PDF形式でダウンロード PDF形式でダウンロード

アクリル絵の具は、混ぜ合わせて用いると境目なく1つの色から次の色へ変えることができます。乾いていない絵の具の上から新たな色を塗り重ねる方法(ウェットオンウェット)が最も簡単ですが、アクリル絵の具は乾きが速いため素早く作業を行わなければなりません。その一方で、ウェットオンドライ(乾いた絵の具の上から新しい色を重ねる方法)は多少時間がかかるものの、焦らずに色を混ぜ合わせることができます。さらに時間に余裕があるという人は、グレージングメディウムを絵の具と合わせて用いる方法を試してみましょう。

方法 1 の 3:
乾いていない絵の具の上から塗り重ねる

  1. 1
    筆を濡らす 筆を2~3分程、水に浸しましょう。余分な水気を落とします。水滴が滴るようでは水分が多すぎます。必要に応じて、タオルで軽く拭き取っても良いでしょう。[1]
    • 色を混ぜ合わる用途に適した絵筆には様々な種類がありますが、まずは、平筆(フラット)、ファン(扇型筆)、ラウンド(丸筆)、フィルバード(丸平筆)から始めてみましょう。[2]
    • 絵の具がすぐに乾いてしまう心配があれば、筆を使いキャンバスを水で少し濡らしても良いでしょう。いずれにしても、ウェットオンウェットの方法を用いる時は素早く作業を行うことがポイントです。
  2. 2
    キャンバスの上部から太く一気に土台の色を塗っていく 一方からもう一方の端まで太い線を引くように1段ずつ真っすぐに塗っていきましょう。一筆で2.5~5センチ程の太さで塗るようにしましょう。[3]
    • 例えば、キャンバスの上部からダークブルーを塗ってみましょう。
    • その色のまま残しておきたい面積を考慮して、どの程度まで塗り進めるのかを決めましょう。
    • 塗っていく際の直線の方向に決まりはありません。
  3. 3
    2つ目の色を少し塗る 絵筆をすすがずに、重ね塗りをする色を筆先につけましょう。土台の色の境目の部分に沿って、この新しい色を塗っていきます。同じように太く一気に線を引くような動きで、土台の色と馴染ませながら少しだけ塗り進めます。何度も筆を行き来させていくうちに、土台の色と2つ目の色が混ざり始め、土台の色が薄くなっていくはずです。[4]
    • 土台がダークブルーで徐々に白にしていくのであれば、少量の白を筆先につけましょう。
  4. 4
    2つ目の絵の具を付け足しながら、さらに下まで塗り進める 筆先に2つ目の色を付け足し、下に続けて塗っていきましょう。キャンバス上を左右に筆を行き来させましょう。また、上下に筆の位置も異動させて土台の色に馴染ませていきましょう。[5]
    • ダークブルーの例の場合は、筆を洗い流さないまま、白をさらに付け足すということになります。
    • 1段塗り進めるごとに、色を少しずつ足していきましょう。この手順でキャンバス全体を網羅します。次の段になるごとに2つ目の色の量を増やし、太く一気に塗りながら真上の色と混ぜ合わせます。[6]
    • 絵の具が乾いてしまうと、この方法は用いることができないので素早く作業を進めましょう。
  5. 5
    キャンバスの一番下の部分は2つ目の色だけで塗る 筆をいったんすすぎ、2つ目の色を新しく付け直します。キャンバスの一番下の部分を塗り、次にその少し上の部分も同じように塗って色を馴染ませます。きれいに馴染むまで何度か繰り返しましょう。[7]
    • ダークブルーと白の例の場合は、最後の1段を塗る前に筆をいったんすすぎ、白だけを筆先につけて塗っていくということになります。
    広告

方法 2 の 3:
乾いた絵の具の上から重ね塗りをする

  1. 1
    基本となる色で土台を作る 一般的に、2色のうち、より暗い方を土台に選びます。この色を太く一気に塗っていきましょう。一塗りで、できる限り広い範囲に塗ることができると良いでしょう。塗り終えたら完全に乾くまで待ちます。[8]
    • 色を混ぜ合わせ空を描こうとしていると仮定しましょう。まず、ミディアムブルーを塗り、無地の背景を作ります。これを完全に乾かします。
    • この方法を用いる場合は、急いで作業をする必要はありません。
  2. 2
    土台が完全に乾くまで待つ 完全に乾かさずに次の手順へ進むこともできるものの、ほぼ乾いている状態でなければなりません。乾いている方が色を重ねやすくなります。[9]
    • 薄く塗れていれば5~10分程度で乾くでしょう。
  3. 3
    一方の縁から、明るい方の色を塗り始める 絵筆に明るい方の色をつけ、暗い色が塗られた土台の一方の縁に沿って重ねて塗ってみましょう。くっきりとした直線を引くような要領で塗ります。[10]
    • かなり多めに絵の具を筆先につけて塗るのがポイントです。
  4. 4
    キャンバスの中央に向かって塗り進める それ以上絵の具を付け足さずに太く一気に筆を動かしながら中央に向かって塗り進めていきましょう。塗り進めていくうちに徐々に筆先の絵の具が減っていくので、土台の色が薄くなっていきます。[11]
  5. 5
    お好みの位置まで塗り進める 筆が途中で乾いてしまった時は少量の水をつけましょう。滑りが良くなり、塗り進めていくことができます。太く一気に筆を動かしていきましょう。この塗り方によって混ぜ合わさりやすくなります。[12]
    広告

方法 3 の 3:
グレージングメディウムを用いる

  1. 1
    1つ目の色を塗り無地の土台を作る 2色のうちの暗い方の色でキャンバスを(全体、あるいはお好みで部分的に)塗っていきましょう。太めの筆で一気に直線を描くように塗ります。[13]
    • 土台の色を塗らずに、この方法を用いることも可能です。グレージングメディウムと絵の具を混ぜ合わせると色が半透明になり、キャンバスの色が、ほとんど隠れなくなります。[14]
  2. 2
    絵の具と少量のアクリル絵の具用グレージングメディウムを混ぜ合わせる アクリル絵の具用グレージングメディウムを用いると絵の具の色が透けます。絵筆でメディウムを多めに取り、用いる絵の具に混ぜ合わせましょう。[15]
    • グレージングメディウムにはいくつかの種類があります(グロス、セミグロス、マット)。好みで選びましょう。
    • この方法を用いている時は急いで作業を進める必要がありません。グレージングメディウムは絵の具ほどすぐには乾かないので、落ち着いて混ぜ合わせ馴染ませていく時間があります。
  3. 3
    絵の具とグレージングメディウムを塗る 土台となる色を塗り終えたキャンバスの一方の縁から塗り始めましょう。筆を何度も行き来させるようにして、絵の具とグレージングメディウムを一緒に塗っていきます。徐々にキャンバスの中央に向かっていきましょう。[16]
  4. 4
    必要に応じてグレージングメディウムを足しながら中央に向かって塗り進める キャンバスの中央に向かって塗り進めながら、必要に応じてメディウムを追加しましょう。透明度が増し、下地の色との馴染みが良くなります。[17]
    • 太く一気に筆を動かし馴染ませましょう。
  5. 5
    お好みで反対の縁に濃い色を加える 明暗差が十分でない場合は、土台の色よりも濃い色とメディウムを混ぜ合わせ、キャンバスの縁から中央に向かって筆を左右に行き来させながら塗ってみましょう。[18]
    • 例えば、土台の色がミディアムブルーであれば、一方の縁から中央に向かってライトブルーを、もう一方の縁から中央に向かってダークブルーを塗ってみましょう。
    広告

ポイント

  • アクリル絵の具は乾くと元の色よりも少し暗くなるという特徴があります。
広告

注意事項

  • 絵の具が衣類に付着すると染みになるので、汚れても構わない服で作業を行いましょう。
広告

必要なもの

  • キャンバスあるいはイラストレーションボード
  • 絵筆
  • コップに入れた水
  • アクリル絵の具(複数色)
  • アクリル絵の具用グレージングメディウム

関連記事

貝殻の汚れや付着物を落としてつやを出す貝殻の汚れや付着物を落としてつやを出す
ワインボトルのラベルを剥がすワインボトルのラベルを剥がす
手に付いたスプレー塗料を落とす
アルファベットを美しく書くアルファベットを美しく書く
パズルを額に入れるパズルを額に入れる
重曹でスライムを作る
オレンジ色を作る
アンティーク風の紙を作る
糊を手作りする
クロムメッキの錆を落とすクロムメッキの錆を落とす
トレーシングペーパーを使う
色砂を作る
ガラスパイプをきれいにするガラスパイプをきれいにする
クロスハッチングを練習する
広告

このwikiHow記事について

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

wikiHowのコンテンツ管理チームは、編集チームが編集した記事を細心の注意を払って精査し、すべての記事がwikiHowの高品質基準を満たしているかどうかを確認しています。 この記事は2,988回アクセスされました。
カテゴリ: 趣味・工芸
このページは 2,988 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告