にきびを1日で治す方法

共同執筆者 Luba Lee, FNP-BC, MS

大切な用事がある前の日ににきびができるのは誰しも避けたいものですが、適切な製品と正しい処置で、大切な日の直前にできてしまったにきびをできるだけ早く抑えることができます。発生したにきびを24時間以内に完全に消すのは通常不可能ですが、その大きさや赤みを大幅に減らす方法がいくつかあります。

方法 1 の 3:
にきびを1日で治す方法

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    皮膚科医によるステロイド(ケナコルト)局所注射で素早く治します。セレブの場合は、大切なイベントの前ににきびができると、かかりつけの皮膚科医を訪れてこの注射で素早く治します。ステロイド剤をにきびに直接注射すると炎症がほとんどなくなり、その日のうちににきびが消えることもあります。[1]
    • とはいえ、かかりつけの皮膚科医を持つセレブとは違って、通常急な予約は取りにくく、定期的な注射にかかる高額な治療費を払うのにも抵抗を感じるかもしれません。[2]
    • ステロイド注射が無理なら、自分でにきびを手当てする方法を行いましょう。
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    にきび用洗顔料で顔をきれいに洗いましょう。にきびを治すための準備は、顔をしっかり洗うことから始まります。毛穴に侵入した細菌によってにきびができるので、まず初めに肌にやさしく効果的なにきび用洗顔料で細菌を退治しましょう。[3]
    • 顔を洗う際に布を使う人もいますが、手で洗っても同様の効果があります。
    • 使用方法に従ってにきび用洗顔料と温水を混ぜ、円を描くように顔をやさしくこすります。
    • 温水で顔をすすぎ、タオルで軽く押さえるようにやさしく拭きましょう。
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    白にきびを潰す場合は自己責任で行います。専門家の中には、にきびを潰してはいけないと言う人もいますが、必要であれば白にきびを適切な方法で「絞り出す」のはかまわないと考える専門家もいます。ただし、白にきび以外のにきびを潰すと、ほぼ間違いなく目立つようになるので気を付けましょう。
    • 指、タオル、針などを使って白にきびの芯を出すことができますが、使用する器具や手をあらかじめ消毒用エタノールで殺菌しておきましょう。
    • にきびを突き刺して持ち上げる専用器具をインターネット通販で購入し、それを使って白にきびの芯を出すこともできますが、普通の針より役に立つかは場合によります。使う場合は使用方法に従い、使用前に必ず殺菌しておきましょう。[4]
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    過酸化ベンゾイルを収れん剤として使いましょう。過酸化ベンゾイルは、にきびの原因となる細菌を殺菌するのに使われています。古い角質層を剥がす効果もあり、肌が明るく若返ります。[5]
    • 過酸化ベンゾイルの濃度は薬によって異なりますが、濃度2.5%でも5%や10%のものと同じくらい効き目があり、肌をあまり刺激することなく使えます。過酸化ベンゾイル配合の薬を購入するには処方箋が必要です。
    • 使い方は、少量を塗り数時間おいてから洗い流します。場合によっては、同日に後ほど再度塗布する場合もありますが、使用方法に従いましょう。
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    もう1つの収れん剤としてサリチル酸を使いましょう。過酸化ベンゾイルと同じように、サリチル酸にもにきびを増やす細菌を殺菌する効果があります。皮膚細胞の新陳代謝を活性化させ、肌の再生を促す働きもあります。[6]
    • 顔をきれいに洗った後、少量のサリチル酸をにきびにつけます。製品の使用方法に従って使いましょう。
    • サリチル酸配合の軟膏などは薬局で市販されていますが、肌の色が濃い人やアスピリンを安全に使うことができない人には向きません。
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    ジェスナーピールをにきびに使います。ジェスナーピールは、サリチル酸、乳酸、レゾルシノールを含むケミカルピーリング剤です。綿棒に溶液を取り直接にきびに塗りましょう。使用方法の指示通りの時間、そのまま置きましょう。[7]
    • レチンAを使用している場合は、このピーリング剤を使ってはいけません。このピーリング剤を使用する場合は、レチンA の使用を1週間前に中止する必要があります。
    • にきびが重症の場合は、皮膚科医が顔全体にケミカルピーリングを施すことができます。
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    クレイマスク(緑色の粘土のパック)を使います。緑色のクレイマスクには、肌の赤みと炎症を抑える効果があります。このマスクを直接にきびに塗り、使用方法に従って(通常15~20分)そのままおきます。その後きれいに洗い流しましょう。[8]
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    「にきびを早く治す」ジェルやローションを使う場合は、現実的に考えましょう。悪いタイミングで突然ニキビができると、誰でも奇跡のように早く治ることを願うものです。「素早く治す」と宣伝する商品は数多くありますが、セレブのお墨付きやインターネット上の評判に頼るのではなく、医師や皮膚科医に効果的な薬を勧めてもらいましょう。
    • 過酸化ベンゾイルやサリチル酸といった収れん剤が含まれている製品は、効果があるかもしれませんが、価格も高いうえ過酸化ベンゾイルやサリチル酸そのものを使う以上の効果があるとは限りません。
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    炎症を起こしているにきびに、布に包んだ氷をあてましょう。清潔な布やキッチンペーパーで氷を包み、にきびをやさしくこすります。氷をにきびにあて、その部分の感覚がマヒしてきたら氷を外しましょう。肌が温まるのを待ち、必要に応じて何回か繰り返すことができます。[9]
    • 氷をあてると肌の下の血管が縮むので、毛穴が小さくなります。痛みを伴うニキビの場合は、氷で痛みが和らぎます。
    • 氷を直接肌にあてたり、包んだ氷をあてる時間が長過ぎたりすると、肌にダメージを与えてしまいます。
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    コンシーラーや肌の色を補正する化粧品を使いましょう。にきびが24時間以内に消える可能性は低いので、 コンシーラーで残ったにきびを隠しましょう。にきびを隠しながらもできるだけ薄く塗り、慎重に周りの肌の色になじませます。[10]
    • にきびの赤みが強ければ、緑色や黄色の色補正用化粧品を使ってみましょう。緑色や黄色で赤みを目立たなくすることができます。
    • 化粧品は毛穴詰まりの原因になり、長く続けるとにきびの悪化につながるので、化粧品をにきび対策として使い続けるのはやめましょう。
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方法 2 の 3:
収れん作用のある薬の代わりに家庭療法を行う

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    トマトやバナナなど食べられる収れん剤を使いましょう。トマトには酸が含まれており、にきびを緩和して毛穴を閉じ、細菌と戦う働きがあります。熟したトマトを半分に切り、切った面で顔の片側を約1分間やさしくこすります。もう半分のトマトで顔の反対側もこすりましょう。[11]
    • バナナの皮を虫刺されに使う人もいますが、にきびを小さくする効果がある可能性もあります。バナナの皮でにきびをそっとこすりましょう。
    • バナナの皮、塩少々、酢小さじ1杯、メープルシロップ大さじ1杯をブレンダーで混ぜて使うこともできます。顔に塗り、7分間おいてから冷水ですすぎましょう。
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    緑茶、ウィッチヘーゼル、ティーツリーオイルを試しましょう。緑茶は多くの抗酸化物質を含み、収れん作用もあります。熱湯に緑茶のティーバッグを浸します。ティーバッグを取り出して完全に冷まし、にきびに5分間あてましょう。[12]
    • ウィッチヘーゼルにも収れん作用があり、数多くの用途があります。ドラッグストアや健康食品店でアルコールフリーのウィッチヘーゼルを探しましょう。コットンに少量含ませ、にきびに塗ってそのまま乾かします。
    • ティーツリーオイルは抗菌作用のあるエッセンシャルオイルです。[13]スポイトを使って、ティーツリーオイルを綿棒に1~2滴垂らし、にきびにつけます。ピリピリしたら使うのをやめましょう。
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    アスピリンを安全に服用できる場合は、アスピリンペーストを使いましょう。アスピリン錠を砕き水を加えてペーストを作ります。綿棒にペーストを取り、ニキビに薄く塗りましょう。そのまま少なくとも30分間おきます。[14]
    • アスピリンでアレルギー反応が起きる場合、ライ症候群を発症した場合、大量にアルコールを摂取している場合、妊娠中や授乳中の場合、アスピリンと相互作用を起こす薬を服用している場合は、アスピリンを使ってはいけません。
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方法 3 の 3:
長期的な治療方法

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    砂糖の摂取量を減らしましょう。食生活で砂糖を摂り過ぎていると、にきびができやすくなります。肌をきれいにするためには、飴、焼き菓子、炭酸飲料など、砂糖を多く含むものを摂らないにしましょう。[15]
    • 糖質が多い白いパンや白米も避けましょう。
    • 無糖の代用品を使うか、フルーツなど自然な甘みのあるものを食べましょう。
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    質の良い睡眠をもっと取りましょう。睡眠不足やストレスでホルモンが変化する可能性があり、その結果にきびができやすくなります。毎晩7~9時間連続した睡眠を取るようにしましょう。
    • 毎日の睡眠習慣を作り、寝室を眠りやすい環境に整えましょう。また、睡眠障害を繰り返す場合は医師の診察を受けましょう。
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    毎日の生活でストレスを減らしましょう証明されているわけではありませんが、ストレスと皮膚疾患、中でもストレスとにきびの深い結びつきを表す事例が多くあります。ストレスを多く感じると、にきびの原因となる皮脂を作り出す細胞が正常に働かなくなる可能性があります。[16]
    • 工夫してストレスを発散しましょう。散歩をすることでストレスの多い状況から離れる人もいれば、絵を描いてストレスを発散する人もいます。
    • 瞑想してみましょう。体の緊張をほぐして目を閉じます。呼吸に集中しながらゆっくりと身体意識を広げていきましょう。
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    髪の脂が顔につかないようにします。髪の脂がにきびの原因になることもあるので、定期的に髪をシャンプーしましょう。髪が長い場合は顔にかからないように、後ろで1つに結んでおきましょう。
    • 毎週枕カバーを取り換えましょう。寝ている間に髪の脂が枕カバーに付着します。
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    肌の角質を取り除きます週に1度、にきび用スクラブ剤で角質を取り除く習慣をつけましょう。ただし、顔にやさしいスクラブ剤を使用して、こすり過ぎないように注意しましょう。
    • 使用方法や頻度については製品の使用方法や医師のアドバイスに従いましょう。
    • 角質除去剤を使うと、表皮に溜まった死んだ皮膚細胞をやさしく剥がすことができます。その結果、にきびのない生き生きとした新しい皮膚が表面に現れます。
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    肌と全体的な健康のために運動しましょう。日常的に運動すると血行が良くなり、肌が生き生きと健康的に見えるようになります。[17]
    • 健康な場合は、中強度の運動を1週間に150時間行いましょう。ほとんど体を動かさない人や健康上の問題がある人は医師に相談しましょう。
    • 運動のあとはシャワーを浴びて体をきれいにしましょう。運動して汗をかくと、塩分や汚れで毛穴が詰まります。
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    日焼け止めで肌を守りましょう。1日20分ほど日光にあたるのは肌に良いことですが、それ以上長く外で過ごす場合は、必ず日焼け止めを塗りましょう。自分の肌質やにきびの状態に合う日焼け止めについて、医師や皮膚科医に相談してみましょう。[18]
    • 外で運動する際は日焼け止めを塗りましょう。気を付けないと、運動で血行を良くするメリットより、日光によって引き起こされるダメージのほうが大きくなってしまいます。
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    にきび治療薬の処方を受けましょう。にきびの症状が重い場合や長く続く場合の治療薬がいくつかあります。医師や皮膚科医に相談して、自分のにきびに最も効果的に作用する薬を処方してもらいましょう。
    • 女性の場合は、にきびの治療薬として経口避妊薬が投与されることがあります。避妊薬はホルモンの分泌を調整する効果があるため、にきびの発生を抑えることができます。
    • その他、抗生物質の飲み薬でニキビの原因となる細菌を退治する方法もあります。抗生物質を服用するとにきびの発生が抑えられ、炎症が和らぎます。
    • 症状が重い場合は、イソトレチノインによる治療が行われる場合もあります。イソトレチノインはビタミンA誘導体で、皮脂の分泌腺を縮める働きがあります。この薬には数多くのリスクや副作用があるため、この薬による治療を始める前にそれらのリスクをしっかりと理解しておくことが重要です。イソトレチノインは日本では未認可のため、使用には必ず医師の指示が必要です。[19]
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    乳製品を一切摂らないか、摂取量を減らしましょう。乳製品にはホルモンが含まれるので、乳製品とにきびの関係性を指摘する研究結果もあります。そのため、専門家の中には乳製品を一切摂らない、または摂取量を減らす食事療法を提唱する人もいて、にきびに悩む人の乳製品摂取量を大幅に減らすか一切摂らないように指導しています。[20]
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ポイント

  • にきびを引っかいたりつまんだりするのはやめましょう。毛穴を広げることになり、細菌や汚れが入りやすくなるので、にきびが増えてしまいます。
  • 顔のデリケートな肌に脂、汗、雑菌を付けないために、手で顔に触れるのは控えましょう。
  • 脂性肌や髪が脂っぽい人が横向きやうつ伏せで眠る場合は、2~3日に1度は枕カバーを交換しましょう。脂を吸収した枕カバーに、何時間も顔をつけて寝たら大変です!常に仰向けで眠る場合は、枕カバーを1週間に1度交換すれば十分でしょう。

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注意事項

  • にきびの症状が重い場合は医師や皮膚科医の診察を受け、長期にわたる治療方法について相談しましょう。
  • 一部のにきび処方薬の服用期間中は、妊娠していなくても避妊する必要があります。
  • 酒さの治療ににきびの治療法を行ってはいけません。医師や皮膚科医の診察を受けましょう。
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このwikiHow記事について

治験審査委員
この記事はLuba Lee, FNP-BC, MSが共著しています。 ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。
カテゴリ: 健康 | 個人衛生
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