アザミは非常に頑固な雑草で、早期に対策を施さないと、完全に除去するまで長い時間がかかります。それでも、根気強く続けることで、大がかりな手段をとらずにアザミの繁殖をくい止めることができます。

パート 1 の 3:
オーガニックな方法をとる

  1. 1
    アザミを刈り取る アザミが生長しきった段階で、根元から刈り取ります。アザミはまた生えてきますが、何度も繰り返すうちにやがて根が弱り、株全体が枯れていきます。
    • アザミを切り戻すまたは芝刈り機で刈る作業は、生長期を通して行う必要がありますが、最初の3~4週間が特に重要です。
    • アザミを刈り取ると、乾燥して種を落とすのも防ぎます。
    • セイヨウトゲアザミを定期的に刈り取ると、栄養を得られず枯死します。土の表面近くの地下茎は素早く広がるため、アザミを引き抜くのは大変ですが、繰り返し刈り取るうちに根が弱まり、地下茎が栄養を吸収できなくなります。[1]
    • アメリカオニアザミの場合、この2年草を刈り取って駆除するには、最初の年にロゼット(地面に放射線状に広がった葉)を掘り起こすことができれば、除去することができます。2年目まで育った場合は、開花前に茎を根元まで切る必要があります。アメリカオニアザミが開花してしまうと、種の形成を阻止することはできないでしょう。
    • クリーピングシスル(根を縦横無尽に張るアザミ)は、10~15cmの高さになったら刈り取ります。通常、この高さになるのは6月初旬です。新しく茎が伸びてきたら再び刈り取ります。
    • アザミの繁殖をより確実に阻止するには、茎が生長しきった段階で刈り取りましょう。初春に茎を切っても、まだ回復力があるアザミは再び生長するため、あまり効果がありません。蕾をつける直前または直後まで待つと、株に打撃を与えて後の生長を大幅に抑制します。[2]
    • アザミは蕾が開花する前に刈り取ることが重要です。蕾が形成されて開花してしまうと、種をまき散らします。アザミの除去が困難な理由のひとつに、種が風で簡単に運ばれることがあります。
    • 刈り取ったアザミは廃棄します。たとえまだ種が形成されていなくても、コンポストに入れてはいけません。後で種や根が拡散することがあります。
    • アザミを弱らせる方法に加え、芝を刈ることで芝の健康を促進し、新たなアザミが生えにくい環境を作ります。したがって、手入れされた芝生にはアザミは繁殖しにくくなります。
  2. 2
    根を掘り起こす アザミの数がそれほど多くない場合は、根全体を手で掘り起こしましょう。アザミの根は深く広く張っているため、容易な作業ではありませんが、根ごと掘り起こすことができれば、直ちにアザミの除去ができます。
    • セイヨウトゲアザミではなくアメリカオニアザミを除去する場合には、根ごと取り除くことが特に重要です。この方法はセイヨウトゲアザミにも効果的ですが、アメリカオニアザミのロゼットを最初の年に掘り起こすことは、この雑草をコントロールするうえで重要です。
    • ロゼットを掘り起こす方法は、スピアシスルやマーシュシスルに特に効果的です。これらのアザミは、早い段階では根の張りは浅いため、生長し始めの時期に塊茎を掘り起こすことで、アザミの除去が期待できます。塊茎は放射線状をしており、地面のすぐ下にあります。
    • 根はできる限り取り除きましょう。アザミは切れた根からも再生することができるうえ、他の株とつながっていない根はより多くのアザミを増やします。
  3. 3
    自然界の天敵を利用する アザミを食べる哺乳動物や昆虫を庭や牧草地に放すと、アザミの繁殖を防ぐことができます。しばらくすると、食べられたアザミは弱って生長が止まります。
    • オオゴボウゾウムシ、シラクモゴボウゾウムシなどのゴボウゾウムシ類やミバエ類は、アザミを好む昆虫です。[3]
    • 牛は毒性のないほとんどのアザミを食べます。ヒツジやポニーはアザミの新芽を好み、ヤギ、ロバ、ラマはセイヨウトゲアザミのどの生長段階でも好んで食べます。[4]
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パート 2 の 3:
除草剤を使う

  1. 1
    非選択性の広葉雑草用除草剤を使う 非選択性の広葉雑草用の除草剤を繁殖エリア全体に散布するのは、アザミの確実な除去方法のひとつです。ただし、この方法では除草剤をまいた場所の植物がすべて枯れるため、アザミが繁殖しすぎて手に負えない場合に限定しましょう。
    • 除草剤は、春と秋を含む生長期に散布しましょう。
    • 気温が18~30℃の晴れた日が、除草剤の散布に最適です。
  2. 2
    グリホサート系の除草剤を試す アザミを個別に除去する場合は、グリホサートを主成分とする除草剤を使うとよいでしょう。それぞれのアザミに、除草剤をスプレーするか手で塗り付けます。
    • 除草剤は、春と秋を含む生長期に散布しましょう。
    • アザミに効果があるとされる一般的な除草剤には、有機ヒ素系(MSMA)、ジカンバ、フェノキシ系(MCPA)、ブロモシニル、ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)などがあります。
    • グリホサート系および他の多くの除草剤は、厳密には非選択性ですが、アザミだけに注意深く散布すると、他の植物を枯らしません。
    • 除草剤を手で塗り付ける方法は以下のとおりです。[5]
      • 除草剤が中に浸透しない厚手のゴム手袋を着用します。
      • ゴム手袋に軍手を重ねて着用します。
      • 除草剤の説明書に従って、容器で混ぜ合わせます。
      • 手袋をはめた手を、除草剤に浸して液を染み込ませます。
      • 容器の上で拳を握りしめて、余分な除草剤を絞ります。
      • アザミをそっと持ち、除草剤を茎の下から上にたっぷりと塗り付けます。
    • アザミを完全に除去するまで、何度かこの作業を繰り返す必要があるかもしれません。
  3. 3
    専門業者に依頼する 芝生管理を専門に行う業者は、より効果的な除去方法を実施しているかもしれません。強力な除草剤を使ったり、アザミを燃やしたりする場合もあります。
    • アザミを燃やす場合(お住いの地域によっては不可能な場合もあります)は、許可を得た業者を雇いましょう。アザミを燃やすと他の植物も枯らす場合があるため、最後の手段としましょう。
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パート 3 の 3:
長期的な防止策

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    他の植物を密集させる アザミの繁殖を防ぐには、庭に好みの植物を密接させて植えましょう。こうすると、アザミが根を張るスペースが限られるため、アザミの生長を妨げます。
    • 他の植物を密集させると、アザミの生長を地下と地上の両方で阻止します。他の植物と土中で栄養分を競合するため、アザミが得られる栄養は限られます。また、背の高い植物を植えると日陰ができ、日陰が苦手なアザミの生長を妨げます。
    • アルファルファはアザミの除去に特に効果的です。アルファルファはアザミよりも早く発芽し、その場所に定着します。
    • 庭の土壌を改良し、アザミではなく植えたい植物に合った土づくりをします。アザミは栄養分が少ない土壌を好むため、オーガニック肥料を用いて土を改善することで、アザミの生長を抑制する一方、他の植物の生長を促進します。[6]
  2. 2
    蕾と花を摘み取る アザミを完全に刈り取ることができない場合は、開花前の蕾や開花直後の花を見つけしだい摘み取ります。花を早期に取り除き、種の形成を阻止しましょう。種が拡散されないため、アザミは繁殖できません。
    • 自分でコントロールできないアザミが近くにある場合は、繁殖を抑制できないかもしれません。例えば、隣人の庭にアザミが生えていて何の対策もしない場合は、種が風に運ばれてくるかもしれません。
  3. 3
    マルチを敷く 最近アザミを刈り取った、または単に新たなアザミの発生を阻止したい場合は、花壇および庭で植物を植えていない場所にマルチを厚く施しましょう。マルチによって、アザミの発芽と生長に必要な日光と栄養が遮られます。
    • マルチが新しい種の発芽を阻止します。また、既に根を張っているアザミでも、根元で刈り取ってマルチを被せることで、生長をくい止めることができます。
    • マルチは、松葉、粉砕したウッドチップ、クルミの殻などが適しています。または、5cmほどの厚さがあれば、どの種類のマルチでも構いません。[7]
  4. 4
    日陰を作る アザミは日光を好み、日陰では枯死します。長期的な対策として、アザミが生えやすい場所に、日陰を作る大きな木を植えることを検討しましょう。すぐにできる対策としては、アザミが繁殖している箇所に、一時的に囲いを設置して日陰を作りましょう。
    • 一時的な囲いは、紙、金属板、段ボール箱で簡単に作れます。
  5. 5
    アザミが混入している材料に注意する 疑わしい業者から購入した芝生散布用のオーガニック肥料には、アザミの根や刈草が混入していることがあります。オーガニック肥料を購入する際、信頼できる業者から求めましょう。
    • 芝生の種、マルチの材料、動物の餌などにも注意を払いましょう。
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ポイント

  • アザミ除去の効果を高めるには、1種類の対処法ではなく、複数を同時に組み合わせて取り組むとよいでしょう。
  • アザミを扱う際は手袋を着用しましょう。一般的な園芸用手袋では、薄すぎて手を傷つけるかもしれません。その場合は、厚手の素材を使った溶接用の手袋を試しましょう。

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必要なもの

  • 園芸バサミ
  • 芝刈り機
  • 移植ごて
  • オオゴボウゾウムシ、ウシ、ヤギ、またはアザミを食する動物
  • 広葉植物用除草剤
  • グリホサート系除草剤
  • 厚手のゴム手袋
  • 厚手の軍手
  • 溶接用手袋
  • バケツ
  • アザミと競合する植物
  • マルチ
  • 日陰を作る囲い

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