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この記事の共著者 Joseph Bautista. ジョセフ・バウシスタは護身術と武術の専門家です。 武術家、そして武術指導者として18年以上の経験があり、カリフォルニア州サンフランシスコにて専門とするフィリピン武術の訓練学校「ジョセフ・バウシスタ」を経営。 セールスフォース・ドットコム、Airbnb、 Gap、ユナイテッド・パーセル・サービス、カリフォルニア大学サンフランシスコ校など、企業や団体を対象に護身術の指導も行っています。武術・護身術指導のかたわら「1st Five Minutes」の提携指導員として地元サンフランシスコ・ベイエリアの通信指令員と警察官たちにCPR(心肺蘇生法)と応急処置の方法を教えています。
この記事には12件の参照文献があり、文献一覧は記事の最後に表示されています。
喧嘩は最後の手段です。まずは喧嘩をできる限り回避しましょう。自分、あるいは大切な人が暴力行為を受けていない限り、相手よりも器の大きい人間であることを示しましょう。喧嘩は「カッコイイ」印象があり、気分爽快に思えるかもしれませんが、実際は全く気分の良いものではありません。自分の身を守るために喧嘩をしなければならない時も、過剰な暴力を加えずに喧嘩を終え、その場を離れることを選択しましょう。
ステップ
方法 1 の 3:
立ち向かう術を身につける
方法 1 の 3:
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1レスリング部に入る レスリングは喧嘩に役立ちます。殴る蹴るといった動きを回避できるので実際に喧嘩に用いることのできる最も適した種目かもしれません。殴る蹴るといった行為は、骨にひびが入ったり、骨折する恐れがあるほか、流血沙汰になったり、双方が痛い思いをすることになります。レスリングを覚えておくと、相手に近づき、ロックして、地面に倒しホールドするだけで完了します。ホールドの中にはかなりの痛みや不快感を相手に与える種類もあります。降参せざるを得ないでしょう。相手は負けたことを恥じ、あなたは相手に深刻な危害を与えることなく、その場を収めることができたということになります。ぜひレスリングを検討してみましょう。[1]
- レスリングで大切なのは体重です。正しいテクニックを覚えれば、自分よりも大きな相手も倒すことができます。
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2バランス感覚を高める バスケットボールもまた喧嘩で役立つ要素が含まれています。仲間を守る際に取る構えが、喧嘩で取り入れられる構えと似ています。[2]
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3護身術のクラスを受講する 実に様々な種類の護身術のクラスがあり、自分の身を守り危険な状態から抜け出すための方法を学ぶことができます。週末の短期講座を受けるだけでも、基本の動きや戦術を学ぶことができるでしょう。
- 空手のように、より攻撃的な競技を選ぶこともできます。
- どのような武道や護身術のクラスを選ぶべきか決められず困っている人は、レッスンを見学して、講師やその場の雰囲気などを実際に体験てみましょう。[3]
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4トレーニングする 強く健康な体になることもまた、喧嘩を防ぎ、万が一喧嘩に巻き込まれた時に身を守るうえで大切な要素です。もちろん、筋骨隆々の体になる必要はありません。耐久力と筋力を今よりも高めることを目指しましょう。広告
方法 2 の 3:
争いを避ける
方法 2 の 3:
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1本当に戦わなければならない時を見極める 暴力は常に最後の手段だと考えましょう。勝てない喧嘩に関わると、反撃した場合にひどい怪我を負うかもしれません、[4]
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2和解する いじめっ子によっては、仲直りをしたり、後に引くことを弱さの表れだと考える人もいますが、あなたはできるようになるべき行動です。いじめ行為を止め、今後の争いを防ぐことができるのであれば、試す価値はあります。
- 「聞いて、君に対してなんの悪意もこちらは持っていない。なんでそんなに僕を攻撃したがるのかはわからないけど、もうこれでやめにしよう」と伝えてみましょう。
- 言葉による緊張状態の緩和という方法の戦略的な効果や重要性を見落とさないようにしましょう。[5]
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3無視する いじめ行為が言葉によるものだけである場合は、事態を悪化させる反応は控えましょう。静かにその場を立ち去りましょう。気づいた素振りを見せる必要さえありません。怖がっているような態度も見せず、いじめっ子と目も合わせないようにします。相手が存在していないように振舞いましょう。あなたが苦しんでいる姿を見られないとわかれば、関心を失うかもしれません。
- 相手からちょっかいを出してきた時は、無表情で無視してそのまま自分の作業を続けましょう。このような無反応はかなり相手を苛立たせます。この時点であなた自身の立場のほうが優位になります。
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4風向きを変える いじめっ子のことを好きな人は恐らくいないでしょう。公共の場でいじめられた時は、落ち着いて毅然とした態度で対峙しましょう。他人をいじめる行為は恥ずべきことで、なぜそんなことをわざわざしているのか理解できないということを伝えましょう。周囲の人もあなたに賛同し、いじめっ子に反論してくれるかもしれません。広告
方法 3 の 3:
喧嘩に勝つ
方法 3 の 3:
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1状況を把握する 勝てそうもない喧嘩には関わらないようにしましょう。多勢に無勢の場合、肉体的な喧嘩に巻き込まれるのは危険です。とにかく喧嘩を回避しましょう。
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2逃げ道を見つける 喧嘩に勝ったとしても、その場を急いで去ったほうが良いかもしれません。周囲の状況に目を配り、逃げ道を見つけておきましょう。[6]
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3強い拳を作る 相手が自分よりも強いことが既に分かっているのであれば、拳の内側に物を詰めてみましょう。500円玉を80枚ほど用意しておき、常にかばんに入れておきましょう。いじめっ子にからまれた時はこの硬貨を取り出し手に持って拳を握りしめます。硬貨の重みによってパンチの威力が増します。また、苦肉の策として硬貨を相手に投げつけることもできます。硬貨を握りしめて拳を作ることで骨にひびが入りにくくなります。[7]
- パンチをする時は、必ず親指を必ず握りしめましょう。折れる恐れがあります。
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4不意打ちを仕掛ける[8] 劣勢に置かれるまで待つ必要はありません。あなたを突き飛ばしたり、からかっている時、あなたから反撃されるとは相手は恐らく思っていません。頻繁にこうした嫌がらせを受けているのであれば、反撃する権利があなたにはあります。急所を狙って、できる限りの力をこめて殴り(あるいは蹴り)ましょう。喧嘩で多くの人が犯す過ちが、1発だけパンチをして、その後に尻込みしてしまうことです。喧嘩を始めたのであれば、攻撃姿勢を維持して相手からの報復を回避しなければなりません。喧嘩が早く終わるかもしれません。 [9]
- 手加減する必要はありません。誰かを殴るのは後味の悪い行為なので手加減をしてしまう傾向があります。結果的に勢いを活かしきれなくなります。力を込めてパンチをしましょう。 [10]
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5相手から攻撃してきた時は距離を保つ レスリングの訓練を受けていない限り、なぎ倒されないよう注意しましょう。相手から素早いパンチが繰り出されたら、その都度かわしましょう。実線で相手のパンチを効果的にブロックするのはかなり困難です。かわすか、避けるようにしましょう。
- 軽いフットワークを維持して、相手の攻撃を回避し、反撃しやすい姿勢に構え直しましょう。[11]
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6急所を狙う みぞおち、股間、喉を指します。急所が狙えない限りはパンチを繰り出さないようにしましょう。[12]
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7蹴りを避ける 蹴りの訓練を受けていないのであれば、ハイキックを避けましょう。ハイキックを試みると体のバランスが崩れ、脚をつかまれたり、地面に倒される隙を与えてしまう恐れがあります。
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8自信を持ち計画通りに行動する アドレナリンが出ているはずです。脚はガクガクし、歯がガタガタ震えているかもしれません。自分が攻撃する側にならなければいけないのだと自分に言い聞かせましょう。勝利が決定的になるまで手は緩めず、喧嘩を終えたらすぐに立ち去りましょう。
- 攻撃者になるとは言っても、度を越して暴力的になり、相手に大怪我を負わせる必要はありません。喧嘩が終わり、立ち去ることができる状態であることを確認しましょう。
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ポイント
- 頭部と腹部を守りましょう。いじめっ子に狙われやすい部位です。
- 顔を守りましょう。
- 2~3名の友達に立ち会ってもらいましょう。これはやらねばならないことです。
- 2人以上のいじめっ子と対峙する場合は、背後から狙われないように、壁や木を後ろにして立つようにしましょう。
- 気を緩めないようにしましょう。相手は急所を狙います。急所は常にガードしておきましょう。女子の場合は、髪をまとめ、胴体の中央を守りましょう。男子の場合は、自分の急所を守りつつ、相手の急所を狙います。喧嘩が起こることが予測できているのであれば、保護具を着用しておきましょう。相手を挑発するのは得策ではありません。喧嘩の責任があなたにあることになってしまいます。
- いじめっ子は、喧嘩をすることよりも、誰かをからかったり馬鹿にして楽しむことを好む傾向があります。援軍がないことが分かっていれば、喧嘩を回避することがほとんどでしょう。
- 股間保護具を着用しましょう。いじめっ子のほとんどは卑怯です。保護具は良い防衛策です。
- 喧嘩は最終手段です。相手が援軍を集めてきた場合に備えて、あなたの方も1~2人の友達を連れているようにしましょう。
- 急襲すると勝ちやすくなります。
- 膝の裏側を狙うと一瞬で崩れ落ちるか、躓きます。
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出典
- ↑ http://www.bloodyelbow.com/2012/6/18/3093796/ufc-champion-amateur-wrestling-ncaa-mma-success
- ↑ http://mentalfloss.com/article/18921/what-do-and-not-do-fistfight
- ↑ Joseph Bautista. 護身術専門家、武術講師、CPR・応急処置インストラクター. 専門家インタビュー. 30 April 2020.
- ↑ http://www.esquire.com/lifestyle/advice/a2951/moves0607/
- ↑ Joseph Bautista. 護身術専門家、武術講師、CPR・応急処置インストラクター. 専門家インタビュー. 30 April 2020.
- ↑ http://www.esquire.com/lifestyle/advice/a2951/moves0607/
- ↑ http://mentalfloss.com/article/18921/what-do-and-not-do-fistfight
- ↑ http://www.mensfitness.com/training/how-to-win-a-fight
- ↑ http://www.esquire.com/lifestyle/advice/a2951/moves0607/
- ↑ http://www.mensfitness.com/training/how-to-win-a-fight
- ↑ Joseph Bautista. 護身術専門家、武術講師、CPR・応急処置インストラクター. 専門家インタビュー. 30 April 2020.
- ↑ http://mentalfloss.com/article/18921/what-do-and-not-do-fistfight
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