できるだけ楽に嘔吐する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:楽に嘔吐する危険信号を察知する吐き気を未然に防ぐ出典

吐くという行為を好む人は誰もいないでしょうが、時としてどうしても避けられないことがあります。嘔吐は、胃腸に何等かの物質が入り込んだり、刺激があった時に起こる体の自然反応です。多くの場合、嘔吐は不定期に起こるものでそれ自体に害はありません。このガイドを読んで、楽に嘔吐する方法を学びましょう。

パート 1
楽に嘔吐する

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    嘔吐する場所を探す 自宅にいる場合は、トイレ、洗面台、バケツを使用するのが適切でしょう。但し、洗面台を使用する場合は、嘔吐物に塊が混ざっている時それを自分で排水口から除去しなければならなくなるので、それほど良案ではありません。
    • 野外にいる場合は、他人や他人の持ち物から遠ざかるようにします。お酒に酔った見知らぬ人から車に嘔吐されるほど腹立たしいことはありません。茂みや空き地がないか探しましょう。そうした場所の何もない地面の上に吐くのが良いでしょう。
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    嘔吐する必要性を見極める 吐き気に何度も襲われながら、吐くべきか分からない人が時々います。その場合は嘔吐の必要性がないので、吐いたとしても完全には楽にならないかもしれません。一方、(例えばお酒を飲み過ぎた等の理由で)事前に吐くと分かる人もいます。その場合は、胃の浄化が不可欠です。自分や他人に以下のような明確な嘔吐の兆候がないか注意して見ましょう。
    • 唇の色が青ざめ、色がなくなる[1]
    • 汗ばんできて、過度な火照りを感じる
    • 普段よりもしょっぱい唾液が出始める
    • 胃に極度の不快感がある
    • 目まいがし、動きたくない
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    手遅れになる前に吐き気と嘔吐を防ぐ 体の嘔吐反応を防ぐためにできることがいくつかあります。無理して嘔吐する前に以下のことを試してみましょう:
    • 炭酸飲料やジュース等、透明で甘い飲み物を少量飲みましょう(オレンジジュースやグレープフルーツジュースは、酸味が強すぎるので避けます)。[2]
    • 座るか寄りかかって横になる姿勢をとりましょう。活発に動きまわると吐き気が悪化し嘔吐につながる恐れがあります。[2]
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    自然に嘔吐するのを待つ、あるいは嘔吐を誘発する 時間を与えれば体は自力で嘔吐することができますが、できるだけ早く解消したいなら、次のような方法で嘔吐を誘発することができます:
    • 吐根(トコン)シロップ等の薬、または塩水かマスタード水を飲むと嘔吐を誘発することができます。
    • 指を使って口蓋垂(コウガイスイ:喉の奥に垂れ下がった小さな皮膚の弁)を刺激しましょう。指を一本か二本、口蓋垂に触れるくらい口の奥に入れます。
    • 他人が吐くのを見るのも嘔吐を誘発します。[3]他人が吐くのを見ると、自分も嘔吐したくなります。自分の嘔吐を誘発するために、誰かの嘔吐に自然に出くわすことは難しいですが、オンラインでビデオを見ることは可能です。
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    狙ったところに吐くようにする 嘔吐する必要があると確信したら、次の目標は的確なところを目指して吐くことです。いよいよ吐くという段階に来たら、口をトイレの便器や容器に近づけて、嘔吐物が飛び散ったり、はみ出したりしないようにしましょう。野外にいる場合は、顔が地面に近い程、嘔吐物が飛び散りにくいでしょう。
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    飲み物を摂る 吐いた後は水を飲んで、酸っぱくなった口の中を洗い流します。また、再度吐きたくなったら、胃が空になっていないという事です。胃が空の状態で嘔吐するとかなりの痛みが伴うことがあります。

パート 2
危険信号を察知する

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    たいていの嘔吐は問題ないが、より大きな健康問題が潜んでいる場合もある 最も典型的な嘔吐の原因は胃腸炎です。これは、痛みを伴う消化管の炎症ですが、深刻な病気ではありません。
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    以下の症状に該当する場合は医療機関に連絡する[2]
    • 吐き気が2~3日以上続いている、または妊娠の可能性がある。
    • 独自の処置に効果がない、脱水症状の可能性がある、または認知している負傷が原因で嘔吐が起きている。
    • 24時間以上嘔吐が続いている、またはそれに伴い24時間以上下痢が続いている。
    • 幼児の場合で、2~3時間以上嘔吐が続いている、下痢と脱水症状の兆候が見られる、38度以上の熱がある、または6時間以上排尿がない。
    • 6歳以上の子供の場合で、24時間以上嘔吐が続く、24時間以上下痢と嘔吐が続く、脱水症状の兆候が見られる、39度以上の熱がある、または6時間以上排尿がない。
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    以下に該当する場合は早急に治療を受ける[2]
    • 嘔吐物に血が混じっている(鮮血またはコーヒー残渣様)
    • 激しい頭痛または首の凝りがある
    • 倦怠感、精神錯乱、注意力低下が見られる
    • 激しい腹痛がある
    • 38度以上の熱がある
    • 呼吸や脈が速い
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    過食症などの摂食障害の可能性が疑われる場合は、専門医に相談する 過食症とは、体重を制御するために食後に嘔吐したくなる摂食障害です。過食症の人は、大量の食べ物を短時間に食べ(いわゆるドカ食い)、その後その食べ物を排出する手段を探ります(浄化)。[4]過食症を治すには、心理カウンセリングが必要ですが、治癒可能です。

パート 3
吐き気を未然に防ぐ

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    注意深く、一貫したペースで、自分の体に応じた量の食べ物を摂取する 食べるべきでないものを食べたり、食べ過ぎたりすれば嘔吐する可能性があることは誰もが知っています。しかし、まず第一に吐き気を防ぐためには、食べ物をどう摂取するかも重要です。
    • たっぷりの食事を間隔をあけて2~3回摂るよりも、一日を通して、少量ずつの食事を摂るようにしましょう。
    • すぐ飲み込まずによく噛んで、時間をかけて食べましょう。
    • 乳製品、香辛料の効いた食べ物、酸味のある食べ物、高脂肪の食べ物、揚げ物等の消化の悪い食べ物は避けます。[5]
    • 温かい、熱い食べ物が美味しくなくて食べられない時は、冷えた食べ物、または常温の食べ物を摂りましょう。
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    十分な水分補給を心掛け、食後は適度に休む 食後は、消化のために十分な時間を取り適切な姿勢を保ちましょう。そうすれば、そもそも吐き気が起こるのを防ぐことができます。
    • 飲み物(水が好ましい)は食事中ではなく食間に摂るようにします。240mlの水を1日に6~8回、適当な間隔で飲みます。
    • 食後に横になったり座ったりする時は、頭を少なくとも足から30cm以上の高さに保ちます。
    • 活発に動き回ると吐き気が悪化する恐れがあります。嘔吐につながる可能性がある時は、頑張り過ぎたり激しい運動をするのは控えましょう。

ポイント

  • 嘔吐する際は、前のめりになり深呼吸します。気持ちの良いものではありませんが、パニックにならないように努めましょう。
  • 嘔吐する時は鼻をつまみます。嘔吐物や胃酸が鼻を通って副鼻腔に入ってしまうのを防ぐためです。
  • トイレに行くのが間に合わない時に備えて、スーパーのレジ袋等を嘔吐用に備えておきましょう。
  • 嘔吐する時、傍に誰かいてほしいという人もいれば、そうでない人もいます。誰かに付き添ってほしい場合は、友人、家族、配偶者に頼んで背中をさすってもらう等、手を貸してもらいましょう。但し、他人の嘔吐を見たり聞いたりすると自分も「もらい吐き」してしまう人もいるので、最善策とは言えないかもしれません。
  • 嘔吐は(大抵の場合は)悪いことではありません!(おそらく何かを余計に食べ過ぎたか、飲み過ぎたか、走り過ぎたという事でしょう)
  • 鼻をつままずに嘔吐して、鼻に嘔吐物が入り込んで流れ出てきた場合は、鼻を強めに噛んで除去します。
  • 髪の毛が長い場合は、ヘアゴムやヘアクリップ等で結んでおけば嘔吐物が髪にかかるのを防げます。そうしたものが手元になければ、手で髪を後ろに束ねたり、誰かに頼んで髪を持ってもらいましょう。
  • 野外にいる場合は、舗装道路よりも草の上で吐くほうが、嘔吐物の飛び散りを少なく抑えられます。
  • 久々に嘔吐した場合、吐く前にどんな前兆があったかに注意を払いましょう。そうすれば、次に嘔吐する際、どんな前兆があるか分かっているので嘔吐してもそれほど驚くことはないでしょう。
  • 吐きそうな時は周囲の人に予め警告して、不快な気分にさせたり、嫌な臭いで驚かせないようにしましょう。

注意事項

  • 長い髪はできるだけ結んで、嘔吐物が髪にかからないようにしましょう。
  • じゅうたん、カーペット、家具に嘔吐してしまうと、表面にしみが残りやすいので避けましょう。
  • 妊娠している場合や薬を服用中に吐き気が起こる場合は、かかりつけ医か産科医に連絡しましょう。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 全般的健康

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