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我が国におけるインターンシップは、主に大学生が企業等での仕事体験により業界や職種への理解を深め、就職活動の本番に備えるための制度です。インターンシップへの参加が採用に影響するかどうかを知ることはできませんが、目的意識をしっかり持って参加すれば、有意義な経験ができるに違いありません。自分に合った良いインターンシップを探すことは、社会人になるための準備の第一歩として非常に重要だと言えるでしょう。

方法 1
方法 1 の 2:

一般的な方法で探そう

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    キャリアセンターで探そう ほとんどの大学には、学生の就職をサポートするキャリアセンターが置かれています。[1] キャリアセンターは企業から直接寄せられたインターンの情報を保有していますので、その中からインターンを紹介してもらうことができます。待っていても得られない情報ですので、自分からキャリアセンターに足を運びましょう。
    • キャリアセンターの名称は「就職課」や「就職センター」など学校によって異なる場合があります。
    • 企業側は少なからずその大学の学生に対する期待を持って情報を寄せるわけことですから、内容や条件の充実したインターンシップが見つかるかもしれません。
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    過去の情報を収集しよう インターンシップに参加したい企業があれば、最新年度以前の情報を参考にする方法もあります。過去にその企業のインターンシップに参加したことがある知人がいれば幸運ですが、そうでない場合は他の方法を考えましょう。
    • 昨年以前にその企業から募集が来ているなら、キャリアセンターに情報が残っている可能性があります。
    • その企業に就職したOBやOGがいるかどうかをキャリアセンターが把握している場合があります。その人の連絡先を直接教えてもらうのは難しいかもしれませんが、キャリアセンター経由で連絡を取ってもらえるかもしれません。連絡を取れた際は、お願いして話を聞かせてもらう立場なのですから、失礼や迷惑のないよう注意しましょう。
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    インターンシップ紹介サービスを利用しよう WEB上に多数ある就職支援サイトや就職エージェントに登録する方法もあります。[2] ほとんどのサイトでは、利用登録をすれば無料でインターンシップに関する情報を閲覧することができるようです。
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    自分の力で探してみよう 採用やインターンシップに関する情報を自社HP上で一般公開している企業は数多くありますから、自力で調べることももちろん可能です。ただし、誰もフォローはしてくれませんので、募集を見逃して応募が間に合わなくなったりしないよう十分注意しましょう。
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方法 2
方法 2 の 2:

志望先を絞って探そう

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    国家公務員に絞ろう 既に就職について希望する条件がある場合には、最初から条件を絞ってインターンシップを探すのもいいかもしれません。国家公務員を志望するのであれば、各省庁が独自に展開しているインターンシップ制度の情報に注視しておきましょう。[3]
    • 国家公務員の一種である自衛隊にもインターンシップがあります。各地方での募集・実施となる場合がほとんどですので、各地方の募集要領を確認しましょう。[4]
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    地方の公安職に絞ろう 警察官や消防職員など、各地方自治体に置かれる公安職も憧れの職業のひとつでしょう。ハードな仕事が想像される職場ですから、あらかじめ体験できることはとても重要ですね。[5] [6] これらは各都道府県で独自に実施されているため、希望する地方の情報を参照しましょう。
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    学校教師に絞ろう 学校の先生になるには、まずは教員免許の取得を目指さなければなりません。具体的には、大学の教職課程を修了または受講している人が教員インターンシップ制度の対象者となります。教職課程は一般学部にもありますから、教育大や教育学部に在籍していなくても資格を得ることができます。
    • 教師の職場体験と言えば教育実習を思い浮かべますが、インターンシップでは授業以外の幅広い範囲の業務を体験できるようになっています。
    • 教育実習とインターンシップが統合されていく学校も少なくないようです。詳しくは教職課程の講座の担当者かキャリアセンターに確認してみましょう。
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    色々な条件で絞ろう 一般企業にしても公務員にしても、様々な業種があり仕事内容も千差万別です。インターンシップの参加希望先を選ぶのにも目移りしてしまいそうですね。そんな時は、自分が仕事や働く環境に何を求めるかを先に決めて、そこから絞り込んでみるのもいいでしょう。
    • インターンシップを探すのに当たって、自分の志望をある程度絞ることは最も基本的で重要なステップです。働きたい業界や職種をイメージしておくことは、後々の就職活動にも必ず役に立つでしょう。
    • 専門的な資格や技能、語学力などを持っている場合、その能力を活かせる職場を希望することは当然の選択と言えます。専門分野を志向する場合、例えば通訳や翻訳のインターンシップといった特定の職種で探してもいいでしょう。
    • 勤務地も重要な条件でしょう。各地方で開催される合同企業説明会に参加すれば、地場の企業のインターンシップ制度や勤務地などの情報を直接聞ける機会があるかもしれません。
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ポイント

  • インターンシップを探す際に最も重要なのはタイミングです。企業側が情報を出した際に見落とさないよう、キャリアセンターや就職支援サイトなど複数の手段で情報を収集できるようにしておくのが賢明です。
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注意事項

  • インターンシップ参加中に不慮の事故等で怪我をしたり、器物を損壊してしまった場合のための保険があります。[7] [8] 学校を通じて既に加入している可能性もありますので、インターンシップ応募の前に確認してみましょう。
  • インターンシップを悪用し、学生に実質的な無償労働をさせるような悪質な例もあるようです。[9] もしも「おかしい」と感じたら、すぐにキャリアセンター等に相談すべきです。
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カテゴリ: 仕事
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