つる植物の駆除は簡単ではありませんが、様々な方法で駆除することができます。ハサミで切り根を除去する方法、マルチング材で覆う方法などがあります。また、酢や熱湯で駆除する方法は毒性もなく安心です。浸透性除草剤を振りかけて根組織を破壊すると頑固なつる植物を永久に駆除できます。

方法 1 の 3:
手作業で駆除する

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    まず、肌を覆い保護しましょう。セイヨウキヅタなど、つる植物の中には皮膚の炎症を起こすものがあります。つる植物を駆除する際は、長袖、長ズボン、靴などで肌を覆い保護しましょう。さらに、厚手のガーデニング用手袋を着用します。[1]
    • 適切な服装は、つる植物から皮膚を守るばかりでなく、虫刺されや切り傷の予防にも効果的です。
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    先端が平らで丈夫な器具を使って、壁や木に張り付いたつるを剥がします。つるが張り付いた木や壁を傷つけないように、先端が平らな長い器具を使って剥がしましょう。ドライバーやバールなどを、つるとつるが張り付いた部分の間にそっと差し込みます。ゆっくりつるを手前に引っ張り剥がします。[2]
    • 木からつるを剥がす際は、樹皮を傷つけないようにゆっくり引き剥がしましょう。
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    剪定ばさみや剪定のこぎりでつるを切ります。木などに貼りついたつるを、1m~1.5m 位の高さで切りましょう。つるの太さに応じて、剪定ばさみや剃刀歯の剪定のこぎりで切断します。こうすると、根を取り除きやすくなります。[3]
    • 切った箇所からすぐに新しいつるが生えてくるので、切り落としたら直ちに処分します。
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    つるの根元を手で掘ります。小さめのつる植物なら、つるをたどって根元を見つけることができます。手で根を引っ張ったり、シャベルや「こて」で地面を掘ったりして、根を完全に取り除きましょう。[4]
    • 春先の土が湿って柔らかい時期に行うと簡単です。土が柔らかいので堀りやすく、より楽に根を見つけることができます。
    • つる植物の繁殖を抑えるには、数か月から1年間定期的に地面を掘って、つるの根を除去する必要があります。
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    地面に生えたつる植物は草刈機で刈り取ります。地面を覆うタイプのつる植物は、草刈機で刈り取って駆除しましょう。エンジン式の草刈機を使うと、頑丈なつるでも上滑りすることなく、しっかり食い込んで刈り取ることができます。少なくとも年3~4回刈取り、つるの繁殖を抑えながら時間をかけて駆除します。[5]
    • 手動および電動の草刈機はつるを刈るには動力が足りず、上滑りしがちです。
    • つる植物駆除に労力をかけたくない場合は、草刈機を使った方法が最適です。ただし、定期的に刈取りを繰り返して駆除する必要があります。
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方法 2 の 3:
毒性のない物で駆除する

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    マルチング材で窒息させます。つる植物は光、水、空気がないと育ちません。つるが生えている箇所全体を、適当なマルチング材で覆いましょう。つるの繁殖箇所全体を覆うと光、日光、空気が不足し数週間で駆除できます。[6]
    • 刈取った芝、樹皮、古新聞、枯れ葉など生分解性の素材をマルチ材として利用すると、つるを駆除した後、マルチ材は土中で分解されます。
    • つるをビニールシートで覆う方法もあります。ビニールシートに熱がこもり、酸素不足になるので、数週間で駆除できます。
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    酢を使った溶剤をスプレーします。園芸用スプレーボトルに水80%、ホワイトビネガー20%の割合で混ぜます。つるに溶剤をたっぷりかけます。2~3日後に状態を確認して、枯れたつるを除去します。必要に応じて繰り返しましょう。[7]
    • この溶剤が他の植物にかからないように気を付けましょう。
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    つる植物の根元に熱湯をかけます。地表のつるを剪定ばさみで切って廃棄します。シャベルやへらで地面を掘り、つるの根元を露出します。0.7~1リットルの熱湯を、つるの根元(根と茎の境目)に直接かけましょう。[8]
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方法 3 の 3:
浸透性除草剤で駆除する

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    太い木本性のつる植物には、トリクロピルを含む除草剤を使います。浸透性除草剤は、葉を通ってつる植物の循環系に浸透し根を枯らします。トリクロピルを含む除草剤はきわめて強力な浸透性除草剤で、頑固で太いつる植物を駆除することができます。硬いつるの表面にもしっかり浸み込みます。[9]
    • 除草剤は、ホームセンターや園芸店で取り扱っています。
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    草本性のつる植物にはグリホサートを含む除草剤を使います。草本性のつる植物はマイルドな浸透性除草剤で駆除できます。グリホサートを含む除草剤をつるの葉にかけると、成分が循環系に浸透します。草本性のつる植物は木本性のつる植物ほど強くないので、毒性の高い除草剤を使う必要がありません。[10]
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    ほかの植物に触れていないつる植物は、浸透性除草剤をスプレーして駆除します。地面や壁に貼りついたつる植物が他の植物に触れていない場合は、浸透性除草剤をスプレーして駆除しましょう。除草剤をたっぷり使い葉を完全に濡らします。ただし、かけすぎて葉が地面に落ちると土壌や周囲の植物の根を傷つける場合があります。[11]
    • 木やほかの植物に貼りついたつるにスプレーするのは控えます。
    • つるを駆除するには、つるの根の張り具合や、つるの太さによって数週間から1か月かかります。
    • 必要に応じて繰り返し除草剤を使いましょう。
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    除草剤をスプレーする際に、他の植物をビニール袋やビニールシートで覆い保護します。厚手のビニールで全体を覆って、除草剤がかからないように保護しましょう。また、周囲の地面をできるだけ広く覆うと根を保護することができます。スプレーする前に、覆ったビニールシートを大きな石、レンガ、杭などで固定しましょう。[12]
    • 浸透性除草剤を撒いて2~3時間経ったら、ビニールの覆いを外します。
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    大きなつる植物は、切ってから根元に浸透性除草剤を使いましょう。大きく生い茂ったつる植物は、大抵は壁や木にしっかり張り付いたり、他の植物と絡み合ったりしています。根元を8~12㎝残し、剪定用ばさみや剪定用のこぎりで切りましょう。トリクロピルを含む除草剤を薄めずに、切ったばかりの根元に直接かけます。[13]
    • 2週間ほどで除草剤が根の循環系に浸透し、除草剤をかけた根が枯れるでしょう。
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必要なもの

手作業で駆除する

  • 園芸用手袋(厚手のもの)
  • 肌を保護する服装
  • シャベルや「こて」
  • 剪定用ハサミ又は剪定用のこぎり
  • 草刈り機

毒性のない物を使って駆除する

  • マルチング材
  • ビニールシート
  • ホワイトビネガー
  • 沸騰した熱湯

浸透性除草剤で駆除する

  • 浸透性除草剤(トリクロピル又はグリホサートを含むもの)
  • ビニール袋又はビニールシート
  • 大き目の石又はレンガ
  • 剪定用ハサミ又は剪定用のこぎり
  • ビニール製又はゴム製(水が浸みない)手袋
  • 空気中の化学物質を吸い込まないためのマスク

ポイント

  • 使用後の器具は消毒用エタノールで洗浄しましょう。
  • 切り取ったつる植物を堆肥置き場に入れるのはやめましょう。そこで根を張り繁殖してしまいます。
  • 18歳未満の人は毒性の強い除草剤(農薬)を購入できません。
  • 除草剤を使用した後は、直ちに身に着けていたものを取り外し洗濯しましょう。

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このwikiHow記事について

Lauren Kurtz
共著者
園芸家
この記事の共著者 Lauren Kurtz. ローレン・カーツはコロラド州オーロラに住む自然主義者で、園芸の専門家です。現在はオーロラ市の水保全課で、市民センターにある庭園「Water-Wise Garden」の管理者を務めています。2014年、西ミシガン大学にて環境持続可能性研究の学士号を取得。 この記事は2,482回アクセスされました。
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