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少し飲みすぎて酔いを早く覚ましたいという経験は誰にでもあるでしょう。酔いを早く覚ます効果があると言われている方法が多くありますが、実際そのような方法に効果はあるのでしょうか? ここでは、酔いを早く覚ます効果があると言われている俗説のいくつかを取り上げ、酔いを覚まして気分をリフレッシュするために何が本当に役立つのかを紹介します。

方法 1
方法 1 の 6:
俗説:コーヒーを飲むと酔いが覚める

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    真実:コーヒーを飲むと覚醒したように感じるかもしれませんが、酔いは覚めません。摂取したアルコールが血液に溶け込むことで酔いが回ります。コーヒーを飲んでも血液中のアルコールは減らないので、酔いが覚めることはありません。コーヒーを飲むと頭がすっきりするかもしれませんが、酔いが覚めたりアルコールの影響がなくなったりするわけではありません。[1]
    • コーヒーやカフェインを含む飲み物を飲んで酔いが覚めたように感じても、運転するのは危険です。

方法 2
方法 2 の 6:
俗説:飲んだ後食べると早く酔いが覚める

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    真実: アルコールが血液に溶け込んだ後は、何を食べても効果はありません。飲む前や飲んでいる最中に食べるとアルコールがゆっくり吸収されるので酔いが回りにくいというのは本当です。[2] しかし、アルコールが吸収されて血液に溶け込んだ後は、残念ながら何を食べても酔いが早く覚めることはありません。食べ物にはアルコールの分解を促進する作用はありません。[3]
    • 空腹時にお酒を飲むと酔いが回りやすくなります。飲む前や飲んでいる最中に何か食べましょう。

方法 3
方法 3 の 6:
俗説:冷たいシャワーを浴びると酔いが覚める

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    真実:冷たいシャワーに酔いを覚ます効果はありません。冷たいシャワーを浴びて酔いを覚ますようにアドバイスをする人もいますが、それで体内のアルコールが減るわけではありません。冷たいシャワーで一時的に頭がすっきりするかもしれませんが、アルコールの影響は変わらず残っています。[4]

方法 4
方法 4 の 6:
俗説:吐くと体内のアルコールが排出される

方法 5
方法 5 の 6:
俗説:運動すると、汗と一緒にアルコールが抜ける

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    真実:アルコールは、汗ではなく血液に溶け込んでいます。スポーツジムでのトレーニングやランニング、ウォーキングなどを行っても、血液中のアルコールは減りません。[6] 酔った状態で運動するのは危険なうえ、脱水状態が進む恐れがあります。

方法 6
方法 6 の 6:
結論:酔いが覚めるのを待つしかない

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    体が1杯分のアルコールを分解するには、およそ1時間かかります。酔いを覚ましてアルコールの影響をなくすには、体内のアルコールが分解されるのを待つしかありません。体を休めて酔いが覚めるのを待ちましょう。[7]
    • ぐっすり眠るか、アルコールの影響がなくなるのを待つのが最善です。ただし、急性アルコール中毒を起こした疑いがあれば、酔いが覚めるのを待ったり眠ったりしてはいけません。急性アルコール中毒を起こすと、嘔吐、けいれん、意識の混濁、呼吸の抑制や乱れ、低体温、肌の色が青白くなるなどの症状が見られます。直ちに救急車を呼びましょう。
    • 酔いが覚めるのを待つ間に水を飲みましょう。水を飲んでも酔いが早く覚めることはありませんが、アルコールによる脱水を防げます。
    • 翌日二日酔いの症状があれば、アスピリンやイブプロフェンのような市販の非ステロイド性抗炎症薬を服用しましょう。ただし、タイレノールなどのアセトアミノフェンが配合された鎮痛薬は避けましょう。体内にアルコールが残っている状態でアセトアミノフェンを服用すると、肝臓がダメージを受ける恐れがあります。[8]

ポイント

  • お酒の席では、水分を補給するためにアルコール類とグラス1杯の水を交互に飲みましょう。
  • 自分の飲酒量に不安がある場合は、アルコール依存症を専門に扱う精神科や心療内科に相談しましょう。医師は先入観を持たずに診察し、様々な治療法を提案してくれるでしょう。[9]

注意事項

  • お酒を飲んだら、運転や機械の操作を行ってはいけません。
  • 摂取したアルコールは、眠ったり意識を失ったりした後でも体に吸収されて血液に溶け込みます。[10]

このwikiHow記事について

Tiffany Douglass, MA
共著者 ::
Wellness Retreat Recovery Center設立者
この記事の共著者 : Tiffany Douglass, MA. ティファニー・ダグラスはカリフォルニア州サンノゼ市にあるJCAHO(医療施設認定合同機構)認定の薬物・アルコール依存症治療施設「Wellness Retreat Recovery Center」設立者です。10年以上にわたり薬物依存症治療に携わり、2019年には施設居住型の依存症治療方法に大革命をもたらした功績が認められ、国際親善大使に任命されました。2004年にエモリー大学にて心理学の学士号を、2006年にはクレアモント大学院大学にて修士号(プログラム評価と組織行動論を専攻)を取得。 この記事は303,633回アクセスされました。
カテゴリ: 健康
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