はちみつは何百年もの間、火傷や怪我の治療に使われてきました。はちみつが持つ抗酸化作用と抗菌性が火傷や怪我の回復を促します。 [1] 火傷にはちみつを塗ると、その保湿効果で回復を早め、傷跡を最小限に抑えます。1度熱傷や軽度の2度熱傷を自然な方法で素早く回復させるために、はちみつを使いましょう。

パート 1 の 4:
火傷の診断

  1. 1
    1度熱傷を見分ける 火傷は珍しいことではありません。火傷の原因には熱、火、日光、電気、熱湯や調理中の液体、化学物質などがあります。1度熱傷は深刻度がいちばん低く、皮膚の最上層だけに損傷を与えます。[2]
    • 1度熱傷は皮膚が赤く変色し、痛みを伴います。また、患部を指で押すと、白く変色するのがわかります。
    • 1度熱傷は通常は3-6日で治ります。回復期に皮膚が剥がれることがありますが、普通は傷跡が残ることはありません。
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    2度熱傷を見分ける 2度熱傷は1度熱傷より症状が重く、損傷は表面より深い皮膚の層に届きます。患部は赤く変色し、斑点や腫れ、痛みを伴います。また、水ぶくれができることもあります。[3]
    • 2度熱傷はたいてい2~3週間以内に回復しますが、傷跡が残る可能性があります。
    • 火傷の範囲がが2.5㎝四方より大きければ、直ちに医師の診察を受けましょう。
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    3度熱傷を見分ける 3度熱傷は最も深刻な症状で、皮膚の奥深くまで損傷を与えます。皮膚は白(炭化)または黒に変色します。[4]
    • 3度熱傷は早急に治療が必要です。3度熱傷は自分自身で治療してはいけません。
    • 第3度熱傷は神経を傷つけるため、通常、痛みは伴いません。
    • このタイプの火傷は回復に数ヶ月かかり、回復期間中に傷跡が残る場合があります。
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パート 2 の 4:
軽度火傷の応急処置

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    患部に冷水を当てる 火傷をしたら直ちに患部に流水を当て、痛みが治まるまで冷やします。最低でも5分はこれを続けます。 [5]
    • 2度熱傷の場合は最低でも15分は冷やしましょう。 [6]
    • 患部に氷を当ててはいけません。
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    医薬品はちみつを患部に注ぐ 医薬品はちみつを患部全体とその周りの皮膚に注ぎます。はちみつは節約せずにたっぷり使いましょう。傷の上にはちみつを厚く注ぎます。火傷の箇所に応じて、0.5㎝程度の厚さに塗りましょう。
    • なるべく医薬品はちみつを使いましょう。医薬品はちみつにはニュージーランド産のマヌカはちみつやドイツ産の薬用はちみつがあります。[7]
    • 医薬品はちみつが手に入らなければ、ろ過処理がされていない有機の生はちみつを選びましょう。食料品店で販売されている普通のはちみつを使ってはいけません。[8]
    • ツツジを主成分としたはちみつは避けましょう。これにはグラヤノトキシンという毒素が含まれていることがあり、意識の低下や幻覚症状を引き起こす原因となります。 [9]
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    はちみつを塗る 薄手のビニール袋や紙袋、アイスクリームの棒などを使って、患部とその周りの皮膚に優しくはちみつを塗ります。
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    患部に包帯を巻く 清潔で乾いたガーゼ包帯や患部に貼り付かないタイプの包帯を使い、患部を完全に包帯で覆います。最後に医療用粘着テープで固定します。[10]
  5. 5
    深刻な火傷の場合には早急に治療を受ける 2度熱傷より深刻な火傷(2.5㎝以上の火傷)や3度熱傷である場合には、直ちに治療を受ける必要があります。
    • 2度熱傷は患部に流水を当てて15分冷やすか、救急車が到着するまで冷やし続けます。
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    電気、化学物質、放射線による火傷も早急な治療を受ける 電気、化学物質、放射線による火傷(例外は軽い日焼け)はできるだけ早く専門医の治療を受けましょう。
    • 化学物質による火傷は5分以上流水で冷やして、直ちに治療を受けましょう。
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パート 3 の 4:
包帯を取り換える

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    手を洗う 火傷の包帯を取り替える前には、手がきれいかどうかを確認します。手に火傷を負っている場合は、誰かの手を借りましょう。その場合も協力者は最初に手を石鹸できれいに洗います。
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    そっと包帯を外します。包帯に剥がれた皮膚が貼り付いても、患部から剥がします。[11] はちみつには皮膚を柔らかくして痛みを伴わずに皮膚を剥がれやすくする効果があると実証されていることからも、包帯は容易に外せるでしょう。[12]
    • 使用した包帯は処分します。
  3. 3
    感染症の有無を確認する 患部に感染症の兆候がないかを調べます。以下の症状に注意しましょう。
    • 膿、または分泌物がある
    • 内部に濁った液体を含む腫れがある(水ぶくれはそのままにする)
    • 患部を中心にして赤い線が広がっている
    • 発熱
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    必要に応じて抗生物質入り軟膏を塗る 軽度の感染症であれば抗生物質入り軟膏を使用することもできますが、はちみつにも感染症を防ぐ働きがあります。
    • 重度の感染症(例えば、高熱や赤い筋が見えたら)である場合は直ちに医療専門家に連絡しましょう。
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    火傷の皮膚組織を剥がさない 患部から剥がれた皮膚の組織を取り除くと、傷跡が残るなどの後遺症の原因になります。包帯を外したあとは患部をそのままにして、皮膚組織を剥がす必要はありません。体がもつ自然治癒力に任せましょう。はちみつが自然治癒力を増強し、皮膚組織は自然に剥がれ落ちます。
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    はちみつを洗い流さない はちみつには滅菌・抗菌作用があり、たいていの感染症を防ぎます。[13] はちみつが患部を保護しているところからはちみつを取り除くと、傷つきやすい皮膚組織をさらけ出すことになります。はちみつは患部に塗ったままにしておきましょう。
  7. 7
    患部にさらにはちみつを塗る はちみつは患部全体を覆うようにたっぷりと使いましょう。0.5㎝の厚さでしっかりとはちみつを塗ります。
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    新しい包帯を巻く ガーゼや張り付きにくい素材の包帯で患部を完全に覆います。最後に安全な医療用粘着テープで固定します。
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パート 4 の 4:
火傷の回復

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    包帯は毎日取り替える 毎日包帯を取り替えてたっぷりとはちみつを塗ります。傷がピンク色に変わり、患部がデコボコしていないかどうかに注意します。
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    患部を空気にさらす 毎日、1~2時間は包帯を外して負傷した部分を空気に触れさせましょう。再度はちみつを塗り、新しいガーゼ包帯または張り付きにくい包帯で巻きます。
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    はちみつを洗い流す 1度熱傷は1週間以内に回復します。軽度の2度熱傷は2週間以内に回復します。火傷が回復したら冷水ではちみつを洗い流します。
    • 2週間以上経っても火傷が回復しい時には医師の診察を受けましょう。
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ポイント

  • 指で熱いものをつかんでしまったら、すぐに耳たぶを触りましょう。火傷の熱が耳たぶに移ります。指には数多くの神経末端がありますが、耳たぶには神経末端が少なく、比較的広い表面積があります。表面積が広ければ、熱を早く分散させることができます。

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注意事項

  • 2度・3度熱傷では、焼けた衣類や素材を皮膚から剥がしてはいけません。火傷の被害が広がる原因になります。
  • 火傷は水以外の液体で冷やしてはいけません。
  • 火傷にはバターや油、氷を当ててはいけません
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このwikiHow記事について

Zora Degrandpre, ND
共著者 by
自然療法医
この記事の共著者 by Zora Degrandpre, ND. デグランプリ医師はワシントン州バンクーバー在住の自然療法医で、米国国立衛生研究所と米国国立補完代替医療センターで論文査読者も務めています。2007年に国立自然医学大学にて自然療法医師学位を取得。 この記事は6,097回アクセスされました。

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この記事の内容は、医師による指導、診察、診断、治療の代わりになるものではありません。治療の開始、変更、停止などにあたっては、必ずかかりつけ医もしくは資格を持った医療従事者に相談してください。

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