アップルサイダービネガーは、健康飲料から洗浄剤に至るまで幅広い用途のある自然食品です。生のリンゴを大量に用いる場合、出費がかなりかさみます。材料の割合や発酵に要する時間などを理解しておくと無駄が省けるだけでなく、簡単にアップルサイダービネガーを手作りすることができるようになるでしょう。

材料

  • リンゴ
  • 砂糖またはハチミツ

パート 1 の 2:
ベースを作る

  1. 1
    良質なリンゴを選ぶ 長期間放置して発酵させるという作り方ではあるものの、リンゴの品質が最終的な味を左右します。できる限り美味しいアップルサイダービネガーを作るためにも、良質なリンゴを選びましょう。[1]
    • 複数の品種のリンゴを混ぜ合わせると、より複雑で深い味わいのアップルサイダービネガーが出来上がります。甘味の強いリンゴを2種類(ゴールデンデリシャスやロイヤルガラなど)、さらに酸味の強いリンゴを2種(旭やふじりんご)を混ぜ合わせると、最終的な味にも、さわやかな酸味が加わります。[2]
    • リンゴを丸ごと使うのではなく、他の料理を作った際に余った芯や皮を使って作ることもできます。リンゴ2つ分の芯や皮で、丸ごとのリンゴ1個分ほどになります。皮や芯等を捨てずに冷凍庫で保存しておけば、いつでもアップルサイダービネガーを作ることができます。[3]
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    冷水でリンゴを洗う リンゴに限らず果物は食べる直前に洗いましょう。これから発酵させる場合でも同じです。しっかりと冷水で洗い表面をこすることで、埃や汚れなどがアップルサイダービネガーに混ざらないよう徹底しましょう。[4]
    • 用いるリンゴの個数に制限はありません。数が多いほど、できあがるビネガーの量も増します。自分用に試しに作ってみるという程度であれば、3個用意してみましょう。十分な量ができあがりますが、万が一失敗してしまったとしても、あまり痛手にならないでしょう。[5]
    • 芯や皮を用いる場合は、リンゴ全体をしっかりと洗ってから、実の部分と分けましょう。
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    リンゴを小さな角切りにする 断面の面積が増えるほど、発酵速度が上がります。清潔な包丁を用意して、2.5センチ角に切りましょう。皮を剥いたり芯を取り除いたりせずにカットします。[6]
    • 事前に保存しておいた芯や皮を用いる際は、切る必要はありません。
  4. 4
    ガラス瓶にリンゴを入れる リンゴは最大3か月をかけて発酵が進むので、殺菌済みの口の広いガラス瓶にリンゴを保存しましょう。リンゴを詰めるのは瓶の4分の3までとしましょう。950ミリリットル、あるいはそれよりも大きな瓶があると理想的です。[7]
    • 材料を発酵させて酢を作る際はステンレス製の容器は絶対に使わないようにしましょう。リンゴが発酵すると、酢の酸によってステンレスが傷んだり、鉄のような味が混ざってしまう可能性があります。[8]
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    水を注ぐ リンゴが完全に水にかぶった状態にしましょう。水の外に出ているリンゴは発酵せずに腐ります。ろ過された水やミネラルウォーターがあると、不純物が混ざらないのでアップルサイダービネガーの出来に悪影響を及ぼすこともないでしょう。[9]
    • 950ミリリットル容量の瓶(リンゴ3つ使用)につき、800ミリリットル程の水を用意しましょう。必要に応じて調整します。
    • 水の量は少なすぎるよりも多すぎる方が良いでしょう。加える水が多すぎた場合、アップルサイダービネガーの味は多少薄くなります。その一方で水が少なすぎた場合は、水の外に露出していることが原因でリンゴが腐り始め、台無しになります。
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    リンゴ1個につき小さじ1の粗糖を加える 全体をよくかき混ぜましょう。砂糖が発酵しアルコールに変わることで、まずアップルサイダーが出来上がり、それが徐々にアップルサイダービネガーになっていきます。粗糖があれば最も理想的ですが、お好みでハチミツや、その他の砂糖で置き換えることも可能です。[10]
  7. 7
    チーズクロス(ガーゼ)で覆う リンゴが発酵しサイダーになっていく間、瓶の中身が呼吸できる状態で保管する必要があります。チーズクロスで瓶の口を覆い、輪ゴムで留めましょう。こうすることで、全ての材料が瓶の中に入った状態を維持しつつ、発酵で生じるガスを瓶の外に逃がすことができます。[11]
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パート 2 の 2:
発酵させる

  1. 1
    暖かく暗い場所で瓶を保存する 長期間、瓶を保存することのできる落ち着いた場所を探しましょう。パントリー(食品庫)の一番上あるいは一番下の棚、キッチンの角など、直射日光の当たらない場所であることが大切です。家庭によって適した保存場所も異なります。[12]
    • 発酵中の瓶は室温(21度前後)で保存しましょう。[13]
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    1日1~2回瓶をかき混ぜる 瓶の中身をかき混ぜると発酵が促されるだけでなく、リンゴの位置も変わります。作り始めてからの最初の1~2週間は、1日1~2回、木製スプーンでかき混ぜましょう。忘れてしまった日があったとしても心配する必要はありません。定期的にかき混ぜていれば大丈夫でしょう。[14]
    • リンゴが水の外に浮き上がってしまっている時は、重しをすることで少し上から力を加え、リンゴのはみ出しを防ぎましょう。[15]
  3. 3
    瓶の底にリンゴが沈むまで待つ 毎日リンゴの状態を確認しながら、泡が発生していないか注意深く見てみましょう。泡は発酵が起きていることを示す合図です。1~2週間経過すると、リンゴが瓶の底に沈みます。リンゴが発酵していて、これ以降、実は必要ないということを意味しています。
    • 表面に膜が生じている場合は、すくって捨てましょう。[16]
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    瓶の中身をこす プラスチック製のざるや、新しいチーズクロスを用意して、瓶の中身をこし、リンゴの実を分けましょう。他の手順と同様に、金属製の道具を発酵過程で用いると破損する恐れがあります。こし終えたら、アップルサイダーを再び瓶に戻し、上からチーズクロスで覆い、輪ゴムで口を留めます。暖かく暗い場所で引き続き保管しましょう。[17]
    • 取り出したリンゴの実は捨てて構いません。発酵した後は食用にも適しません。
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    数日おきにかき混ぜながら3~6週間待つ この期間に、アップりサイダーがアップルサイダービネガーへと変化していきます。3~4日おきに軽くかきまぜます。[18]
    • 甘いアップルサイダーの香りも徐々に、鼻にツンとくるような香りに変わります。発酵が順調に進んでアップルサイダービネガーになりつつあることを意味しています。[19]
    • 発酵期間が長引くほど味や香りも強くなります。3週間ほど発酵を続けた頃から、数日おきに瓶の中身を味見し、好みの味と酸味になるまで見守りましょう。[20]
    • 居住している地域の気候によっても発酵に要する期間は変わります。夏の間は発酵が速く、冬は、より時間がかかります。[21]
  6. 6
    出来上がったアップルサイダービネガーをフタつきの瓶に移し保存する 殺菌済みの清潔なガラス瓶(フタつきの密閉できるもの)を用意し、出来上がったアップルサイダービネガーを新鮮な状態で保存しましょう。冷蔵庫に保存していれば腐りません。[22]
    • 冷蔵庫に入れることで発酵が止まりますが、発酵期間が長かった場合は冷蔵庫の中でも発酵が続くかもしれません。酢の味が強すぎる場合は、少量の水を加えて薄めることでお好みの酸味に調整しましょう。[23]
    • アップルサイダービネガーは室温で保存することもできますが、この場合発酵は止まりません。
    • 表面にゼラチン状の層が生じても心配する必要はありません。この層は酵母なので、むしろ喜ばしいことです。次回のアップルサイダービネガー作りに使うことができます。リンゴを加えるタイミングで酵母も混ぜ、発酵を促しましょう。
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注意事項

  • 自家製の酢でピクルスを使うことはできません。ピクルス作りには酢酸度5パーセントの酢が必要となります。自家製の酢では正確な度数を調べることができないので、市販の酢を用いたほうが安心です。[24]
  • 緑、灰色、あるいは黒い膜やカビが表面に発生した時は、全てを廃棄し作り直しましょう。危険なバクテリアが繁殖し健康に害を及ぼす恐れもあります。[25]
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必要なもの

  • リンゴ
  • 包丁
  • まな板
  • ガラス瓶
  • 砂糖
  • チーズクロス(ガーゼ)
  • 輪ゴム
  • 木製、またはプラスチック製のスプーン
  • 保存用のフタつきガラス瓶

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カテゴリ: レシピ
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