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インフルエンザは、主に呼吸器(鼻、副鼻腔、喉、肺)の症状を引き起こすウイルス性感染症です。[1] 1~2週間程度で治る場合がほとんどですが、[2] 子供や高齢者、免疫力が低下している人、慢性的な疾患を抱える人がインフルエンザに感染すると非常に危険な場合もあります。インフルエンザを予防するには毎年予防接種を受けるのが一番ですが、発症した時のために治療法を確認しておきましょう。[3]

方法 1
方法 1 の 4:
インフルエンザと他の病気を見分ける

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    インフルエンザの症状を確認します。インフルエンザウイルス感染症を効果的に治療するには、治療を始める前に本当にインフルエンザにかかっているのか考えましょう。インフルエンザの症状は一般的な風邪の症状に似ていますが、突然発症して風邪より症状が重くなり、治るまでに2~3週間かかることもあります。インフルエンザの一般的な症状は次の通りです。[4]
    • 咳、場合によっては激しい咳
    • 喉の痛み 、頻繁な喘鳴
    • 38度を超える発熱
    • 頭痛、体の痛み
    • 鼻水、鼻詰まり
    • 悪寒、発汗
    • 倦怠感、衰弱
    • 息切れ
    • 食欲不振
    • 吐き気、嘔吐、下痢(幼児に多い)
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    風邪とインフルエンザを見分けましょう。インフルエンザと風邪には似ている症状もありますが、風邪は症状がゆっくり現れ、予測通りのパターンで悪化してから快方へと向かいます。[5] 風邪は通常1、2週間で治り、症状は次の通りです。[6]
    • 軽度の咳
    • 微熱、もしくは発熱しない
    • 軽い筋肉痛、または頭痛
    • うっ血
    • 鼻水、鼻詰まり
    • 喉の痛みやかゆみ
    • くしゃみ
    • 涙目
    • 軽い倦怠感、もしくは倦怠感はない
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    インフルエンザとウイルス性胃腸炎を見分けます。ウイルス性胃腸炎は英語でストマックフルー(お腹に来るインフルエンザ)と呼ばれていますが、実際はインフルエンザとは異なる病気です。インフルエンザでは呼吸器系の症状が現れるのに対し、ウイルス性胃腸炎では消化器系の症状が現れ、通常はインフルエンザほど深刻な病気ではありません。ウイルス性胃腸炎の症状は次の通りです。[7]
    • 下痢(水様便)
    • 腹痛、腹部のけいれん
    • 膨満感
    • 吐き気、嘔吐
    • 軽度、または時々起こる頭痛、および全身の痛み
    • 微熱
    • ウイルス性胃腸炎の症状は通常1、2日で治まりますが、治るのに10日かかることもあります。
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    病院での救急治療が必要な症状に注意しましょう。極端な場合では、インフルエンザによって極度の脱水症状が起こったり入院が必要なくらい重症化したりする恐れもあります。自分や子供に次のような症状が見られたら、直ちに病院で治療を受けましょう。[8]
    • 息切れ、呼吸困難
    • 胸痛、胸部圧迫感
    • 激しい嘔吐が続く
    • めまい、精神錯乱
    • 顔色が青ざめる、唇が紫色になる
    • けいれん
    • 脱水症状(粘膜の乾燥、脱力感、目がくぼむ、尿量減少、尿の色が非常に濃い)
    • 激しい頭痛、首の痛み、首のこわばり
    • 快方に向かっていたインフルエンザのような症状がぶり返し、さらに悪化した場合
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方法 2
方法 2 の 4:
自然療法でインフルエンザに対処する

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    ゆっくり休みましょう。普通の風邪なら仕事や学校に行ける場合もありますが、インフルエンザにかかったら休みを取ることが重要です。数日休みを取って体を回復させましょう。[9]
    • インフルエンザは感染するので、体を回復させるためだけではなく他人にうつさないためにも家で休むことが重要です。
    • インフルエンザにかかると鼻が詰まることもあります。夜寝る際は、枕を余分に使って頭を持ち上げたりリクライニングチェアで寝たりすると呼吸が楽になるでしょう。
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    水分を補給しましょう。発熱すると脱水症になりやすいので、病気と闘うために普段より多く水を飲むことが重要です。水や温かい飲み物をたくさん飲みましょう。レモンを入れた温水やお茶などの温かい飲み物を飲むと水分を補給できるだけでなく、喉の痛みが和らいで鼻詰まりが解消するでしょう。嘔吐が続くと、電解質のバランスが崩れる可能性があります。経口補水液や電解質を含むスポーツ飲料を飲んで電解質を補給しましょう。[10]
    • カフェイン入りの飲み物やアルコール、炭酸飲料は避けましょう。体から栄養とミネラルを奪う飲み物ではなく補給する飲み物を選びます。
    • 温かいスープを飲みましょう。インフルエンザにかかると吐き気が起こることもあり、食欲がなくなるかもしれません。温かいスープを飲むと、胃に負担をかけることなく栄養を摂れるでしょう。
    • 研究では、チキンスープを飲むと気道の炎症が軽減することが明らかにされています。スープを飲めるまで回復したら、チキンスープを1、2杯飲むと症状が軽減するでしょう。[11]
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    ビタミンCサプリメントを摂取しましょう。免疫の健康にはビタミンCが重要です。研究では、ビタミンCの大量摂取が風邪やインフルエンザの症状緩和に効果的だとされています。症状が現れて最初の6時間は、1時間ごとに1,000㎎ずつ摂取しましょう。その後、症状が続く場合は1日3回1,000㎎ずつ摂取します。[12]
    • 稀ではありますがビタミンC過剰症になる可能性もあるため、回復した後もビタミンCの大量摂取を続けるのはやめましょう。[13]
    • ビタミンCを摂取するにはオレンジジュースを飲むのも良い方法ですが、大量に摂取することはできません。[14]
    • 子供にビタミンCを大量摂取させる場合は、必ず事前に医師に確認しましょう。
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    頻繁に鼻詰まりを解消しましょう鼻腔がうっ血した場合は、副鼻腔や耳の感染症を防ぐためにこまめに粘液を取り除き、鼻で呼吸できるようにすることが重要です。次の方法で鼻詰まりを解消しましょう。[15]
    • 鼻をかみましょう。シンプルですが効果的な方法です。鼻で呼吸できるように、鼻が詰まるたびに鼻をかみましょう。
    • ネティポットを使いましょう。ネティポットを使った鼻うがいは、鼻詰まりを解消する自然療法です。
    • 熱い湯船に浸かるかシャワーを浴びましょう。湯気を吸いこむと鼻の粘液が流れやすくなるでしょう。
    • 部屋で加湿器や噴霧器を使うと呼吸が楽になるかもしれません。[16]
    • 鼻洗浄用の生理食塩水スプレーを使いましょう。もしくは生理食塩水を自分で作り、鼻にスプレーしたり点鼻したりしても良いでしょう。
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    痛む部分を温めましょう。インフルエンザによる痛みや筋肉痛は、温めると軽減します。胸や背中などの痛む部分に温水を入れたペットボトルや電気あんかをあてましょう。ただし、火傷を負うほど熱くしたり長時間あてたままにするのはやめましょう。温水を入れたペットボトルや電気あんかを体にあてたまま眠らないように注意します。[17]
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    冷たい布で発熱の症状を和らげます。熱を感じる部分に濡らしたタオルをあて、発熱による不快感を軽減しましょう。[18] 額や目の周りに冷たい布をあてると、副鼻腔のうっ血が軽減するかもしれません。
    • 繰り返し使える冷却ジェルパッドはほとんどのドラッグストアで販売されており、体を冷やすのにも役立ちます。
    • 子供の熱が38.5度を超える場合や発熱で苦しそうに見える場合は、冷たい水で濡らしたタオルを額にあてて体温を下げてあげましょう。
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    塩水でうがいをしましょう。インフルエンザで喉が痛む場合は、塩水でうがいをすると痛みが和らぐかもしれません。温水240mlに塩小さじ1杯(6g)を加えて混ぜましょう。1分ほどうがいをして、塩水を吐き出します。[19]
    • うがいに使った塩水を飲み込まないように注意しましょう。
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    症状を緩和するために、ハーブ療法を試しましょう。インフルエンザに対するハーブ療法のほとんどは科学的根拠が限定的ですが、次のいずれかの方法で症状がある程度改善するかもしれません。ただし、薬を服用している場合や慢性的な病気を抱えている場合、子供を治療する場合は、ハーブ療法を行う前に医師に相談する必要があります。[20]
    • エキナセア300mgを1日3回摂取します。エキナセアを摂取すると症状が続く期間が短くなるかもしれません。ただし、妊娠中および授乳中の女性、免疫抑制薬を服用している人、ブタクサにアレルギーがある人はエキナセアの摂取を控えましょう。
    • アメリカニンジン200㎎を毎日摂取します。 アメリカニンジン(シベリア人参やオタネニンジンとは異なります)には、インフルエンザの症状を軽減する効果があるかもしれません。[21]
    • サンブコル(Sambucol)大さじ4杯(60ml)を毎日摂取します。サンブコルはエルダーベリーエキスで、インフルエンザの症状が続く期間を短縮するのに役立ちます。また、沸騰した湯240mlに乾燥エルダーフラワー3~5gを10~15分浸し、エルダーフラワーティーを作っても良いでしょう。エルダーフラワーティーを漉し、1日3回飲みます。
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    ユーカリオイルの湯気で症状を和らげましょう。湯にユーカリオイルを加え、その湯気を吸いこむと咳や鼻詰まりが軽減するかもしれません。沸騰した湯480mlにユーカリオイル5~10滴を加えます。1分沸騰させて火からおろしましょう。清潔なタオルを頭にかぶり、顔を鍋に近付けます。火傷を防ぐために顔を鍋から30㎝以上離し、湯気を10~15分間吸いこみましょう。[22]
    • テーブルやキッチンカウンターなどの安定した場所に鍋を置きましょう。
    • 好みに応じて、ユーカリオイルの代わりにペパーミントオイルや スペアミントオイルを使ってもかまいません。ミントの有効成分であるメントールには、優れた充血除去作用があります。
    • 摂取すると有毒なエッセンシャルオイルが多いので、飲み込まないように気を付けましょう。
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方法 3
方法 3 の 4:
薬で症状を緩和する

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    症状を緩和するために市販薬を購入します。インフルエンザの最も一般的な症状は、薬局などで販売されている薬で効果的に緩和できます。肝臓や腎臓の病気、高血圧などの健康上の問題がある場合、別の薬を服用している場合、妊娠している場合は、医師や薬剤師に適切な薬を勧めてもらいましょう。ただし、市販薬は症状緩和に有効ですが、抗ウイルス薬ではないので注意が必要です。[23]
    • インフルエンザによる筋肉痛や痛みを緩和するには、イブプロフェンやアスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、またはタイレノール(アセトアミノフェン)などの解熱鎮痛剤を服用しましょう。薬に添付の用量・用法を必ず確認します。18未満の子供にアスピリンを服用させてはいけません。
    • うっ血を軽減するには、抗ヒスタミン薬や充血除去薬を服用しましょう。[24]
    • 咳を鎮めるには、咳止め薬や去痰薬を服用しましょう。痰を伴わない乾いた咳には、デキストロメトルファンを含む咳止め薬が最適です。一方、痰が絡む咳には、グアイフェネシンを含む去痰薬を服用すると痰を排出しやすく、より効果的です。[25]
    • アセトアミノフェンの過剰摂取に注意しましょう。同じ有効成分を含む薬が多くあるので、薬の成分表示を慎重に確認する必要があります。[26] 薬の用量通りに服用し、用量を超えないように注意しましょう。[27]
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    子供に投与する薬の用量に注意しましょう。子供には小児用のアセトアミノフェンやイブプロフェンを投与します。薬の用量・用法に従いましょう。どちらか一方では子供の熱が下がらない場合は、アセトアミノフェンとイブプロフェンを交互に投与してもかまいませんが、それぞれを投与した時間を記録しておきましょう。[28]
    • 医薬情報については、アメリカ国立医学図書館が運営するMedlinePlus(英語)で確認しても良いでしょう。子供にイブプロフェンアセトアミノフェンを投与する際の用量・用法についても確認できます。
    • 嘔吐や脱水の症状がある子供にイブプロフェンを投与するのはやめましょう。[29]
    • ライ症候群のリスクが高まるので、18歳未満の子供にアスピリンを服用させてはいけません。[30]
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    処方薬は医師の指示に従って服用しましょう。インフルエンザを治療するために病院で診察を受けると、インフルエンザの流行株に応じて次のいずれかの薬を処方されるかもしれません。これらの薬を48時間以内に服用すると、症状の軽減や早期回復に効果的です。[31] [32]
    • オセルタミビル(タミフル)は経口薬です。タミフルは、アメリカ食品医薬品局によって1歳未満の乳児への投与が承認された唯一のインフルエンザ治療薬です。[33]
    • ザナミビル(リレンザ)は吸入剤で、7歳以上の患者に投与できます。喘息や特定の肺疾患を抱えている人には投与できません。
    • ペラミビル(ラピアクタ)は点滴静注で投与される注射剤です。18歳以上の患者に投与できます。
    • アマンタジン(シンメトレル)とリマンタジン(フルマジン)はA型インフルエンザの治療に用いられていましたが、多くのインフルエンザ株(H1N1型を含む)がこれらの薬に対する耐性を獲得したため、現在ではあまり処方されていません。[34]
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    抗生物質はインフルエンザに効かないことを覚えておきましょう。インフルエンザはウイルス性感染症なので、抗生物質で治療することはできません。インフルエンザの治療に薬が必要であれば、タミフルなどの抗ウイルス薬が処方されるでしょう。インフルエンザを治すために抗生物質を服用するのはやめましょう。必要でないときに抗生物質を服用すると生き残った細菌が薬に対する耐性を獲得し、薬で死滅させるのが非常に難しくなります。[35]
    • インフルエンザと同時に細菌感染症を発症することもあり、その場合は抗生物質が処方されるかもしれません。処方された通りに薬を服用しましょう。
    • 病院で処方されたのでなければ、抗生物質を服用するのはやめましょう。処方された抗生物質は、残さず最後まで服用する必要があります。[36]
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方法 4
方法 4 の 4:
インフルエンザを防ぐ

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    インフルエンザが流行する前に予防接種を受けましょう。日本では、WHOの推奨株と国内での流行状況を参考にワクチン株が選定され、インフルエンザワクチンが製造されています。インフルエンザの予防接種は病院やクリニックで受けることができます。予防接種を受ければインフルエンザに絶対にかからないという保証はありませんが、様々なインフルエンザウイルス株に対して効果があり、発症をおよそ60%防げます。13歳以上の摂取回数は1回ですが、医師の判断により2回接種を勧められる場合もあります。2回接種を受けるほうが感染のリスクが低くなりますが、他の病気になったり過剰摂取で死亡したりする恐れがあるので必要以上に何度も受けるのはやめましょう。[37] 通常インフルエンザの予防接種は注射で行われますが、鼻にスプレーする経鼻ワクチンもあります。ただし、経鼻ワクチンは日本で認可されておらず、注射のほうが効果的なので経鼻ワクチンを扱っている病院は限られています。[38]
    • 日本では、例年12月から3月がインフルエンザの流行シーズンです。[39] [40]
    • 予防接種を受けると痛みや頭痛、微熱などの軽度の症状が現れることがありますが、これは体にインフルエンザウイルスを取り込んだことによる反応です。こうすると、体がインフルエンザウイルスに接触したときにウイルスを識別して防衛することができます。予防接種を受けてインフルエンザを発症することはありません。[41]
  2. 2
    健康上の懸念がある場合は、予防接種を受ける前に医師に相談しましょう。一般的に、禁忌でない限り、生後6か月を超えた人は全員予防接種を受けたほうが良いでしょう。[42] ただし、次のいずれかに該当する場合は、予防接種を受ける前に医師に相談する必要があります。[43] [44]
    • 鶏卵やゼラチンに対する重度のアレルギーがある
    • 過去にインフルエンザ予防接種により重大な副反応が起こった
    • 中~重度の発熱を伴う病気にかかっている(熱が下がったら予防接種を受けることができる)
    • ギランバレー症候群の既往歴がある
    • 腎不全や肝不全、肺疾患、心疾患などの慢性的な病気にかかっている(経鼻ワクチン接種を受ける場合)
    • 喘息(経鼻ワクチン接種を受ける場合)
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    インフルエンザの予防接種を注射で受けるか経鼻スプレーで受けるか選びます。注射の他に、鼻にスプレーする経鼻ワクチンの認可外接種を行っている病院もあります。どちらを受けてもかまいませんが、年齢や健康状態を考慮して決める必要があります。[45]
    • インフルエンザワクチンは毎年新しく作られているので、有効性はその年によって異なります。経鼻ワクチンは、特にこの影響を受けやすいかもしれません。どちらのワクチンが自分に適しているか医師に相談しましょう。
    • インフルエンザワクチンの注射は、6か月以上の子供や妊婦、慢性的な病気にかかっている人でも受けられます。
    • 65歳未満の人は、高用量のワクチン接種を受けるのはやめましょう。[46] 18歳未満、および65歳以上の人は、筋肉ではなく皮膚に注射する皮内接種を受けるのはやめましょう。生後6か月未満の乳児は、インフルエンザの予防接種を受けられません。
    • 経鼻ワクチン接種は、2歳から49歳までの人が受けることができます。[47]
    • 2歳未満の乳幼児と50歳を超えた成人は経鼻ワクチン接種を受けることができません。長期のアスピリン療法を受けている2~17歳の子供は経鼻ワクチン接種を受けることができません。2~4歳の喘息の子供は経鼻ワクチン接種を受けないようにしましょう。
    • 妊娠中の女性や免疫力が低下している人は、経鼻ワクチン接種を受けないようにしましょう。免疫力が著しく低下している人の世話をしている人は、経鼻ワクチン接種を受けないようにするか接種後7日間はその人に近付かないようにしましょう。
    • 48時間以内にインフルエンザの抗ウイルス薬を服用した場合は、経鼻ワクチン接種を受けるのはやめましょう。
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    身の回りを清潔に保ちましょう。インフルエンザ予防に良い方法は、こまめに石鹸で手を洗ったりアルコール入りのハンドジェルで消毒したりすることです。特に、公の場から戻った時の手洗いや消毒は重要です。石鹸で手を洗えない時のために、除菌ウェットティッシュを持ち歩きましょう。[48]
    • 手で顔(特に鼻や口、目など)を触らないようにしましょう。
    • くしゃみや咳をする際は、ティッシュで鼻と口を覆いましょう。ティッシュがなければ、手ではなく肘の内側で覆います。こうすると、ウイルスや細菌を拡散するリスクが低くなります。[49]
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    体を健康に保ちましょう。インフルエンザを防ぐには、よく食べて適切な量の栄養とビタミンを摂取し、運動をして体調を整えることが重要です。体を健康に保つために毎晩ぐっすり眠り、水をたくさん飲みましょう。体を健康に保っていれば、インフルエンザにかかったとしても十分病気と闘えるでしょう。[50]
    • ビタミンDを十分に摂取するとインフルエンザ予防に効果があるかもしれません。研究では、ビタミンDサプリメントを1日あたり1,200IU摂取するとA型インフルエンザを予防できる可能性が示されています。[51] ビタミンDを摂取するには、日光を浴びる、サーモンなどの脂肪が多い魚を食べる、ビタミンAとビタミンDが強化された牛乳を飲むなどしましょう。[52]
    • 研究では、毎日同じ時間に寝起きしたり食事をとったりすると体の防衛力が高まることが明らかにされています。[53]
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    インフルエンザを深刻に受け止めましょう。インフルエンザウイルスは感染力が強く、深刻な合併症を引き起こす恐れもあります。予防接種のおかげで、インフルエンザによる死亡率は数十年にわたって着実に低下していますが、インフルエンザの症状が見られたら病院へ行き、周囲に感染を広げないように十分注意することが依然として重要です。[54]
    • 2009年のH1N1型インフルエンザによるパンデミックでは、世界中で2,000人を超える人が亡くなっています。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によれば、人々が適切に予防接種を受けないとこのようなパンデミックが再び起こる可能性もあるということです。
    • 高熱が出るだけでも体は極めて危険な状態に陥る可能性があります。41度を超える高熱が長期間続くと体が対応できず、脳のタンパク質が破壊されて一時的、もしくは永久的な損傷を受ける恐れがあります。[55]
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ポイント

  • 鼻詰まりを和らげるには、頭の下に枕を1、2個置いて眠りましょう。
  • ホメオパシーにはニンニクを使ったレメディがあります。ニンニク1片をみじん切りにし、大さじ約4杯のヨーグルトと混ぜます。3日間続けて朝晩1回ずつこれを食べると、吐き気や下痢の症状がいち早く改善するでしょう。
  • お茶を淹れ、蜂蜜やレモン果汁を加えましょう。お茶を冷ましながら蒸気を吸い込みます。こうすると鼻詰まりが改善し、お茶を飲むと喉の痛みが和らぐので一石二鳥です。
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注意事項

  • インフルエンザで39度を超える熱が3日以上続く場合、胸痛や呼吸困難、失神などの症状が現れた場合は病院に行きましょう。また、10日経っても症状が改善しない場合やその間に症状が著しく悪化した場合も病院で診察を受ける必要があります。
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  1. http://www.flu.gov/symptoms-treatment/treatment/
  2. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11035691
  3. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10543583
  4. https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminC-HealthProfessional/
  5. https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminC-HealthProfessional/
  6. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24134083/
  7. http://www.flu.gov/symptoms-treatment/treatment/
  8. https://www.cdc.gov/flu/pdf/freeresources/general/influenza_flu_homecare_guide.pdf
  9. http://www.flu.gov/symptoms-treatment/treatment/
  10. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20088240/
  11. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27055821/
  12. http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/druginfo/natural/967.html
  13. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31478634/
  14. http://www.flu.gov/symptoms-treatment/treatment/
  15. https://www.cdc.gov/flu/pdf/freeresources/general/influenza_flu_homecare_guide.pdf
  16. https://www.cdc.gov/flu/pdf/freeresources/general/influenza_flu_homecare_guide.pdf
  17. http://www.flu.gov/symptoms-treatment/treatment/
  18. http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/druginfo/meds/a681004.html
  19. https://www.cdc.gov/flu/pdf/freeresources/general/influenza_flu_homecare_guide.pdf
  20. https://www.healthychildren.org/English/health-issues/conditions/chest-lungs/Pages/The-Flu.aspx
  21. https://www.healthychildren.org/English/health-issues/conditions/chest-lungs/Pages/The-Flu.aspx
  22. http://www.flu.gov/symptoms-treatment/treatment/
  23. http://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/InformationbyDrugClass/ucm100228.htm
  24. http://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/PostmarketDrugSafetyInformationforPatientsandProviders/ucm107838.htm
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  26. http://www.flu.gov/symptoms-treatment/treatment/
  27. http://www.cdc.gov/drugresistance/about.html
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  32. https://www.cdc.gov/flu/prevent/keyfacts.htm
  33. http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6332a3.htm
  34. https://www.cdc.gov/flu/prevent/keyfacts.htm
  35. https://www.cdc.gov/flu/prevent/whoshouldvax.htm
  36. https://www.cdc.gov/flu/prevent/whoshouldvax.htm
  37. https://www.cdc.gov/flu/prevent/qa_fluzone.htm
  38. https://www.cdc.gov/flu/prevent/whoshouldvax.htm
  39. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29601610/
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  41. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29601610/
  42. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20219962
  43. https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminD-HealthProfessional/
  44. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5388543/
  45. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31845781/
  46. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1783473/

このwikiHow記事について

Laura Marusinec, MD
共著者 ::
学会認定小児科医
この記事の共著者 : Laura Marusinec, MD. マルシネック医師はウィスコンシン小児科病院の小児科医で、病院内の臨床実務評議会に参加しています。1995年にウィスコンシン医科大学医学部にて医学博士号を取得後、1998年に同大学病院小児科にて臨床研修を修了。全米医療ライター協会と小児緊急治療学会の会員です。 この記事は5,220回アクセスされました。
カテゴリ: 健康
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