この記事では、主にイギリスの南部で使用され、上流階級では更に誇張して話される、典型的なイギリス英語のアクセントである「クイーンズイングリッシュ」と呼ばれる「容認発音(RP)」に焦点を当てています。イギリス国内、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド等各地のアクセントは、それぞれ大いに異なります。その土地特有の本物のアクセントを手に入れるには、まずは特定の地域を選び、そのアクセントを学ぶとよいでしょう。話す際に、イギリス人特有の癖のようなものを取り入れると、より本物に近付くことができます。通常、言語の習得においては、正しい文法や形式的な語彙や文体を重要視しますが、こちらで紹介するRPでは、主に発音が重要視されています。

パート 1 の 6:
R

  1. 1
    Rの発音 ほとんどのイギリス英語では、Rの音は舌を巻かずに発音します(スコットランド、ノーザンブリア、北アイルランド、ランカスター地域の一部を除く)が、アクセントはエリアにより異なります。例えばスコットランドのアクセントは、イギリス本土の英語とは大きく異なっています。母音の後は、Rを発音せず、前の母音を伸ばし、"uh" という音を加えます(Hereは"heeuh"と発音します)。 "hurry"のような単語は、"huh-ree"と、母音とRを混ぜずに発音します。
    • アメリカ英語では、"rl" や"rel"で終わる単語は、1つもしくは2つの音節を完全に交換可能に使用して発音します。これはイギリス英語では異なり、"girl"や"hurl"のように"-rl"で終わる単語は、Rを発音せず、1つの音節として発音します。一方で、"squirrel" は"squih-rul"、"referral"は"re-fer-rul"と発音されます。
    • イギリス英語での方が発音しやすい単語もいくつかあります。例えば"mirror"は"mih-ra"と聞こえます。イギリス英語では、"mere"と発音することはほぼありません。
    • 母音の前にRを付け足すことで、文中の単語の合間を埋めることがあります。例えば、"I saw it" は"I saw-rit"と発音することで"saw"と"it"の合間を埋め、"Bacteria are small"は"Bacteria-rar-small"と発音されます。
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パート 2 の 6:
U

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    stupiddutyUewもしくは"you"と発音する 発音する際、ooの音を使用するのは避けましょう。つまり、stoopidではなく、stewpidもしくは一般的にschewpidと発音します。dutydewtyもしくは、jootyと発音するのがより一般的です。標準的なイギリス英語では、 fatherにあるような”A“の音は喉を開き、口の奥で"arh"と発音します。これはほとんど全てのイギリス英語に共通することですが、RPではより強調されます。イギリス南部やRPでは、"bath"、"path"、"glass"、"grass" などの単語にもこれが適用され、barth、parth、glarss、grarssと発音されます。しかし他の地域においては、"ah"の音を使って発音します。
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パート 3 の 6:
子音

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    はっきりと発音する子音 "duty" のTは、Dの音を使ってdoodyではなく、Tの音でdewty、もしくは柔らかくjootyと発音します。接尾辞の-ingGは強く発音し、-eenではなく-ingと聞こえます。ただし、lookinのようにinと短縮されることもあります。
    • human beingは、hewman beingもしくはyooman beenと発音する地域もあれば、hewman bee-inと発音することもあります。
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パート 4 の 6:
T

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    Tを発声しない場合 アメリカ英語ではTをDに言い換えて発音する一方で、コックニーを含むいくつかのイギリス英語では、Tを発声しないことがあります。しかし通常は、その部分で短く止めたり、音を落としたりします。"battle"はba-illと発音されることもありますが、第一音節の終わりと第二音節の始めの合間に、舌の奥で空気を入れながら"Ba-ill"と発音することは稀です。これは声門破裂音と呼ばれています。"mittens"や"mountain"といった単語にも声門破裂音が使用されます。これはイギリス英語でよく使用される音です。
    • 河口域英語、RP、スコットランドやアイルランド、ウェールズのアクセントを話す人にとっては、Tの音を発声しないことは、だらしなく失礼であるとされており、このような特徴は見られませんが、ほとんどのアクセントにおいては、普段の会話で単語の中のTの音を落とすことは容認されており、単語の最後の音を声門破裂音とすることは一般的です。
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パート 5 の 6:
発音

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    文字通り発音される単語 "herb"はHの音と共に発音され、"been"は"bin"や"ben"ではなく"bean"と発音されます。RPでは、"Again"や"renaissance"は、"a gain"及び"run nay seance"と、"said"ではなく"pain"の"ai"の音で発音されます。"body"が付く単語も文字通り発音されます。"anybody"は"any buddy"ではなく、イギリス英語の特徴とされる、短いOの音を使って"any body"となります。
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    Hは必ずしも発音される訳ではない "herb"はerbではなく、"H"の音を発声します。しかし、北部のアクセントやコックニーアクセントを始めとする多くのイギリス英語では、Hで始まる単語のHの音は省略されることがよくあります。
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    beenは"bin"ではなく"bean"  アメリカ英語ではbeenと発音されます。beenは一般的な発音ですが、日常会話で、その単語が特別強調されていない場合は、"bin"と発音されることもよくあります。
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    母音が2つ以上続く単語は音節が分かれている場合がある 例えば、"road"という単語は通常rohdと発音されますが、ウェールズや北アイルランドの一部ではro.ordと発音されることもあります。また、"reh-uud"と発音する場合もあります。
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パート 6 の 6:
よく聴き、真似をする

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    言葉の音色を聴く アクセントや方言にはそれぞれの音楽性があります。言葉の音色やネイティブの語勢に注目しましょう。例えばジョナサン・アイブのアクセントが良い練習になるので、アップル社のインタビュー等で、彼のアクセントを聴いてみるとよいでしょう。文末は高い音程、同じ音程、または低い音程で終わっているでしょうか。典型的な文章において、何種類の音程があるでしょうか。音調の種類は地域によって大きく異なります。アメリカ英語と比べてイギリス英語、特にRPでは、1つの文の中に存在する音調の数は大幅に少なくなり、一般的に文末に向かって音が若干下がる傾向があります。しかしご存知の通り、リバプールやイギリスの北東部のアクセントは例外です。
    • 例えば、"is he going to the STORE?"ではなく、"is he GOING to the store?" というように、文末に向けて音調を上げるではなく、下げる傾向にあります。(アメリカ英語やオーストラリア英語では、音調が高くなる傾向にあります。)
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    イギリス人に有名な文章を言ってもらう "How now brown cow"や"The rain in Spain stays mainly on the plain"などの有名な文を言ってもらい、しっかりと聴きましょう。ロンドンのアクセントでは、"about"のような単語の母音は口を丸めて発音される一方で、北アイルランドでは、口を平らにして発音されます。
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    イギリスの文化に浸る―イギリスで生活をし、生きたイギリス英語を話す人々の声に囲まれた生活をする これが、素早くイギリス英語を習得する最も確実な方法だと言えます。自然とすぐに、こちらで説明したイギリス英語のアクセントが身に付くでしょう。BBC(ウェブ上で無料のラジオやTVニュースを配信する放送局)を聴く、イギリス人歌手の曲を聴く、イギリス人俳優が出演している映画を観る等、何でも構いません。
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ポイント

  • アクセントだけではなく、男の子、男性を意味する"lads"や"blokes"、女性を意味する"birds"や"lasses"(特に後者はイギリス北部やスコットランドで一般的)等のような、イギリスのスラングにも注目しましょう。"loo"はトイレを意味し、"bathroom"はシャワーやお風呂場を意味します。
  • どのアクセントにおいても、ネイティブの発音をしっかりと聴き、その真似をすることが、習得への近道となります。子供の頃、言葉を聴き、それを真似しながら繰り返すことで習得していたのと同様です。
    • フォーマルなイギリス英語はBBCニュースで聴くことができます。これらはアメリカ英語よりも落ち着いており、はっきりとした印象ですが、どこのニュースキャスターの話し方にも共通する通り、テレビやラジオ向けに、意図的に大げさに発音されています。
    • イギリスのユーチューバー達の動画も参考になるでしょう。AmazingPhil、danisnotonfire、Zoella、The Sidemenを始めとした、たくさんのユーチューバーがいます。
  • 国会開会式で女王が行う長文のスピーチを聴き、アクセントを研究してみましょう。ただし、女王のアクセントは上流階級のアクセントを強調したものであるため、特別にロイヤルファミリーのアクセントを習得する場合以外は、避けた方が良いでしょう。特にイギリス人は、外国人がロイヤルファミリーのアクセントで話していると、不快に感じることがあります。
    • BBCのドラマEastEndersや、コメディー番組Only Fools and Horsesで、真のイーストロンドンのアクセントを聴くことができます。比較的年配の人に顕著に見られる話し方ではありますが、特にイーストロンドン、エセックス、ケントのワーキングクラスの人々は、実際にこのような話し方をします。
  • 一つ一つの単語をはっきりと正しく発音し、単語と単語の間を空けて話すよう意識しましょう。
  • 子供は様々な音の周波数を処理し、自分を取り巻く言語の音を聞き分け、再生する能力が大人よりも優れています。効果的に新たなアクセントを学ぶため、何度も聴き、耳を鍛える必要があります。
  • イギリス英語の話し方を学び、ネイティブの話し方を実際に聴いたら、本をイギリス英語のアクセントで声に出して読みましょう。楽しく学ぶことができます。
  • イギリスのテレビ番組を観て、学んだ単語を実際に使いながら語彙を増やしましょう。注意深く観察することで、本物のイギリス英語に近付くことができます。
  • ハリーポッターでキャラクター達がどのように話しているのかを聴いてみましょう。彼らのアクセントは比較的聞き取りやすいはずです。彼らになりきって真似をすることで、同じ様に話すことができるようになるでしょう。

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注意事項

  • アクセントは、すぐに身に付けられるようなものではありません。ネイティブのイギリス人には、真似していることをすぐに見抜かれてしまうかもしれませんが、イギリス人でない人にとっては本物のイギリス英語に聞こえることもあるでしょう。
  • 自分は上手にイギリス英語を話している、と自信を持ち過ぎないように気を付けましょう。真似事のアクセントが、ネイティブの耳に本物に聞こえることは、なかなかありません。
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必要なもの

  • テレビ
  • DVDプレイヤー

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