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「イケメンボイス」を略してイケボは、その声を聞くだけで多くの人の心を捉える、魅力的な声質が特徴です。イケボという言葉の響きから、渋い低音を連想する人が少なくありませんが、イケボの声質は1種類だけではありません。その声を耳にした人が「心地良いな」「ずっと聞いていたいな」などと心を奪われる、さまざまな種類があるとされています。そんなイケボの出し方のコツを踏まえ、訓練を通じて手に入れることができれば、仕事やプライベートを問わず、日々の生活は格段に心躍る毎日となることでしょう。イケボへのチャレンジは、挑む価値十分以上の、より魅力的な自分への進化に他なりません。[1]

方法 1 の 3:
イケボを理解する

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    好まれる理由を知る 初対面の相手の第一声の響きの心地良さに、一瞬で心を奪われそうになった経験は、多くの人たちの記憶の中に刻まれています。それまで声しか知らなかった相手と直接対面した際に、そのルックスと声のギャップに戸惑うも、より一層その人物の存在感が自身の中で大きくなった経験も、おそらく同様でしょう。イケメンボイスはその耳障りの心地良さとインパクトで、多くの人の心を無理なく掴んでしまう、不思議なパワーに満ち溢れています。[2]
    • 第一印象がよい 人が見知らぬ相手に抱く第一印象は、最初の数秒から数十秒で決まるとも言われています。「はじめまして」の一言がイケボで告げられれば、多くの人はそれだけで好印象を抱き、そこから先の円滑なコミュニケーションが期待されます。
    • ずっと聞いていたい 耳障りが良く聞き取りやすいイケボは、ずっと聞いていたいと感じられる心地良さが大きな魅力です。その声を聞いているだけで心が癒される、ある意味『魔法の声色』と言える声質と語り口調が特徴です。
    • 人の心をつかむ 鼓膜だけでなく心まで激しく震わせるイケボは、瞬く間に人の心を掴むパワーを秘めています。一般的な声質で幾分わざとらしく発せられる、練り上げられた口説き文句など足元にも及びません。イケボの持ち主にそのつもりがなくとも、次々とファンを増やしてしまう、たとえるなら『強力な磁石』のような響きを有しています。
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    特徴を知る イケボとされる声質(話し方・歌い方)にはいくつかの共通点があり、それらはすべてが『天性のもの』ではありません。自ら意識的に実践を続けることで、徐々に身につけることが可能です。イケボを出そうとするのであれば、まずは以下に挙げた特徴を理解するところから始めましょう。[3]
    • 安定感のある重低音 イケボと言えば、大人の男の余裕を感じさえる声色が真っ先に思い浮かぶことでしょう。落ち着いた声質とゆっくりとした口調は、説得力に満ちており、聞き手は安心感と信頼感を覚えます。一方で高音の爽やか系の声をイケボと感じる人も見られ、必ずしも重低音でなければならないとは言い切れません。
    • 発音が鮮明で聞き取りやすい 発音が曖昧で聞き取りづらい話を聞かされると、どれだけ声質そのものが魅力的であったとしても、聞き手はストレスを覚えがちです。イケボの特徴の1つとされる落ち着いた重低音の場合、発音が鮮明で澄んだ声質のため、聞き取りやすく魅力的に感じられます。
    • 聞き手が心穏やかになれる その声を聞いているうちに、自然と包み込まれるような心地良さを覚えるのも、イケボならではの特徴です。例えば意見の総意を擦り合わせるような場面でも、イケボで語りかけられることで、感情的になってしまうリスクが軽減されます。
    • 張りがあり爽やか 落ち着いた重低音は時に『老けている』『元気がない』印象につながりかねません。しかしながらイケボは声に適度な張りがあるため、爽やかさや若々しさが感じられます。
    • ゆったりとした口調(早口ではない) 甲高い早口とは対極の、ゆったりとした口調が絶妙で、せっかちな聞き手であったとしても、相手を苛立たせることはありません。
    • 色気がある これぞイケボならではの1番の特徴であり、大きな武器に他なりません。心の琴線をダイレクトに弾くその色気は、嗜好や理性を超えた次元で聞き手を魅惑します。
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    女性がイケボに惹かれるメカニズムを知る 一般的に男性は、男性ホルモンのテストステロンが多いほど、低い声になるとされています。人間は自分にない・持たないものに惹かれる傾向があるため、女性は本能的に男性ホルモンが多い、声の低い男性に惹かれると考えられます。イケボは女性の『本能』に甘く力強く囁きかける、魅力的な声なのです。[4]
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方法 2 の 3:
出したい声と練習方法を確認する

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    手本となる声を知る 漠然と「自分はイケボになりたい」と試行錯誤を続けるのではなく、なりたい人物像を見定め、その人の声に近づける練習を心がけましょう。そのためにはまず、お手本となる声を熟知しようとする姿勢が大切です。仮にその人物が芸能人であれば、語り口調や歌い方などを繰り返し見聞きすることで、その特徴を頭に叩き込みましょう。イケボという武器を手に入れるためには、それを熟知する作業が不可欠です。
    • 女性にとってイケボと聞こえる男性の声と、男性が憧れる同性のイケボとは、必ずしも一致するとは限りません。目標としたいイケボの見当がつかなければ、不特定多数の女性が「あの人はイケボ」と声を揃える有名人をチェックの上、お手本の候補に挙げるのも一案です。[5]
    • 自身が熱狂的ファンの男性歌手や芸能人の声に憧れる男性は少なくありませんが、声質があまりにかけ離れ過ぎている場合、努力が実らぬばかりか、陳腐な印象を周囲に与えかねません。喉を痛めてしまうリスクの回避も視野に入れ、自身の地声を活かしたイケボを目指しましょう。[6]
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    リップロールを練習する 喉に負担をかけない正しい発声方法を体得する目的で、広く実践されているボイスとレーニング法の1つが『リップロール』です。イケボの特徴とされる落ち着いた深みのある声を出す上でも、効果が期待される練習法です。喉を締めず咽頭を上げないリラックスした状態で、自然に声を出せるようになれば、自身の地声の特徴を無理なく活かしたイケボになれる可能性が高まります。以下がその練習方法ですが、息が続かなくなれば無理をせず、必ず口呼吸で息継ぎを行いましょう。また同時に横隔膜呼吸を行うことで、ゆったりと無理なく声を出す感覚を、身体で覚えましょう。[7]
    • 最初に軽く口を閉じ、この際上下の歯はくっつけず隙間を開けておきます。次に口を開けて息を吸い込み、続いて口を閉じて唇を軽く突き出した状態で息を吐き出し、同時に唇をブルブルと震わせます。無音でこれが連続してできるようになれば、声を一緒に出してリップロールを行います。この練習時に声の音程を気にする必要はありません。
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    試行錯誤を怠らない 個人個人の声色や特徴が異なる以上、万人に共通する「これで必ずイケボが出せる」なるノウハウは見当たらないでしょう。たとえば自身の滑舌の悪さが気になるのであれば、舌をより自在に動かす練習を日課としたり、早口が欠点であれば、意識的にゆっくりと話す努力をしたりすることが、イケボへの道と言えます。その効果が伝えられる練習法が、時に自身には不向きであり、期待したほどの効果が得られない場合もあるかもしれませんが、ここで試行錯誤(回り道)を嫌ってはなりません。
    • 話す(歌う)際の僅かな姿勢の違いも、発する声質への影響が小さくありません。顎をしゃくり上げれば自ずと喉が閉まり、細く高い声になりがちで、これでは腹式呼吸の効果が声に十分反映されません、顎を引き加減で、眉間から足下に声を落とし込む感覚を探ってみましょう。
    • 体積が大きな楽器ほど、重低音に特徴と魅力が感じられます。自身の体格の大小にかかわらず、全身を楽器と捉えて震わせる意識が、ふくよかな重低音の声につながります。
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方法 3 の 3:
さらなる練習を実践する

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    ものまねはプロレベルを意識する なりたい声に近づける発声練習に際しては、自らがものまねのプロを目指すレベルを意識しましょう。たとえば歌まねを通じて憧れるイケボに近づけるのであれば、声色を探って近づけるだけでなく、歌い回しやロングトーンの長さ、ビブラートの大きさや回数に至るまで『完コピ』に挑んでみましょう。ボイストレーニングの効果が物語る通り、人間の喉は訓練次第で、音域や声色を変化させる能力を秘めています。専門家の指導を仰ぐのも選択肢の1つですが、まずは先述の試行錯誤を通じ、自分自身を『なりたいイケボの主』に近づけましょう。大切なのはより即効性が期待できるノウハウの選択ではなく、思いつく限りの方法をそれぞれ突き詰める努力です。[8]
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    録音した自分の声を聴く 録音された自分の声が「変だ」と感じる理由は、鼓膜を通じて外部から聴こえた声ではなく、頭蓋骨の中で響く声を確かめているからであり、第三者が耳にする自身の声は当然前者です。録音した自分の声や話し方をチェックし、要改善点を見極める作業は気恥しく感じられますが、アナウンサーを始めとする発声のスペシャリストであれば実践している、スキルアップに欠かせない自己訓練です。録音した音源を残しておけば、少しずつイケボに近づいている自身を確かめられ、達成感が自信とさらなるやる気につながります。
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    『出す』から『なる』を目指す 次第に自身が思い描くイケボを出せるようになってきたたのであれば、次のステップは『出す』から『操る』を経て、最終目標の『なる』を視野に入れましょう。ようやく必要と判断した場面限定で、イケボを出せるようになったことで、1つ目のハードルをクリアしたと言えますが、まだまだ不自然さや精一杯感覚が否めないレベルです。次のステップは、自身がイケボの主として、イケボのトーンをさらに細かく操れるように、さらなる努力を重ねましょう。単に声の響きがイケボな人から、語り口調やその内容もイケボである、アップグレードに臨む段階です。いよいよ自身の地声(普段の話し方)を、それまでの『ここ一番のイケボ』から『ニュートラルにイケボ』へと上方にスライドさせることで、自分という存在が放つ魅力を高めましょう。
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ポイント

  • イケメンボイスの略称であるイケボは、その声色で多くの人の心を捉える、とりわけ女性の本能に訴えかける、魅力を超えた魔力を秘めた声質です。
  • イケボは落ち着いた重低音系だけでなく、たとえば爽やか高音系など複数の種類があるとされ、各々に共通する複数の魅力で聞き手に好印象を伝えます。
  • イケボは腹式呼吸を始めとする声の出し方を習得し、自分なりの試行錯誤を通じた訓練を重ねることで、個人差こそ見られますが体得が可能です。
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カテゴリ: アート・エンタメ
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