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アラブ諸国を旅行する場合も、アラブ人の友達にアラビア語で挨拶したい場合も、挨拶の仕方を学ぶことはアラブの言語と文化を理解する第一歩になります。最もよく使われるアラビア語の挨拶の言葉「アッサラーム アレイクム」は、「あなたに平和がありますように」を意味します。厳密にはイスラム教徒の挨拶ですが、アラブ世界全体に浸透しています。「こんにちは」を意味する「アーラン」を使ってもよいでしょう。しかしながら、他の言語と同じように、アラビア語にも場面や間柄によって、異なる挨拶の仕方があります。[1]

方法 1 の 2:
アラビア語で「こんにちは」と言う

  1. 1
    基本の挨拶として「アッサラーム アレイクム」を使う 挨拶の言葉である「アッサラーム アレイクム」は「あなたに平和がありますように」を意味する、イスラム教徒同士で使われる伝統的な挨拶です。アラブ人の多くがイスラム教徒であることから、この挨拶はアラビア語で最もよく使われるものになっています。[2]
    • この挨拶を受けたら、「ワ アレイクム アッサラーム」と返事をしましょう。これは基本的に「あなたにも(平和が)ありますように」を意味します。
    • アラビア語圏にいるのであれば、あなたが挨拶している相手の信教が分からない場合でも、基本の挨拶ことばとして使うことができます。アラビア語圏以外では、挨拶をしている相手がイスラム教徒でない場合、違う挨拶をした方がよいでしょう。
  2. 2
    宗教的な意味合いを含む挨拶に抵抗がある場合は、代わりに「アーラン」を使う 「アーラン」はアラビア語で「こんにちは」と言う基本的な表現で、どんな場面にでも使うことができます。あなたがイスラム教徒でない場合、あるいはイスラム教の挨拶をすることに抵抗がある場合、この挨拶を代わりに使うとよいでしょう。[3]
    • 「アーラン」をフォーマルにすると「アーラン ワ サーラン」となり、主に年上の人や権威者に対して使います。
    • 「アーラン」と挨拶した場合、あなたが男性の場合は「アーラン ビク」、あなたが女性の場合は「アーラン ビキ」と返事がかえってくるでしょう。したがって、「アーラン」と挨拶されたら、相手が男性であるか女性であるかによって、返事を選びましょう。

    ワンポイント:英語で挨拶をするアラビア語話者も中にはいますが、比較的カジュアルな親しみがこもる印象です。親しい相手であるか、相手が最初に英語の挨拶をしてこない限りは、使うのを避けましょう。

  3. 3
    人を歓迎する場合は「マルハバ」と言う 「ようこそ」を意味する言葉で、主に自宅や自分のいる場所に客人を迎える時や、自分の傍に人を迎え入れる時に使います。また、「やぁ」や「こんにちは」と伝えたいときのカジュアルな挨拶として使ってもよいでしょう。[4]
    • 例えば、カフェに座っている時、偶然通りがかった友達が「アーラン」と声をかけてきたら、「マルハバ」と返事をすれば、その友人に「よければ一緒にどうぞ」と席に招く意思を伝えることができます。
  4. 4
    時間帯によって挨拶を使い分ける アラビア語には、朝、午後、夕方、それぞれの時間帯にふさわしい挨拶があります。よく使われるわけではありませんが、もし使ってみたいという場合は試してみましょう。フォーマルな印象の表現なので、どんな相手への挨拶にも適しています。[5]
    • 朝には「サバーフル カイル」(おはようございます)と言います。
    • 午後には「マサア アルカイル」(こんにちは)と言います。
    • 夕方には「マサア アルカイル」(こんばんは)と言います。

    ワンポイント: 「おやすみなさい」は「トゥスビー アラア カイル」と言いますが、これは夜に「さようなら」を伝えるためのフレーズなので、挨拶としては使われません。

  5. 5
    相手の状況を尋ねる 他の言語と同じように、挨拶の直後に相手の状況(体調など)を尋ねることは一般的です。アラビア語では、相手が男性か女性かによって、こうした基本的な質問の仕方が変わります。[6]
    • 男性に話しかける場合は、「カイファ ハアラク?」と聞きます。相手からは「アナ ベカイル、シュクラン!」(元気ですよ、ありがとうございます)と返事がかえってくるでしょう。
    • 女性に話しかける場合は、「カイファ ハアリク?」と聞きます。ほとんどの場合、相手が男性の場合と同じ返事がかえってくるでしょう。
    • 先に相手があなたの状況について尋ねてきた場合は、「アナ ベカイル、シュクラン!」と返事をした後、相手が男性の場合は「ワ アント?」、相手が女性の場合は「ワ アンティ?」と続けます。このフレーズは基本的に「あなたはいかがですか?」を意味します。
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    自分が大丈夫だと思う場合は会話を続ける アラビア語が少ししかわからない場合は、以下のように言いましょう。「ハル タタハダス ラーハットゥカラア ビジャニブ アレアラビア?」(「アラビア語以外の言語は話せますか?」)しかし、もしあなたがアラビア語を勉強していて、基礎的な会話なら続けられそうだという場合は、相手の名前や出身地を尋ねてみるとよいでしょう。[7]
    • 挨拶をした相手と共通の言語がなく、なんとかアラビア語で会話を続けたい場合、「ナアム クァリイラン」と言って、あなたが少しだけしかアラビア語が話せないことを相手に伝えましょう。
    • 相手の言っていることが分からない場合、「ラア アフハム」(分かりません)と言いましょう。
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方法 2 の 2:
アラブの習慣や作法にしたがう

  1. 1
    丁寧な言葉とフレーズで敬意を示す どんな言語でも、礼儀正しく振る舞うことで相手に敬意を示します。アラビア語で丁寧な言葉やフレーズを使えば、他の言葉を全く知らなかったとしても、アラブ文化に対して敬意を払っていることを示せます。例えば、以下のような表現があります。[8]
    • 「アルマ ディラー」:すみません(相手に退いてもらいたいとき)
    • 「アアスィフ」:ごめんなさい
    • 「ミイン ファアドリイカア」:お願いします
    • 「シュクラン」:ありがとうございます
    • 「アラフゥ」:「ありがとうございます」への返事
  2. 2
    挨拶する相手が異性の場合は触れないようにする 習慣として、男性と女性が挨拶する場合、近親者でない限り、お互いに触れることはありませんが、フォーマルな場面においては、男性と握手をする女性もいます。しかし、もしあなたが男性であるなら、女性に主導権を渡しましょう。[9]
    • 女性に挨拶する場合は離れて行いましょう。相手の女性が握手を求める場合、向こうから手を差し出してきます。あなたから手を差し出してはいけません。
    • 相手の女性が手を握り込んでいたり、右手を心臓のあたりに置いている場合は、握手をしたくないことを示しつつも、あなたに会えて嬉しいという気持ちを表しています。
  3. 3
    同性に対してフォーマルに挨拶する際に握手する 仕事での付き合いや学校など、フォーマルな場面で同性に挨拶する場合、握手はよく行われますが、ここでもやはり、相手に主導権を渡し、向こうが手を差し出してくるのを待つ方がよいでしょう。[10]
    • 握手は常に右手で行い、左手は決して使ってはいけません。アラブ文化では左手は不浄とされています。
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    心臓のあたりに右手を置いて、温かく挨拶する 右手を心臓のあたりに置くことで、相手には触れないけれど、会えて嬉しい気持ちを示すことができます。異性のアラブ人の友達がいる場合、これが適切な挨拶の仕方であるといえます。[11]
    • 交際していない男女間では通常、挨拶の際にお互いに触れないようにするので、この動作をすることで、ハグやキスをせずに親愛の情を示すことができます。[12]
  5. 5
    親しい相手の鼻に触れる、または頬にキスをする アラブ文化では、相手の鼻に触れるというのは、特に親密な間柄で行われる動作というわけではなく、男性同士、女性同士ではよく行われます。地域によっては、相手の右頬に3回キスをするという動作を行うところもあります。[13]
    • 交際していたり、非常に親しい間柄でない限り、異性に対しては決してこの動作を行うことはありません。親しい間柄であっても、公共の場で行うにふさわしくない挨拶だとみなされています。

    ワンポイント: 女性同士の挨拶ではハグをすることもあります(男性同士にはあてはまりません)。ハグは基本的に家族か、よく知っている親しい友達に対してのみ行います。

  6. 6
    年配者に対しては額にキスをして挨拶する アラブ文化では年配者は非常に敬われる存在です。額へのキスは、年配者に対する尊敬の念を示します。あなたがよく知っている、あるいはあなたの良く知っている人と近しい関係にある年配者に対して、この動作を行いましょう。[14]
    • 例えば、カタール人の友達が、あなたにおばあさんを紹介してくれる場合、おばあさんの額にキスをして挨拶しましょう。
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ポイント

  • アラビア文字の発音を学ぶと、挨拶を含むアラビア語のことばの発音を改善することができます。基礎的な会話ができるようになりたいだけであれば、必ずしもアラビア文字を勉強する必要はありません。しかし、アラビア語をしっかり身に付けたいのであれば、文字から始めましょう。
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注意事項

  • この記事ではアラビア語を音訳で表記しています。発音はおおよそのものであり、地方によっては異なる発音をすることもあります。正しく発音するには、ネイティブスピーカーの発音を聞いて、真似るとよいでしょう。
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