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ほとんどのイボは自然に消えてなくなりますが、顔にイボができた場合はもっと早く治したいと思う人もいるでしょう。幸いなことに、顔にできたイボを取り除く方法が何種類か存在します。

方法 1
方法 1 の 3:
民間療法で顔のイボを取り除く

  1. 1
    純リンゴ酢を使ってみましょう。純リンゴ酢を使用する方法はあらゆる種類のイボの除去に効果のある民間療法として一般的なものです。酢に含まれる酸がイボのある部位にダメージを与えて周囲の健康な肌からイボを剥がし取り、その時にウイルスも共に落とす効果があると言われています。ただし、純リンゴ酢を顔に付ける時には化学熱傷を起こす恐れがあるため注意が必要です。[1] 水で2倍に薄めて熱傷を最小限に抑えましょう。[2]
    • 実際に、リンゴ酢に含まれるリンゴ酸と乳酸には皮膚を柔らかくし、角質を落とす効果があります。
    • これらの成分は顔のニキビを治療する際にもよく使われています。
    • 綿球を純リンゴ酢に半分ほど浸してイボに当てます。そして、絆創膏を使って24時間そのまま固定しておきましょう。
  2. 2
    潰したニンニクをパックとして使いましょう。ニンニクの腐食作用によってイボが水泡になり、その後約1週間で剥がれ落ちます。ニンニクに含まれるアリシンという物質には抗ウイルス効果があり、ヒトパピローマウイルスをはじめ幅広いウイルスを死滅させることができます。[3]
    • ニンニクを潰してイボに乗せます。
    • 24時間テープで固定しておきます。
    • ニンニクとテープは毎日交換しましょう。
  3. 3
    レモン汁を使ってみましょう。レモンは洗浄効果があり、日常の様々な場面で使われています。レモンの中のクエン酸にはビタミンCが含まれており、これがイボの原因となるウイルスを死滅させると考えられています。また、イボを柔らかくして取り除きやすくする効果もあります。[4]
    • 少なくとも1日に3回はイボにレモン汁を塗りましょう。
  4. 4
    イボにダクトテープ(粘着テープ)を貼りましょう。この方法は医学的に証明されたものではありませんが、すぐに効果が現れると主張する人もいます。ダクトテープを貼ると皮膚が炎症を起こし、イボの原因となっているウイルスを退治する抗体が形成される可能性があるというのです。つまり、ダクトテープの中に含まれる物質に身体が反応することで効果が出るのではないかと推定されています。ちなみに、この方法は6日間~最長で2か月間続けて行う必要があります。[5]
    • 寝る前にイボをダクトテープで覆い、朝起きたらすぐに剥がしましょう。
    • イボが消えるまでこの手順を繰り返しましょう。
  5. 5
    バナナの皮を使ってみましょう。潰したバナナにはプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)が含まれており、イボの組織を分解することができます。この方法を用いれば肌に刺激を与えず簡単にイボを取り除くことができるはずです。バナナの皮の内側をイボに当て、医療用テープで一晩固定しておきましょう。[6]
    • この方法は1週間から2週間程度継続して行いましょう。
    • パイナップルやパパイヤ、納豆などにも同じ酵素が含まれています。
  6. 6
    イソジンの使用を検討しましょう。イソジンはイボの原因となっているウイルスを撃退するのに役立つ消毒薬です。イソジンスクラブ液を毎日5分間、イボが剥がれ落ちるまで優しく塗り込みます。これを1日に2回まで使用できます。また、イソジン以外のポピドンヨードを含む製品でも同様に使えます。
    • この方法は、ヨウ素やポピヨンヨードにアレルギーのある人には推奨できません。
    • 皮膚が炎症を起こした場合は医師に相談しましょう。
  7. 7
    ミルクウィードクリームを塗りましょう。このクリームはミルクウィード(オオトウワタ)のねばねばとした樹液から作られており、ミルクウィードに含まれる酵素にはイボの組織を分解する働きがあります。また、ミルクウィードはニキビ治療にも有効であると言われています。ただし、このクリームは日本国内では販売されていません。
    • 少なくとも1日に4回以上塗りましょう。
    • また、ミルクウィードを折った時に出てくる分泌液を直接塗ることもできます。
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方法 2
方法 2 の 3:
効果が実証された医学的治療で顔のイボを取り除く

  1. 1
    外用薬を処方してもらいましょう。感染症の症状を和らげ、イボを除去するのに使われる薬が数種類存在します。ただし、通常この方法では治癒するまでに数か月かかり、激しい皮膚の炎症や不快感を伴います。薬の例には以下のようなものがあります。
    • レチノール(トレチノイン配合)クリーム:レチノールクリームを塗るとイボの肌細胞のターンオーバーを活性化させます。毎日このクリームを患部に塗るとイボの悩みが解決するかもしれません。[7] 以下の注意点に従ってクリームを塗りましょう。
      • 1日1回、夜寝る前に塗りましょう。
      • まず水と石鹸で患部を洗い、少なくとも15分間以上乾燥させます。そしてパール1粒分のクリームを患部に塗ります。このクリームを湿った皮膚に塗ると皮むけや炎症の原因となります。
      • トレチノインが配合されたクリームを塗ると皮膚が柔らかく、そして薄くなるため、日光に対して敏感になることがあります。外出する際には日焼け止めクリームを忘れずに塗りましょう。
    • カンタリジン、またはトリクロロ酢酸を含むその他の外用薬:カンタリジンにはツチハンミョウ科に属する昆虫のエキスが含まれています。これを患部に塗るとイボの周りに水泡ができます。そしてこの水泡によってイボが皮膚から盛り上がり、その状態になったら皮膚科医がイボの壊死した部分を取り除くことができます。[8]
      • 患部は清潔な絆創膏で覆いましょう。
      • この方法を実行する際には医師の指示に従いましょう。
    • フルオロウラシル:フルオロウラシル軟膏にはDNAとRNAの複製を止める作用があるため、イボの増殖が止まることが期待されます。[9]
      • 3〜5週間の間、1日に2回ずつ塗布しましょう。[10]
      • 患部が日光に当たらないようにしましょう。皮膚の炎症が悪化する恐れがあります。[11]
  2. 2
    角質剥離療法について調べましょう。角質剥離療法とは、壊死した細胞を擦ることによって皮膚の表面から取り除く治療法です。この方法はウイルス細胞を軟化させてから死滅させる化学療法(通常サリチル酸を使用)と、手作業での角質剥離を組み合わせて行われます。化学療法によってイボが柔らかくなったら軽石あるいはエメリーボードで取り除きます。[12]
  3. 3
    凍結療法を受けましょう。凍結療法では液体窒素を使ってイボを凍結して壊死させ、[13] その後キュレットという道具でイボを削り取ります。凍結療法はどんな非侵襲的治療でも取り除けない頑固なイボを治療するのに適した方法です。この方法を希望する場合は、医師に相談しましょう。
    • 日本では医療機関で処置を受ける必要がありますが、アメリカでは薬局で購入して治療することができます。[14]
    • 液体窒素を当てた部位には水泡ができることがあります。ただし、これは2〜4週間で剥がれ落ちるはずです。
    • イボの凍結とキュレットでの掻把には痛みを伴います。また、患部に液体窒素を当てると火傷やヒリヒリ感が生じ、それが数分間続くことがあるということに注意しましょう。
    • 傷跡や白斑があると治療が複雑になることがあります。
  4. 4
    パルス色素レーザー治療を試しましょう。このレーザー治療では熱エネルギーを利用してイボおよびイボの栄養源となる赤血球を破壊します。一般的に副作用は起こらず、傷跡や色素沈着も残りません。また、短い期間で効果が出ますが、他の治療法よりも費用がかさみ治療を受けづらいのが難点です。ちなみに、イボにこのレーザーを当てると80%以上の確率で効果が出ると言われています。[15]
    • 通常、約2週間でイボがなくなります。傷跡も残りません。
    • パルス色素レーザーは様々な皮膚疾患の治療に使われています。
  5. 5
    病巣内にブレオマイシンを注入する治療法について医師に尋ねてみましょう。手強いイボがある場合は、非常に効果の高いこの治療法を試すのも良いでしょう。[16] [17] この治療法は、ガンの治療に使用されるブレオマイシンをイボ病巣内に注入するものです。イボを取り除くには1回の注入だけで十分な場合もあれば、3〜4週間おきに追加で注入しなければならない場合もあります。[18] また、傷跡はほとんど残らず、わずかに色素沈着が生じることもありますが、通常治療から1年以内には消えてしまいます。[19]
    • これは自費治療のため高額になりますが、成功率が高く(ある研究では92%の確率で成功)[20] 凍結療法よりも効果があります。[21]
  6. 6
    免疫療法を検討しましょう。他の治療法を試してもイボが治らない場合は、免疫療法を考慮に入れてみましょう。[22] [23] この治療法では医師がイボに化学物質(ジフェニルシクロプロペノンなど)を塗布するか、もしくは高分子物質(通常はカンジダ抗原)と一緒に注入して、免疫機能を回復させます。これらの物質によって免疫反応を起こし、体内に入った物質とイボの両方を自然に排出することを狙いとしています。[24] また、この治療を受けると身体がヒトパピローマウイルスに対する免疫を獲得するため、イボの再発可能性が低くなる効果もあります。[25]
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方法 3
方法 3 の 3:
顔のイボが悪化するのを防ぐ

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    イボが出来たら何もせずに自然に治るのを待ちましょう。イボは自然と治ることもあるため、可能であれば放っておきましょう。それまでの間、イボを絆創膏で覆ったり、スカーフやバンダナを使っておしゃれに隠したりしても構いません。ちなみに、ある研究ではほとんどのイボが2年後には自然に治るということが分かっています。[26]
    • ただし、どうしてもイボが気になってしまう人は上記に示した治療法を試してみましょう。
    • イボが何年も消えない場合や広がり始めた場合には医療機関を受診しましょう。
  2. 2
    イボをほじることは避け、手指衛生を保ちましょう。イボを触るのを止めて放置しておきましょう。イボを他の人に感染させないためには手指の衛生を保つなどの普遍的予防策を取る必要があります。また、イボをほじると症状が悪化してしまう恐れがあるため注意しましょう。
    • イボは湿った環境で繁殖するため、手を清潔で乾いた状態に保ちましょう。
    • イボに外用薬を塗る前後に手を洗う習慣を付けましょう。
    • 衣服やタオルを他の人の物と区別しましょう。イボを他の人にうつすのを防ぐため、自分の物を他の人と共有しないようにする必要があります。可能であれば、自分の持ち物には分かりやすく名前を書いて他の人が使わないようにしましょう。
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    イボのある部位には決してブラシやくし、カミソリを当ててはいけません。ウイルスがすぐに他の部位に広がってしまう恐れがあります。イボは非常に感染力の強い疾患です。ブラシがごくわずかに患部に触れただけでも、自分自身の他の部位だけでなく他の人にもうつる可能性があります。また、ブラシなどがウイルスの潜伏場所となって他の人にうつしてしまうこともあります。可能であれば髭を伸ばして髭剃りを控えるのが良いでしょう。垢すりやピーリングも同様です。
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ポイント

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このwikiHow記事について

Heather Richmond, MD
共著者 ::
認定皮膚科医
この記事の共著者 : Heather Richmond, MD. ヘザー・リッチモンド医学博士はテキサス州オースティンにある「Dermatology and Laser Surgery Center」に勤務する認定皮膚科医です。 医療、外科、美容皮膚科治療をはじめ、広範囲にわたる皮膚科治療を専門に提供しており、経験は9年以上。イエール大学にて分子生物学、細胞生物学、発生生物学の学士課程を優秀な成績で修了。カリフォルニア大学アーバイン校医学部にて医学博士号を取得。在学時はアルファ・オメガ・アルファ優等医学生協会に所属。シダース・サイナイ医療センターにて内科のインターンシップの、ヒューストンにあるテキサス大学MDアンダーソン癌センターにて皮膚科の臨床研修を修了。米国皮膚科学会の名誉会員で、米国皮膚外科協会、米国レーザー医療・外科協会、テキサス・ヒューストン皮膚科協会の会員です。 この記事は4,638回アクセスされました。
カテゴリ: 健康
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