ひまし油は、トウゴマの種子から抽出される天然の便秘解消薬です。刺激性下剤としての効果があり、腸壁から水分を一切奪うことなく腸内を潤します。よく便秘になる人は、ひまし油を試してみると症状が治まるかもしれません。ただし、不快な副作用を伴うことがあり、摂取すると体に害をきたす人もいます。ひまし油を下剤として使用する際は、事前に必ずかかりつけの医師または薬剤師に相談しましょう。[1]

パート 1 の 3:
ひまし油を使う前に

  1. 1
    服用中の薬はすべて、かかりつけの医師または薬剤師に報告しましょう。薬によっては、ひまし油と相互作用を起こすものもあります。服用中の薬とひまし油が有害な薬物相互作用を引き起こさないことを事前に確認しておきましょう。[2]
    • アレルギーを持っている可能性がある人は、必ず薬剤師に報告しましょう。ひまし油には、アレルギー反応を引き起こす恐れのある物質が複数含まれています。
  2. 2
    妊娠中の人はひまし油を使用しないでください。妊娠中や授乳中、生理中の女性はひまし油を使用してはいけません。また、以下のような症状を抱えている人も、ひまし油を下剤として使用することはやめましょう。[3]
    • 激しい腹痛
    • 腸閉塞または胆嚢疾患
    • 吐き気または嘔吐
    • 原因不明の腹痛または直腸出血
    • 医師の指導の下でない限り、ひまし油と利尿薬を併用してはいけません。電解質、特にカリウムの不均衡を招く恐れがあります。
  3. 3
    副作用の可能性を認識しましょう。大半の人は問題なく摂取できるひまし油ですが、副作用の可能性についても心得ておいたほうがよいでしょう。こうした副作用は害のないものがほとんどで、通常はすぐに治まります。しかし、中には深刻な副作用もあります。[4]
    • 軽度の副作用としては、腹部の痛みやけいれん、吐き気、下痢、疲労感などがあります。こうした副作用はすぐに治まるのが普通です。症状が長引くようであれば、医師に相談しましょう。
    • 深刻な副作用には嘔吐や不整脈、めまい、混乱などがあります。また、体の広範にわたる発疹やかゆみにも気を付けましょう。これらはアレルギー反応である可能性があります。発疹やかゆみが見られたときは、ひまし油の使用をすぐに中止して、速やかに医師に相談しましょう。
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パート 2 の 3:
初めて摂取する

  1. 1
    ひまし油を購入しましょう。ひまし油を使用する人は以前に比べると減ってはいますが、たいていのドラッグストアやスーパーで取り扱っています。茶色の小瓶入りのものが多く、通常は胃腸薬関連のコーナーに置いてあります。
    • 購入の際は、ラベルに記載された「冷圧搾」「冷製法」「バージンオイル」「純性」「下剤」などのキーワードを参考にして、高品質のものを選びましょう。[5]
  2. 2
    適量を判断しましょう。ひまし油の適切な摂取量を判断する目安がいくつかあります。
    • 医師の指導の下で摂取する場合は、その処方量に従います。
    • ボトルに用量を明記しているものもあります。ラベルを見て、推奨用量の記載の有無を確認しましょう。
    • 医師から用量の指示がなく、ラベルにも記載がなければ、成人および12歳以上の小児で15~60 mL、2~11歳は5~15 mL、2歳未満は1~5 mLとするのが一般的です。[6]
  3. 3
    ひまし油は空腹時に摂取しましょう。そうすると、薬の効果が早く現れます。薬の作用を遅らせたい場合は、食事とともに摂取するとよいでしょう。[7]
  4. 4
    計量スプーンまたは計量カップで正確に計量しましょう。食卓用スプーンで代用してはいけません。食卓用のスプーンは大きさがさまざまで、正確に計量できません。[8]
  5. 5
    計量済みのひまし油をコップ1杯の果汁100%ジュースと混ぜ合わせます。ひまし油は苦く、不快な味がすることで有名です。果汁で薄めるといくらか飲みやすくなるでしょう。
    • 飲み物に混ぜる場合は、必ずクランベリージュースやオレンジジュース、プルーンジュース、しょうがのしぼり汁を使用しましょう。他の食材では下剤効果が薄れる可能性があります。[9]
    • 不快な味を抑えるには、冷蔵庫で最低1時間冷やすのも効果的です。[10]
  6. 6
    数時間以内に便意を催すはずです。ひまし油は摂取してから最短で2時間、最長で6時間以内に効果が現れます。6時間が経過しても便通がない場合は、腸閉塞や便塞栓(宿便)などの深刻な疾患を抱えている可能性があります。かかりつけの医師に速やかに相談しましょう。[11]
    • ひまし油の下剤効果には総じて高い即効性があるため、夜間の摂取は避けましょう。[12]
  7. 7
    ひまし油の下剤効果が現れてから数日間は便通がないはずです。ひまし油には、結腸だけでなく、腸管全体の洗浄効果があることが知られています。そのため、便秘が解消してから2、3日間は便通がないのが一般的です。[13]
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パート 3 の 3:
繰り返し摂取する

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    必要な量を準備しましょう。「初めて摂取する」のステップに従って、1回分のひまし油を準備します。
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    毎日、決まった時間に摂取しましょう。ひまし油を定期的に摂取すると、排便スケジュールにもリズムが生まれ、便通を予測しやすくなります。通常、ひまし油の効果は数時間以内に現れるため、夜間ではなく起床時に摂取するのが最も効果的です。[14]
  3. 3
    7日が経過したら使用を中止しましょう。一般に、ひまし油はあくまでも一時的な便秘緩和薬であるとされており、長期使用を意図したものではありません。医師の指導の下でない限りは、7日間以上連続して摂取してはいけません。過剰摂取を招いたり、ひまし油に依存しなければ定期的に排便できなくなったりする可能性があります。[15]
    • ひまし油を過剰に摂取すると、脱水症状や電解質不均衡を引き起こす恐れもあります。
  4. 4
    過剰摂取の兆候を見逃さないようにしましょう。指示どおりに摂取していれば心配はいりません。ただし、以下の症状に一つでも当てはまる場合は、ひまし油の使用を中止して医師に相談したほうがよいでしょう。[16]
    • 長期にわたる下痢
    • 激しい腹痛
    • めまいまたは混乱
    • 嘔吐
    • 息切れまたは胸の痛み
  5. 5
    上記を試しても便秘が解消しなければ、かかりつけの医師に相談しましょう。ひまし油を摂取してもなお便秘が治らない場合は、単純な便秘ではなく、別の疾患を抱えている可能性があります。かかりつけの医師に相談して、便秘の原因を調べてもらいましょう。
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ポイント

  • ひまし油を摂取するだけでなく、食習慣を少し変えてみるのも良い方法です。毎日の食事で繊維質を多く摂るように心掛けると、消化器の健康を長期にわたって促進できます。

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必要なもの

  • 計量スプーンまたは計量カップ
  • ひまし油
  • 果汁100%ジュース(適宜)

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このwikiHow記事について

Zora Degrandpre, ND
共著者 by
自然療法医
この記事の共著者 by Zora Degrandpre, ND. デグランプリ医師はワシントン州バンクーバー在住の自然療法医で、米国国立衛生研究所と米国国立補完代替医療センターにおいて論文査読者も務めています。2007年に国立自然医学大学にて自然療法医師学位を取得。 この記事は9,177回アクセスされました。
カテゴリ: 全般的健康

医療免責事項

この記事の内容は、医師による指導、診察、診断、治療の代わりになるものではありません。治療の開始、変更、停止などにあたっては、必ずかかりつけ医もしくは資格を持った医療従事者に相談してください。

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