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ウィトルの礼拝は、夜に行われるイスラム教のお祈りです。1日5回の義務である礼拝とは違い、ウィトルは義務ではありませんが、強く勧められています。断食や1日5回の礼拝と同じように、ウィトルはイスラム教の信仰にとって大切なものです。ウィトルを行う方法は様々で、1ラカート(礼拝単位)だけ行う人、11ラカート行う人、色々と違う方法で行う人など様々です。[1] また、夕方、つまりイシャーの礼拝後、就寝前にウィトルを行う人もいれば、夜明け前に行う人もいます。[2] どのような方法でウィトルを行うにせよ、目的を明確にして、継続的にウィトルを行うことが重要です。

パート 1 の 2:
礼拝の準備をする

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    ウィトルの重要性を認識しましょう。ウィトルは一日の最後に行う礼拝で、奇数ラカート行うものです。断食や朝の礼拝と同じように、ウィトルはイスラム教の信仰にとって最も重要なものの一つです。
    • 自分に合ったウィトルの方法を見つけましょう。ムハンマドは、夜にウィトルを行う際の選択肢を与えています。例えば、ラカート数や、行う時間帯を選ぶことができます。
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    毎日ウィトルを行う時間を決めましょう。自分のスケジュールの中で、ウィトルを行うことができる時間枠を見つけましょう。ウィトルを行う時間枠は、1日5回の礼拝のうち最後に行うイシャーと、夜明けとの間に設けます。夜明け前に起きられると思うのなら、起きてお祈りをするのもいいでしょう。夜明けを寝過ごす心配があるのなら、寝床に入る前にウィトルを行うのがいいでしょう。[3]
    • 旅行中も、ウィトルを行う時間を設けましょう。ムハンマドは、旅行中でもウィトルを行なっていました。そのため、旅行中にもウィトルを行うべきです。[4]
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    どれくらいのラカートを行うのかを決めましょう。ウィトルの最小ラカートは1であるため、最低でも1ラカートは行いましょう。もっとも、3、5、7、9ラカートなど、1以上の奇数回から選ぶこともできます。[5]
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    ウィトルを行う場所と時間があるかを確認しましょう。夜にウィトルの礼拝をする場所が必要なので、そのための場所があるかを確認しましょう。これは、旅行中や友達の家を訪れているときに、特に重要になってきます。ウィトルを行う十分な時間も必要です。どれくらいのラカートを行うかは選べるため、旅行中でもウィトルを行うようにしましょう。[6]
    • キャンパス内に礼拝室を設けている大学もあります。大学生の人は学生自治会や事務室に、礼拝室について聞いてみましょう。[7]
    • 礼拝をする場所が清潔であることを確認しましょう。[8]
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    適切な服を身にまといましょう。男性は足首までの長さのズボンを履きましょう。女性は顔と手以外の全身を覆う服を着ましょう。[9]
    • 男性はゆったりとした綿のズボンなどを履くとよいでしょう。
    • 女性は長袖のワンピースなどを着るとよいでしょう。
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パート 2 の 2:
ウィトルの礼拝をする

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    ウィトルをする意思を心の中で確かめましょう。ウィトルのために、どれくらいのラカートを行うかを決めましょう。[10] はっきりとした目的を持ち、礼拝をしてアッラーを喜ばせるのは大事なことです。[11]
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    ウィトルの1ラカートを、どのように行うのかを学びましょう。まずは、礼拝のためにまっすぐ立つことから始めましょう。そして、腰をかがめて礼をします。最後に、座った状態で平伏しましょう。これで、ウィトルの1ラカートを行なったことになります。
    • まずは立つことから始めましょう。両腕を胸の前に持っていき、右手で左手を掴みましょう。[12]
    • 礼をします。腰をかがめて、手を膝にのせましょう。背中をまっすぐにしたまま、心の中で暗唱(例えば、「強大なる主に栄光あれ」)をしましょう。[13]
    • 平伏します。額を床につけて、その横に両手も床につけましょう。肘は床から離しておきましょう。この姿勢で暗唱(例えば、「強大なる主に栄光あれ」)をします。
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    タシャッフドの仕方を学びましょう。両手を太ももの膝近くに置きましょう。[14] そして、右手の親指と中指で丸を作って、右手は閉じたままにします。人差し指でキブラの方向を指し、タシャッフドを暗唱しましょう。[15] 神と預言者ムハンマドの証人になりましょう。[16]
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    タスリームを行うことを学びましょう。座った状態で右の方を向き、「アッサラーム アライクム ワ ラフマトゥッラーヒ」と、言いましょう。そして、左の方を向き、同じ言葉を繰り返しましょう。これで、タスリームを行なったことになります。
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    ウィトルとして奇数ラカートの礼拝を行いましょう。1、3、5、7、9、11ラカートの中から選ぶことができます。例えば、ウィトルを行う際は以下の選択肢の中から選ぶことができます。
    • 1ラカート:これでスンナを行ったことになります。[17]
    • 3ラカート:ウィトルを3ラカート行う時は、2つの選択肢があります。1つ目は、3ラカートを連続で行い、最後にタシャッフドを行います。[18] タシャッフドは信仰の試金石です。2つ目は、2ラカートを行なった後に、タスリームを行い、もう1ラカート行います。
    • 5ラカートか7ラカート:5ラカートや7ラカートを行うときは、連続で行って、タシャッフドを1回行い、そして最後にタスリームを行います。[19]
    • 9ラカート:ラカートを連続で行いましょう。8回目のラカートのときにタシャッフドを行い、9回目のラカートで最後のタシャッフドを行います。最後に、タスリームを行います。
    • 11ラカート:この場合、ラカートを2回行うごとにタスリームを1回行います。[20]
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ポイント

  • 様々な人が、ウィトルの礼拝を様々な方法で行いますが、違いがあっても構わないことを理解しましょう。
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カテゴリ: 宗教
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