ネジは時間が経つとさびてしまい、古い家具や車から頑固なネジを外すのに苦労することがあります。赤いさびは接着剤のようにネジを固着させるため、ネジを外すにはさびを落とす必要があります。さび取り剤を使ってもさびが簡単に落ちない場合は、ネジを熱する必要があるかもしれません。また、ネジ頭の溝が潰れていたり、ネジが破損している場合は、ネジに切れ目を入れて溝を作る必要があるかもしれません。さびたネジを外すのは難しいと思うかもしれませんが、大抵の場合は、さび取り剤とドライバーで外すことができます。

方法 1 の 3:
金づちとドライバーを使う

  1. 1
    厚手の革手袋と安全メガネを着用する 金づちが滑って手を打つ危険性があるため、作業中は常に手袋を着用しましょう。万が一手を打ってしまっても、怪我を軽減できます。また、さびた金属の破片が飛び散るのに備えて、ポリカーボネイト素材の安全メガネまたはゴーグルを必ず着用しましょう。[1]
  2. 2
    ネジを金づちで数回叩く 金づちをネジに対して直角に構え、ネジ頭に素早く数回打ちつけて、ネジを固着させているさびを砕きます。できれば、金づちをネジに正確に当てながら、ネジを緩めるのに十分な力で打ちつけましょう。[2]
    • 金づちを打ち損ねた時に備えて、もう一方の手はネジから遠ざけておきましょう。
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    ネジにさび取り剤をつけて15分おく 市販のスプレータイプのさび取り剤を使うと、ノズルをネジに向けて噴射するだけなので簡単です。ネジ頭の周りにたっぷりとさび取り剤を吹きかけましょう。こうすると、ネジの頭と軸にさび取り剤が浸透します。[3]
    • さび取り剤は、大抵の金物店やホームセンターで販売されています。
    • さび取り剤が手元にない場合は、同量のアセトンとトランスミッションオイルを混ぜ合わせて代用できます。
    • WD-40を使うこともできますが、さび取り剤ほど効果はありません。
  4. 4
    ネジを数回叩き、ネジ頭の周りを軽く叩く 力を込めてネジを数回叩き、さらにさびを剥がします。そして、ネジ頭の側面を軽く叩きましょう。ネジ頭を1周叩いて、ネジを外す準備をします。[4]
    • ネジをインパクトドライバーと金づちで打つのも、残ったさびを剥がす効果があります。
  5. 5
    ドライバーを使ってネジを外す ネジに適合するプラスまたはマイナスのドライバーを使いましょう。ネジは反時計回りに回して外しますが、ドライバーが空回りしてネジ穴が潰れそうになる場合は、作業を中止しましょう。そのままドライバーを回し続けると、ネジを外すのがさらに困難になります。[5]
    • ドライバーがネジの溝に引っかからない場合は、ネジを回すのを中止しましょう。ドライバーがネジの溝を削り始めると、滑って外れてしまうこともあります。
  6. 6
    固着したネジには、水と粉末洗剤で滑り止め剤を作る 滑り止め剤を使うと、ドライバーがネジ穴に固定されるため、ネジを傷つけずに済みます。まず、小さじ1杯(約5g)の粉末洗剤をボウルに入れます。そこに室温の水約3滴を加え、ペースト状になるまで混ぜ合わせます。そして、布を使ってペーストをネジ頭に塗り広げましょう。[6]
    • キッチンや浴室用の一般的な洗剤を使います。すでに手元にあるもので間に合うかもしれません。
    • 手作りの滑り止め剤の他に、車のバルブコンパウンド(研磨剤)をネジ頭に塗ることもできます。
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    ドライバーで再度ネジを回す 滑り止め剤を塗ったネジ穴にドライバーを挿し込みます。ドライバーをネジに押しつけながら、反時計回りにネジを回しましょう。力を込めてネジを回すとさびが剥がれ、ネジが外れるでしょう。[7]
    • この方法がうまくいかない場合は、メガネレンチを使うとさらに強い力でネジを回すことができます。ドライバーでネジを固定しながら回しましょう。
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方法 2 の 3:
ネジを熱して緩める

  1. 1
    水溶性の脱脂剤でネジを拭く 溶剤やオイルなどを使った場合は、ネジをきれいに拭き取ることが特に重要です。さび取り剤などの化学物質が熱によって引火することがあるためです。脱脂材を布に染み込ませてネジ全体をていねいに拭き取り、引火を防ぎましょう。[8]
    • 脱脂剤はホームセンターで購入するか、酢と重曹を混ぜて手作りすることもできます。
    • オイルが付着した布は、居住地域の条例に従って廃棄しましょう。布を不燃性の表面に置き、直射日光を避けて乾かしましょう。布が硬くなってから、廃棄しましょう。
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    革手袋を着用し、消火器を手元に用意する 火の使用に伴う事故を防ぐために、細心の注意を払いましょう。厚手の手袋で手を守り、消火器を用意して突然の発火に備えましょう。
    • ネジを脱脂剤で拭いてから、手袋を着用しましょう。こうすると、危険性のある脱脂剤が手袋に付着するのを防ぐことができます。
    • 可燃性の化学物質を完全に拭き取った後でも、万が一に備えて消火器を側に置いておきましょう。
  3. 3
    煙が出るまでネジをガストーチで熱する ライターを使うこともできますが、トーチのほうが炎をうまくコントロールすることができます。この方法には、ブタンやプロパンガスのトーチであれば、安全に使うことができます。トーチに点火し、炎の先端をネジに近づけます。そして、ネジから蒸気と煙が出るまで待ちましょう。[9]
    • ネジの熱しすぎを防ぐには、トーチをネジから離し、炎の先端のみがネジに触れるようにしましょう。
    • ネジが赤くなり始めたら、炎を遠ざけましょう。赤くなるまでネジを熱しないことが大切です。
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    ネジを直ちに水で冷やす ガーデンホースが手元にあれば、ネジに水をかけて冷やすことができます。または、バケツに入れた水をかけるか、濡らした布でネジを拭きます。そして、ネジが冷めるまで待ちましょう。[10]
    • ネジは熱くなると膨張し、冷えると収縮します。これを素早く繰り返すことで、ネジのさびが剥がれやすくなります。
  5. 5
    ネジの加熱と冷却を、2、3回繰り返す 1度でネジが外れることもありますが、頑固なネジには加熱と冷却を数回繰り返す必要があります。トーチでネジを熱し、直ちに水で冷やしましょう。
    • それでもネジが外れなければ、加熱と冷却を繰り返しましょう。
  6. 6
    ドライバーを使ってネジを外す ネジの溝に適合するドライバーを選びましょう。ネジに切れ目を入れる場合は、マイナスのドライバーが必要です。反時計回りに回してネジを緩めましょう。[11]
    • ネジが完全に冷めたかを確認しましょう。ネジに手をかざして熱を感じたら、さらに水をかけて冷ましましょう。
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    まだネジが固着していたら、さび取り剤を塗る たっぷりのさび取り剤をネジ頭にかけます。さび取り剤がネジの側面に流れたら、ネジを左右に回して溶剤を浸透させます。こうすると、ドライバーでネジを外すことができるはずです。[12]
    • さび取り剤をネジに数回かける必要があるかもしれません。ネジを左右に回し続けて、さび取り剤を浸透させましょう。
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方法 3 の 3:
溝が潰れたネジに切り込みを入れる

  1. 1
    厚手の革手袋と安全ゴーグルを着用する 作業中は常に手袋を着用し、手を保護しましょう。万が一道具が滑った際に手を守ります。また、ポリカーボネイトの安全メガネまたはゴーグルを着用し、金属片から目を守りましょう。
  2. 2
    ロータリーツールにカットオフホイールを取り付ける ロータリーツールの工具は取り外しができるため、さまざまな先端工具を使い分けることができます。ネジに切り込みを入れるには、金属切断用の平らなホイールを使います。製品の説明書に従って、ロータリーツールに先端工具を取り付けましょう。[13]
    • ロータリーツールの電源を入れて、ホイールのテストをします。ホイールが一定のスピードでスムーズに回転しているかを確認しましょう。
  3. 3
    手持ちの最も大きなドライバーに合わせ、ネジ頭に切り込みを入れる 持っているドライバーのなかで最も大きなマイナスドライバーを側に置き、大きさを確認しながら切り込みを入れます。ロータリーツールを傾けて、ホイールの端をネジ頭の上方に近づけます。ロータリーツールを下に降ろし、ネジに切り込みを入れていきましょう。ゆっくりと慎重に作業を進め、ドライバーのサイズに合わせて溝を広げていきます。[14]
    • ネジを最大限の力で回すために、ドライバーがきつくフィットする幅の溝を作りましょう。
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    ドライバーを使ってネジを外す 作った溝にドライバーを挿し込みます。ドライバーをネジに押しつけながら、反時計回りにネジを回しましょう。溝が適切な大きさであれば、ネジは緩んで外れるはずです。[15]
    • 溝が小さすぎる場合は、ロータリーツールを使って広げましょう。大きすぎる場合は、さらに大きなドライバーを使わない限り、この方法でネジを外すことはできません。
    • 溝の大きさが適切であっても、さびたネジが外れないことがあります。その場合は、ネジを熱して外しましょう。
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ポイント

  • コーラは酸を含んでいるため、さび取り剤として使うことができます。
  • ネジをできる限り締めたり緩めたりしましょう。こうすると、さび取り剤がネジ全体に浸透します。
  • ネジが硬い場合は、無理に力を入れて回そうとしてはいけません。ドライバーがしっかりと固定されていない状態でネジを回すと、ネジの溝が潰れて外すのがさらに困難になります。

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注意事項

  • さびたネジを外す作業をする際、革手袋と安全ゴーグルを常に着用しましょう。
  • ネジを熱する作業は、火傷と火災の危険を伴います。常に安全に留意し、ネジからオイルを完全に拭き取りましょう。
  • オイルが付着した布は引火の危険性があるため、日陰で完全に乾燥させてから廃棄しましょう。
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必要なもの

金づちとドライバーを使う方法

  • 厚手の革手袋
  • さび取り剤
  • ドライバー
  • 金づち
  • キッチンまたは浴室用の粉末洗剤
  • ボウル

ネジを熱して緩める方法

  • 厚手の革手袋
  • 水溶性の脱脂剤
  • 消火器
  • ブタンまたはプロパンガストーチ
  • ドライバー
  • さび取り剤

溝が潰れたネジに切り込みを入れる方法

  • 厚手の革手袋
  • ロータリーツール
  • カットオフホイール
  • 大きなマイナスドライバー

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