アルミニウムは、自動車から冷蔵庫や台所用品に至るまで、日常生活で使用する様々な物に使われています。アルミニウムは比較的安いので、ステンレスやクロムの代わりに使われることがあり、磨いて光沢を出し、鏡のようにピカピカに仕上げることもできます。冷蔵庫やオーブン、カップ、車のアルミホイール、自転車の部品、椅子をはじめとしたアルミニウム製品に傷がついてしまったら、傷をこすり落として磨きましょう。擦り傷やひっかき傷がかなり深く削れたりへこんだりしていない場合は、基本的な物を使って力を入れてこすれば補修できるでしょう。

方法 1
方法 1 の 2:
研磨パッドで浅い擦り傷をこすり落とす

  1. 1
    傷の周りの金属ではない部分をテープで保護する 養生テープやマスキングテープを使いましょう。作業中に誤って傷つけたり磨き剤をつけたりすると困る部分や傷つきやすい部分などをテープで覆います。[1]
    • たとえば、アルミニウム製のコンロや冷蔵庫の傷を修復する場合は、傷の近くにある操作パネルなどをテープで覆いましょう。
    • この方法は、非常に浅いひっかき傷や擦り傷に適しています。傷を隠して光沢を出すことはできますが、新品のようにきれいにすることはできません。
    • 傷がついた部分だけでなくアルミニウム全体をこすると、まんべんなく光沢が出てさらにきれいに仕上がります。しかし、魚焼きグリルの扉の角などの目立たない部分に傷がついた場合は、傷がついた部分だけをこすって、できるだけ周囲となじませても良いでしょう。

    注意:傷が大きくなる可能性があるので、特殊加工が施されたアルミニウム(ノンスティック加工のフライパンなど)をこするのはやめましょう。特殊加工が施されているかどうかわからない場合は、マニュアルやインターネットで確認しましょう。[2]

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    研磨パッドを使い、アルミニウムの薄い線に沿って前後にこする 研磨パッドを手に持ち、アルミニウムの傷に軽くあてましょう。パッドの動きをコントロールしながら、傷が消えて光沢が出るまで前後にゆっくりとこすります。[3]
    • ほとんどのアルミニウムは、一定方向に薄い線が入っています。これは、製造過程でアルミニウムを研磨したときのブラシの跡です。傷が大きくなる可能性があるので、この線を横切るようにこするのはやめましょう。
    • アルミニウムの線が見えない場合は方向を決め、研磨パッドを一定方向に動かしながらこすります。途中でこする方向を変えたり円を描くようにこすったりすると、傷が増えてしまう可能性があるので注意しましょう。
    • この作業には、目が細かい研磨パッドが適しています。細目の研磨パッドは、ホームセンターなどで販売されています。
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    マイクロファイバークロスを使って、アルミニウムに金属磨き剤を塗る マイクロファイバークロスに金属磨き剤を少量絞り出し、傷とその周りのアルミニウムをこすりましょう。アルミニウムの線に沿って、一定方向に磨きます。[4] 磨き剤がアルミニウムに浸透して見えなくなり、表面にきれいな光沢が出るまで磨きましょう。
    • アルミニウム専用の磨き剤や家にある金属磨き剤(ピューター用など)を使いましょう。 どちらを使っても表面に光沢が出ます。
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    マイクロファイバークロスを使って、アルミニウムに金属用ワックスや金属用シーラーを塗る 人差し指にマイクロファイバークロスを巻き、金属用ワックスや金属用シーラーをつけましょう。アルミニウムの表面を行ったり来たりしながらこすります。金属用ワックスや金属用シーラーが吸収されて跡がなくなるまで、まんべんなくこすりましょう。[5]
    • こうすると、アルミニウムが密封されて酸化・腐食しにくくなります。
    • 金属用ワックスや金属用シーラーは、ホームセンターのペンキ・コーティング剤売り場やカー用品店で販売されています。
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    特定の部分を保護するために貼った養生テープやマスキングテープを剥がす 養生テープやマスキングテープを剥がし、ごみ箱に捨てましょう。[6]
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方法 2
方法 2 の 2:
サンドペーパーで深い傷をこすり落とす

  1. 1
    アルミニウム全体に浸透性防錆潤滑剤をスプレーして潤滑する 傷がついたアルミニウムの全面に浸透性防錆潤滑剤(WD-40など)をまんべんなくスプレーしましょう。潤滑しておくと、サンドペーパーでこすったときに出る研磨カスを取り除きやすくなります。[7]
    • この方法は、ウェット研磨と呼ばれる方法です。水を使ってもかまいませんが、未加工の金属を研磨する場合は浸透性防錆潤滑剤が最適です。
    • たとえば、縁石に接触したアルミホイールの傷や自転車のクランクシャフトの傷をこの方法でこすり落とし、磨くことができます。
    • この方法では、アルミニウムの表面層を削り落とすことになるので、傷ついた部分だけでなく全体をサンドペーパーでこすって磨くほうがきれいに仕上がるでしょう。車のアルミホイールの傷を補修する場合は、ホイール全体をサンドペーパーでこすりましょう。
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    #180のサンドペーパーで傷をこすり落とす サンディングブロックや電動サンダーに#180のサンドペーパーを取りつけるか、傷が小さければ手に持ちます。サンドペーパーを傷にしっかりと押しあて、傷が消えるまで前後にこすりましょう。[8]
    • かなり深く削れたりへこんだりした傷は、サンドペーパーでこすっても完全には消えないでしょう。しかし、傷ができるだけ目立たないように補修して、傷の周囲の光沢を取り戻すことができます。
    • ウェット研磨に適したサンドペーパーを使いましょう。細目のサンドペーパーのほとんどはウェット研磨に適していますが、念のためパッケージやサンドペーパーの裏面を見て確認しておきましょう。
    • 金属を研磨する際は、保護メガネと防塵マスクをつけましょう。強力な電動サンダーを使う場合は、特に注意が必要です。

    注意:傷が深くなる可能性があるので、アルミニウムには#180より目が粗いサンドペーパーを使わないようにしましょう。[9]

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    #3000のサンドペーパーに替え、アルミニウムの表面を滑らかに整える 深い傷をこすり落とした部分にサンドペーパーをあて、前後に動かしながらしっかりとこすりましょう。こうすると、#180のサンドペーパーでこすったときについた細かい傷を取り除くことができ、表面が滑らかになって光沢が出ます。[10]
    • #3000のサンドペーパーがなければ、目が非常に細かい別の番手のサンドペーパーを使ってもかまいません。#2000~#3000のサンドペーパーを使いましょう。
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    最後に#6000のサンドペーパーでこする #6000のサンドペーパーに替え、#3000のサンドペーパーでこすった部分全体を行ったり来たりしながらこすりましょう。こうすると、アルミニウムの光沢が増します。[11]
    • 鏡面仕上げのようにピカピカにする必要がなければ、#6000ほど目が細かくなくてもかまいません。たとえば、#2000~#3000のサンドペーパーを使いましょう。
    • この時点で、アルミニウムの表面にスプレーした浸透性防錆潤滑剤が残っていない場合は、サンドペーパーに浸透性防錆潤滑剤を少量スプレーしてからこすりましょう。浸透性防錆潤滑剤をスプレーするとアルミニウムの光沢が増し、研磨カスが表面にくっつきません。
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    ポリッシングパッドやポリッシングクロスにアルミニウム用磨き剤をつけて磨く ポリッシングパッドやポリッシングクロスにアルミニウム用磨き剤をつけ、中心から外に向かって円を描くように磨きましょう。[12]
    • 磨き剤が作用すると、ポリッシングパッドやポリッシングクロスが黒くなり始めます。ポリッシングパッドやポリッシングクロスが黒くならない場合は、もっと力を入れて黒くなるまで表面全体をこすりましょう。
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    柔らかく清潔な布で磨き剤を拭き取る マイクロファイバークロスなどの柔らかく清潔な布を前後左右や円を描くように動かし、表面全体をしっかりとこすりましょう。磨き剤の跡がなくなり、まんべんなく光沢が出るまで磨きます。[13]
    • もっと光沢を出したければ好きなだけ磨き続けてもかまいませんが、磨き剤の跡がなくなった時点で終了しても問題ありません。
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注意事項

  • テフロン加工などの特殊な加工が施されたアルミニウムをこすると、特殊加工が剥がれてしまうのでやめましょう。傷をこすり落とすのは、未加工のアルミニウムに傷がついた場合に限ります。
  • 傷が深くなる可能性があるので、アルミニウムには#180より目が粗いサンドペーパーを使わないようにしましょう。
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必要なもの

研磨パッドで浅い擦り傷をこすり落とす

  • 研磨パッド
  • 金属磨き剤
  • マイクロファイバークロス
  • 金属用ワックスや金属用シーラー
  • マスキングテープや養生テープ(必要に応じて)

サンドペーパーで深い傷をこすり落とす

  • 浸透性防錆潤滑剤(WD-40など)
  • サンドペーパー#180
  • サンドペーパー#3000
  • サンドペーパー#6000
  • 電動サンダーやサンディングブロック(必要に応じて)
  • アルミニウム用磨き剤
  • マイクロファイバークロス

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