うそを見破る方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:顔や目を見てうそを見破る話し方からうそを見破るボディーランゲージに隠されたうそを見破る取り調べのテクニックでうそを見破る7 出典

他の人の表情を読んでその人がうそをついているかどうかがわかれば、だまされずにすむかもしれません。あるいは、魅力的に見える見知らぬ人を信じてつきあうことにするかどうかを知る助けにもなるでしょう。陪審員分析担当者は陪審員を選出するときに候補者がうそをついているかどうかを観察します。取り調べを行う警察も、相手がうそをついているかどうかを見ます。裁判官でさえうそを見分けつつ、どちらに有利な判決を下すかを決めます。このようなテクニックを使うには、ほとんどの人が気にも留めないちょっとした表情やしぐさを読み取ることを学ぶ必要があります。少しの練習が必要ですが、このスキルを身につけることはとても面白い経験になります!では、始めてみましょう。

1
顔や目を見てうそを見破る

  1. 1
    微妙な表情を見逃さない ほんの一瞬だけ示される微妙な表情には、うそに覆い隠されているその人の本当の感情が表れます。自然とそのような微妙な表情を見て取る人もいますが、訓練すればたいていの人が読み取れるようになります。
    • よくあることですが、うそは微妙な表情となって表われます。眉毛がつり上がり眉間にしわが寄る、といった具合です。
  2. 2
    鼻を触ったり口を押さえたりするしぐさを見逃さない 本当のことを言っているときにはほとんどないことですが、人はうそをついている時によく鼻を触ります。[1]これは、うそをつくと鼻の毛細血管にアドレナリンが放出されて、鼻がかゆくなるためなのかもしれません。[2][3] またうそをついている人はよく、手で口を押さえたり、口の近くに手を持っていったりします。まるで口から出るうそを抑えるかのようです。口をこわばらせたり、すぼめたりするなら、その人は何か困っているのかもしれません。[4][5]
  3. 3
    目の動きに注意する 人が何かを思い出そうとするときや、また話をでっち上げようとするときは目の動きでわかります。人が細かなことをいろいろ考え出すと、目は上に上がり、さらにその人が左利きなら左に動きます。右利きの人が何かをでっち上げようとすると、目は右上に動きます。左利きの人が何かをでっち上げようとするとその逆です。うそをついている時には、まばたきの回数が増えて落ち着きがなくなり、男性は目をこすったりすることがよくあります。[1]
    • まばたきにも注意する 人は、自分が同意できないことを耳にしたり、目にしたくないものを見たりしたときには、まばたきが普段よりゆっくりになります。[4] しかし、これはとても微妙な変化です。したがってその人の普段のまばたきがどんなものかがわからないと、その変化に気がつかないかもしれません。長めのまばたきに加えて手や指を目の方に持っていくしぐさをするなら、本当のことを 「閉ざそう」 としているのかもしれません。[4]
    • 目の動きだけでうそだと決めつけない 近年の科学的な研究によれば、視線の向きで人がうそをついているかどうかがわかる、という考えは疑わしいようです。[6][7] 多くの科学者は、目の動きでうそがわかるという主張には統計的な裏付けが乏しい、と考えています。
  4. 4
    視線を合わせているかどうかでうそはわからない 一般にうそをつく人は視線を合わせないと考えられています。しかし、いつもそうだというわけではありません。[1] 生き物は時に、集中してあることを思い起こそうとすると、自然と視線をそらして静止物を見ます。一方、誠実さを装って意図的に視線を合わせ、うそをつく人もいます。真実を語っていることの 「証拠」 ととられるこの方法を練習していくと、目を合わせることで感じる落ち着かない気持ちを抑えられるようになります。
    • 事実、うそを見破ろうとしている人が視線を手がかりにしていることを知っている人は、「意識的に」視線を合わせてうそをつくことが実証されています。[4] とはいえ、続けざまに難しい質問をされて答えに窮している人がうそをついているかどうかを見るときには、視線は確かにひとつの手がかりとなります。[4]

2
話し方からうそを見破る

  1. 1
    声に注意を払う 人の声はうそを見破るよい手がかりになります。急に普段より速く、またはゆっくりと話し出す場合や、緊張で声がうわずったり震えてしまったりする場合があるかもしれません。あるいは言葉をかんだり、口ごもったりするのもうその証拠になり得ます。
  2. 2
    事細かな話にも注意を払う 相手が事細かな話をしていないかどうか確かめましょう。「ママはフランスに住んでいるのよ、いいでしょう?エッフェル塔は好き?フランスってすごくきれいなの」 のようなものはひとつの例です。詳細にわたる話をしている人は、もしかしたら話している内容を是が非でもあなたに信じてもらいたいと思っているのかもしれません。
  3. 3
    衝動的、感情的な反応に目を留める うそをついている人の話は往々にして休止や間がありません。これは、答える練習をしてきたのかもしれませんし(あるいはどんな質問をされるか前もって考えていたのかもしれません)、沈黙を埋めるために適当にただべらべらとしゃべっているだけなのかもしれません。
    • 質問をするやいなや相手が答えてきたら、その人はうそをついている可能性があります。答える練習をしてきたか、その場しのぎの答えをすでに考えていたのかもしれません。
    • 関係する相手が問題に関係する時間帯について話すかどうも、うそを見つける手がかりとなります。「仕事には午前5時に行きました。午後5時に帰宅したときは、彼は死んでいたんです。」 などはひとつの例です。午前5時から午後5時の間に起きたことは実に都合良く省かれています。
  4. 4
    質問に対する相手の反応に十分な注意を払う 本当のことを話している人は自分を弁護する必要をそれほど感じません。本当のことを話しているからです。真実を話していない人は、攻撃的になったり、人の気をそらしたり、時間を引き延ばそうとしたりして、うそを覆い隠そうとするかもしれません。
    • 本当のことを言う人は、多くの場合、話が信じられないという人に対してさらに情報を与えて説明しようとします。他の人をだまそうとする人は、すでに話されたことを繰り返すだけで、そのほかのことを明らかにしようとしません。[5]
    • 質問に答える時のわずかな間に耳を傾ける 正直な答えは記憶の中から取り出すだけなので、すぐに出てきます。うそをつくとなると、矛盾が出ないように今まで話されたことを頭の中で素早く復習して、場合によっては新たな話をでっち上げなければなりません。とは言え、人は目を上げて何かを思い出そうとするときもあり、間が空くことが必ずしもうそをつこうとしていることを意味しているわけではありません。それはごく自然なしぐさの場合もあります。
  5. 5
    言葉遣いに意識を向ける 言葉の表現は人がうそをついているかどうかを知る手がかりになります。以下を見てみましょう。
    • 質問に答えるとき、こちらの言葉をそのまま繰り返す
    • 質問をもう一度繰り返してほしい、などと言って時間稼ぎをする[4]  時間を稼いで言い逃れをしようとする例として、それは素晴らしい質問だ、などと言ってみたり、「基本的には・・・」 や 「何があったかというと・・・」、また、「うーん、その質問は、イエス、ノーで答えられるほど簡単ではないね」などのフレーズを使ったりするのがそれにあたります。さらに、「それは君がX をどういう意味で言っているかによるね」 や 「その情報を君はどこから入手したのか」 などと言った挑戦的な物言いをするのも言い逃れの例です。[4]
    • 話していることがきちんとした文にならず意味が通らない うそをついている人は往々にして文の途中で止まり、また始めても文がきちんと終わりません。[5]
    • 冗談や皮肉を言って話題を避ける
    • 「正直に言うと」「率直に言って」「本当に真実を言うと」「うそをつかないように教えられて育ちました」などのフレーズを使う うその可能性があります。[4]
    • 「ずいぶんぐずぐず鍋を洗ってましたね」 に対して 「ぐずぐずなんてしてませんよ」 のように、すぐに 「~していない」 と断言して答える 答えが遅くなった印象を与えないようにしているのかもしれません。
  6. 6
    同じ文を繰り返している人に注意する ほとんど同じ言葉を何度も繰り返すなら、おそらくうそをついています。うそをでっち上げる人はよく、説得力があると思われる特定のフレーズや文を覚えようとします。状況をもう一度説明して欲しいと頼まれると、その人はまさにその 「説得力のある」 文章をもう一度繰り返します。
  7. 7
    話の途中で話題を変えることに注意する 賢いうそつきは、ある話の最中に別の話を始めて自分と相手の注意をそらそうとします。例えば、「実は、しようと思ってたことなんだけど・・・あれ?今週髪切ったんだ?」 などと言って話題を変えようとするかもしれません。
    • うそをついているかもしれない人のお世辞には特に注意する 人はついお世辞に乗せられるということをうそつきはよく知っているため、お世辞を言って問い詰められる状況から抜けだせるチャンスをうかがいます。出し抜けにお世辞を言ってくる人には特に注意しましょう。

3
ボディーランゲージに隠されたうそを見破る

  1. 1
    汗をかいているかを見る 人はうそをつくと余計に汗をかきます。[8] 事実、ポリグラフテスト(映画に出て来るいわゆる 「うそ発見器」)の一部では汗の量でうそを見分けます。[9] すでに述べた点ですが、汗をかいていると言うだけで、その人がうそをついていると確証されるわけではありません。緊張から、または物おじして、さらにはある病気が原因で普段よりも多く汗をかく人もいるからです。汗は、震えや赤面、飲み込みが難しいことなど、うそをついている人に表われるかもしれない他の手がかりも合わせて考慮しなければなりません。
  2. 2
    うなずきに注目する うなずきや首振りの意味することが言葉と逆の場合があります。これは 「自己不一致(incongruence)」 と呼ばれます。
    • 例えば、「鍋をきちんと洗いました」 と言いながら首を横に振る人がいます。これは実際には、鍋の水気は簡単に拭き取ったものの、汚れがしっかり落ちるほど洗ってはいない、ということを明らかにしています。訓練していないと、このように言葉としぐさの不一致は無意識のうちに起こりやすく、多くの場合、しぐさが真実を明らかします。[1][4]
    • さらに、答える際にうなずくのをためらう人もいるかもしれません。本当のことを言っている人は聴いたことに賛成ならばよくうなずき、質問を受けたらすぐに答える傾向にあります。しかし人をだまそうとしている人は、そのような反応が遅い場合があります。[1]
  3. 3
    そわそわしている様子に気をつける 自分の体や自分のすぐ近くにあるものをいじりまわすのはうそをついている兆候です。このようなしぐさは、うそがばれるのではないかという恐れから来る緊張感から生じます。その緊張感をほぐすために、うそをつく人はいすやハンカチ、あるいは体の一部をいじり回します。
  4. 4
    ミラーリングをどの程度行っているか観察する 人は関わりを持っている人の行為を自然とまねします。それは親しい関係を築き、相手に関心を示すひとつの方法です。うそをついていると、このミラーリングはあまり見られません。というのはうそをついている人は、相手に対して別の世界を一生懸命に作り上げているからです。何かが間違っていることを気づかせてくれるミラーリングの欠如例を見てみましょう。
    • 距離を置く 人が真実を語るときや隠し事が何もないときは聞き手に近づいていきますが、うそをつく人は聞き手から離れようとします。これは必要以上に情報を与えたくないからです。[4] また相手との距離を置くことは、何かを嫌がっていることや関心がないことを意味する場合もあります。その状況から出て行きたいのです。
    • 人が本当のことを話しているときは、相手と同じ頭の動きや身ぶりをする傾向 (ミラーリング) があり、それは話し手と聞き手双方に表われます。人をだまそうとしている人は相手をまねることに気乗りがしません。そのため、相手のジェスチャーや頭の動きをまねる様子が見られない場合は注意しましょう。何かを隠そうとしているのかもしれません。もしかしたら手をあなたとは違う仕方で動かそうと、それもわざとそうしていることに気づくかもしれません。
  5. 5
    のどを見る 人はうそをつくと、頻繁にのどの通りを良くしようとして、生唾をのんだり、せき払いをしたりする場合があります。うそをつくと体にアドレナリンが生成されます。アドレナリンの放出で唾液の分泌が促されますが、唾液の生成が追いつかなくなります。唾液が出ている間その人はそれをのみ込みますが、出てこなくなるとせき払いを始めます。
  6. 6
    呼吸の様子を見る うそをつく人は呼吸のテンポが速く、何回か小刻みに呼吸をした後に一度深呼吸をするという傾向があります。[4] 口の中が乾いているように見えるかもしれません(それが元で頻繁なせき払いも) 。これもまた、うそをつくことで生じるストレスに体が反応している証拠です。その結果、心臓の鼓動は速まり、肺にはもっと多くの空気が必要となります。
  7. 7
    体の他の部分にも注意する 手、腕、足の動きも観察しましょう。リラックスして居心地良くしている人は、手や腕の動きも大きくのびのびしていて、おそらく足も投げ出してしまいます。うそをついている人は、手足の動きに乏しく、動きがあってもぎこちなく、わざわざ動かしているように見えます。[4] その人は、手で顔、耳、うなじを触れたりするかもしれません。情報を共有したくないという気持ちが、組んだ腕、組んだ足、乏しい手の動きという形で表われることもあります。
    • うそをつく人は、話し合いや会話で普通に行われる手ぶりをしないものです。指さしや手のひらを広げるジェスチャー、そしてスティプリング (考えていることを口に出すときによくする、ペンを持つように指先をくっつけるしぐさ) などの手の動きが見られないときは注意しましょう。うそをつく人のほとんどにこの手ぶりは見られません。[4]
    • げんこつを見る 動きの少ないうそつきは肘掛けの先や他のものをあまりにもしっかりと握っているので、げんこつが白くなっていることにも気がついていない場合があります。[4] 
    • うそをつく人は、髪をいじる、ネクタイを締めなおす、カフスをいじるといった、身繕いを整えるしぐさをよくします。[5][10]
    • 注意事項2点
      • うそをつく人はわざと 「リラックス」 しているように見せるため、だらしない姿勢をとることがあります。[4] あくびや退屈そうなしぐさをしているのは、うそを覆い隠そうとしてのんびり構えているように見せているだけなのかもしれません。リラックスしているように見えるからといって、うそをついていないという保証にはなりません。
      • ここで取り上げた動作やしぐさは緊張から来る場合もあり、うそをついている証拠とならない場合があるということも覚えておきましょう。また、うそをつく人すべてが必ず緊張するわけでもありません。

4
取り調べのテクニックでうそを見破る

  1. 1
    慎重になる 不正直やうそを見破れるときがあるとはいえ、真実を語っているのにうそをついていると判断してしまうこともあり得ます。恥ずかしさ、内気、決まりの悪さ、また羞恥心や劣等感が原因の「そぶり」で人がうそをついているように見えてしまうことがあります。ストレスを抱えている人はうそつきと間違えられることがよくあります。これはストレスを感じている人の様子が、うそをついている人のそれに似ているからです。したがって、うそをついていると思える人の行動や反応を 「総合的に」 考えることは大切です。たっとひとつの証拠で 「わかった!」 ということはあり得ません。[4]
  2. 2
    全体像を見る ボディーランゲージや話し方、また他のしぐさからうその気配を探ろうとするときには、次のように自問してみましょう。[1] 
    • 今だけでなく、この人はいつも多くのストレストレスを抱えていないだろうか。
    • 文化的な背景が関係していないだろうか。自分には何か隠しているかのように思えるしぐさも、この人の文化圏では問題ないのではないだろうか。
    • その人に対して偏見を抱いていないだろうか。実のところ、この人はうそをついていると 「初めから」 決めつけていないだろうか。この落とし穴にはまらないように注意しましょう。
    • この人はうそをつく人として知られているだろうか。ペテン師といってもいい人だろうか。
    • うその動機は何だろうか、うそかもしれないと考える正当な理由を自分は持っているだろうか。
    • 実際、自分はうそを見破るスキルが本当にあるのだろうか。その人の普段の様子や置かれている状況をわかった上で判断しているだろうか、それともひとつふたつのしぐさだけで判断していないだろうか。
  3. 3
    親しくなってリラックスした雰囲気を作るために時間を取る そのためにはその人を疑っているそぶりを見せてはいけません。相手のボディーランゲージをまねたり、話のペースに合わせたりするように努めましょう。質問をするときには、横柄な態度ではなく理解を示すようにしましょう。そうすれば相手の警戒心を解き、しぐさの意味をはっきりと理解できるでしょう。
  4. 4
    基準線を見定める ここでいう基準線とは、その人がうそをついていないときに見せる動作やしぐさのことです。これがわかれば、その人が普段と違う様子を見せたときに気づくでしょう。この基準線を見定めていないなら、普段の相手を知るところから始めましょう。人は自分についての一般的な質問には普通は正直に答えるのでそこから始めることができます。すでに知っている人の基準線を見定めたいのなら、その人についてすでに知っていることを尋ねるとよいでしょう。
  5. 5
    話をそらしていることを見抜く うそをつく人は、本当のことを言いつつ、尋ねられたことに対して直接答えようとしません。その人が 「あなたは奥さんを殴りましたか」 という質問に対して、「僕は妻を愛しているんだ。そんなことすると思うかい?」 のような返事をしたとしましょう。確かに本当のことを言っているかもしれませんが、質問に対しては答えようとしていません。このような場合、その人はうそをついているか、あるいは何かを隠そうとしているのかもしれません。  
  6. 6
    話を繰り返すように頼む 相手が本当のことを言っているのかどうかがわからないときは、同じ話を 「何回か」 繰り返してもらうように頼んでみましょう。真実ではない話をたどるのは容易ではありません。でっち上げた話を繰り返している中で、その人は矛盾したこと、明らかに間違ったこと、またはうそがばれるようなことを言ったりするでしょう。
    • 時間をさかのぼって話をしてもらう[5] これは至難の業です。特に詳細な点を漏らさずに話すように求められればなおさらです。プロのペテン師でも、時間をさかのぼって話すのはなかなかうまくできません。 
  7. 7
    「信じていない」 という態度で相手を見つめる こうすると、うそをついている人はすぐに決まり悪そうにするでしょう。その人がうそをついていないのなら、多くの場合、怒り出すか、(唇を固く結んだり、眉間にしわが寄ったり、にらめつけるような目つきになって) いらだちを表わすでしょう。
  8. 8
    だまる うそをつく人は、相手が黙っていると話さないわけにはいかなくなります。[4] うそを織り交ぜた話を信じてもらいたいと思っているのに、相手に沈黙されると信じてもらえたかどうかがわかりません。辛抱強く黙ったままでいてみましょう。うそをつく人の多くはその沈黙を埋めようとして、話を飾り立て、時に言いしくじったりしながらしゃべり続けます。何も尋ねられてもいないのにそうするのです。
    • うそつきはあなたが話を信じてくれたかどうかを見ています。[5] あなたが信じたかどうか何の手がかりもつかめないと、多くの場合うそをついているその人は落ち着かない気分になるでしょう。
    • 聞き上手な人は普通、相手の話を遮りません。それ自体が、話を聞き出す素晴らしい技術です。話を遮る癖があるなら、そうしないように練習してみましょう。うそを見破るためだけでなく、よい聞き手になるためです。
  9. 9
    できることは最後までする できるのであれば、うその背後にある事実を調べてみましょう。手馴れたうそつきはいくつか理由を上げながら、話の裏づけができる人、またはそれを否定すると思える人と話をしないようにと言ってくるかもしれません。その理由自体がうそである可能性があるので、面倒がらずにそれらの人に会って話を確かめるのは良いことです。実際に何が起きたのかを調べられるなら、調べてみましょう。

ポイント

  • うそを見破る良い練習方法は、テレビの裁判ドラマを観て、誰がうそをついているか言い当ててみることです。あなたの勘を頼りにドラマを注意深く観て、うそが表われていると思われるしぐさを、裁判で最も疑わしい人 (時々両方ともうそをついていることもあります!) が示すかどうかを見てみましょう。あなたが見つけたうそを示すしぐさと同じものに裁判官も目をつけていたなら、おそらくあなたが考えていたとおりの評決が下されることでしょう。
  • 話の筋が通っているかどうかもチェックしましょう。ほとんどの人はうそをつくと緊張し、つじつまの合わない話をでっち上げます。細かなことを何から何まで話す人も、うそをついている可能性があります。何回か話を繰り返してもらって、前回と同じ話をするかどうかを見てみましょう。
  • 非難する前に相手がうそをついているとの絶対の確信が必要です!無駄に友情や関係を台無しにしたくはありません。
  • 相手をよく知るほど、その人の考え方がよくわかり、その人が本当のことを言っていないと、それがすぐにわかるようになるでしょう。
  • うそをつく人は身近にあるものをうその話に織り込みます。例えば、机の上にペンがあると話にペンが出て来る、というものです。これも、その人が知らずに自分はうそをついていますよ、と知らせてしまうひとつの行為です。
  • 話題をすぐに変えたり、それをネタに冗談を言ったりするときも、うそが絡んでいる場合があります。言い訳がましかったり、視線をそらしたり、またはこちらをにらみつけて説得にかかったりする場合もあります。時には質問し始めて注意をそらそうとするかもしれません。こういった手がかりを何も与えないうそをつくことに長けている人もいますが、自分が感じたことを信じ、気づいた証拠を頼りにしましょう。
  • まったくうそをついていない人の反応や行動が、この記事で取り上げたうそをつく人の行動やしぐさと同じになる場合があります。緊張しがちな人や内気な人、恐がりの人や何かのことで罪悪感を抱いている人は、問い詰められたり、プレッシャーを感じるとびくびくした、ぎこちない反応を示しがちです。正直で正義感が強いとなおさらですが、そのような人は、うそつきと非難されるとすぐに言い訳がましくなる場合があります。それがうそをついているようにも見えるのですが、多くの場合、そのような人たちは不意に周りからにらまれることにショックを受けたり恥ずかしい思いをしたりしているに過ぎません。
  • この人はうそをついていると思うなら、詳しい話を尋ねてみましょう。答えたくなさそうにしたり、顔に手を触れたりしたなら、うそをついている可能性があります!
  • うそつきというレッテルを貼られている人もいます。でもそれに影響されないようにしましょう。人はいつも変化します。心機一転しようとする人をだめにしてしまうのは、過去の評判ゆえに、その人を信用しようとしない人がいるためです。過去の評判だけでその人がどういう人かを決めないようにしましょう。うそを示しているかのような行動やそぶりも、全体像を見て、また個々の人は皆違うということをわきまえた上で考慮しなければなりません。もうひとつ覚えておきたいのは、何らかのレッテルを貼られている人は、そうなるように仕組んで得をした人のわなにはめられた可能性もあるということです。
  • その人をよく知っているなら、その人がうそをついているかどうかがすぐにわかります。
  • ひとつのしぐさや行為でうそをついていると思えたとしても、多くの証拠がある方がはるかに確実です。
  • ほとんどの人は、ほぼいつでも本当のことを話して自分に対する評価を得ます。うそをつく人は、「きわどい」 ことをします。自分の評判を吹聴し、実際よりも自分は信頼でき望ましい人物だと思わせようとします。
  • ずいぶんとそわそわしたり、目を合わせようとしないのは、ただ内気なだけで、必ずしもうそをついているわけではないかもしれません。それを忘れないようにしましょう。
  • プロの領域に達しているうそつきもいます。でっち上げた話をあまりにも多く語ってきたので、曜日や日付、時間も完璧に追いながら、信用できる本当の話のように聞かせることができるのです!実際私たちの記憶というのは、話をする度に少しずつ作り直されていきます。そのように繰り返されていくうちに、自分自身にとってもそれが本当の話のように思えてくるというのはそれほど珍しいことではありません。それですから、すべてのうそをいつでも見破れるわけではないということを時に認めることが必要でしょう。
  • うそつきは多くを語りません。あなたはそれをしましたか、といった質問をすると、その人は、はい、または、いいえ、とだけ答えるでしょう。鍋を壊したのはあなた?どうやったの?と慎重に尋ねるならば、本当のところを聞き出せるかもしれません。
  • 「あなたは信用できない」 とか 「本当のことを言っているとは思えないね」 などと言うと、うそをついている人は怒り出すか、大声で話し出すかもしれません。侮辱したり非難したりする言葉使うのではなく、話し合うようにしましょう。
  • 中には、必要以上に情報を与えてくるうそつきもいます。
  • 人はうそを言い始めると、口ごもり始めたり、そわそわし始めたりします。また泣いたり、懇願したりして、信じてもらうためならなんでもします。こちらをにらみつけてくることもありますので注意しましょう。
  • 精神病質者や社会病質者として医学的に診断された人たちはうそをつくために生きているようなもので、自分が望むように現実を理解します。うそを見破ろうとするよりも自分自身の身を守ってください。彼らのうそに関わってはなりません。そのような人たちは自分たち以外の人をまったく意に介さないので、どれほど他の人を傷つけることになろうとも平気でうその上にうそをいくらでも重ねていきます。
  • 記事の中でご紹介した行為のうちいくつかは、人が話すことに集中しているときにも見られます。(例えば、高度に複雑な話題を提供しているときとか、話し手がストレスを感じているときなど)
  • きょろきょろ動く目にも注意を払ってください。うそをついている人はあなたを見ようとしますが、それができず部屋を見回したりします。
  • 一度に問い詰めるのではなく、関連した質問を一日にひとつずつしましょう。
  • うそをついている疑いのある人が出来事を思い出そうとするとき、自然に下を向いて考えます。じっとあなたを見つめ何も考えていないようであれば、話のおさらいをしてからうそをつき始めるでしょう。
  • うそをつく人は、時々口を閉ざしながら、最も短い言葉でゆっくり、はっきり答える場合があります
  • 体の動きや声の調子の変化、また目の動きをよく観察しましょう。これらが手がかりとなって、人がうそをついているかどうかがわかるときがあります。
  • うそをついている人のしるしと思えるものも、ボトックスその他の整形手術が要因の場合があります。美容整形術を顔に受けると、思い通りの表情を表わすことは困難です。
  • 相手がいつも同意してくるなら用心してください。うそつきの初心者は、話を合わせようとしますので、「それでその後、あなたは目が覚めて、夢が終わっちゃったのね?」 のような何もかもこちらから話すようなことはやめてみましょう。
  • あなたがその人のことをよく知っていて、その人がストレスを感じていることもわかるなら、本当のことを話しもらえる確率は高くなります。
  • あなたが誰かに熱を上げていることを知っている異性が、「あの人ならつきあっている人がいるよ」 という場合、その人は自分に注意を向けたくてうそをついている可能性があります。この種の言葉はうそである場合が多いので、お目当ての人が本当に交際しているのかどうかを絶対に確かめるべきです。

注意事項

  • 好んで相手の目を見て話す人もいます。そのように訓練してきた人もいますし、相手をいら立たせるためにそうする人もいます。ただそれが礼儀だと教えられてきたので相手の目を見つめることが人に丁寧に接する方法だと考えているだけの人もいます。
  • ボディーランゲージはひとつの手がかりになりますが、それだけで事実はわかりません。ボディーランゲージといくつかのしぐさを見ただけで、その人をうそつき呼ばわりしてはなりません。結論を出す前に事実に基づいた証拠を必ず見つけましょう。また、うそかどうかを見破るはずが、「ほっておくなら、自分は愚か者と思われる」 のような気持ちでそれを行うことのないようにもしましょう。個人的な正義感はひとまず脇に置いて、事実や動機、そして成り行き全体を見るようにしましょう。確かに、誰かがついたかもしれないうそであなたが被害を受け、裏切られた、傷ついたと感じるとしても、それは無理からぬことです。でも、「あの人がうそをついたのだ」 と思う気持ちが、あなた自身の偏った見方から出ていると、事実に反した結論を下してしまう可能性があります。
  • もともとのどが渇きがちな人もいます。そのような人は頻繁につばを飲み込んだり、せき払いをしたりします。
  • 他の人の言うことが本当かうそかをいつもいつも調べるなどということのないように注意しましょう。さもないと、周りの人は手厳しい質問攻めを恐れてあなたを避けるようになるかもしれません。他の人をいつも攻撃したり疑ったりすることは、警戒することと同じではありません。それは病的な対人不信です。
  • 無理なほほえみを見せる人は、多くの場合、礼儀正しくしようとしているに過ぎません。ですから自分に対して何かを隠しているなどと考えないようにしましょう。あなたを尊敬に値する一個人とみなしているので、あなたに対して良い印象を与えたいと思い、ほほえみを無理に見せているのかもしれません。
  • トイレに行きたいときや、あまりにも暑かったり寒かったりするときに、落ち着かない様子を見せる人もいます。
  • 研究調査の示すところによると、うそをついている疑いのある人に対する尋問は、必ずその人の母語で行うべきであるとのことです。外国語を流ちょうに話せるとしても、中高年になって習得した場合、質問に対する反応 (言葉による反応、ボディーランゲージによる反応) は母国語で質問されたときとは違ってくるからです。
  • 身体上のハンディに留意しましょう。身体的なハンディは他の人との接し方に影響するので、健常者の振る舞いを基準にして考えないようにしましょう。日常どのように振る舞うかを知って、それとは違う様子に気づくようにしましょう。
    • 自閉症の人 (アスペルガーの人たちも含む) はそわそわしていて視線をそらすかもしれませんが、それは自然なボディーランゲージの一部です。
    • 不安 (特に社会不安や心的外傷後ストレス障害を抱えていると、人はうそをついているように見えることがあります。視線をそらしたり、人を避けたり、緊張した行動を取ったりするかもしれません。
    • 聴覚障害者や難聴者は話者の言葉を理解するために、目ではなく、口を見て唇を読む必要があります。
    • 双極性障害 (躁うつ病) を抱える人はそう状態のときに早口で話すことがあります。

100% の確信が得られないなら、他の人をうそつきと非難しないようにしましょう。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 人間関係

他言語版:

English: Detect Lies, Español: saber si alguien miente, Deutsch: Lügen entlarven, Português: Detectar Mentiras, Italiano: Capire Se Ti Stanno Mentendo, Русский: узнать, что вам лгут, 中文: 甄别谎言, Čeština: Jak odhalit lži, Bahasa Indonesia: Mendeteksi Kebohongan, Français: détecter les mensonges, Nederlands: Leugens herkennen, ไทย: จับโกหก, 한국어: 거짓말을 알아채는 방법, Tiếng Việt: Phát hiện Nói dối, العربية: كشف الكذب, हिन्दी: झूठ का पता लगाएँ

このページは 5,623 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?