インターネット回線速度を最大限にする方法

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前よりもウェブサイトの読み込みに時間がかかるようになっていませんか?ダウンロード速度は契約している回線速度と一致していますか?インターネット接続には、多くの要素が絡み合っています。幸い、速度を向上させるためにできることがたくさんあり、ほんの数分で改善が見られるかもしれません。

パート 1
ハードウェア、ネットワークと接続をチェックする

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    スピードテストを実行します。本腰を入れてハードウェアとパソコンの設定に取り掛かる前に、現在の回線速度がどれくらいなのかチェックして、利用しているサービスが宣伝している回線速度と比較してみましょう。インターネット上には、さまざまスピードテストのサイトがあります。Googleで「スピードテスト」と検索して、検索結果の上位に表示されたものを選びましょう。
    • 使用するスピードテストによって、結果が異なります。同じテストでも、テストのたびに違う結果が出るかもしれません。この差は、テストサーバーが設置されている場所と、接続を共有する人の数によるものです。
    • テストを複数回行い、平均速度を出しましょう。
    • テストを実行するために、Flashのインストールが必要になる場合があります。
    • テストサーバーの選択が可能であれば、現在地から近い場所にあるテストサーバーを選びましょう。そうすると、さらに正確な結果が出やすくなります(speedtest.netの場合、テストサーバーはpingを元に自動的に選ばれます)。
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    契約している回線速度とスピートテストの結果を比較してみましょう。利用しているプロバイダーをチェックして、得られるはずの回線速度を確認しましょう。プロバイダーが宣伝している速度は、「最高速度」であって、特にWi-Fiを使用している場合など、必ずしも日常的にその回線速度を得られるわけではないことを頭に入れておきましょう。
    • 長い間、インターネット回線を変えていない場合、お金をかけずに今よりも速い回線速度を得られる可能性があります。プロバイダーは通常、現在の契約よりもお得な契約内容を積極的には知らせてこないため、契約した時は無かった新しいサービスを利用できないか調べてみましょう。お住まいの地域のすべてのプロバイダーをチェックしてみましょう。
    • メガバイトとメガビットの違いに気を付けましょう。インターネットサービスプロバイダー(ISP)は、メガバイトではなく、メガビットで速度を宣伝しています。1メガバイト(MB)は、8メガビット(Mb)です。よって、毎秒25メガビット(Mbps)で契約している場合、実際の速度は、毎秒3メガバイト(MBps)程度にしかなりません。スピードテストの結果がKbpsで表示されている場合、1000で割ってMbpsでの測定値を算出しましょう。
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    モデムをリセットします。モデムとルーターを再起動すると、古いデータが削除され、モデムの構成をインターネットサービスプロバイダーから再プロビジョニングすることにより、ネットワークの問題を緩和できる場合があります。必要に応じて、モデムはファームウェアの更新をインターネットサービスプロバイダーから自動的にダウンロードします。
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    電波の干渉元をチェックしましょう。無線LANを使用している場合、一部の電化製品から出る電波が接続に影響を与えている可能性があります。無線LANの規格には、IEEE802.11 b/g/n(2.4 GHz)やIEEE 802.11a(5.8 GHz)があります。無線接続を妨げる可能性がある一般的なデバイスには、電子レンジと携帯電話があり、その多くは2.4 GHzの範囲で動作しています。干渉を最小限に抑えるため、接続の使用中は、携帯電話のデータ通信をオフにして、電子レンジを無線デバイスやルーターから遠ざけましょう。
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    従量課金上限に達していないか確認しましょう。インターネットサービスプロバイダーの中には、顧客のインターネットの使用量に対して従量課金上限制を課しているプロバイダーがあります。従量課金上限は、1ヶ月間にインターネット経由でダウンロード、アップロード可能なデータ量を制限しています。プロバイダーが「データプラン」という名称を使用していることもあります。自分のアカウントページにログインするか、カスタマーサービスに問い合わせて、月の許容量を超えていないか確認しましょう。許容量を超えた場合のペナルティとして、残りの請求期間中に回線速度が制限されたり、追加料金を請求されることがよくあります。
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    インターネットサービスプロバイダーに連絡しましょう。時折、プロバイダー側でしか修復できない問題が起こっていることがあります。プロバイダーは通常、技術者を派遣することなく、モデムの信号レベルを読み取るだけで回線が標準以下かどうかを判断します。そして、必要であれば、技術者を自宅か近所に向かわせて、プロバイダーのインフラの確認を行います。問題がみなさん側にある場合、訪問料として料金を請求されるかもしれません。そのため、まず最初に電話やインターネットでトラブルシューティングを行うことが大事です。
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    ネットワーク上のすべての端末をチェックしましょう。ネットワーク上の誰かがインターネットからストリーミング動画を視聴したり、大きなファイルをダウンロードするなど、大量のメディアをダウンロードしている場合、おそらく、帯域幅の大部分が使用されています。ルーターのウェブ設定画面を使い慣れている場合は、QoS(Quality of Service)設定を見つけて、特定のIPやサービスからのトラフィックを優先的に扱い、他のスループット(処理量)を制限することができるかもしれません。QoS設定ができない場合は、大量のダウンロードをしている人に、ダウンロード量を最小限に保つよう頼みましょう。
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    無線LAN、またはパソコンの場所を移動しましょう。無線LANを使ってインターネットに接続している場合、弱い電波が、遅い回線速度や接続が途切れる原因になっている可能性があります。可能であれば、ルーターをパソコンの近くに移動するか、パソコンがルーターに近づくようにパソコンを移動するか、ルーターを食器棚などの上に置いて電波を送信しやすくしましょう。[1]
    • 時々、エアダスターを使って、ルーターやモデムのほこりを掃除しましょう。掃除をすることで、機器のオーバーヒートを防ぎ、その結果、安定性が向上します。
    • すべての電子機器のまわりで適切な換気を心がけ、オーバーヒートを防ぎましょう。
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    DSLをお使いの場合、DSLフィルター(スプリッタ)を確認しましょう。DSLを作動させる時、長方形の箱型のフィルターの片方に電話線を接続します。もう片方には2つの回線があり、1つは電話用、もう1つはモデム用です。電話回線を通してDSL接続を使用している場合は、高品質のフィルターを設置して、最適な信号速度を得られるようにしましょう。
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    天候を確認しましょう。衛星インターネットを利用している場合、風や大雪、雨、雷、静電気やその他の電気的干渉によって、インターネット接続状況が変わるかもしれません。

パート 2
パソコンとネットワークを最適化する

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    週に1回以上、ウイルススキャンを実行しましょう。ウイルスは、情報や身元を危険にさらすことに加え、パソコンのリソースを使い尽くし、回線速度を低下させる可能性があります。パソコンをウイルスに感染させないでおくことは、回線の高速化に非常に効果があります。
    • 特にインターネットを使用している場合は、必ずアンチウイルスソフトをインストールして、有効化しておかなくてはなりません。アンチウイルスソフトは、無料でインストールできます。同時に複数のアンチウイルスソフトをインストールしないようにしましょう(複数インストールした場合、お互いが競合してしまいます)。
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    マルウェア、アドウェアスキャンを定期的に実行しましょう。ほとんどのアンチウイルスソフトは、アドウェアやスパイウェアのスキャンを行いません。アドウェアやスパイウェアは、潜在的に危険なプログラムで、他のサーバーへ頻繁にアクセスしているため、インターネット回線の速度を大幅に低下させる可能性があります。除去は難しい場合がありますが、侵入ソフトウェアの除去用に特別に設計されたさまざまなプログラムがあります。アンチウイルスソフトと異なり、複数の異なるアンチマルウェアソフトをインストールできます。次に挙げるようなソフト(いずれも日本語版あり)を複数インストールしておきましょう。
    • Malwarebytes Antimalware
    • Spybot Search & Destroy
    • Adw Cleaner
    • HitMan Pro
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    余分なツールバーを削除しましょう。ブラウザにたくさんのツールバーをインストールしていると、ツールバーが回線速度を著しく低下させる場合があります。ツールバーを削除すると、ブラウザの速度が向上し、個人情報の保護にも役立ちます。
    • 一部のツールバーは削除が難しい場合があり、上記の手順で挙げたアンチマルウェアソフトを使用する必要があるかもしれません。
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    ブラウザを変えましょう。使用している古いブラウザが、削除が難しいツールバーまみれになっていて、全体的に動作が遅いと感じる場合は、新しいブラウザに切り替えるとよいでしょう。Microsoft Edge、Chrome、Operaは、Internet ExplorerやFirefoxよりも非常に動作が速いとされています。[2]
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    ハードディスクをクリーンアップしましょう。ハードディスクが最適化されていないと、パソコンの速度が低下し、インターネットの閲覧など、すべての作業に影響を及ぼします。ほんの数分のハードディスクの最適化で、インターネット閲覧の動作が大幅に向上します。
    • ディスクを定期的にデフラグするようにしましょう。最近のWindowsのほとんどのバージョンでは、自動的にデフラグが行われます。
    • ディスククリーンアップを実行して、ブラウザの動作を遅くしている可能性がある一時ファイルをクリアしましょう。
    • ハードディスクの15%以上を空けておくようにしましょう。ハードディスクがいっぱいになると、プログラムの読み込みや変更の反映に時間がかかるようになってしまい、ブラウザの速度が大幅に低下します。
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    キャッシュを最適化しましょう。ウェブブラウザは、再びサイトを訪れた時に、読み込みを高速化するため、訪れたサイトに関する情報を保存します。しかし、キャッシュが大きくなりすぎると、ブラウザの性能に悪影響を与える場合があります。
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    帯域幅を占有しているプログラムをチェックしましょう。他のプログラムが帯域幅を使用しているため、回線速度が遅くなっていることがあります。アンチウイルスソフトやその他のアップデートなど、他のプログラムが知らない間にインターネットにアクセスしていないか確認するには、コマンドプロンプトを開く必要があります。Windowsキー + Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。cmd と入力し、Enterキーを押しましょう。(Windows7では、スタート > すべてのプログラム > アクセサリーと開き、「コマンドプロンプト」を右クリックして、「管理者として実行」を選択します)
    • netstat -b 5 > activity.txt と入力し、Enterキーを押します。インターネットにアクセスしているプログラムのリストが表示され始めます。1分程度経ったら、Ctrlキー + Cキーを押して、スキャンを終了しましょう。スキャンを終了すると、インターネット接続を使用しているプログラムのリストが出力されたファイルが作成されます。
    • activity.txt と入力し、Enterキーを押して、ファイルを開き、プログラムのリストを見てみましょう。
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    不要なプログラムを閉じます。Ctrlキー + Altキー + Deleteキーを同時に押して、タスクマネージャーを起動します。プロセスメニューを開き、貴重な帯域幅を占有している可能性がある不要なプロセスを終了しましょう(注:見慣れないファイル名のプロセスを閉じると、既知のプログラムが正しく機能しなくなることがあります)。
    • プロセスタブの「ユーザー」列を探しましょう。プロセスが「System」ユーザーの元で実行されている場合、プロセスを閉じると、他のプログラムが動かなくなってしまい、パソコンの再起動が必要になる可能性があります。自分のユーザー名でログインしている場合は、プログラムを終了しても、他のプログラムに問題が発生する可能性は低いでしょう。しかし、システムが必要なシステムプログラムの終了や再起動を許可しない場合があります。
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    帯域幅を占有している不要なプログラムをアンインストールしましょう。使用しなくなった、またはインストールしたことを覚えていない、帯域幅を占有しているプログラムがあった場合、プログラムをアンインストールすると、ブラウザが使用できる帯域幅の向上につながります。
    • Windowsでのプログラムのアンインストール方法を検索しましょう。
    • OS Xでのプログラムのアンインストールについて、このガイド を参照しましょう。
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    Wi-Fiのチャンネルを変更しましょう。同じ建物にいる人の多くが同じチャンネルを使用している場合、インターネット回線速度の大幅な低下に気付くかもしれません。WindowsであればinSSIDer、MacであればKisMACやWiFi Scannerなどのプログラムを使用して、使用が集中していないチャンネルを調べましょう。検出したチャンネルのいずれかに切り替えると、干渉が減り、回線速度が改善するでしょう。
    • 空いているチャンネルが見つかれば、インターネット回線速度を改善するために、チャンネルを切り替えましょう。ルーターの説明書を確認したり、ルーターのサポートサイトを調べて、ルーターにアクセスする方法や無線チャンネルを変更する方法を把握する必要があるでしょう。
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    ルーターのファームウェアをアップデートしましょう。製造元のウェブサイトでお使いのルーターのファームウェアダウンロードをチェックしましょう。現在使用しているバージョンと比較し、必要に応じてアップデートしましょう。ほとんどのルーターは、ルーターの設定ページを開いた時に、自動的にファームウェアアップデートのチェックを行います。

パート 3
ハードウェアをアップグレードする

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    パソコンをアップグレードしましょう。お使いのパソコンが重い場合、インターネット回線の速度がどんなに速くても、すべての動作が遅く感じます。インターネットには、使用するパソコンが出せる限りの速さでしかアクセスできません。
    • ウェブブラウザの性能を向上させる簡単なアップグレード方法のひとつは、パソコンのRAMの数を増やしたり、性能の良いRAMをインストールすることです。
  2. 2
    ルーターをアップグレードしましょう。お使いのルーターが古い場合、最近のWebトラフィックにはほとんど追いつけない場合があります。古い無線LANはアンテナも弱く、端末はしっかりしたインターネット接続を得られません。これらすべての要因が組み合わさって、インターネットを閲覧する際、それなりの速度しか出ない可能性があります。
    • Netgear、D-Link、CiscoやBelkinなど、信頼できる製造元のルーターを探しましょう。必要な場所に電波が届くのに十分な強度のアンテナが付いていることを確認しましょう。
    • 無線ネットワークで広い範囲をカバーする場合、リピータを設置する必要があるかもしれません。リピータは、自宅やオフィスの別エリアへ無線の電波を中継し、無線ネットワークの範囲を大幅に広げます。
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    古いケーブルモデムを取り替えましょう。半導体を用いた電子機器は、熱によるダメージの蓄積によって経年劣化します。お使いのモデムも古くなるにつれて、良好な接続を維持し続けることがますます困難になります(SN比(信号対雑音比)は低下し、同じパケット量に対するリクエスト数は増加します)。アフターマーケット製のモデムは、純正品のモデムに対して、良好な接続が得られることが多くあります。
    • 購入したサードパーティ製のケーブルモデムが、利用しているサービスプロバイダーに対応していることを確認しましょう。
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    Wi-Fiの代わりに有線接続を試してみましょう。可能であれば、できるだけ多くのインターネットに接続されているデバイスを有線接続してみましょう。こうすることで、有線接続しているデバイスの回線速度が速くなると同時に、タブレットやスマートフォンなど、無線接続されている残りのデバイスに対する干渉も少なくなります。

ポイント

  • DNS(ドメイン・ネーム・システム)は、ドメイン名(wikihow.comなど)をIPアドレスに翻訳し、コンピューターがお互いに通信するために使用できるサービスです。この検索サービスが遅いと、ウェブサイトへのアクセスも同様に遅くなることがあります。この問題の対処法のひとつは、DNSサーバーの変更です。お使いの環境に対して最速のサーバーを特定する人気のツールが、namebenchです。パソコンやルーターでDNSサーバーを変更するための具体的な手順を調べる必要があるかもしれません。
  • ダイヤルアップのサービスや、適度な速度のサービスの高速化は期待しないようにしましょう。インターネットは、主に512kbps以上のブロードバンドの接続を対象としています。少しの間、待たなくてはならない場合もあります。
  • 遠く離れた場所(国境や海を超えた場所など)にあるサーバーへのアクセス時に速度が多少低下するのは普通のことです。

注意事項

  • お使いのパソコンやインターネットをチェックして、どれだけ高速化できるか無料で教えてくれると謳っている、ポップアップ表示やウェブサイト上で表示される詐欺に注意しましょう。こういった詐欺は、たいてい「問題」を検出するスキャナーに過ぎず、(代金を支払って)ソフトウェアを登録したり、「改善策」を提供するプロバージョンを入手しないと、問題の修復はできません。

記事の情報

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む129人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。

カテゴリ: インターネット | メンテナンスと修理 | パソコン・電子機器

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