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周囲の人全員を常に喜ばせるのは至難の技です。何をしても、どんなに一生懸命頑張っても、自分を嫌う人は特定数います。好意的に接してもらえるよう対策を講じられる場合もありますが、「嫌われている」という事実を受け入れる以外何もできない場合もあります。人に嫌われるのは、誰もが経験する日常生活の一部です。それを事実として受け入れると同時に、より良い自分になれるよう努力し、さらに自信をつけることができれば、例え嫌われることがあっても、気にならなくなるでしょう。

パート 1
パート 1 の 3:
ポジティブな態度を維持する

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    自分の感情は正常だと認識する 嫌われたり拒絶されれば傷つきます。それは正常なことなので心配はいりません。過敏に反応しているわけではなく、また思い違いをしているわけでもありません。嫌われれば心が痛みます。あまり好きな相手ではなくても、嫌われれば傷つくのは当然です。
    • 人から拒絶されれば、怒り、不安、嫉妬、悲しみを感じて当然です。拒絶によってもたらされるネガティブな感情は、不眠や免疫力の低下といった身体的症状を起こし、引いては、病気になる場合もあります。[1]
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    「嫌われている」を全体像の中で捉える あなたを嫌う人もいるでしょうが、あなたに好意的な人もいます。誰の意見が自分にとって重要なのかをよく考え、重要でない人たちの意見はなるべく気にしないようにすることが重要であり、それは、ほとんどの人が取り組む一生の課題です。
    • 次のように自問しましょう。「誰が自分を嫌っているのか」「一人に嫌われているのか、それとも数人か、あるいは、大勢の人たちに嫌われているのか」「嫌われるようなことをしたか」「嫌われるような誤解や悪い噂が生じる可能性がないか」など、よく考えてみましょう。
    • 自分を嫌っている人が特定でき、嫌われている理由が分かったら、「その人の意見は自分にとって重要か」と考えてみましょう。自分の人生で重要な人物でないなら、「誰でも嫌われることがあり、かつ自分を嫌う人の意見はさして重要ではない」と考えるようにしましょう。その人は自分の人生に不可欠な人ではなく、自分の幸せとは全く無関係の人です。
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    自分を受け入れてくれる人たち探す 「嫌われている」に対処する一つの方法として、あるがままの自分を受け入れ、大切に思ってくれる人たちがいることを確かめるとよいでしょう。数人に嫌われたところで、それ程大した問題ではありません。[2]
    • 実際、ポジティブな人間関係に刺激を受けると、オピオイドという化学物質が脳から分泌されます。数人に拒絶されて辛い思いをしても、信頼できる友人が数人いれば、オピオイドがネガティブな感情を取り除く助けになります。[3]
    • 友達を作るのが苦手なら、この記事を参考にして、人との出会い方や新しい友達の作り方を学びましょう。
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    怒ってはいけない 理由もなく、または自分にはどうしようもできない理由で嫌われれば、怒りを感じるのは当然です。とは言え、怒りに任せて暴力で対抗しても状況は良くなりません。実際、事態を悪化させる可能性があります。
    • 攻撃的な人は脅迫的だと見なされることが多く、周りから孤立してしまう可能性があります。[4]
    • 怒りの感情を別の方向に向けるようにしましょう。例えば、深呼吸をしたり、周囲の環境に意識を集中したり、あるいは、ヨガ、ランニング、筋トレなどを行うと効果的です。
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    誠実さを維持する 誰かに嫌われていても、その相手にイライラしたり、自分を変えようとしてはいけません。相手には敬意の念と誠実な態度、さらに忍耐を持って対応しましょう。[5]
    • 他人への思いやりが重要です。自分とは全く関係がないのに誰かに嫌われる理由など、いくらでもあるであろうことを覚えておきましょう。例えば、あなたが、以前いじめを受けた相手を思い出させるのかもしれません。
    • 実際、社会学者によれば、生まれながら他人を憎む傾向にある人がいることが分かっています。あなたを嫌う人が他の人に対しても否定的な態度を取る傾向があると思われるなら、その人は、否定的な物の見方をすることで生き甲斐を感じるタイプなのかもしれません。
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    気分が晴れない場合は助けを求める 嫌われたり拒絶されたりすると、悲しくなり傷つくのは当然のことですが、時間が経っても精神状態が改善せず、落ち込みが激しくなる場合があります。中には、人に拒絶されると落ち込んだり、自殺願望が強くなる人もいます。
    • 嫌われていると思うと、強烈な負の感情に襲われて潰れそう、あるいは、立ち直れない程酷く落ち込んでいるという時には、近くに力を貸してくれる信頼できる人がいることが重要です。助けが必要な場合は、親しい友人、家族、職場の先輩や学校の先生、または心理カウンセラーに相談しましょう。
    • また、「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570-064-556)に連絡することもできます。「カウンセラーと話すには、自殺を考える程深刻な悩みがなければいけない」などと感じる必要はありません。彼らは辛い経験をしている人全員の話を聞いてくれます。都道府県・政令指定都市の相談窓口に連絡しましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:
より良い自分になる

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    自信をつける あなたを嫌う人に対処するには、自分を好きになることが最も効果的な方法です。自分に自信があれば、それがオーラとして放たれ、他人に気づいてもらえます。自信は、「自分はこのままで十分に素晴らしい」という自尊心と、「自分は物事を達成できる」という信念、つまり自己効力感から生まれます。
    • 自分自身について深く理解できるよう、何に自信があるか、また、どんなことで自分を意識したり不安になるかなどを考えリストに書き出しましょう。最初に自分が得意なこと、次に苦手なことを書き出すと良いでしょう。生活の様々な局面やスキルを考慮しましょう。例えば、人々を笑わせるスキル、料理の腕前、スケジュール通りに実行する能力、約束厳守、ダンスのスキルなど、あらゆる角度から見た自分の特徴を考えましょう。分野別に考えるのも良いでしょう。例えば、「人間関係」「感情面」「身体面」「認知力」、またそれ以外の重要な分野についても考慮しましょう。
    • ネガティブ思考や、頭の中で唱えてしまうネガティブな「独り言」をやめ、ポジティブに考えられるよう努めましょう。自分が得意ではないと感じる分野に特に焦点を当てて、考えてみましょう。自分の能力に疑問を抱いたり悲観的に考え出したら、次のように考え直しましょう。「私は数学が苦手だ」と考えるのではなく、それを「私は細かいことに注意を払うことができ、問題を解決するのが得意だ」と考え直し、「この数学の問題は克服できる!」と自分に言い聞かせましょう。[6]
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    嫌われる理由の根本を特定する 「嫌い」という言葉は、あまり具体的とは言えません。あなたが特定の人や物を「嫌う」時、内面では色々な感情が起こっているはずです。例えば、ためらい、嫌悪感、不信感、恐怖、傷心、恨み、嫉妬、またはこれら全て、あるいは、その中のいくつか、さらには、その他のネガティブな感情などが混ざり合っている可能性があります。
    • 誰かの自分に対するネガティブな感情を抑えることが目的なら、自分が嫌われている理由を特定しなければなりません。そうすれば、特定できた部分をその人のために改善できるよう努力することができます。例えば、あなたの強く主張し過ぎるところが嫌いだという人に対しては、主張の度合いを抑えるようにしましょう。また、約束を破るところが嫌いだという人には、言動に一貫性を持ち、常に言ったことを守るように心がけましょう。
    • また、自分が嫌われている理由が非常に単純な事だと分かることがあります。相手とは全く無関係な理由で人を嫌う人もたくさんいるものです。完全に不当ではありますが、全く普通のことなのです。その理由は、あなたを見ると嫌いな誰かを思い出すから、常に悲観的な物の見方をする質だから、あなたにヤキモチを焼いているから、などいくらでもあります。嫌われる理由が、実体のないこと、ばかげたこと、または自分とは無関係なことだと理解できれば、嫌われているという事実を受け入れやすくなるでしょう。
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    信頼できる人に相談する 学校、職場、隣近所、家庭内、あるいは他の特定の場所で嫌われていて、その理由が自分では理解できない場合、信頼できる人に理由の特定を手伝ってもらうと良いでしょう
    • 自分に好意的で、かつ正直に話をしてくれる人に尋ねるのが一番です。「嫌われている理由を考えているのだけれど、全く検討がつかないので、自分のことをよく知っている人に意見を聞きたい」と伝えましょう。
    • 信頼できる友人なら、あなたが嫌われる理由(理由がない場合も含めて)を特定できるよう一緒に考えてくれるでしょう。理由が特定できたら、さらに、その事実を受け入れられるような手助けもしてくれるでしょう。
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パート 3
パート 3 の 3:
敵意に対処する

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    自分を嫌う相手と対峙する決意をする 誰かに嫌われていても、気にせずに相手の態度を大目に見て、自分の人生をそのまま突き進む方法もありますが、時として、相手のネガティブな感情が、成績、仕事、新しい人との出会いや、良好な人間関係の構築に悪影響を及ぼす場合があります。そのような状況に陥ったら、相手に立ち向かうのが望ましいかもしれません。
    • その人から差別行為を受けたり不当に扱われたり、あるいは、それが先生、上司、親など立場が上の人であるなら、その人と直接話すか、法的手段に出ることを判断すべきかもしれません。
    • その人が自分の悪い噂を広めたり、評判を傷つけたり、普通に生活することを困難にしているなら、相手に直接話して、やめるよう説得できるかどうか見極めましょう。
    • その人が、あなたと大切な人との関係を台無しにしようとしているなら、相手はもちろん、相手から干渉を受けた人にも直接話をする必要があります。例えば、義理の父親に嫌われている場合、その義父は他の人も、あなたの配偶者さえもあなたを嫌うように仕向けるかもしれません。
    • 自分を嫌っている人から、身体的、性的、感情的、心理的など、何らかの形で虐待を受けているなら、すぐに助けを求めましょう。人が人を嫌うことは普通ですが、それが不当な扱いや、虐待までに発展したら、許されることではありません。
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    本人に直接尋ねる 何が起こっているのか、なぜ自分を嫌うのかを知る唯一の方法は、気まずいかもしれませんが、本人と腹を割って話すことです。嫌われている理由が分からず、また友人に一緒に考えてもらっても見当がつかない場合は、本人に直接立ち向かうことを考えましょう。
    • 話し合いでは、効果的なコミュニケーション手段の一つである「アイ・ステートメント」を使いましょう。「アイ・ステートメント」は、自分が推測した相手の気持ちにではなく、自分の感情に焦点を当てる表現方法です。そのような話の進め方は、相手が感情的になるのを防ぐのに役立ちます。[7] つまり、「どうして私のことを嫌うの?」と尋ねるのではなく、自分の気持ちを前面に押し出して、「私たちの間にギクシャクした空気があると思うの。私が何か悪いことをしたのかしら。じゃなければ、何か私にできることはないかしら?」などと尋ねます。
    • 相手の話を聞き、相手の視点で理解するように努めましょう。ムキになってはいけません。相手の主張に聞く価値があるか、そして、なぜそう感じているのかを考えましょう。その後で、自分に改善すべきところがあるか、相手に対する振る舞いを変えるべきか、あるいは、相手の訴えが理に叶っているか、話し合いをする価値があるかどうかを考えましょう。
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    謝罪して過ちを正す 相手を傷つけたり、怒らせるようなことをした結果、嫌われているなら、自分の過ちを正すのが最善の対処法です。効果的で誠実な謝罪は3つの要素で成り立っています。[8]
    • 自分の行動を後悔していると伝えましょう。「ごめんなさい」とはっきりと謝罪の言葉を述べる必要があります。「あなたが気分を害してしまったのは残念だわ」「そのように感じているなら、本当に残念だと思う」など、自分の意図を誤解した相手が悪い、と相手を責めるような言い方は避けましょう。謙虚に、相手を傷つけたという事実を認めましょう。[9]
    • 過ちを正したいという気持ちを相手に伝えましょう。心理学者はこれを「(犠牲者への)補償の申し出」と呼びます。[10] それは、時には、文字通り補償を意味することがあります。例えば、相手の車を破壊した場合など、車を修理するか新しいものと交換しなければなりません。または、自身の行動パターンを変える、相手とより多くの時間を過ごす、職場での責務をより多くこなす、家事を積極的にする、あるいは、パートナーとの関係で自分の振る舞いを改善したり、相手の不足分を補うなどを意味する場合もあります。
    • 自分の過ちを認識していることを相手に伝えましょう。「ごめんなさい」と謝罪の言葉を述べるだけでなく、社会規範に違反し、人の期待を裏切ったことを反省していることも伝えなければなりません。例えば、「夫として、そういうことをしてはいけないってわかってる」あるいは「そんなことをしてしまって、私は良い友人とは言えなかったね」などと言うことができるでしょう。[11]
    • 謝罪の目的は、過ちを正すだけではなく、より良い自分になることも含まれます。それを忘れてはいけません。自分に落ち度がある場合、謝罪は全体像の把握に役立ち、加えてストレスや不安の度合いを軽減することにも繋がります。[12] 謝罪は、自分が過失を犯し、心から申し訳ないと思う場合にのみ効果がある、と覚えておきましょう。
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    立場の上の人に相談する 自分に過失がないのに、普通に生活を送るのを邪魔されたり、不当な扱いをされたら、状況改善の力になる権威ある立場の人に相談する必要があるかもしれません。例えば、職場の上司、親、教師、または校長先生などが挙げられます。
    • 自分を嫌う上司が職場で差別行為におよぶ場合は、弁護士に相談する必要があるかもしれません。上司があなたを嫌うこと自体は違法ではありませんが、嫌う理由があなたの性格だけでなく、例えば、女性、性的少数者、外国人など、法律で保護されるべき立場にある人だから、という場合は違法行為として考えられる可能性があります。また、上司があなたを嫌いだという理由で、不当に扱う場合も違法として判断される可能性があります。
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    気にしないようにする 自分ができることを全て行っても尚、相手の感情が変わらずに嫌われ続けるなら、「しょうがない」と納得するしかありません。最終的には、あなたを嫌う人に影響を受けたり、落胆させられたりしないようにするだけです。嫌われても大した問題ではありません。
    • 世界には、みんなに愛され絶大な人気を誇るセレブがたくさんいますが、彼らでさえも嫌う人はいます。覚えておきましょう。
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ポイント

  • 友達を作るには時間がかかります。特定の人と上手く行かないからといって、他の人にも嫌われていると考えてはいけません。友達の作り方については、この記事が役立ちます。友達作りを決して諦めてはいけません。
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注意事項

  • 助けが必要だと思ったら、躊躇せずに「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570-064-556)に連絡しましょう。人から嫌われているのではないか、と疑心暗鬼になることは誰にでもありますが、いずれ克服できます。覚えておきましょう。
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このwikiHow記事について

Tasha Rube, LMSW
共著者 ::
認定ソーシャルワーカー(修士)
この記事の共著者 : Tasha Rube, LMSW. ターシャ・ルーブはカンザス州カンザスシティー在住の認定ソーシャルワーカーです。カンザス州レブンワースのドワイト・D・アイゼンハワー退役軍人病院と提携し、活躍しています。2014年にミズーリ大学にて社会福祉学の修士号を取得。
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