つまずいたつま先の怪我を治す方法

共同執筆者 Luba Lee, FNP-BC

この記事には:基本的なつま先の処置方法重篤な症状を理解します8 出典

つま先をぶつけて怪我をすると苛立たしく、痛いものですが、通常はさほど深刻な傷には至りません。しかし、単につまずいた程度だと思っていたら、実際は考えていたより重症、例えば骨折や靭帯損傷だったということもあります。重症な場合は、変形性関節症などの合併症につながる恐れもあります。怪我の程度の見極め方や重症や軽傷、それぞれの場合の処置方法を知り、役立つ応急処置技能を身につけましょう。 [1]

1
基本的なつま先の処置方法

  1. 1
    怪我をしたらすぐに状態を確認します。負傷したつま先を治療する最初のステップは、怪我の程度をしっかりと見て確認することです。注意しながらそっと靴と靴下を脱ぎます。乱暴に扱って怪我を悪化させないように傷ついた個所を確認します。(友人に手伝ってもらうこともできます。)次の症状があるか確認しましょう。
    • つま先の「屈曲」や「ずれ」
    • 出血
    • 爪の損傷や位置のずれ
    • あざ
    • ひどい腫れ、変色
    • 上記の症状(もしあれば)次第で、つま先の治療の方法が異なります。それぞれの状態に応じた手当の方法は後述のとおりです。
    • 痛みがひどくて靴や靴下を脱げなければ、つま先や足を骨折または捻挫している可能性があります。危険な症状ではありませんが、医師の治療を必要とします。
  2. 2
    擦り傷や切り傷があれば、洗浄して除菌します。つま先の皮膚が傷ついていたら、感染症を防ぐために直ちに洗浄しましょう。この場合の傷とは、擦り傷や切り傷、爪の傷などを意味します。注意しながら、石鹸とお湯でつま先を洗浄します。その後清潔なタオルやペーパータオルなどでそっとふき、抗菌性のクリームを少量皮膚の傷に塗ります。清潔な絆創膏でつま先を保護します。
    • つま先の回復に従って、絆創膏を毎日取り換えます。[2]
    • 傷を治す を読んで、手当の手順を確認しましょう。
  3. 3
    腫れていたら冷やします。つま先を怪我すると痛みと腫れが生じることが多くあります。つま先が腫れていると扱いにくく不便で、痛みを感じやすくなります。冷やすと簡単に腫れを緩和できます。様々な方法で冷やすことができます。例えば、保冷用ジェルパックや氷を詰めたビニール袋、未開封の冷凍野菜などを利用しましょう。
    • 冷やすために何を使うにしても、タオルや布で巻いてから皮膚にあてましょう。皮膚に直接あてないように気を付けます。直接、長時間氷をあてると肌が傷つき、怪我の症状が悪化する恐れがあります。[3]
    • つま先を怪我して24時間は、就寝時を除き20分ごとに氷で冷やしましょう。その後痛みが治まるまで、日に2~3度冷やします。
  4. 4
    つま先に圧力をかけないように気を付けます。ごく普通の日常生活の行動でも、負傷したつま先で歩くと痛みを感じます。歩いたり立っているときは、体重を少しかかとにかけるようにすると痛みや腫れが悪化しません。ちょうどよいバランスで体重をかかとにかけるのは難しいかもしれません。体重をすべてかかとにかけると歩きがぎこちなくなり、また、長時間そうしていると痛みを伴うでしょう。歩くときに痛みを感じない程度の重力をつま先からかかとに移すようにします。
    • つま先の腫れがひいたら、軽い緩衝材(例えばジェルインソールなど)を使用すると、歩く時の痛みが緩和するでしょう。
    • 痛みが1~2時間しても治まらなければ、痛みを完全に感じなくなるまで数日間は、運動など体を動かすことを控えましょう。
  5. 5
    つま先に余裕のある靴を履きます。きつい靴を履くと痛みが増し、腫れているつま先を余計刺激してしまいます。怪我をした後は緩めの快適な靴を履き、つま先にこれ以上圧力をかけないようにします。適当な代わりの靴がなければ、靴紐を緩めて対応しましょう。
    • つま先の開いたサンダルやビーチサンダルなどが適しています。つま先にかかる圧力が皆無なうえ、脱がずに簡単に氷嚢を当てたり絆創膏を交換できます。
  6. 6
    長引く痛みには、市販薬で対処します。負傷したつま先の痛みが治まらなければ、市販薬を服用して一時的に症状を緩和します。鎮痛薬には様々な種類があります。例えば、アセトアミノフェン(エキセドリンA錠)または、イブプロフェン(イブ、 ディパシオEX)、ナプロキセン(ナイキサン)などの非ステロイド性抗炎症薬は、ドラッグストアや薬局などで取り扱っています。[4]
    • どんな薬も、記載の用法や用量を守って服用します。市販薬でも多量に服用すると危険です。
    • 子供にアスピリンを服用させてはいけません。
  7. 7
    バディテーピングをしてつま先を支えます。負傷したつま先の指とその隣の指をまとめてテーピングして、傷ついた指を隣の指で支えます。小さいコットンなどを両指の間に挟むと指の間が湿らないでしょう。
    • 指間のコットンは毎日交換します。
  8. 8
    つま先をひどく傷つけたときは、足を高く持ち上げます。座ったり休んでいるときに、傷ついたつま先を体より高い位置に置くと腫れが治まります。例えば、横になるときには枕を重ねた上に足を置くようにします。腫れている部分を体より高い位置に置くと、心臓から血液が届きにくくなり、腫れている部分から次第に血液が流れ出すために腫れが治まります。立ったり、歩いているときは不可能なので、長時間座ったり横になるときは足を高くしましょう。

2
重篤な症状を理解します

  1. 1
    長引く痛みや炎症に注意します。冒頭でも述べたように、つまずいて傷めたつま先は、通常は深刻な怪我ではありません。そのため、すぐに治らないということは、怪我が重症である可能性があります。普通のあざができてから消えるくらいの時間がたっても痛みが治まらなければ、特別な治療を必要とする潜在的な問題があるかもしれません。特に次のような症状に注意します。[5]
    • 1~2時間しても痛みが治まらない。
    • つま先に圧力がかかると、痛みがぶり返す。
    • 腫れや炎症のせいで数日間靴が履けなかったり歩けない。
    • あざのような変色が数日しても消えない。
  2. 2
    骨折の症状に注意します。特にひどくつまずいた場合などは、つま先が骨折していることがあります。(つま先の骨の骨折)この場合はレントゲン撮影や装具、ギプスを装着する必要があるかもしれません。骨折の症状は、[6]
    • 怪我をしたときに「ぽきっ」または「ポン」というような音が聞こえる。
    • つま先が見るからに曲がっていたり、ねじれている、歪んでいる。
    • 負傷したつま先を動かせない。
    • 長引く痛みや、炎症、あざ
    • つま先が骨折していても歩くことができます。歩けることは骨折していない証明にはならないので注意しましょう。
  3. 3
    爪下血腫(爪下の出血)の症状に注意します。つま先を負傷すると、爪下に出血することが多くあります。たまった血で爪との間に圧力が生じると、長期にわたって炎症や腫れが続き、治るまでに不快な状態が長く続くことになります。医師による治療では爪の内側の圧力を下げるために、爪に小さく穴をあけ血を取り除くことがあります。このような治療法を穿孔術といいます。[7]
  4. 4
    爪の傷を確認します。つま先を怪我すると、爪の一部や全部が爪床からはがれることがあり、その場合は激しい痛みを伴います。自分で治せる場合もありますが、医師の治療を受ければ、痛みの緩和、傷の保護、感染症の治療などを併せて受けられます。
    • そのうえ、爪を損傷するほどの酷い怪我であれば、医師による治療が必要になる骨折やその他の問題があるかもしれません。
  5. 5
    感染の症状がないか注意します。通常つま先の怪我は自然に治るものですが、感染の症状がないか確認しましょう。痛みが増したり、発赤、腫れ、しびれ、うずき、発熱などの症状があれば、できるだけ早く医師の診断を受けます。
  6. 6
    つま先の怪我が重症な場合も医師の診察を受けます。上記の症状に加え、つま先の骨折や血種、爪の損傷などがあれば病院に行きましょう。医療機関ではレントゲンをはじめとした機材を使用して、診断を正確に行うことができます。さらに、医師や看護師が、治るまでつま先を保護する方法を指示してくれるでしょう。繰り返しますが、つま先の怪我のほとんどは医師の診察を受ける必要がないものです。しかし、怪我が深刻だと感じたら、迷わずに病院に行きましょう。
    • インターネットで得た知識より医師の指示を優先します。医師の指示と、この記事の内容に矛盾があれば医師の指示に従いましょう。

ポイント

  • つま先を怪我したら、重症でないと思っても、普段の活動を中断して少し休息しましょう。つま先の軽い怪我によって生じた腫れが原因で、再び同じ個所を怪我する恐れがあります。
  • つま先の怪我の程度を見極めるのが難しい理由の一つは、足に末端神経が集中していることです。つまり、軽い怪我でも大怪我のような痛みが伴う場合があるということです。

[8] つま先を負傷したら、このことを念頭に置いて深刻な怪我の症状がないか確認することが大切です。

記事の情報

wikiHow共著者の一人、Luba Lee, FNP-BCがこの記事を共著しています。wikiHow共著者は、可能な限り正確でわかりやすい記事を提供するため、wikiHow編集者と緊密に協力しあっています。

カテゴリ: 健康 | 救急処置・緊急医療

他言語版:

English: Treat a Stubbed Toe, Español: tratar un dedo del pie lastimado, Português: Tratar um Dedo Machucado, Deutsch: Einen verstauchten Zeh versorgen, Français: se soigner lorsque l'on s'est fait écraser un orteil, Italiano: Curare una Contusione al Dito del Piede, Русский: лечить ушиб пальцев ног, Bahasa Indonesia: Mengobati Jari Kaki yang Tersandung, العربية: علاج إصبع القدم المرتطم, Tiếng Việt: Điều trị ngón chân bị vấp, Nederlands: Een gestoten teen behandelen, 中文: 治疗碰伤的脚趾

このページは 158 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?