アジサイを挿し木で栽培する方法

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花を付ける落葉性植物のアジサイは、こぶりな低木から樹木のように大きなものまで、様々な品種があります。アジサイを栽培してみたいと思っているみなさんに、アジサイを挿し木で育てる方法をご紹介します。アジサイを増やすには、いくつか方法があります。既にお持ちの親株から数本の挿し穂(挿し木する枝)を切り取って、新たなアジサイを栽培することができます。

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アジサイの挿し穂を選ぶ

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    親株の根元の横または裏側にある、マルチと土を払い除けます。
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    花が咲いていない2~3対の葉を持つ茎を探します。木のように硬くなった枝は発根しやすいため、根元に近い枝を採取することが大切です。
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    挿し穂は最低12~15 cmの長さが必要です。
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    午前中に挿し穂を採取します。暑さや水不足などで葉が萎れていたら、挿し穂の採取は控えましょう。

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アジサイの株から発根させる

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    アジサイの株の低い位置にある枝を、土に触れるように折り曲げます。
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    枝を固定します。レンガや石などの重石を枝の上に載せて固定します。
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    通常通り株に水やりをします。土の湿気を保ちましょう。
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    重石を取り除いて枝の発根を確認します。
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    まだ発根していなかったり、根が出ていても土の中に張り出していない場合は、重石を元に戻します。1週間後に発根状態を再度チェックしましょう。
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    親株から枝を切り離します。
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    根の周りをショベルで掘り起こします。枝から出ている根や親株をショベルで傷つけないように注意しましょう。
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    庭の植え替え場所に切り取った枝を移します。半日陰になる区画に植え替えます。

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アジサイの挿し木を鉢植えで栽培する

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    挿し穂を植える鉢を準備します。
    • 培養土またはピートモスと、砂またはバーミキュライトを均等に配合します。
    • 用意した鉢に土を入れ、土全体を水で湿らせます。土に乾いた部分がないかを確認しましょう。
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    鋭利なハサミや剪定バサミで、選んだ挿し穂を切り取ります。
    • 葉の節から少なくとも5 cm下を切り取ります。
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    余分な葉を切り落とします。一番上の1対の葉を残し、他の葉はすべて切り落とします。このとき、葉の節の上部分を切りましょう。余分な葉を落とすと、発根が促進されます。
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    一番上の葉を切り込みます。この作業は任意ですが、大きな葉を半分ほど切り込むことによって、根の生長をさらに促進できます。
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    挿し穂の下部に発根促進剤を付けます。発根促進剤は液体、粉末のどちらでも構いません。アジサイの挿し木に必ずしも発根促進剤は必要ありませんが、ホルモンの働きによって発根を早めることができます。
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    鉢に挿し穂を挿し入れます。挿し穂を約5 cmの深さまで慎重に挿し入れます。
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    挿し穂の発根を待ちます。挿し穂から根が生えるまで、通常2~3週間ほどかかります。温度や湿度によっては、それより早く発根する場合もあります。
    • 気温が15~26度で、風から守られた日陰の区画があれば、鉢植えにした挿し木を屋外で育てることもできます。
    • 気温が高い、もしくは低い場合は、屋内で栽培しましょう。半日陰か間接光が入る場所に鉢を置きます。
    • 土に湿気は必要ですが、水のやり過ぎには注意しましょう。水浸しの土は根腐れの原因になります。
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    植え付けから2~3週間後、アジサイの挿し穂を優しく引っ張ってみます。抵抗を感じたら、発根している証です。この段階で、苗を植え替えたり、またはさらに根を生長させることもできます。

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挿し穂を水で発根させる

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    挿し穂の茎から余分な葉を切り取ります。花や蕾のない茎を10~13 cmの長さで切り取ります。茎の下部分の葉は取り除きます。一番上の葉を半分切り取ります。
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    水で満たした花瓶またはコップに茎を入れます。茎の発根状態を確認できるため、透明なガラスの容器が適しています。
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    発根を待ちます。
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    花瓶の水をこまめに替えてカビの発生を防ぎましょう。
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    茎に根が生えたら、土に植え付けます。

ポイント

  • 園芸愛好家の間では、アジサイの挿し穂の発根率は、水よりも土を使うほうが高いと言われています。
  • アジサイの挿し木は初夏が最適です。アジサイが夏の間に大きく生長できるためです。
  • すぐに挿し穂を鉢植えにできない場合は、冷蔵庫で一晩保管するという手もあります。

注意事項

  • 複数の挿し木を植える場合は葉同士が触れ合わないように、十分な間隔を空けましょう。葉が触れ合うと、腐敗の原因になります。
  • 花が付いている枝から挿し穂を採取すると、今年は開花しません。去年花が咲いた枝に花芽が付き、その花芽が今年開花します。

必要なもの

  • アジサイの挿し穂
  • 培養土またはピートモス
  • 砂またはバーミキュライト
  • 鉢(必要な個数)
  • 鋭利なハサミまたは剪定バサミ
  • 発根促進剤
  • レンガまたは大きめの石
  • ショベル
  • 花瓶

記事の情報

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カテゴリ: 園芸・ガーデニング | 住まいと暮らし・ガーデニング

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