アジサイ(紫陽花)を剪定して、樹形を美しく保ちながら毎年美しい花を咲かせましょう。ただし、アジサイ全品種について剪定する時期が同じというわけではないため、剪定する前に自宅の品種を確認しておくことが重要です。剪定時期を誤ると、来年花を咲かせるはずの枝を切り落としかねません。アジサイの正しい剪定時期と方法を学びましょう。

方法 1 の 2:
旧枝咲きのアジサイを剪定する

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    アジサイが旧枝咲きか判断する アジサイには、昨年花芽を付けた枝がその翌年花を咲かせる、旧枝咲きの品種があります。そのような特徴を持つアジサイの花は初夏に咲き、真夏までに萎れます。この時点で翌年咲く花芽が作られ始めます。旧枝咲きの品種には以下のものがあります(日本在来種はほとんどが旧枝咲きです)。
    • セイヨウアジサイ、ヤマアジサイ(品種名ビッグリーフ、モップリーフ、レースキャップなど) 学名Hydrangea macrophylla、Hydrangea serrata
    • カシワバアジサイ(品種名オークリーフなど) 学名Hydrangea quercifolia
    • こちらの画像(英語)で自宅のアジサイの品種を確認してから、剪定の予定を立てましょう。
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    花盛りが過ぎた直後に剪定する 旧枝咲きのアジサイは花が終わるとすぐ、晩夏から初秋に花芽を形成し始めるため、真夏に花が萎れ始めたらすぐに剪定する必要があります。 これなら翌年咲く花芽ができる前に剪定できます。剪定を先延ばしにするほど、翌年の花芽を付ける枝を切り落とすという失敗を犯しやすくなります。[1]
    • このタイミングを逃してしまった場合は、剪定を翌年まで待ちましょう。アジサイは毎年剪定する必要がないので、1年待っても問題ありません。
    • 今のアジサイの樹形が気に入らないなら剪定しても構いませんが、真夏以外の時期に剪定すると、翌春、美しい花を愛でられなくなるリスクに気をつけて行いましょう。
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    萎れた花を取り除く 花が終わったらすぐに剪定バサミで切り取りましょう。花のすぐ下の枝先で切り落とします。こうすると、花が咲く期間中、見た目を美しく整えることができます。
    • 同様に、枯れ枝や枯れかけた枝も付け根から切るとよいでしょう。
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    古い枝を切り取る アジサイは樹齢を重ねると、花の付きが悪くなります。そこで、古い枝を最大で全体の1/3まで落として、新しい枝を育てましょう。太い枝にはのこぎりが必要かもしれません。 地面に近い生え際から落としましょう。
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    剪定して樹形を小さくする アジサイが大きく育ち過ぎたら、6月~7月頃(開花期が終わった直後)に剪定して少し小さく戻すことができます。枝を生え際から1/3の長さで切ります。ただし、アジサイは多くの場合かなり早く成長して元通りになるので、それほど長くは樹形を小さく保てないでしょう。
    • このような理由の剪定は、植物が健康に育つために必須ではありません。アジサイが場所を取って困る場合に限って行いましょう。[2] 新しくアジサイを植えるときは、アジサイが好きなだけ成長できる場所を選ぶのが最善でしょう。
    • アジサイの中で「エンドレスサマー」という品種は例外です。ほかの品種に比べて手がかからず、実際にいつでも剪定できて失敗がありません。
    • 「エンドレスサマー」は花盛りまで放置できます。春または秋に萎れた花を取り除いて、新しい花の開花を促しましょう。
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方法 2 の 2:
新枝咲きのアジサイを剪定する

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    アジサイが新枝咲か判断する このタイプのアジサイは毎年春に新枝が伸び、夏の後半にその枝に花が咲きます。新枝咲きは新しい枝が伸びてから花芽を付ける時間が必要になるため、旧枝咲きよりも開花時期が遅い傾向があります。新枝咲きの品種には以下のものがあります。
    • ノリウツギ(品種名ピージー、ライムライトなど) 学名Hydrangea paniculata これらの品種を好きな形状に剪定して、庭のデザインの中心にしてもよいでしょう。[3]
    • アメリカアジサイ(品種名アナベル) 学名Hydrangea arborescen
    • こちらの画像(英語)で自宅のアジサイの品種を確認してから、剪定の計画を立てましょう。
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    花芽の形成が始まる前、晩冬に剪定する 新枝咲きのアジサイは新しい枝に花を付けるため、新枝が成長し始める前の冬季に剪定するとよいでしょう。新枝咲きの剪定は冬が最適ですが、他の季節でも可能です。ただし、春から初夏の開花直前は避けましょう。
    • 冬に全部の枝を1/3切り戻すことができます。この時期に剪定することで、大きくて見栄えのする花を咲かせられるでしょう。
    • しかし、小ぶりの花がしっかりした枝に咲くのを好む園芸家も多くいます。こちらのほうが好みなら、開花前に枝を丈夫に育てるために、秋に剪定しましょう。
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    枯れ枝や交差枝を剪定する 園芸バサミまたはのこぎりを使って、枯れ枝や、他の枝と交差したり絡まったりした枝を切り落としましょう。枝の間に空間が生まれ、空気の流れが良くなって丈夫に育ちます。
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    木の成長を助けるために古い枝を残す 剪定に熱中するあまり古い枝を切り過ぎないように気をつけましょう。アジサイの花は意外に重たいのです。花の重みで枝がたわまないように、ある程度の古い枝を切らずに残して支えにしましょう。
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ポイント

  • なるべくなら、アジサイの木のサイズを小さくするために剪定するのは避け、アジサイが好きなだけ育つことができる場所に植えることを事前に計画しましょう。
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Maggie Moran
共著者 ::
ホーム・ガーデン専門家
この記事の共著者 : Maggie Moran. マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。
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