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おもちゃのパラシュートで遊びながら、重力と空気抵抗について学びましょう。パラシュート作りはよい時間つぶしにもなります。大きさや重りの重量を変えて実験していると、瞬く間に時間が経つでしょう。簡単なパラシュートの作り方はもうご存知なら、大きい複雑なものに挑戦してみましょう。

方法 1
方法 1 の 3:

簡単なパラシュートを作る

  1. 1
    紙ナプキンまたは四角く切ったビニール袋を用意します。紙ナプキンは食事用の大きなものにしましょう。ペーパータオルでも結構です。[1]
  2. 2
    角をテープで補強します。ナプキンを裏返し、裏面の角も同様にテープを貼ります。次の手順のため、角を補強しておきましょう。[2]
  3. 3
    四隅にパンチで穴を開けます。テープを貼った部分に穴を開けないと、ナプキンが破れるので注意しましょう。[3]
    • 穴あけパンチがなければ、角にはさみで小さな切れ目を入れます。
  4. 4
    糸を4本切ります。糸の長さはナプキンの辺の長さと同じにします。例えば、ナプキンの一辺が20cmなら、糸も20cmにします。[4]
  5. 5
    穴に糸を通して結びます。1本目の糸を穴に通して端まで引き、結びます。残りの角にも同様に糸を通します。[5]
  6. 6
    糸をボタンに通します。ボタンは4つ穴のものにします。それぞれの穴に糸を1本ずつ通し、4本を一緒にボタンの下で結びます。[6]
    • ボタン以外にペーパークリップや小さな飾り、座金などを使うこともできます。
    • レゴ人形やビニール製マスコット人形などの小さいおもちゃを使いたければ、糸を2本ずつ結んで輪を2個作ります。[7]
  7. 7
    パラシュートを投げて遊びましょう。ボタンを持って、上に向かって投げます。可能なら、机やいすに登って投げてみましょう。落下時間が長くなります。
    • 小型おもちゃ用の輪を作ったら、おもちゃの腕に引っかけてから投げましょう。
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方法 2
方法 2 の 3:

小型おもちゃ用のパラシュートを作る

  1. 1
    ビニール袋を切り、大きな正方形を作ります。一辺の長さは最低20cmにします。[8]
    • このパラシュートは2.5~5cm程度の小型おもちゃに適しています。マスコット人形やレゴ人形向けであり、抱き人形やテディベアなどには適していません。
  2. 2
    ビニールのそれぞれの角に結び目を作ります。これは糸を固定するためです。すべて結んだら、脇に置いておきます。[9]
  3. 3
    長い糸を2本切ります。糸の長さは正方形の辺の長さの2倍必要です。 例えば、正方形の一辺の長さが20cmなら、糸は40cmです。[10]
    • 毛糸、釣糸、刺繍糸のほか、縫糸も使えます。
  4. 4
    それぞれの角に糸を一つずつ結びます。1本目の糸を一つの角に結び、その糸の反対の端を隣の角に結びます。2本目の糸も残り2個の角に結びます。輪が2個できました。[11]
    • 糸外れ防止のため、糸は必ずビニールの結び目よりも内側に結びましょう。
  5. 5
    この輪に小型おもちゃを引っかけます。ビニール製小型おもちゃを用意します。マスコット人形やレゴ人形などです。おもちゃの左腕に左の輪を通し、右腕に左の輪を通します。不安定ならテープで固定しましょう。
    • おもちゃの大きさは2.5~5cm程度にしましょう。おもちゃが大きすぎたり重すぎたりすると、パラシュートがうまく開きません。
  6. 6
    パラシュートを投げて遊びましょう。おもちゃを持って上に向かって投げると、パラシュートが開いて降りてきます。可能なら、いすや階段に登って投げてみましょう。 落下時間が長くなります。
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方法 3
方法 3 の 3:

大きなパラシュートを作る

  1. 1
    安いビニール製テーブルクロスを切り、約60cm四方の正方形にします。 テーブルクロスは薄手が適しています。フェルトの裏地があるものは厚過ぎます。手頃なビニール製テーブルクロスが入手できなければ、大きなゴミ袋で代用できます。[12]
    • このパラシュートは大きさ10cm程度のおもちゃ向けです。例えば、『スター・ウォーズ』のフィギュア人形などです。[13]
  2. 2
    テーブルクロスの角から15cm四方の正方形を切り取ります。まずテーブルクロスを半分に折り、さらに半分に折って正方形にします。4個の角が重なる位置に一辺15cmの正方形を描きます。テーブルクロスを折ったまま、角を四角に切り取ります。テーブルクロスを開くと、十字形になっているはずです。[14]
  3. 3
    切り取った跡を貼り合わせます。15cmの正方形を切り取った角の一つから始めましょう。この二辺を合わせて空いた部分を閉じます。5cmのテープを、テーブルクロスの端から半分はみ出すように貼ります。テープの半分はそのままにします。[15]
    • あと3個の角も同様にします。
  4. 4
    テーブルクロスを裏返し、テープを折り返して留めます。テーブルクロスを裏返します。先ほど貼ったテープがはみ出ているので、それぞれ端から折り返して貼ります。これで角に両面からテープが貼れました。[16]
    • 袋またはバスケット状になります。角に隙間がありますが、ここにテープを貼ってはいけません。
  5. 5
    長い糸を2本切り、全部の端に印をつけます。レース糸や細い毛糸、凧糸などを用意します。1本約80cmにします。糸端から約2.5cmの位置にサインペンで印をつけます。[17]
    • 印は糸の各端に1個、1本につき2個つけます。この印は次の手順で必要になります。
  6. 6
    糸端をテーブルクロスの角に貼りつけます。1本目の糸を、テープで貼り合わせた角の一つに重ねます。糸の印とテーブルクロスの端とを合わせてテープで留めます。このテープの長さはテーブルクロスの端からテープが約1cmはみ出るようにします。[18]
    • テープは平らに貼りましょう。くれぐれもパラシュートの端からテープがはみ出ないようにします。
  7. 7
    糸をテープで固定します。垂れている糸をテーブルクロスの端から向こうに折ります。上からもう一枚テープを貼って固定します。[19]
  8. 8
    反対側の糸端をテーブルクロスの次の角に貼りつけます。先程と同様にします。できたら、2本目も同様に貼りつけます。全部できたら、2個の輪がパラシュートから垂れ下がっているでしょう。[20]
  9. 9
    輪の中央に結び目を作ります。1つ目の輪を指で引っ張り、中央を決めます。その指のすぐ上の位置を結びます。結び目から左右の長さが等しくなります。[21]
    • もう一方の輪も、同様にします。
    • 糸の中央と結び目の間は少し開けましょう。ゴムを通せる程度の隙間が必要です。
  10. 10
    この小さい方の輪に、人形の腕をくぐらせましょう。輪が小さすぎたら、輪ゴムを繋いで人形のハーネスにすることもできます。また、人形と糸をテープで貼って固定することもできます。
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ポイント

  • パラシュートが破れたり裂けたりしていないか確認しましょう。
  • 取り付ける人形に合うように、パラシュートに色を塗ったり、模様を描いてみましょう。
  • いろいろな高さから落下させてみましょう。[22]
  • 落下させる位置が高いほど、パラシュートはよく開きます。ゆっくり落としましょう。下に向かって投げてはいけません。[23]
  • パラシュートの形を八角形や五角形にすることも可能ですが、その場合、必要な糸の本数が増えます(一つの角につき1本)。[24]
  • パラシュートが真っすぐ落下しない場合は、中心に小さな穴を開けましょう。こうすると、空気が横方向でなく真っすぐ流れ易くなります。[25]
  • 落下が速いのは、おそらく人形が重すぎるのです。もっと小さい人形で試してみましょう。小さい人形がなければ、パラシュートをもっと大きくしましょう。
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注意事項

  • パラシュートの落下地点に誰もいないか、常に確認しましょう。
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必要なもの

簡単なパラシュートを作る

  • 紙ナプキンまたはビニール袋
  • テープ
  • はさみ
  • 穴あけパンチ(推奨)
  • ボタン、ペーパークリップ、小さな飾りなど

小型おもちゃ用のパラシュートを作る

  • ビニール袋
  • はさみ
  • 小型のおもちゃ(マスコット人形、レゴ人形など)

大きなパラシュートを作る

  • 安いビニール製テーブルクロス
  • 巻き尺
  • サインペン
  • テープ
  • ハサミ
  • 小型のおもちゃ

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