正直になる方法

3 方法:他人に対して誠実になる自分に対して正直になる不必要な嘘をつかない

嘘が好きな人はいません。残念なことに、誠実であるよりも嘘をつくほうが簡単なことが時々ありますが、嘘をつく必要はありません。正直でいる方法を身に付けて、嘘をつく理由をなくせば心にやましさを感じなくなりますし、人との関係性も改善します。少しだけ物の見方を変えて誠実でありさえすれば嘘をつく必要がなくなり、逆に正直でいたくなるでしょう。以下のステップでより詳しく解説いたします。

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他人に対して誠実になる

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    なぜ嘘をつくのか、誰に嘘をつくのかを考えてみましょう。誰しも過去に一度や二度は他人や自分に対して様々な理由で嘘をついたことがあります。しかし、どんな理由で誰に嘘をついているかを自分で理解していなければ、正直になるための計画を考え出すのは難しいでしょう。
    • 自分をよく見せるための嘘には誇張、虚飾、まったくのほら話など、自分の欠点をごまかすために他人につく嘘が含まれるかもしれません。何かに対して不満がある時は、事実を語るよりも嘘をつく方がとても簡単なのです。
    • 私たちは自分よりも優れていると思う周囲の人に嘘をつきます。他人を尊敬すると同時に、自分も尊敬されたいと思うからです。残念なことに、長期的には不誠実であることは失礼にあたります。人間の他者を深く理解し共感する能力をもっと信頼してください。
    • 恥ずかしい思いを避けるためにつく嘘は不品行や間違い、または人に誇れないようなことを隠すためにつかれます。例えば母親があなたの上着からタバコの箱を見つけた時に、「これは友達のタバコだ」などと言って、罰を避けるためにつく嘘がこれにあたります。
    • 私たちは権威を持つ者に対して嘘をついて恥ずかしい思いと処罰を避けようとします。この権威を持つ者とは時に自分自身であることもあります。私たちは罪悪感を感じることをした時に嘘をつきますが、これは罪の意識をごまかしたり処罰を避けるためや、嘘をつく原因となった好ましくない行為を再び行うためになされます。これではまるで悪循環です。
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    罪悪感を感じる振舞いを予測しましょう。恥と嘘の連鎖を断ち切るためには、後になって罪悪感を感じる行為を前もって予測し、避けることが重要です。私たちは、嘘でごまかしたくなるような心地悪い事実を隠すために嘘をつくのです。真実を受け入れるか、自分が恥ずかしく思う振舞いをやめるようにしましょう。
    • あなたがタバコを吸うことを皆が知っていれば、そのことについて嘘をつく必要はありません。潔く認めてください。それが正直に認められないようなやましい振舞いであれば、止めることが最善の選択でしょう。あなたが職場の同僚と不適切な関係にあることをあなたの恋人あるいはパートナーが知れば屈辱的な思いをさせてしまうかもしれせんが、不適切な行いをしていなければ嘘をつく必要はありません。
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    他人と自分を比べることを止めましょう。私たちは自分を実際以上に良く見せるために時に嘘をつきます。常に自分と他人を比べて競い合っているので、自分に欠点があっても手軽な嘘を使って切り抜けようとしてしまうのです。他人と競争することを止めて自分自身の価値を認めれば、自分を大きくみせるために嘘をつく必要を感じなくなるでしょう!
    • 自分の発言が他人にどう思われるか考えないようにしてください。誰もあなたに対して企みを巡らしたり、操ったりしようとしていないと考えて、他人の行いや言動をもっと好意的に解釈するようにしてください。自分が相手にどう思われているかを気にしないで、正直に本心から話しましょう。例え真実が不快であったとしても、人は誠実さに敬意を払うものです。
    • 誇張ではなく、あなたの誠実さで他人に好印象を与えてください。多くの嘘は入念な話を用いて、自分が他人より優位に立っているということを周囲の人に印象付けるためにつかれます。皆がしているヨーロッパ旅行の話に加われない時は、「マジョルカ島へ留学する計画がある」などの嘘をでっちあげる代わりに、静かに話を聴いて話題が変わるまで待つようにしましょう。
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    自分の行動の結果を受け入れるようにしましょう。自分が恥ずかしく思っている嘘や、偽りや、過去の過ちを正直に認めてしまった方が、複雑な嘘をつき続けるよりも良い場合があります。真実の告白はとても健全であると同時に、解放感を与えてくれます。告白をしたことによる報いを受けるかもしれませんが、今の自分にとって相応しい公正な結果になることでしょう。
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    自尊心が高まる行いをしましょう。自分に対して満足していれば嘘をつく必要はありません!ありのままのあなたを理解してくれる、思いやりのある人々のそばにいるようにしてください。そして喜びと誇りを感じる行いをしてください。
    • 毎晩の痛飲は数時間の満足感と喜びを与えてくれるかもしれませんが、翌日にひどい頭痛のせいで職場での仕事に支障をきたすようであれば、恥と罪の意識を感じるでしょう。自分の体と心を大切にして、恥ずかしく思う行為を避けましょう。
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    嘘をつかなければならないような状況を避けましょう。誰かが内緒で後ろ暗い話(犯罪についての情報や嘘、または人に危害を加える行為についてなど)をしてきた際には注意してください。そのような話を聞いてしまうと難しい立場に立たされることになるかもしれません。そのことについて知っていた、という事実が被害者にいずれわかってしまうような場合は特にそうでしょう。
    • 「誰にも言わないで」と言いながら誰かが話を持ちかけてきた時は、「自分の秘密以外には責任を持ちたくないので、自分がもし当事者だったら知っておきたい内容の話だったら聞きたくありません」と伝えて、秘密を知らずに済むようにしましょう。
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    人と話をしている時は自分が言いたいことと、相手が知る必要があることを区別しましょう。時に私たちは、自分の意見を聞いてもらいたいという強い衝動に駆られます。不作法なルームメイトに文句を言ったり、パートナーと対峙する時や、先生と論争している時には思っていることをすべてぶちまけてしまいたくなる瞬間があるかもしれませんが、実際にそうしてしまうと心にもないことを言ってしまったりして、相手との関係を悪化させかねません。相手が聞くべきことと、自分を満足させるために言いたいことの違いを区別して、不適切な発言を避けてください。
    • 他人にも伝える必要がるあることとは、その人が事実を知らないことによって身体的あるいは精神的な危害を受ける場合、あるいはその人が他人に同じような危害を及ぼす可能性がある情報です。ルームメイトの過剰な飲酒のせいであなたが不快な思いをしている場合は、その事実をルームメイトに伝えたほうがよいかもしれませんが、あなたがルームメイトの新しい恋人のことをつまらない人物だと思っていることを言う必要はないでしょう。
    • 気分が落ち着いている時には、怒っていて感情的になっている時よりも柔らかい表現で気持ちを伝えることができます。冷え込んだ関係についての口論の最中には「太っているので、あなたにはもう魅力を感じない」と言いたくなるかもしれませんし、その事実をパートナーが知る必要があるかもしれませんが、言い方を選んだ方が賢明でしょう。「私たちはもっと健康に気をつけたほうがよいかもしれない」と言えば、同じ考えをより礼儀正しく相手に伝えることができます。
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    常に配慮を心かげてください。真っ正直な人は誰にでも好まれますが、その正直さも時に狙いが少しはずれることがあります。自分の言動が及ぼす効果について思いを巡らせて、他人の気に障る可能性のある表現や不快にさせる言葉遣いを、より柔らかい言葉に置き換えて話しましょう。時宜にかなった意見を進んで述べるようにしてください。
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    不快な事実を人に告げる時は、「自分」の持つ意見だけを述べるようにしましょう。また、他人と情報や意見を交換する時は、あからさまになり過ぎない方が良いでしょう。他人を尊重するために、自分の意見や気持ちについてだけ話してください。
    • 「私の経験では…」や「私個人の意見を述べるならば…」といったフレーズとともに発言をするか、「これは私の見解に過ぎません」や「ただし私の経験は他の人には当てはまらないかもしれません」と言って発言を締めくくると良いでしょう。
    • 例え発言の内容に賛成できない、あるいは異議をとなえたい場合であっても、他の人が話している時は静かに聞く習慣をつけましょう。そうすれば、自分が喋る時に相手も同じようにあなたの話を聞いてくれて、会話がより誠実でくつろいだものになります。

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自分に対して正直になる

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    自分自身を客観的に評価しましょう。時には自分の内面に向き合って自省してみてください。何を改善すべきでしょうか?客観的に自分を評価していないと、心に巧妙な壁を作ってしまい、不誠実な振舞いや考え、行動などを行ってしまうかもしれません。自尊心を高めるためではなく、改善点を見つけるとともに自分のこれまでの実績を評価するために、自分の長所と短所をノートに書きだしてみください。
    • 自分の長所を見つけてください。何が得意ですか?何か人より秀でていることはありませんか?日常生活で貢献していることはありませんか?自分で誇りに思っていることはなんでしょう?どんな点で過去の自分と比べて成長しましたか?
    • 短所についても思いを巡らせてください。恥ずかしく思うことはなんでしょう?今より改善できる点はありませんか?月日を重ねるにつれて以前より悪化していることはありますか?
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    自分の嫌いな部分に向き合いましょう。私たちが不誠実である主な原因の一つは、自分の恥ずかしく思っている点や、好ましくない側面と向き合いたくないことによります。くよくよと気に病む必要はありませんが、自分の好ましくない点をしっかり認識するようにしてください。
    • もしかすると、予定では30歳になるまでに小説家としてデビューするつもりだったのかもしれませんし(5年前にもそう思っていたことでしょう)、運動をする必要があることをわかっているにも関わらず、古い習慣をずるずると引きずっているのかもしれません。あるいは、パートナーや恋人との関係が既に冷え切っていて幸せなものではないのにも関わらず、思い切って変化をもたらすことに躊躇しているのかもしれません。
    • できるだけ自分に言い訳をしないようにしてください。現在抱えている問題がなんであれ、その原因となった過去を変えることはできません。しかし、自分の振舞いを今この瞬間から変えて、より幸せな未来を選ぶことならできます。
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    自らを改善する機会を創りだしましょう。作成した長所と短所のリストの中から改善したい特定の部分を抜き出して、改善策について考えてください。
    • 何がその長所をもたらしたのでしょうか?自分のしたどんなことに誇りを感じていますか?どうしてその短所を改善しようと思ったのでしょうか?
    • 自分自身を改善するうえで何が障害になっていますか?その障害は体重を落とすためにジムに行きたいのにお金が足りないなどといった自分以外の問題ですか?それとも自分でできる減量法を探す気が湧かないといった自分自身が原因の問題ですか?
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    行動すると決めたら最後までやり遂げてください。自分自身に嘘をつくことは簡単です。やらない理由はいくらでも思いつくことができるので、私たちはやるべきだとわかっていることをやらないのです!自分に対して厳しくありましょう。パートナーや恋人との関係を終わらせようとか、仕事をすると決めたらその通りに実行しましょう。なせば成ります。今やるのです。「今やらない方が良い」理由を思いつくまで待ってはいけません。決断した後は実行あるのみです。
    • 目標を達成しやすくしましょう。困難な課題を達成した時は自分にご褒美をあげてください。例えば、面倒な恋愛関係を終わらせた際には新しいギターを自分にプレゼントしたり、減量に成功したら休暇をとるなどすると良いでしょう。
    • インターネットなどで利用できるサービスの利用も目標達成の助けになるかもしれません。ダイエットやエクササイズを支援する様々なウェブサイトやアプリがあるので、使ってみると良いでしょう。

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不必要な嘘をつかない

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    話を脚色しないようにしましょう。話をより面白くするためにありもしない詳細を付け加えることは、よくある抗い難い嘘の一つです。例えばキャンプ中に本当はタヌキが現れただけなのにも関わらず「熊が出た」といった脚色をしがちですが、これは更に嘘を重ねる理由と機会をもたらす悪しき前例になります。事実は事実のままにしておいて、できる限り正直でいましょう。
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    「罪のない嘘」をつく時は工夫しましょう。例えば「私って太っているでしょう?」や「サンタクロースって本当にいるの?」といった難しい質問を尋ねられたことがあるでしょう。他人の気持ちを傷つけないために、あるいは不快な事実やショックを軽減するために嘘をつかなければならないと時には感じるかもしれませんが、誠実と不誠実は二者択一ではありません。
    • 良い面を強調しましょう。他人の話を聞いた時に率直に抱く否定的な感想から論点を逸らしてください。「そのパンツは君には似合わない」と言う代わりに「パンツよりも黒いドレスの方が君の魅力が引き立つと思う。そのドレスは君に本当によく似合っているよ。去年あった僕のいとこの結婚式の時に着ていたストッキングと一緒に試してみた?」と言うことができます。
    • 自分の考えをすべて述べる必要はありません。親友が一晩だけ遊びに来ている際にカウボーイがテーマのレストランに行きたがっていても、必ずしも自分の「正直な意見」を述べることが適切だとは限りません。より大きな善のために自分を犠牲にしましょう。一緒に楽しく過ごせる時間は一晩しかないのです!「そのレストランは好きじゃないからどこか違うところへ行こう」と言う代わりに「そのレストランは自分の好みじゃないけど、君がしたいことを一緒にしたいんだ。楽しい時間にしよう」と言ってあげましょう。
    • 質問を逸らしましょう。あなたの子供がサンタクロースが本当にいるかどうか知りたがっている時は、自分にはわからないと言って子供の関心を引き付けて、どう思っているか尋ねてください。「君はどう思う?学校の他の子たちは何て言っているの?」 全くの嘘か完全な事実のどちらか一方を選ぶ必要はありません。現実とはより複雑なものなのです。[1]
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    必要があれば黙っていましょう。正直な意見が緊張を生み、その場にいる人の気分を害するような状況では、黙っていることは必ずしも不誠実な態度ではありません。その状況から抜け出せる時は、その場から離れてしまってもよいでしょう。気まずい状況下で沈黙を守るのには勇気がいります。
    • 王道を選びましょう。意見や見解の相違がある時は、より多くの意見が問題を解決するとは限りません。罪のない嘘をついて議論を終わらせる必要はありませんし、厳しい事実を突きつけ続ける必要もありません。口論を再燃させるよりも、ささいな意見の不一致には目をつむる方が賢明でしょう。[2]

ポイント

  • 正直であることが困難な理由は、自分の間違いを認めなければならないからです。
  • 自分の発言内容の記録(日記や表などにして)をつけてください。自分がどれくらい正直あるいは不正直だったかが明らかになるので、自分の行いについて学べます。自分の不正直さの記録は将来くだす決断の参考になりますし、正直さの記録と比べればとても対照的になるでしょう!
  • 誰かに、過去の行いについて告白するよう圧力を受けた際には、「私があのような軽率な間違いを犯したのは誤りだった。頑張るので、あなたに対して悪意があったわけではないことを証明するチャンスをどうかもう一度もらえませんか?あなたとは良い関係でいたいのです」と伝えましょう。
  • 誰かのために何かを秘密にしていても、秘密が発覚した際に理解を得られれば、殆どの人はそれを不誠実だとは思わないでしょう。しかし、それでも正直と不正直の境界線は曖昧です。サプライズの誕生日パーティーを開くために秘密にしておくことと、あなたの子供に実は養子であるという事実を告げないでいることや、可愛がっていたペットが死んでしまったことを隠しているのはまた別のことです。
  • 周囲の人々や友人が、あなたの選んだ「正しい生き方」から外れるようにそそのかしてくるかもしれません。他の悪い習慣と同じように、誠実でない不正直な人々に囲まれていると悪影響を受ける恐れがあります。より誠実な新しい友達を持つ必要はありませんが、あからさまに不正直な人々と関係を持っていると、誘惑に負けそうになる可能性があるということを覚えておいてください。

注意事項

  • 本記事で扱った範囲外の精神的な問題は、コントロールできないほど嘘をつく原因になりえます。自分で自分の嘘がコントロールできないようであれば、カウンセラーなどの専門家に相談して長期的な問題解決への取り組みを検討してください。嘘をついてしまう習慣を改善するためには、多くの治療と内省が必要になるかもしれません。


記事の情報

他言語版:

English: Be Honest, Español: ser honesto, Português: Ser Honesto, Italiano: Essere Onesto, Français: rester honnête, Deutsch: Ehrlich sein, Русский: быть честным(ой), 中文: 做一个诚实的人, Bahasa Indonesia: Menjadi Jujur, Nederlands: Eerlijk zijn, Čeština: Jak být upřímný, हिन्दी: ईमानदार बनें, العربية: التحلي بالصدق, ไทย: ซื่อสัตย์, Tiếng Việt: Làm Người trung thực, 한국어: 정직한 사람이 되는 법

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