ウドゥをする方法

このwikiHowの記事では「ウドゥ」の仕方を説明します。「ウドゥ」とは、 イスラムの礼拝をする前に必要とされるお清めです。以下の順序通りに、途中で長い間止まることなく行う必要があります。

ステップ

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    「ウドゥ」をするというニーヤ(意図)を定めましょう。ニーヤは、アッラーのための行いというイスラムの概念です。「ウドゥ」を適切に行うには、集中して心を静かにし、自分の行いに意識を向けることが大切です。
    • ニーヤは口に出さずに心の中で定めます。「ビスミッラー」(神の御名において)というフレーズを意識すると集中を高められるでしょう。声に出すか心の中だけで唱えるかは、自分に合う方を選びましょう。
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    手を洗います。左手で右手を洗います。これを3回くり返します。その後、右手で左手を洗います。指の間や手首までしっかりと洗いましょう。[1]
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    口に水を含みます。右手で水をすくい口を3回ゆすぎます。頬や喉の方までゆすぎましょう。口内に残った食べ物を取り除けるように、しっかりとうがいしましょう。
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    鼻で水を吸い込みましょう。右手をお碗状にして水をすくい、3回鼻に吸い込みましょう。必要であれば左手を使って鼻穴を片方ずつ塞いで中の水を出します。水を吸いすぎてむせないように気を付け、勢いよくふんと鼻息を吐きましょう。鼻に水を吸い込むのが難しければ、濡らした指を鼻の中に入れて鼻穴の先の方に水を付けましょう。
    • この儀式には、安全な水を使うようにしましょう。世界の暖かい地域では、水に「ネグレリアフォーレリ」というアメーバが含まれることがあり、珍しいとはいえ鼻から体内に入ると死に至る危険がある脳炎を引き起こします。(たいてい第三世界や発展途上国においては)水道水でも汚染されていることがあります。この病気を防ぐため、1分間(高地では3分間)水を沸騰させたら、鼻をゆすぐために使うまで冷ましておきましょう。[2]
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    顔を洗います。両耳と髪の毛の生え際から顎までが濡れるように、3回顔を洗います。
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    腕の手首から肘まで、全体が濡れるように洗います。まずは右の手首から肘まで、左手を使って3回洗ったら、左腕も同様に逆の手を使って3回洗います。
    • ギプスを装着している場合は、その上からただ拭くだけでよいとされています。[3]
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    頭髪を濡らします。これは「マサハ」として知られています。濡れた手で、おでこから後ろにかけて全体を1回撫でましょう。
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    耳の内側と外側を拭きます。指を使い、手に残った水でひだ部分も含めた耳全体を拭きます。耳の裏側は親指を下から上に動かしてきれいにしましょう。これも1回行います。
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    両足を洗います。つま先の指の間も濡れるようにして、かかとまで洗います。小指を使い、指の間にあるものを除去しましょう。右足から行い、3回足を洗います。
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    順番を覚えましょう。「ウドゥ」は続けて行うべきとされているので、順番を把握し正しく行うことが大切です。順序を間違ってしまったら、初めから「ウドゥ」をやり直さなければなりません。[4]
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    「ウドゥ」の後にはドゥアーを唱えましょう。「アシュハドアンラーイラーハイッラッラー ワハダフーラーシャリーカラ ワアシュハド アンナムハンマダン アブドゥフーワラスール。アッラーホンマジュアルニー ミナッタゥワービーナ ワジュアルニー ミナルムタタッヒリーン。スブハーナカッラーフンマ ワビハムディク。アシュハドアッラーイラーハイッラーアントゥ。アスタグフィルカ ワアトゥーブイライク。」
    • 日本語では、「かれに並ぶ者なきアッラー以外に真に崇拝すべきものはなく、ムハンマドﷺは彼のしもべであり、使徒であることを証言します。アッラーよ、私をよく悔悟する者に、そしてよく心身を清める者として下さい。アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。私はあなた以外に真に崇拝すべきものはないと証言し、あなたにお赦しを請い、悔悟します。」という意味です。[5]
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    礼拝の前に「ウドゥ」が無効になったら再度行いましょう。排尿、嘔吐、排便、激しい出血、屁などの自然な排出物などは「ウドゥ」を無効にします。また、眠ることも「ウドゥ」を無効にします。[6]
    • 性行為の後は、再度「ウドゥ」をするだけでは礼拝ができる状態にはなりません。グスルという、異なる方法の清め方を行う必要があります。

ポイント

  • 排泄は「ウドゥ」の前にしておくとよいでしょう。そうすれば「ウドゥ」の直後にトイレに行きたくなることも無くなります。また、より礼拝に集中できるようになるでしょう。
  • 上記の方法には水が必要ですが、水が手に入らないときや病気のときにはタヤッムムという方法をとることができます。タヤッムムとは、きれいな灰、土、砂を用いるお清めの方法です。
  • 使用できる水の制限があるときは、3回の代わりに1回ずつ洗いましょう。

注意事項

  • 「ウドゥ」の方法は宗派ごとに異なる部分があり、宗派の中でも解釈に違いがあります。例えば、スンニとシーアでは「ウドゥ」の方法は異なり、スンニの中でもコーランとスンナの解釈の違いから、異なる法学派(マズハブ)の間で「ウドゥ」に関する規則には差異があります。
  • マニキュアをした状態では水が爪に触れられず洗えないため「ウドゥ」をすることはできません。マニキュアがバリアーのような働きをするので、爪まで水が届きません。[7]

記事の情報

他言語版:

English: Perform Wudu, Español: hacer el wudu, Deutsch: Wudu vollziehen, Italiano: Praticare il Wudu (Abluzione Minore), Français: faire wudhu, Nederlands: Woedoe uitvoeren, Русский: Выполнить Вуду, Português: Fazer a Ablução, Bahasa Indonesia: Berwudu, العربية: أداء الوضوء, 中文: 小净, Čeština: Jak provádět Wudu, 한국어: 우두(이슬람 목욕재계) 하는 방법, Türkçe: Abdest Nasıl Alınır

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