インロックした車の鍵を開ける方法

車の中にカギを置いたままドアのロックを閉めてしまった時、業者を呼んで開けてもらうのは面倒でかつお金がかかります。5分程度の作業でも日本のロードサービスでは8千円以上必要もかかってしまいます。しかし、自分でドアロックを解除するのはそれほど難しくはありません。電動ロックや手動ロックの鍵を開ける方法と、トランクから開ける方法があります。自分で作業をすれば費用はかかりませんので、窓ガラスを割って入るなどという乱暴な手段は必要ありません。

方法 1 の 3:
電動・自動ロックの解除方法

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    必要な道具を探す 何も壊すことなく自動ドアロックを解除するには、まずくさび状の薄い板をドアと窓の間に差し込みすき間を作ります。そして細長い棒を隙間に差し込んでロックを外すのです。業者を呼んで外してもらった方が上手にできるかもしれませんが、呼んだところですることは同じ、しかも5分ほどの手間で8千円を節約することができます。この方法にはくさび状の薄い板と細長い棒が必要になりますが、[1] 以下のようなものでも代用できます。
    • くさびとして使えるもの パテナイフやドアストッパー:棒が入るだけの隙間ができれば良いので、薄いものほど使いやすいでしょう。業者は小さなエアバッグをふくらませて隙間を作ります。[2]
    • 棒として使えるもの ねじってはずした車のアンテナや真っすぐなワイヤーハンガー:[3]ワイヤーハンガーはペンチを使って真っすぐにする必要があります。またロックを外すときに強度が求められる操作があるので2重に束ねるとよいでしょう。窓にできる隙間に入るだけ細く、ロックに届くだけ長いものがよいでしょう。
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    くさびを使って隙間を作る ドアストッパーやそれに似た形の物を、車体とドア上部の間に差し込んでいきます。手のひらの付け根で十分に押し込みましょう。
    • 車の塗料にキズが付く恐れがある場合、始める前にくさびを布やフェルトで包みます。
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    棒を差し込む くさびを差し込んでできたドアと車体の隙間に棒を差し込みます。そして棒をドアのロックボタン付近に近づけていきましょう。
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    ボタンを押してロックを解除する 差し込んだ棒でロック解除のボタンをしっかりと押します。1回では上手く押せないことがありますが、何度か試してみましょう。ロック解除できれば中に入ってカギを取ることができます。
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方法 2 の 3:
手動型ロックの解除法

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    ハンガーで引っ掛けてロックを外す 手動ロックを外すときの特徴は、ロックボタンを引き上げる必要があるということです。くさびで隙間を開け、棒を使ってロックボタンに到達するところまでは電動ロックと変わりません。しかしロックを外すときに注意しながら引き上げる作業が必要です。[4]
    • ロックボタンを押すのもコツがいりますが、引き上げるほうが難しいでしょう。ワイヤーの先端に作った輪を、投げ縄のようにロックボタンにしっかりと引っかけて引き上げます。成功するまでに何度か試してみる必要があるかもしれません。
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    鍵開け専用道具を使うか、似たようなものを作る 手動ロックのかかった車のドアを開けるための専用の道具があります。[5]その形状は薄く細長い鉄製の板で、端にピンを引っかけるためのくぼみがあります。車の窓と雨除けのウェザーストリップとの間にこの道具を差し込んでくぼみをロックのピンに引っかけ、引き上げることでロックが解除される仕組みです。この道具があれば簡単にロックを解除することができます。
    • この道具の代用品としてワイヤーハンガーを使うことができます。フックのカーブだけをそのまま残し、先の細いペンチで真っすぐに伸ばせば使用できます。また強度を高めるために2重に束ねましょう。
    • 電動の窓やロック機能がある車ではドアの内部にある配線を損傷しかねないため、この方法は使えません。
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    助手席のドアを狙う 運転席に比べて助手席のドアの方が中の配線が少ないため、助手席のドアを開けるほうが簡単です。
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    ワイヤーハンガーを差し込む 窓の下端に沿って黒いゴム製のウェザーストリップがあることを確認しましょう。通常ロックの構造はロック本体に沿って、ドアの背面に向かって設置されています。
    • 指を使ってウェザーストリップを開き、ドアと窓の間の隙間が見えるようにしましょう。そしてその隙間にハンガーのフックの方からゆっくりと差し込みます。[6]
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    ワイヤーハンガーを下ろしていく ワイヤーハンガーを隙間に入れていくと、始めは抵抗感なく下ろすことができます。そして5㎝程度でピンにあたる感触が分かるはずです。
    • 車の整備マニュアルがあれば、ピンの位置と挿入方法についてより詳しく分かります。無暗に差し込むと内部の配線を損傷させる可能性があります。したがって作業をする前にロックのピンがどこにあるのか分かるようにしましょう。
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    ピンを探す 小さなピンに引っかかるまで、すき間の中でワイヤーハンガーを動かします。ピンを引き上げられればロックが解除されます。大抵の場合、ピンの位置は窓の下端から5㎝ほど下、車内のドアノブ付近にあるでしょう。
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    車の後部に向かってゆっくりとピンを引く ピンを見つけたら引っかけ、ゆっくりと引き上げます。ピンが動いてドアロックが解除される音が聞こえれば成功です。その後、ゆっくりとワイヤーハンガーを引き上げてからドアを開き、カギを取りもどしましょう。
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方法 3 の 3:
トランクルームから開ける方法

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    緊急脱出用レバーを見つける キーが車内にあっても、トランクルームが開けられる状態であれば別の方法でドアを開けることができます。トランクのドアや天井部に「緊急脱出用レバー」がないか探しましょう。
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    レバーを引く レバーを見つけたら、引っ張ってみましょう。ロックが解除され後部座席が前方へ倒れます。通常、2002年以降製造のセダンタイプの車であればできるようになっています。
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    車の中に入る 後部座席が倒れてできたスペースから車内に入りましょう。そしてドアのロックを中から開けることができます。
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ポイント

  • 交通事故で怪我人が車内にいたり、乳幼児が暑い車内に取り残されたりといった深刻な状況であれば、大抵ガラスを割った方が早いでしょう。
  • 鍵を開ける際、車の塗装やウェザーストリップを傷つけないように注意しましょう。
  • 自分でカギを開ける前に、ロードサービスや解錠専門業者を呼んで専用の道具で開けてもらうことも考慮しましょう。

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注意事項

  • 車の盗難は重大な法律違反です。この記事の情報は、自分の車の鍵を開けるためだけのものです。
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必要なもの

  • 針金のハンガー、棒
  • ラジオペンチ 
  • くさびやドアストップ 
  • 塗装保護用の布やフェルト(任意で)

このwikiHow記事について

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カテゴリ: 自動車
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