しゃっくりをとめる方法

共同執筆者 Amy Chapman, MA

しゃっくりが続くとイライラするので、とめる方法を探そうとするでしょう。しゃっくりの「治療方法」は迷信で、まったく効き目がないと医者は言うかもしれませんが、必ず効く方法があるという人も多くいます。ひとつの方法が効かなくても他の方法が効くかもしれないので試してみましょう。

方法 1 の 5:
呼吸を調整する

  1. 1
    息を吸い込んでとめるという方法を3、4回繰り返します。息をゆっくりと吸い込んで肺に空気を溜めます。呼吸を10秒間とめた後ゆっくりと吐き出しましょう。これを3、4回繰り返します。息を吸い込むたびに10秒間呼吸をとめましょう。[1]

    まだしゃっくりが出るようなら、20分おきにこの方法を試しましょう。

  2. 2
    紙袋の中で呼吸します。口に紙袋をあて、紙袋の端が頬にかかるようにします。紙袋が膨らんだり萎んだりするように、息を吸ったり吐いたりしましょう。体の力を抜いてこの方法を行うとしゃっくりがとまるかもしれません。[2]
    • 紙袋を頭からすっぽり被るのはやめましょう。
  3. 3
    息を吐きながら上半身を前に倒し、胸を圧迫します。背もたれがまっすぐの椅子に座るか立ち上がります。深く息を吸い込み、息を吐きながら体を前に倒しましょう。そのままの姿勢を2分間維持します。横隔膜とその周りの筋肉が圧迫されて、しゃっくりがとまる可能性があります。[3]
    • 1度試して効果がなかったら、2、3回繰り返しましょう。
  4. 4
    5まで数えながら息を吸ったり吐いたりします。5まで数えながらゆっくり息を吸って、肺に空気を送り込みます。次に、息を止めて5数えてから、5数えながら息を吐きましょう。この方法を5回繰り返してしゃっくりをとめましょう。[4]
    • 5回繰り返してもしゃっくりがとまらない場合は、20分後にもう1度試しましょう。
  5. 5
    舌を突き出し、息を吐きながら舌をそっと引っ張ります。息をゆっくり吸い込んで、肺に空気を入れます。息を吐きながら舌を突き出しましょう。その後、指を使って舌を前に引っ張ります。痛みを感じない程度に引っ張りましょう。この方法は圧点に作用するのでしゃっくりがとまるかもしれません。[5]
    • 1度試して効き目がなければ、3回まで繰り返すことができます。それでもしゃっくりがとまらなければ、少し時間をおいてから試しましょう。
    • 痛みを感じたら舌を引っ張るのはやめましょう。痛みを引き起こすような方法では全くないはずです。
  6. 6
    鼻をつまんで息を吐きましょう。ゆっくりと深く息を吸い込み、口を閉じ鼻をつまんで息をとめます。その状態でゆっくりと息を吐き出そうとすると、横隔膜とその周りの筋肉が呼吸していると錯覚します。その後、ゆっくりと息を吐きましょう。[6]
    • 1度試して効き目がなければ、3~5回繰り返すことができます。その後は、しゃっくりがとまらなくても少し休みましょう。
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方法 2 の 5:
飲食でしゃっくりをとめる

  1. 1
    氷のように冷たい水をストローで飲みましょう。グラスに冷たい水を注ぎ、ゆっくりと飲み干します。できるだけ長く息をとめたまま飲みましょう。耳を塞いだ状態で行うのも良いでしょう。[7]
    • 単に冷やしただけの水ではなく、氷水を使うほうが効果的です。

    ポイント:ストローがなければ、グラスに直接口をつけて少しずつ飲みましょう。

  2. 2
    グラスの向こう側から飲むか、頭を逆さまにして飲みましょう。グラスの半分まで水を入れます。グラスを傾け、グラスの奥の縁に口をつけて飲みましょう。こうすると、頭を逆さまにして飲むのと同じ作用があります。もう一つの方法として、ベッドやソファの端から頭を突き出し、頭が逆さまになるように寝ます。その状態で慎重に水を飲んでみましょう。[8]
    • 少し飲むたびにしゃっくりがとまったか確認しましょう。
    • うっかり水を吸い込んだり鼻に入れたりしないように気を付けましょう。
  3. 3
    スプーン1杯の砂糖を飲み込みます。白砂糖かブラウンシュガーをスプーン1杯用意します。そのスプーンを口に入れ、5~10秒間そのままにします。その後砂糖を飲み込み、水をひと口飲みましょう。[9]
    • この方法でしゃっくりがとまらなかった場合は、他の方法を試しましょう。スプーン1杯の砂糖を何回も飲み込むのは体に良くありません。
  4. 4
    くし形に切ったレモンを噛むか吸いましょう。くし形に切ったレモンを口にあてます。吸ったり噛みついたりしてレモン汁を飲みましょう。酸味がきつい場合は、少量の砂糖を振りかけてもかまいません。[10]
    • レモンの酸味に対する反応は驚かされた時の反応に似ています。

    アレンジ:さらに風味を増すには、レモンにアンゴスチュラビターズを4、5滴垂らしましょう。風味が良くなり、このほうが効果的だと言う人もいます。

  5. 5
    無理なく酢をとるためにピクルスの汁を飲みましょう。酢を飲めばしゃっくりがおさまるかもしれませんが、においと酸味がきついのでそのままでは飲みにくいでしょう。ピクルスの汁には酢が含まれているので、酢の代わりとして飲んでみましょう。ピクルスの汁を少しずつ飲むか、舌の上に数滴垂らします。しゃっくりがとまるまで、必要に応じて繰り返しましょう。[11]
    • 種類にかかわらず全てのピクルスには酢が含まれています。

    アレンジ: しゃっくりをとめたいけれどピクルスの味が嫌いな場合は、舌の上に酢を数滴垂らしてみましょう。確かに強烈な味ですが、とにかく飲み込んでしまいましょう。

  6. 6
    スプーン1杯のピーナツバターを飲み込みます。ピーナッツバター小さじ1杯をすくって舌に載せましょう。5~10秒間そのままにして、少し溶かしてから噛まずに飲み込みます。[12]
    • 好みに応じて、アーモンドバターやヌテラなど他のナッツバターで代用しても良いでしょう。

    アレンジ:別の方法として、スプーン1杯の蜂蜜を飲み込む方法もあります。舌の上に蜂蜜を載せ、5~10秒おいてから飲み込みましょう。

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方法 3 の 5:
動作でしゃっくりをとめる

  1. 1
    仰向けに寝て膝を胸に近づけ、上半身を起こします。ベッドやソファに仰向けに寝て、膝を曲げましょう。膝をゆっくりと胸に引きつけ、腹筋運動をするように上体を起こします。膝をつかんで、その姿勢を2分間保ちましょう。この姿勢は胸を圧迫するので、空気が押し出されてしゃっくりがとまるかもしれません。[13]
    • しゃっくりが続く場合は、この動きを2、3回繰り返しましょう。
  2. 2
    椅子に座った状態で膝を抱え、前に屈みましょう。背もたれがまっすぐな椅子を探し、背もたれに背中をしっかり押し付けて座ります。上体をゆっくりと前に倒しながら、両方の腕を交差させて膝を抱え込みます。腕で体をゆっくりと締め付け、その姿勢を2分間保ってから力を抜きましょう。[14]
    • しゃっくりが続く場合は、この動作を2、3回繰り返すことができます。

    注意事項:腰に問題がある場合は、この方法を試すのはやめましょう。

  3. 3
    くすぐったがりなら、友達にくすぐってもらいましょう。くすぐるという行為自体にしゃっくりをとめる効果はありませんが、くすぐったいという感覚でしゃっくりから気を逸らすことができます。くすぐったくてしゃっくりのことをすっかり忘れると、しゃっくりがとまるかもしれません。さらに、笑うと呼吸が変わる可能性があるので、それも役に立つかもしれません。[15]
    • 少なくとも30秒間友達にくすぐってもらいましょう。効き目がなければ、長く続けてもらってもかまいません。

    アレンジ:誰かに驚かしてもらうとしゃっくりがとまると信じている人もいます。本当に効き目があるかわかりませんが、友達にくすぐってもらってもしゃっくりがとまらなければ、今度は驚かしてもらいましょう。

  4. 4
    できればげっぷを出してみましょう。意図的にげっぷを出せるなら、その才能でしゃっくりをとめられるかもしれません。げっぷでしゃっくりがとまることもあるので、何回か頑張ってげっぷを出してみましょう。[16]
    • 空気を飲み込んだり炭酸飲料を飲んだりするとげっぷを出しやすくなるかもしれませんが、逆にしゃっくりを引き起こす可能性もあるので、試さないのが賢明です。 げっぷが出なければ、他の方法を試しましょう。
  5. 5
    咳で筋肉を刺激してみましょう。咳をするとしゃっくりが一時的にとまることがあるので、しゃっくりを完全にとめることもできるかもしれません。立て続けに咳をして、肺から無理やり空気を出しましょう。最長で1分まで続けます。
    • 1回でしゃっくりがとまらない場合は、2、3回繰り返しましょう。
    • できれば、しゃっくりが出るタイミングに合わせて咳をしてみましょう。
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方法 4 の 5:
頻発するしゃっくりに対処する

  1. 1
    しゃっくりを防ぐためにゆっくり食べましょう。理由はよく分かっていませんが、よく噛まずに食事をするとしゃっくりの原因になります。この理論の裏にあるのが、食べ物と一緒に空気が飲み込まれるためにしゃっくりの症状が起きるということです。ゆっくり食べるということは、よく噛むことでしゃっくりの可能性を減らすということです。[17]
    • 食べ物を口に入れるたびに箸を置くようにすると、ゆっくり食べられます。
    • ゆっくり食べるために、噛む回数を数えてみましょう。噛む回数はたとえば20回かもしれません。
  2. 2
    1回の食事の量に注意します。特に子供の場合は、食べ過ぎがしゃっくりの原因になることもあります。1度にたくさん食べ過ぎないように注意してしゃっくりを防ぎましょう。さらに、お腹がいっぱいになり過ぎないように食事を分けてとりましょう。[18]
    • たとえば、1日の食事を3~5回に分け、2、3時間ごとに少しづつ食べるようにします。
  3. 3
    炭酸飲料を飲むのはやめましょう。特に速く飲むと、炭酸飲料に含まれるガスでしゃっくりが出ることがあります。しゃっくりが頻繁に出る場合は、炭酸飲料を飲まないようにするとしゃっくりを防げるかもしれません。[19]
    • 気泡を含む飲み物を飲まないようにしましょう。
  4. 4
    空気を飲み込まないために、チューイングガムを噛むのはやめましょう。実際、ガムを噛むたびに空気を少し飲み込んでいます。残念ながら、チューイングガムが引き金となってしゃっくりが出る人もいます。しゃっくりがよく出る場合は、ガムを噛むのは控えましょう。[20]
    • ガムの代わりにミントの飴をなめましょう。
  5. 5
    アルコールや辛い食べ物を控えます。アルコールと辛い食べ物はどちらもしゃっくりを引き起こす可能性があるので、避けたほうが無難かもしれません。アルコールと辛い食べ物を避けると、しゃっくりが頻発する問題を改善できるかもしれません。[21]
    • 食事を記録して、アルコールや辛い食べ物をとった後によくしゃっくりが出るかを確かめてみましょう。アルコールや辛い食べ物がしゃっくりの原因でなければ、このアドバイスを気にする必要はありません。
    専門家情報
    Amy Chapman, MA

    Amy Chapman, MA

    ボーカルコーチ、ボーカル専門家
    エイミー・チャップマン修士はCCC-SLP(認定言語聴覚士)の資格を保有するボーカルセラピスト、そしてボーカルコーチです。これまで認定言語聴覚士として、プロのボーカリストを対象に、ボーカルスキルを最大限に引き出すサポートを行ってきました。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を始め、南カリフォルニア大学、チャップマン大学、カリフォルニア州立工科大学ポモナ校、カリフォルニア州立大学フラートン校、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校と、カリフォルニア州にある数々の大学にて、声の最適化、演説、声帯の管理、そして音声治療についての講義を行っています。Lee Silverman Voice Therapy、Estill、 LMRVTにてトレーニングを終了、 American Speech and Hearing Associationに所属。
    Amy Chapman, MA
    Amy Chapman, MA
    ボーカルコーチ、ボーカル専門家

    逆流性食道炎が慢性的なしゃっくりにつながる可能性もあります。逆流性食道炎によって横隔神経が炎症を起こすと、しゃっくりが出やすくなります。食事の後や食べ過ぎたときによくしゃっくりが出る場合は、酸を減らして神経の炎症を鎮める逆流性食道炎の治療薬を服用しましょう。

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方法 5 の 5:
医学的治療を受けるタイミング

  1. 1
    しゃっくりのせいで飲食や睡眠が妨げられる場合は、直ちに医師の診察を受けましょう。体を機能させ健康を維持するためには、食べたり飲んだり寝たりする必要があります。ごく稀なケースではありますが、しゃっくりで飲食や睡眠が妨げられることもあります。その場合は、直ちに病院で治療を受けてしゃっくりをとめましょう。[22]
    • 日常生活にも支障をきたすようなしゃっくりは問題です。
  2. 2
    48時間経ってもしゃっくりがとまらない場合は、医師の診察を受けましょう。ほとんどの場合、しゃっくりは数時間で自然にとまりますが、根本的な原因で長く続くこともあります。医師がしゃっくりの根本的な原因を突き止め、治療をしてくれるでしょう。[23]
    • そのほかの症状と併せて、しゃっくりがどれくらい長く続いているのかを医師に伝えましょう。
  3. 3
    処方薬が自分に適しているか医師に相談しましょう。しゃっくりが長期間続く場合は、医師が薬を処方することがあります。しかし、すべての人にその薬が適しているとは限らないので、薬の注意点と効能について医師と相談しましょう。医師が処方する薬の例は次の通りです。[24]
    • クロルプロマジン(ソラジン)はしゃっくりの治療に広く投与されている薬です。短期間の服用に適しています。
    • メトクロプラミド(プリンペラン、プラミール)は、通常吐き気の治療に投与される薬ですが、しゃっくりにも効果があります。
    • バクロフェン( リオレサール、ギャバロン)は筋弛緩薬で、しゃっくりの治療のために投与されることもあります。
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ポイント

  • しゃっくりから気を逸らし、何か別のことに集中してみましょう。気づかないうちにしゃっくりがとまるかもしれません。
  • 両手で口と鼻とを覆い、普通に呼吸してみましょう。
  • 鼻をつまんで息を3回飲み込んでみましょう。
  • 息をとめて水を6、7口飲んでみましょう。しゃっくりがとまらなければ、今度は鼻をつまんで息をとめ、水をたっぷり口に含んで10秒間そのままにしたあと飲み込みます。
  • 水を少し口に含み、飲み込まずに耳たぶをやさしく引っ張ってみましょう。
  • しゃっくりは精神的なことにも左右されるので、効き目があると信じて行うだけでしゃっくりがとまるかもしれません。

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注意事項

  • しゃっくりがあまりにも長く続く場合は、根本的な原因があるかもしれないので医師の診察を受けましょう。医師が適切に治療してくれるでしょう。
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このwikiHow記事について

ボーカルコーチ、ボーカル専門家
この記事はAmy Chapman, MAが共著しています。 エイミー・チャップマン修士はCCC-SLP(認定言語聴覚士)の資格を保有するボーカルセラピスト、そしてボーカルコーチです。これまで認定言語聴覚士として、プロのボーカリストを対象に、ボーカルスキルを最大限に引き出すサポートを行ってきました。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を始め、南カリフォルニア大学、チャップマン大学、カリフォルニア州立工科大学ポモナ校、カリフォルニア州立大学フラートン校、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校と、カリフォルニア州にある数々の大学にて、声の最適化、演説、声帯の管理、そして音声治療についての講義を行っています。Lee Silverman Voice Therapy、Estill、 LMRVTにてトレーニングを終了、 American Speech and Hearing Associationに所属。
カテゴリ: 健康
記事のサマリーX

しゃっくりを止める効果的な方法はたくさん存在します。呼吸の仕方をコントロールする簡単な方法から始めてみましょう。5つ数えながらゆっくりと息を吸い、5つ数えながら吐き出します。この方法を数回繰り返しましょう。その他の効果的な方法は、息を止めることです。肺をいっぱいにするように息を深く吸い、そのまま10秒~20秒間息を止め、ゆっくりと吐き出します。紙袋の中で呼吸するのも効果的な方法です。ゆっくりと息を吸って紙袋を収縮させ、袋の中に息を吐き出して膨らませます。この方法を試す時は、プラスチック製の袋を使用してはいけません。また、目まいがしたらやめましょう。呼吸法を利用してもしゃっくりを止めることができなければ、何かを飲んだり食べたりしてしゃっくりを止めてみましょう。コップの反対側から水を飲む方法は、多くの人に効果的です。前かがみになり、コップの反対側から水を飲みます。体が逆さまになった状態で水を飲むことになるため、横隔膜に圧力がかかり、しゃっくりが止まるかもしれません。息を止めながら、ストローを使って冷たい水を飲む方法もあります。その場にストローがなければ、息を止めた状態でコップの水をすするように飲みます。味の濃い物を食べるとしゃっくりが止まることもあります。スプーン1杯の砂糖を口に入れ、5秒~10秒間そのままにします。その後、水をゴクンと1口飲みます。 その他のしゃっくりを止める方法を知りたければ、この記事を読み進めましょう!

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