この記事の共著者 : Adrian Tandez. エイドリアン・タンデズは世界的に有名な護身術のトレーニングセンター、「Tandez Academy」の設立者、そしてヘッドインストラクターです。エイドリアンは截拳道(ブルース・リーの哲学に基づく武道)と、フィリピノ・マーシャルアーツのインストラクターとして認定資格を保有しており、伝説の武道家、ダン・イノサントのもとでシラットのトレーナーも務めています。エイドリアンは25年以上にわたり、これらの武道の訓練を続けています。
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誰かにいじめられると自尊心が低下し、学校での成績にも影響する場合があります。通常、いじめが起きた場合は親や教師に相談するのが最善策ですが、すぐに人には話せない時はいじめっ子に対処する方法がいくつか存在します。まずは、自分自身の言葉でいじめをやめるように、いじめっ子に対して落ち着いた声で伝える必要があります。会話が喧嘩に発展した場合はその場を立ち去るか、自分の身を守るようにしましょう。少しの自信と忍耐力があれば、いじめっ子は徐々に離れていくかもしれません。
ステップ
方法 1
方法 1 の 2:いじめっ子に対処する
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1可能な限りいじめっ子を無視する いじめっ子は主に相手を怒らせる発言や行動をするため、その発言を気にしない素振りを見せるようにします。いじめっ子と関わるよりも別の方向を見るようにして、普段通りの1日を過ごしましょう。いじめっ子がいないつもりで声も聞こえないふりをして、何を言われても気にしない素振りを見せましょう。[1]
- 例えば校内のロッカー付近にいる時にいじめっ子が近づいてきたら、持ち物を素早くつかんで反対方向に歩き始めましょう。
- いじめっ子を無視し続けると、邪魔されたり行く手を遮られたりする場合があります。いじめっ子の怒りが募り始めたら、対決する必要があるかもしれません。
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2自信があるように見せるため、大きな声でいじめっ子にやめるように伝える いじめっ子を無視しても嫌な発言をやめずに干渉してくる場合は、相手のほうを向いて視線を合わせます。大きな声で「やめて!」または「お願いだからやめて!」と言い、相手を鎮めましょう。こうすると自信があるように見えるだけでなく周りの人にも気づいてもらえるため、いじめっ子も余計な注目を浴びるのを避けようとしていじめをやめるかもしれません。[2]
- 大声で叫んだり声を張り上げると、あなたがいじめっ子に対して怒りを感じていることに気付かれてしまう恐れがあるため、大声を出すのは控えましょう。
- それでもいじめっ子がしつこい態度を取る場合は、「やめてと言ったんだからお願い、やめて」などと言ってみましょう。その後はいじめっ子に反論する隙を与えないように素早く立ち去りましょう。
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3真顔を保ち、感情的になるのを悟られないようにする 通常いじめっ子は、あなたが動揺したり恐れている様子に気付くとからかい続けます。いじめっ子と接している際には可能な限り感情を隠すようにしないと、さらにいじめがひどくなる可能性があります。いじめっ子が話している間に取り乱しそうになったら深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。[3]
- いじめっ子から遠くに離れたら、言われたことに反応して感情を表に出しても大丈夫です。自分の気持ちを長時間抑えると、自尊心や自信がなくなる場合があるため、我慢しないようにしましょう。
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4怒りを抑え、恐れずにいじめっ子と話す いじめっ子と接する必要がある場合は、しっかりとした断定的な声で話し、相手の発言を気にしない素振りを見せます。話している最中は視線合わせて姿勢を正し、自信を高めましょう。何度かやり取りをするうちに、あなたの反応が薄いためにいじめをやめる気になるかもしれません。[4]
- 例えば、「私に関してあなたが話している内容、気に入らないからやめてほしいの」などと伝えるとよいかもしれません。
ポイント:会話の中でいじめっ子の名前を呼ぶと、話している最中に自信が持てるようになります。例えば、「お願いだから私に話しかけないで、○○さん(いじめっ子の名前)」などと言うとよいかもしれません。[5]
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5いじめっ子の意見に同調して力を奪い取る いじめっ子の発言に同調すると、支配権を奪い取れる場合があります。いじめっ子がつまらない発言をしたり軽蔑するようなことを言った場合はその発言を「自分のもの」にしてしまい、相手が正しいことを伝えるのです。正当な発言だからこそ自分は気にしていない旨をいじめっ子に伝えてから、余計な発言をやめてもらうか立ち去るようにお願いしましょう。
- 例えば、いじめっ子に「ガリ勉」と呼ばれた場合には、「そう、私はガリ勉が自慢なの。だからもうお願いだから放っておいて」と言うとよいでしょう。
- 実際にいじめっ子の発言に同意する必要はありませんが、同じ意見であることを伝えるといじめを阻止するのに役立つでしょう。
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6いじめっ子の話を逸らすために冗談を返す いじめっ子の発言に関連して面白いことを言えば、自分の話をされても気にしていないように見せられます。いじめっ子の発言のせいで動揺するのではなく、笑顔で笑いとばしましょう。相手に言われたことを冗談で返し、それが面白いかどうか聞いてみるのです。あなたが気分を害したり怒っていないことにいじめっ子が気づけば、恐らくちょっかいを出すのをやめるでしょう。
- 例えば、「先週、同じこと言ってなかった?」または「ちょっと急いでるから、別の日にこの話をしよう」などと言うのもよいかもしれません。
- いじめっ子を侮辱するような冗談を言うと、あなたに対してさらに攻撃的になる可能性があるため、注意しましょう。
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7いじめに直面した場合には大人に助けを求める すぐに大人に助けを求めることはできない場合があるものの、いじめを受けた直後には大人や教師に相談して状況を報告しましょう。誰にいじめられているのか、そして何をされたのかを大人に知らせて状況を把握してもらいます。大人であれば、次にいじめが起きる前に状況を鎮めることができる可能性があります。[6]
- 大人はすぐにいじめには気づかないかもしれないため、いじめを受けていると感じた場合にはいつでも即報告するように心がけましょう。
- いじめっ子に関して大人に報告することは、告げ口をするのとは異なります。いじめっ子はあなたを孤立させて誰にも頼れない状況にすることで、あなたよりも力が強いと感じたいのです。
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方法 2
方法 2 の 2:喧嘩中に身を守る
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1いじめっ子から立ち去って対立を避ける いじめっ子に暴力をふるわれる可能性を察知したら、可能な限りその状況から抜け出しましょう。何も言わずに反対方向に向かって歩き、いじめっ子から離れるようにします。人が多くいる場所へ移動するか、後をつけられない場所へ行って追いつかれないようにしましょう。[7]
- 人けのない場所や孤立しているといじめっ子が暴力をふるう可能性が高くなるため、そのような場所に行くのは避けましょう。
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2孤立しないように友人に囲まれる いじめっ子は通常、あなたが1人でいる時や周りから孤立している時にいじめをします。廊下などを歩く際は仲のよい友人グループと行動し、万が一いじめっ子が近づいてきても守ってくれる人達に囲まれるようにします。いじめっ子が近寄ってきたら、友人と一緒にいるため話す時間がない旨を伝えましょう。[8]
ポイント:廊下などにいる時に一緒にいてくれる友人があまりいない場合は、教師や大人に一緒に歩いてもらえるかお願いしてみましょう。
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3倒れないように地面をしっかり踏みしめる いじめっ子に地面に押し倒されると、殴られたり叩かれやすくなってしまいます。いじめっ子に押されり叩かれたりした時には体をよけるよりも、前かがみになって衝撃を受け止めてバランスを保ちます。いじめっ子と戦わずに可能な限り直立姿勢を維持して、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。[9]
- いじめっ子に壁に押し付けられたり角に追い込まれると逃げられなくなるため、そうならないように注意しましょう。
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4顔付近で手を構えていじめっ子からの暴力を阻止する いじめっ子に顔を叩かれそうになった場合、頭の側面近くで前腕をまっすぐに保ち、手のひらを外側に向けます。いじめっ子に殴られそうになったら、相手の腕を押しのけて顔に当たらないようにします。常に手を元の位置に戻して頭を守り、叩かれないようにしましょう。[10]
- いじめっ子から身を守る際には不意を突かれないように積極的な姿勢を保ちましょう。
- 誤っていじめっ子を殴ったり叩いたりしないように、手のひらを常に開いておきましょう。
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5反撃は最後の手段として使う 助けを求めることができない時や、身体的な危険にさらされていると感じたら、反撃する以外に選択肢は残されていないかもしれません。腹部や鼠径部などの脆弱な部分を攻撃し、できるだけ早く逃げ去りましょう。必要以上に長く戦うとトラブルになる可能性があります。[11]
- アメリカの多くの学校では、いじめや暴力に対してゼロ・トレランス方式(小さな悪事でも法律違反者を容赦なく厳しく罰すること)を導入しているため、自己防衛であったとしてもトラブルになる可能性があります(日本では、いじめ防止対策推進法が存在します)。
- 自分の身を守る場合のみ、反撃します。必要でない限り絶対に自分から喧嘩を始めてはいけません。
専門家情報エイドリアン・タンデズは世界的に有名な護身術のトレーニングセンター、「Tandez Academy」の設立者、そしてヘッドインストラクターです。エイドリアンは截拳道(ブルース・リーの哲学に基づく武道)と、フィリピノ・マーシャルアーツのインストラクターとして認定資格を保有しており、伝説の武道家、ダン・イノサントのもとでシラットのトレーナーも務めています。エイドリアンは25年以上にわたり、これらの武道の訓練を続けています。護身術専門家
Adrian Tandez
護身術専門家専門家からひと言:喧嘩を避けられない場合は、守備的な動きよりも攻撃的な動きを使います。相手が近くにきたらパンチかキックを飛ばして対処しましょう。こうすると相手を怖がらせて追い払えるため、実際に深刻な怪我につながる恐れのある相手の攻撃を阻止する必要がなくなります。
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注意事項
- アメリカの多くの学校では、いじめに対してゼロ・トレランス方式を導入しているため、いじめっ子に対する自己防衛や反撃をしただけでもトラブルになる可能性があります。
- 脅されたり身の危険を感じた場合は、警察や地方自治体に連絡をして状況を報告しましょう。
出典
- ↑ https://www.understood.org/en/friends-feelings/common-challenges/bullying/how-to-help-your-child-defend-against-bullies
- ↑ https://www.understood.org/en/friends-feelings/common-challenges/bullying/how-to-help-your-child-defend-against-bullies
- ↑ https://www.understood.org/en/friends-feelings/common-challenges/bullying/how-to-help-your-child-defend-against-bullies
- ↑ https://www.psychologytoday.com/us/blog/passive-aggressive-diaries/201110/7-skills-teaching-your-child-stand-bullies
- ↑ https://www.psychologytoday.com/us/blog/passive-aggressive-diaries/201110/7-skills-teaching-your-child-stand-bullies
- ↑ https://www.psychologytoday.com/us/blog/passive-aggressive-diaries/201110/7-skills-teaching-your-child-stand-bullies
- ↑ https://www.understood.org/en/friends-feelings/common-challenges/bullying/how-to-help-your-child-defend-against-bullies
- ↑ https://www.psychologytoday.com/us/blog/passive-aggressive-diaries/201110/7-skills-teaching-your-child-stand-bullies
- ↑ https://youtu.be/opnB1peQ38o?t=43




