アレルギーによる腫れを抑える方法

共同執筆者 Janice Litza, MD

この記事には:家庭で腫れを手当てする医療的治療を受けるアレルギーによる腫れを予防する16 出典

血管性浮腫とも呼ばれるアレルギー性の腫れはアレルゲンに触れて発症します。目の周り、唇、手、足、のどがよく腫れる箇所です。[1] 体が腫れると不快で不安を感じるかもしれませんが、いずれ治まります。呼吸困難などを伴わない場合は自分で治すことができます。腫れが続いたり、悪化して呼吸に影響を及ぼす場合は医師の診察を受けましょう。また、アレルギーによる腫れを予防する方法もあります。

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家庭で腫れを手当てする

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    抗ヒスタミン薬を服用します。アレルゲンに対するアレルギー反応を抑え、腫れを軽減します。市販の抗ヒスタミン薬もありますが、医師の処方を受けると、症状に最適な薬を服用することができるでしょう。[2]
    • 抗ヒスタミン薬の中には眠気を起こすもの、即効性のもの、用量が異なるものがあります。日中に服用する場合は「眠くならない」と表示のある薬を選びましょう。たとえば セチリジン(ジルテック)、ロラタジン(クラリチン)、フェキソフェナジン(アレグラ)などは眠くならない薬で、アレルギー症状を24時間抑えます。
    • 添付の説明書を読み、用量・用法を守って服用します。
    • 1週間以上続けて服用する場合は医師に相談しましょう。
    • または、服用前に医師に相談します。
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    1度に20分を限度に患部を冷やします。氷嚢などで冷やすと炎症を軽減でき、[3] 腫れと痛みが緩和します。[4]
    • 氷を直接あてると肌を傷めるので、タオルなどで包みましょう。
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    医師から処方されていない薬、サプリメント、漢方薬などの服用をやめましょう。そのような薬でアレルギー反応を起こす人もいます。イブプロフェンなどの一般的な市販薬でさえアレルギー反応を起こす場合があります。[5]
    • 一度やめた薬を再び服用する前には、医師に相談しましょう。
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    のどが腫れたら、吸入器を持っていれば使用すると呼吸が楽になります。ただし、呼吸困難の症状があれば直ちに医師の診察を受けましょう。
    • 呼吸困難の場合は救急車を呼びましょう。
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    緊急の場合はエピペンを使用します。エピペンの主要成分はエピネフリンというアドレナリンの一種です。アレルギー反応を抑えるのに即効性があります。[6]
    • エピペンの使用後は、直ちに医師の診察を受けましょう。
    • 医師からエピペンの処方を受けていない場合は、救急外来で薬の投与を受けます。

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医療的治療を受ける

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    腫れが続いたり深刻な場合は医師の診察を受けましょう。呼吸器に影響がでないアレルギー反応は家庭での治療で回復するでしょう。ただし、数時間手当てをしても改善しなかったり悪化する場合は医療機関での治療が必要です。医師は副腎皮質ステロイドのような市販薬より効果の強い薬を処方することができます。
    • アレルギーによる腫れを初めて経験した場合は、医師の診察を受けましょう。
    • 呼吸障害、異常な呼吸音、失神があれば救急外来での治療が必要です。[7]
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    経口副腎皮質ステロイドの処方を受けます。体全体の炎症を抑え腫れが軽減します。抗ヒスタミン剤だけでは腫れを緩和できない場合に処方されることが多くあります。[8]
    • 経口副腎皮質ステロイドとして処方される薬の例としてプレドニゾロンがあります。
    • 副腎皮質ステロイドには浮腫を起こす体液貯留のほか、高血圧、体重増加、緑内障、精神障害、行動障害、記憶障害などの副作用が出ることもあります。[9]
    • 重篤なアレルギー反応には副腎皮質ステロイドの静脈内投与が行われることがあります。[10]
    • 医師の処方に従って薬を服用します。
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    必要に応じて、アレルゲンを特定するためにアレルギー検査を受けましょう。医師が検査を勧めることもあります。[11]アレルギー専門医のもとで検査を受けます。皮膚に傷をつけて各種アレルゲンを滴下します。各物質に対する皮膚の反応を観察してアレルギーの有無を判断します。
    • 専門医が検査結果をもとに診断します。結果によって、アレルゲンを避けることや、アレルギー注射などを含めた適切な治療方法を医師から説明されるでしょう。[12]
    • 突発的なアレルギー反応の場合、特に軽度の場合は検査や治療が必要ないこともあります。ただし重篤な症状や生活に支障が出るような症状があれば、アレルギー検査を受けるべきでしょう。

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アレルギーによる腫れを予防する

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    アレルゲンを避けます。食物、物質、植物などアレルゲンになるものが存在します。腫れをおこす原因になるアレルゲンを避けるのが最良の予防策です。[13] アレルゲンを避ける方法は次の通りです。
    • 食べる前に成分を確認しましょう。
    • 飲食物に含まれている成分を確認します。
    • 薬、サプリメント、漢方薬などを服用する前に医師に相談しましょう。
    • 家を清潔にして、できるだけアレルゲンを取り除きましょう。例えば、細かいごみを取り除ける羽ぼうきなどでこまめに掃除をして、ほこりを寄せ付けないようにします。
    • HEPAエアフィルターを使用します。
    • 花粉のひどい時間には外出を控えるか、フェイスマスクなどを着用します。
    • 動物の鱗屑にアレルギーがある場合は、その動物との接触を避けます。
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    薬を服用します。医師に毎日抗ヒスタミン薬の服用を勧められることがあります。セチリジン(ジルテック)、ロラタジン(クラリチン)など、24時間作用する眠くならない薬を選択することもできます。または、吸入器や副腎皮質ステロイドが処方されることもあります。医師の処方に従って服用しましょう。[14]
    • 薬の服用を怠るとアレルゲンの影響を受けやすくなります。
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    腫れを悪化させるものを避けましょう。体温の上昇や辛い食べ物、アルコールなどは腫れを悪化させます。直接アレルギー反応による腫れを起こすものではなくても、腫れやすくしたり、悪化させたりする働きがあります。
    • イブプロフェンやACE阻害薬( アンギオテンシン変換酵素阻害薬)も腫れを悪化させることがあります。もし医師からそのような薬の処方を受けていたら、薬の服用をやめないで、まず医師に相談しましょう。薬の効果と腫れの状態を確認して、医師が総合的に対応を判断します。[15]

ポイント

  • アレルギーによる腫れは通常1~3日ほどで治まりますが、食物アレルギーの場合は体内からアレルゲンが排出するまで少し長く続くことがあります。[16]

記事の情報

この記事はJanice Litza, MDが共著しています。 リッザ医師はウィスコンシン州在住の認定家庭医です。1998年にウィスコンシン大学の医学部「University of Wisconsin-Madison School of Medicine and Public Health」にて博士号を取得した後、13年間開業医として患者の治療に当たるかたわら、臨床学の教授として授業を行っています。

カテゴリ: 健康

他言語版:

English: Reduce Allergic Swelling, Português: Reduzir o Inchaço Alérgico, Français: réduire le gonflement allergique, Español: reducir la inflamación alérgica, ไทย: ลดอาการบวมจากภูมิแพ้, Italiano: Alleviare il Gonfiore di Natura Allergica, Tiếng Việt: Giảm sưng do dị ứng, Русский: уменьшить аллергический отек, Bahasa Indonesia: Mengurangi Pembengkakan Alergi, Deutsch: Drei Methoden, um allergische Schwellungen zu lindern, Nederlands: Zwellingen veroorzaakt door een allergische reactie behandelen, العربية: تقليل التورم الناتج عن الحساسية, 한국어: 알레르기 부기 반응 완화시키는 법, 中文: 减轻过敏性肿胀, हिन्दी: एलर्जिक सूजन कम करें

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