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固ゆで卵の殻をむくのはちょっと面倒な作業かもしれません。ですが、ちょっとしたコツさえ知っていれば、5秒以内で卵の殻をむくことも可能になります。この記事では簡単にゆで卵の殻をむく方法についてご紹介します。

方法 1
方法 1 の 5:

基本的な方法

  1. 1
    卵を茹でましょう。簡単にゆで卵をむけるかどうかは、卵のゆで方によって大きく変わってきます。まず片手鍋に卵を入れて冷水を注ぎます。水は卵の上5cm位まで入れて下さい。重曹を小匙1杯加え、静かに沸騰させて約12分調理しましょう。[1]
    • 重曹を加えることにより、白身の pHレベルが上がり、殻をむくときにゆで卵が殻や膜につきにくくなります。[2]
    • 新鮮な卵で作ったゆで卵は、少し古めの卵よりも殻をむくのは難しいかもしれません。卵の底には空洞部分があり、新鮮な卵はこの部分が小さくなっています。産みたての新鮮な卵を茹でるのは出来るだけ避けた方が良いでしょう。[3] 産後3日から5日経った卵がゆで卵に適しています。
  2. 2
    卵を冷やします。卵が茹で終ったら、片手鍋のお湯を捨て、冷水を注いでください。氷を入れても良いでしょう。冷水は殻の中にある卵を収縮させ、卵と殻の間に空間を作るので、より殻がむきやすくなります。[4]
  3. 3
    卵の殻の両端にひびを入れます。卵が冷えたら、水から出してペーパータオルで水分を拭き取って下さい。卵を手に取って、調理台などの何か固い表面に卵をしっかりと打ち付けて、卵にひびを入れましょう。片側ずつ両端にひびを入れていきます。
    • 卵の底の部分に気泡があります。その部分を押しつぶせば、より簡単にむけるはずです。
    • 固い表面で卵にひびを入れるのではなく、食事用のスプーンの裏側を使って殻を割ることもできます。しっかりと1,2回叩けばひびが入るはずです。
  4. 4
    卵をむきます。卵の底の空洞の部分から、親指の側面を使ってむきはじめましょう。卵の殻と白い薄膜を取り除くと、その下から滑らかでつややかな卵の白身が出てきます。[3] 卵が十分に茹でられて冷やされていれば、殻は簡単にむけるはずです。
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方法 2
方法 2 の 5:

卵を転がしてむく方法

  1. 1
    卵を茹でて冷やします。上記の基本的な方法の順序に従って、卵を茹でて冷やして下さい。
  2. 2
    両端の殻にひびを入れましょう。卵が十分に冷えたら、台所のカウンターなどの固い表面の上で、しっかりと卵の端を叩いてひびを入れて下さい。片側ずつ順に行って下さい。
  3. 3
    卵を転がします。卵の側面を下にしてカウンターの上に置きます。手のひらをしっかりと卵の上に置いて、前方へ1回転させます。卵の殻にクモの巣状にひびが入るように、十分な圧力を卵にかけて下さい。[5]
  4. 4
    お湯の入ったボウルに卵を入れて下さい。親指を使って、卵の幅の広い底の部分から、割れた殻の部分をはがしていきましょう。1秒とかからずに、全ての殻がすべるようにはがれていきます。
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方法 3
方法 3 の 5:

卵を振ってむく方法

  1. 1
    卵を茹でます。卵が茹であがったら、熱湯を切って冷水を鍋に入れて、卵を冷やして下さい。
  2. 2
    片手鍋に蓋をします。冷水を切って、鍋にぴったりと蓋をします。しっかりと蓋をしたまま片手鍋を力強く振りましょう。
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    殻を洗い流します。片手鍋の蓋を取ると、鍋の中には細かく砕かれた卵の殻が沢山あるはずです。卵を洗って、殻を取り除きましょう。この方法を使うと簡単に早く卵の殻をむくことができますが、卵を傷つけてしまう可能性もあります。
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方法 4
方法 4 の 5:

スプーンでむく方法

  1. 1
    卵を茹でて、冷やします。上記の基本的な方法で説明された順序に従って、卵を茹でて冷やして下さい。
  2. 2
    卵にひびを入れます。スプーンを使って卵の底の部分をしっかり叩き、殻にひびを入れて、卵の空洞部分を押しつぶします。
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    卵と殻の間にスプーンを差し込みます。スプーンが入れば、簡単に卵を取り出せるはずです。
    • この方法を使うと、時間をかけずに卵をむくことができますが、多少練習が必要かもしれません。
    • この方法で卵をむく際に、卵を傷つけないように注意して下さい。また、スプーンで卵を取り出す時に、卵が勢いよく飛び出してしまわないように気を付けましょう。
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方法 5
方法 5 の 5:

卵に息を吹きかけてむく方法

  1. 1
    卵を茹でて、冷やします。上記の基本的な方法で説明された順序に従って、卵を茹でて冷やして下さい。
  2. 2
    卵の両側にひびを入れます。卵が冷えたら、卵を水から取り出して、ペーパータオルで水分を拭き取りましょう。台所のカウンターなどの固い表面の上で、しっかりと卵の端を叩いてひびを入れて下さい。
  3. 3
    卵の両端のひびの入った殻を取り除きます。親指の側面を使って、両端のひびが入った円形の部分の殻をむいて下さい。
  4. 4
    息を吹きかけて(あるいは押して)卵を殻から出します。片手で卵をしっかり持って、卵の尖った方の部分の穴から強く息を吹きかけます。十分な肺活量があれば、ゆで卵は殻から滑り出てくるはずです。卵が飛び出てきたときに、逆の手で受け止められるように準備しておきましょう!
    • この方法を使って卵をむくのはとても難しく、練習が必要になるでしょう。ですが一度この方法を習得すると、まるで忍術を使って卵をむいているような気分になることでしょう![1]
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ポイント

  • 殻が付いたままのゆで卵は冷蔵庫で5日間持ちます。殻をむいたゆで卵はなるべく早めにお召し上がりください。
  • ゆで卵の側面からではなく、端から殻をむきはじめましょう。
  • お湯を沸かす際に、塩を加えて下さい。調理中に卵が割れてしまった時、塩はひびから卵の中身が流れ出るのを防ぎます。さらにゆで卵に塩味の風味が加わります。
  • 茹で過ぎには注意しましょう。茹で過ぎてしまうと、卵の殻は粉々に砕けて、むくのは非常に難しくなります。さらに殻の内側が卵にはりつき、殻と一緒に卵もはがれてしまいます。
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必要なもの

  • 生まれてから3-5日経った卵
  • 片手鍋
  • ボウル
  • 冷水

動画
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: 食・おもてなし
記事のサマリーX

ゆで卵の殻を簡単にむくには、まず卵の両端を硬い物の上で軽くたたいて、ひびを入れます。そして、卵を横向きに寝かせ、手のひらで前後に転がし、卵の殻にさらにひびを入れます。次に、指で卵の殻の欠片をはがしてむいていきます。また、水を入れた金属容器に卵を入れて振ると、殻にひびが入ってむきやすくなります。

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