を管理することによって、負債額を減らしたり、将来の家計を把握する手助けになり、さらにはあなた自身を幸せに導いてくれることになります。 そして何よりも、予算を立てることは難しい事ではありません。 将来の明るい家計の為にも、とにかく始めることが大切です。

パート 1
収入と支出を把握しましょう

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    家計の総収入を把握しましょう。収入は毎回決まった金額のお給料ですか?自由業で毎月の収入にバラつきがありますか?収入額の目安を把握することが予算管理の成功の鍵となります。
    • 自営業や自由業の場合は、予想した収入と実際の収入とに隔たりがあることを理解しましょう。例えば、毎月25万円の所得があったとしても、それは税引き前の金額です。支払わなければならない所得税額を予想し、なるべく正確な毎月の手取り所得額を知りましょう。
    • 定額の給与所得者の場合は、見込んでいる年末調整の還付金を総収入額に組み込まないようにしましょう。 実際に受け取る手取り金額のみを月収とします。年末調整の還付金は、受け取らなかった場合を考えて、実際に受け取ってからどうするか決めましょう。
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    支出の内容を把握しましょう。毎月の支払はどのようなものがありますか?毎週末友達と外食したり、映画鑑賞に毎週出かけますか?どの様なものにお金を使っているか注意してみるとお金の流れを把握する手助けになります。インターネット上にお金の流れを知るのに役立つ無料ツールがあります。
    • 支出を費目ごとに分類しましょう。そうすることによって、お金の流れが分かりやすくなります。 浪費習慣を変える事はこの簡単な分類で十分に始められます。どれぐらいの金額を飲み会や趣味に使っていたか知らなかったのならばこれは特に有効です。一般的な家計費目は以下になります。
      • 住宅費 (住宅ローン、維持費、住宅保険料)
      • 交通費 (自動車ローン、修繕費、自動車保険料)
      • 食費 (食料雑貨類、外食費)
      • 水道光熱費 (ガス、電気、水道代)
      • 健康管理費 (医療費、スポーツジム会費、美容費)
      • 旅行・レジャー費
      • お小遣い (娯楽費、買い物、洋服代)
      • 貯蓄 
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    支出と収入を比べてみましょう。マイナス収支になってしまいますか?その場合は、身の丈を過ぎる生活をしているということになります。プラスの残額があるのであれば、その金額をいくつかのグループに分けましょう。
    • 準備金 もしもの時の為に、月収の約10~20%ほどの金額を準備金としましょう。支払いの金額が予想よりも高かった場合には、その分を準備金から支払います。
    • 貯蓄 出来るなら、収入の約30%ほどを貯金しましょう。現実的には収入の大小に関わらず、収入の約10%ほどは貯金するようにしましょう。[1][2] 非常時の為に十分な貯蓄(支出の約4~6倍の金額)を貯めたら、投資用の貯蓄も始めましょう。
    • その他出費 この項目は準備金と貯蓄額を差し引いた残額になります。この金額が衣類や外食、娯楽に使うお金になります。 娯楽に使えるお金が少なすぎて悲しいと思うのなら、他の費目の金額を減らす方法を学びましょう。

パート 2
予算を作成する

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    予算と家計の目標をたてましょう。目標は短期と長期のものがなくてはなりません。目標が明確になれば予算を管理しやすくなります。例えば、家を買うために貯金をしたい場合、目標を忘れないように留意して行なうとうまくいきやすくなります。 
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    最低限必要な費目のリストを作りましょう。これらの必要経費は、例えば家賃や住宅ローン、光熱費、食費や紙おむつ代などです。こうした必要経費の合計を差し引いた後に毎月の収入がいくら残るか見てみましょう。
    • 収入のほとんどが必要経費の支払に使われていても心配しないでください。必要経費合計を減らす手立てはいくらでもありますし、収入を増やす方法もあります。大切なことは、予算を立ててそれを維持することです。こうするだけで、いまの状況から抜け出すことが可能です。
    • 必要経費を差し引いた残額に余裕があるのは良い事です。皆がそのような余裕があるわけではありません。残りの裁量支出にどのように優先順位を付けるか考えましょう。
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    裁量支出の予算をたてましょう。裁量支出の予算は、それがどれだけ自分に価値のあるものなのかを見分けましょう。あなたがどの様な価値観を持っているのか、どの様にお金を使うと最も価値があるのかを理解していますか?詰まるところ、お金とは手段であって目的ではありません。あなた自身の為に有効にお金を使っていますか?
    • あなたはどの様な人で、どんな事をするのが好きですか? ほとんどの人が趣味や娯楽などの欲求を満たすためにお金を使います。これを投資だと考えてください。何かを支払い(お金)、何かを得る(満足感、経験など)ということです。
    • 何があなたを幸せにするか考えてみましょう。科学者は、物理的なものを買うことにお金を使うよりも、経験を得る為にお金を使った人のほうがより満足感を得るということを、少しずつ解明してきています。[3] 心に残る記憶は、物を所有する一時的な満足感よりも長く続くからです。[4] 予算を立てる際には、どの様な経験があなたを本当に幸せな気分にさせるのかを考え、ものを買うための予算よりも旅行や休暇のために予算を割り当てましょう。 
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    パソコン用ソフトを使って予算を立てましょう。家計簿ソフトは最近のトレンドになりつつあります。これらのソフトには、予算作成ツールが内蔵されており、家計予算をカスタマイズ出来るだけでなく、将来の現金の流れを予測し、消費傾向を把握出来る分析機能も付いています。家計簿ソフトには以下のものがあります。
    • Mint
    • Quicken
    • Microsoft Money
    • AceMoney
    • BudgetPulse(日本語版はありません)

パート 3
予算のプロになりましょう。

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    予算をオーバーしないようにしましょう。これは、予算のたった一つの基本ルールです。当たり前のようですが、予算管理をしていても容易く予算オーバーしてしまうものです。自分の消費傾向や何にお金を使っているのかを常に気にしていましょう。
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    家計簿を付けましょう。予算管理を始めた当初は毎日家計簿をつける様にしましょう。毎日何にお金を使っているのか記録しましょう。いくつかの費目に驚かされるかもしれません。毎朝のスタバのコーヒーなど、繰り返し買っている物で特に買う必要がないものは要注意です。
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    贅沢品と必需品の違いを知りましょう。予算の中で必要な物と欲しい物を明らかにしましょう。 必需品の予算を優先し、予算が余るようならば、お出かけや買い物などの贅沢をしましょう。 
    • 時には、贅沢になり過ぎないようなご褒美を自分に与えましょう。前記にもあるように、お金に働かされるのではなく、あなた自身の為にお金を働かせましょう。予算やお金に振り回されていては幸せになれません。月に一回ぐらいフローズンヨーグルトを買ったり、たまには子供抜きでランチの外食に出かけたりしましょう。 
    • 逆効果になるようなご褒美を自分に与え過ぎないようにしましょう。たまにジェラートを買うぐらいは問題にはなりませんが、3万円の靴や20万円の寝具などの高額な物を買ってしまうようであれば、せっかくの倹約も台無しです。これでは、予算は成り立ちません。 
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    大きな費目の金額を減らしましょう。最も嫌な方法だけれど、最も効果的に予算内でやり繰りする方法があります。毎年旅行に出かけているようであれば、今年は出かけず家にいましょう。
    • 高額のお金がかかる悪習を見直しましょう。これらを縮小することによる効果は甚大で、あなたの自信にもつながります。喫煙者なら、禁煙する方法を考えましょう。コニャックの愛好家なら、飲む量を減らしましょう。
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    クレジットカードを持って出かけないようにしましょう。夜遊びしている時など、クレジットカードで支払いをするとついついお金を使いすぎてしまいます。クレジットカードでの支払いは簡単に高額に積み重なり、予算を超えてしまうことになります。
    • いっその事、クレジットカードを所有すること自体を止めて、現金のみで支払をすることを考えましょう。 研究によれば、現金を使って支払いをしている人はクレジットカードを使って支払をしている人よりも浪費が少ないという結果が出ています。[5][6] その理由は、支払をする際に現金を手放す事を苦痛に感じるからです。クレジットカードと現金に対する人の感覚は全く違うので、クレジットカードでの浪費を簡単に正当化してしまいます。

パート 4
予算をより有効にしましょう。

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    税金の支払いを減らしましょう。確定申告をする際は、所得控除を申請して還付を受け取れるようにしましょう。自営業の場合は特に、領収書を保管してどうすれば還付を最大に受けれるようになるか調べてみましょう。 
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    自宅住居の評価額を見直してもらいましょう。住宅を保有している場合、固定資産の評価額を下げる十分な根拠があるのならば、固定資産税評価額を見直してもらい固定資産税の支払い金額を下げることが出来るかもしれません。
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    インフレーションの上昇を先取りしましょう。 時間と共にインフレーションは生活費をあげていきます。毎年3%のインフレーションで24年後の生活費は2倍になる事になります。収入が上がってきたとしてもインフレーション以上の上昇でなければ、贅沢品を買ったりしないようにしましょう。 
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    たなぼた的な収入を当てにしないようにしましょう。ボーナスや還付金などの将来あり得るかもしれない収入は当てにしないようにしましょう。必ず収入として受け取れるものだけを予算に組み込みましょう。
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    一週間必要なお金は週に一度引き落とすようにしましょう。一週間に2万5千円使うのであれば、月曜にATMで全額引き出しましょう。一週間分のお金が無くなってしまえばその週はそれでお終いということです。

記事の情報

カテゴリ: ビジネス・ファイナンス

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