X
この記事の共著者 : Liana Georgoulis, PsyD. 認定臨床心理学者として10年以上の経験をもつリアナ・ジョーゴウリス医師は、現在ロスアンゼルスにあるカウンセリングクリニック、「Coast Psychological Services」の責任者を務めています。ぺパーダイン大学で心理学の博士号取得し、若者、大人、そしてカップルを対象に認知行動療法や、科学的根拠に基づいたセラピーを行っています。
この記事は2,893回アクセスされました。
インターネットは広大な無法地帯であり、未知のものや恐怖で満ちあふれています。時には好奇心に負けてわいせつなウェブサイトを閲覧してしまうこともあるでしょう。または、無意識に開いたリンク先にトラウマになりそうな恐ろしい写真が掲載されている可能性もあるかもしれません。いずれにせよ、恐ろしいものを目にしたら忘れられなくなるものです。見たものを忘れるには気持ちを切り替えて記憶から消す努力をし、心の中を幸せなイメージで満たす必要があります。
ステップ
方法 1
方法 1 の 3:記憶を上書きする
方法 1
-
1思考を置き換えて恐ろしいイメージを上書きする 「思考の置き換え」の背後にある考え方は、自分の思考や反応をコントロールする能力を持つということです。前向きな事柄で頭を満たすと、意図的に悪い記憶を消し去ることが可能です。[1] 脳の集中力には限界があり、即時に意識できる範囲には一定数の思考しか維持できません。脳に明るい内容の情報を送ることで、否定的な記憶を置き換えてみましょう。幸せな物語や感動的な動画を見たり、読書に没頭したり、かわいい動物の写真を見るだけでもよいのです。
- 自分の意識を現在行っている活動に向けて、自分自身を今現在に戻しましょう。
-
2前向きな事柄、または同等のもので記憶を置き換える 思考の置き換えは、置き換えられた思考と「上書きする」思考との間に何らかの関係があると、最も効果的です。したがって、恐ろしい動画を見た場合は、同じくらい強く感情が揺さぶられる感動的な動画を探して見るようにしましょう。わいせつ写真を見てしまったのであれば、笑顔になれる画像を見ます。トラウマになるような内容の話などを読んだ場合は、心が落ち着く話を読んでみましょう。
-
3前向きな活動をする 友人とビデオチャットやスポーツ、またはヨガをしてみます。インターネットとは全く関係のないことを試してみましょう。特に、心と体を同時に動かすことができる活動が効果的です。
-
4幸せな気分になれる写真を見る おもしろ画像の一覧や、かわいい動物の写真を閲覧してみます。友人や家族とのよい思い出や、ペットやすてきな場所の写真など、自分にとって大切なものに関する写真を見るようにします。例えば「かわいい赤ちゃんのパンダ」または「のんびり屋のナマケモノ」という内容のウェブ画像を検索し、適切な写真を見つけましょう。
-
5前向きな内容の動画を見る YouTubeでお笑い動画を見たり、お気に入りの番組を1話分見てみましょう。または、笑っている赤ちゃんの動画、興奮している子犬の動画、誰かが笑っている動画などのシンプルな内容の動画や、静かな波の音、夏の森の音、山頂のパノラマビューなど、平和な風景や音の動画を探してみましょう。
- 見たい種類の動画をウェブ検索します。「幸せになる動画」や「遊んでいる子犬」などを検索し、心を落ち着かせるようなコンテンツを探しましょう。
- TiktokやInstagramの「リール」などで、短くて熱中できる動画を探してみましょう。
広告
方法 2
方法 2 の 3:記憶を抑制する
方法 2
-
1記憶が戻ってくるたびに消す努力をする 「思考の置き換え」と同様に、記憶を抑制すると否定的な記憶が薄れやすくなることが証明されています。[2] 否定的な記憶は通常、見たものと感じたことを思い出す「きっかけ」と繋がっています。記憶がよみがえった時に強制的に無視できるようであれば、「出来事に関する」繋がりを断ち切って記憶を消すことができるかもしれません。
-
2記憶の抑制がどのように機能するかを理解する 認知科学者は、記憶を「エピソード記憶」と「意味記憶」の2パターンに分類しています。エピソード記憶は経験的かつ主観的ですが、意味記憶は事実的かつ客観的です。インターネット上で恐ろしいものを見た場合、即座に本能的な否定的反応が引き起こされ、エピソード記憶の中で「見たものを思い出させるもの」に関連付けられます。このような否定的なきっかけとの新たな関係性を築くことで、見たものを徐々に忘れられるようになるかもしれません。[3]
- エピソード記憶とは、自分が経験した特定の事柄を記憶する方式です。このような記憶は通常、起きた出来事に関する感情的な背景と結びついています。したがって、「恐ろしいものを見た」という記憶は、そのイメージを継続的に呼び覚ますきっかけに繋がっている場合があります。
- 意味記憶とは、外の世界に関する事実、意味、アイデア、見解などをより構造的に記録するものです。人間の脳は、このような知識を個人的な経験とは別に保存する傾向があります。意味記憶には通常、感情的な内容は含まれません。
-
3忘れる訓練をする インターネット上で特に恐ろしいものを見てしまった場合は、時折その画像が脳裏に浮かんでくる可能性が高いでしょう。その思考を捉え、見方を変える努力をします。実践するには2種類の方法があり、1つ目は、その思考と向き合って受け入れることで「手放す」方法、そして2つ目は、心の奥底に隠して「抑制する」方法です。気持ちが暗くなってしまったら、明るく前向きになれる事柄に意識的に目を向けてみましょう。自分次第で「手放す」ことも「抑制する」こともできるのです。広告
方法 3
方法 3 の 3:前に進む
方法 3
-
1外に出る しばらくインターネットから離れて、自分の周りの世界に浸ってみます。友人に会う、ランニングをする、または自然の中で時を過ごすのもよいでしょう。今この瞬間に精神を集中させて、好きなことをしてみます。パソコンから離れ、もっと大事な何かに夢中になれば、インターネットで見た恐ろしい内容が、より抽象的に感じられるようになるかもしれません。
-
2ウェブサイトを閲覧するときには注意する インターネットは、人間の暗黒の闇の状態と至高の状態とを映し出します。それはプログラムの迷路であり、クリックするたびに未知の角を曲がることになります。人生を変えるきっかけとなる美しいものに出会う可能性もあれば、強烈な精神的ダメージをもたらすものに遭遇する場合もあるのです。
- クリックする前に考えましょう。クリックしようとするたびにその内容を認識し、そのリンク元を信頼できるかどうかを考えてみます。リンクをクリックしたときに表示される内容を、しっかりと想像してみるのです。それが本当に自分にとって必要なのかどうかを自問してみましょう。
- インターネットフィルターの利用を検討しましょう。大半のフィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)は、ポルノや暴力などの特定の不適切なコンテンツを掲載しているウェブサイトをブロックする設定が可能です。自分が見たくないと思うサイトのカテゴリをブロックするフィルターを設定しましょう。
- 一方で、コンテンツが安全かどうかを判断するのは、必ずしも容易ではないかもしれません。不適切なコンテンツにフィルターをかけない人も一部存在し、見た目には問題がなさそうに見えるものや魅力的な内容の背後に、心が乱されるようなコンテンツや非常に不快なコンテンツを隠している悪質なケースもあります。信頼できる人のコンテンツだけを見るように心がけましょう。そして、サイトを閲覧する前に一瞬立ち止まり、コメントを確認してから閲覧を始めるようにするとよいかもしれません。
-
3違法なコンテンツを報告する 明らかに有害かつ違法なサイトを見つけた場合は、最寄りの警察署への通報(またはインターネット・ホットラインセンターへの連絡)を検討しましょう。インターネット上の犯罪者を追跡するのは困難かもしれませんが、過去には実績があります。通報が必要な状況の例は下記の通りです。
- ひどい虐待を受けた犬の写真を、ある人が投稿しました。その写真は地元のフォーラムに投稿されたもので、投稿者が近隣地域でその犬を身体的に虐待していた可能性が高いと考えられます。
- 児童ポルノやその他の児童虐待の証拠を投稿した人がいる場合、このような行為は違法なだけでなく、子どもたちにも害を及ぼします。子供の命が危険にさらされている可能性もあるのです。
広告
ポイント
- 外に出て新鮮な空気を吸い、空を眺めて気持ちをすっきりさせましょう。
- インターネットで見たものについて考えないようにしましょう。思い出す回数が多いほど、記憶が長く残ります。
- 瞑想をしたり、その他のマインドフルな活動を実践すると効果的です。
- インターネットで見たものについて日記に書いたり、誰かに話したりしてみましょう。自分の経験を言葉にすることは、感情を処理しやすいかもしれません。
- アップビートなダンスミュージックや、ありふれたポップスを聴きましょう。普段聴いている曲でなくても、乗りのよい曲を聴くと、嫌なことを忘れられるものです。
広告
注意事項
- インターネットで児童虐待を発見した場合は、地方自治体などに該当のウェブサイトについて報告しましょう。絶対に報告を躊躇してはいけません。
- 今後インターネットを閲覧する際には注意しましょう。インターネットは広大な無法地帯で、未知のものや恐怖で満ちあふれているのです。
- 悪い記憶は、いつでも戻ってくる可能性があります。
広告
出典
このwikiHow記事について
他言語版
Bahasa Indonesia:Melupakan Hal Buruk yang Dilihat di Internet
العربية:نسيان شيء بشع رأيته على الإنترنت
中文:忘记在网上看到的可怕事情
このページは 2,893 回アクセスされました。
この記事は役に立ちましたか?
広告





