エアコンを使わずに体を冷やす方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 14 出典

この記事には:水を使って冷やす家を冷やす熱を避ける

夏場にエアコンを使用しないと、ひどい暑さで不快に感じます。エアコンを使わずに涼しく快適に過ごすために、水、扇風機、薄手の服、冷たい食べ物と飲み物、心理戦略などを利用し、様々な方法を試してみましょう。また、自然のものを利用したり、熱がこもらないようにしたりして、家全体を冷やすこともできます。正しい方法を用いれば、エアコンを使わず節約もしながら、暑さをしのぐことが可能です。

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水を使って冷やす

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    水を頻繫に飲みましょう。水分補給すると体は涼しく感じます。1時間に1度230mlほどの水を飲むようにしましょう。ミントの葉、オレンジ、レモン、キュウリのスライスなどを入れると、さらに爽やかになります。風味がある方が水をたくさん飲みやすくなるかもしれません。[1]
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    冷水を吹きかけましょう。スプレーボトルに冷たい水を入れ、霧状のミストになるように調節します。露出している肌に吹きかけると、瞬間冷却効果があります。
    • ミストファンを使ってもよいでしょう。これらのポータブル機器は電池で動いているので、どこへでも持ち運びが可能です。水を吹きかけながら風を送るため、水が肌の上で蒸発し、瞬間冷却感が得られます。[2]
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    ハンカチを凍らせて、首、額、腕、脚にあてましょう。冷たい布を肌にあてると、熱が引きます。布が熱くなったら水で洗い、冷凍庫で再度凍らせましょう。[3]
    • 保冷剤を後頭部にあてるのもよいでしょう。
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    手首に冷たい水をかけましょう。手首や首、ひじの内側、膝の裏などの止血点を10秒間ずつ冷水にさらします。こうすると少しの間、体温が下がります。[4]
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    髪を濡らしましょう。髪を濡らすと体が冷えます。髪を濡らして瞬間冷却効果を得てみましょう。濡らすのは髪全体でも、生え際だけでも構いません。水が蒸発し、頭部を冷やします(くせ毛の場合はくせが戻るかもしれません)。
    • バンダナを水で濡らして頭に巻くのもよいでしょう。
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    浴槽に冷水を溜めて浸かりましょう。冷たさに慣れたら、水を少し捨てて冷水を追加します。体が充分冷えるまでこれを繰り返しましょう。水から出た後も、しばらく体が冷たい状態でいられます。
    • 好みに応じて、水風呂ではなく冷水シャワーもよいでしょう。
    • 冷水の入ったバケツに足を浸けることも効果的です。体は、手、足、顔、耳から熱を放射するため、これらの部分のどこかを冷やせば効率的に体を冷やすことができます。子供の水遊び用のプールは、大人の足を浸けるのにも最適です。
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    泳ぎに行きましょう。スイミングプール、湖、海、川などへ行って、ゆったりと過ごしましょう。水に入ると十分に体が冷えます。日焼けしないように、日焼け止めを塗ることを忘れないようにしましょう。日焼けをすると、体がほてってさらに熱くなります。[5]

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家を冷やす

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    ブラインドやカーテンを閉めましょう。日中にブラインドやカーテンを閉めると、太陽の日差しを遮ることができます。朝、太陽が建物を照らし始めたら、すぐにすべての窓を閉め、日中の熱い時間帯は外と通じるドアと窓を閉めたままにします。日が暮れるまでこの状態にしておき、夜になって涼しくなったら窓を開けましょう。[6]
    • ブラインドの隙間から、空ではなく地面が見えるように角度を調節しましょう。
    • さらに効果的な方法として、シェード、断熱カーテン、断熱フィルムを使用します。断熱フィルムは車の窓に貼るスモークフィルムに似ており、ガラス自体に色がついているように見えたり、光っているように見えたりします。
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    夜に窓を開けましょう。風が通るように窓をあけると、夜間、涼しい風が入ってきます。屋内(クローゼットやキッチン棚も)の扉を全て開けておくのも効果的です。屋内の扉を閉めたままにしておくと日中にこもった熱が出ていかず、夜になっても家がすぐに冷えません。[7]
    • 家に太陽の光が差したらすぐに起きて、窓やブラインドを閉めましょう。場所によっては、朝5~6時から陽が差す地域もあります。
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    ファンを使って家を冷やしましょう。シーリングファンを取り付けたり、2階の窓や屋根裏に換気扇を設置したりして、2階の部屋にこもった熱を外へ出しましょう。可動式の送風機を使うと、床の冷たい空気が上へ送られ、暖かい空気が天井の方へ送られます。
    • ファンを組み合わせて使い、空気がよく流れるようにしましょう。窓のそばに強力な排気用送風機を置いて暖かい空気を外に出し、別の窓のそばに首振り送風機を置いて冷たく新鮮な空気を取り込みましょう。
    • ガスコンロの換気扇を回す、また煙突の煙道を開放することも有効です。これにより、家の中から暖かい空気を外に出し、冷たい夜の空気を取り込むことができます。
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    エアコンを手作りしましょう。塩分を含む氷を入れた金属製のボウルを扇風機の前に置き、風が氷の上を吹き抜けるように調節します。または、2Lのペットボトルをいくつか用意し、ボトルの7割程度の水、1割程度の岩塩を入れます。残りの2割は膨張に備えて空にしておきましょう。ペットボトルを凍らせ、水滴が流れ落ちないように大きめのボウルに入れます。これに風を吹き付けるように扇風機を設置しましょう。ボトル内の塩を含んだ氷が溶けるにつれ、その周りの空気が冷え、冷えた空気が扇風機によって送られます。[8]
    • 塩により氷点が下がるため、非常に冷たい氷を作ることができます。
    • ボトル内の水と塩は、毎晩凍らせて繰り返し使用できます。
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    熱源を切りましょう。料理する際はガスコンロやオーブンの使用をやめましょう。冷たい食べ物を食べるか、調理する場合は電子レンジか屋外にあるグリルを使います。照明やコンピューターは、使用していない時は電源を切っておきます。また、テレビも熱を多く発し、また電源アダプターがプラグに差し込まれているだけで電気が流れるため、電源を切りましょう。[9]
    • 白熱電球も熱を発します。小型の蛍光灯やLEDに取り換えましょう。
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    冷たい空気を上へ送りましょう。もし家に地下室やセントラル空調システムがある場合は、冷暖房空調設備の専門家に依頼して、地下室に冷気の吸引口を取り付けてもらいましょう。床の方に溜まった自然の冷気が吸引口から吸い込まれ、空調システムを「送風」モードに設定すれば家中に冷風が送られます。
    • 冷気の吸入、熱気の排出、温度と湿気の調節ができる換気設備を個別に部屋に設置しましょう。この設備は夜の冷気を取り入れ、日中の冷房に使用します。
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    シーリングファンを反時計周りに回しましょう。こうすることで、家の中で冷風を循環させながら熱気を上に送ります。ファンの回転速度を上げれば、さらに高い冷却効果が得られます。[10]
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    大きな換気扇を設置しましょう。家全体に効果のある大きな換気扇は、屋根裏へ熱気を送り通気口から逃します。家を冷やすには、地下室へつながる扉を開けましょう。この時、大きな換気扇が設置された部屋と地下室とをつなぐ扉が、全て開いているようにします。夜に換気扇を回し1階の窓を開けると、効果的に家を冷やすことができます。ここで重要なのは、屋根裏の通気口の状態がよいことです。そうでなければ熱がうまく排出されません。[11]
    • 屋根裏に通気口がない場合は取り付けましょう。屋根裏が冷えれば、家全体の温度が驚くほど下がります。

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熱を避ける

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    最も日差しが強い時間を避けましょう。日差しが一番強くなる午前10時から午後3時の間、外出を控えましょう。外出をしなければ日焼けもしません。代わりに、早朝や夕方遅くに運動したり、用事のために出歩いたりしましょう。通常、早朝や夕方はひんやりしており、ウォーキング、サイクリング、ランニング、ハイキング、ツーリング、ガーデニング、また庭仕事を快適に楽しめます。[12]
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    天然繊維でできた夏服を着ましょう。パフォーマンスファブリックを除き、ポリエステル、レーヨン、その他の人工繊維ではなく、綿やシルク、麻などの天然繊維で作られた、ゆったりとした服を着ましょう。[13]
    • 薄い色の服を選びましょう。暗い色は太陽の熱を吸収し、太陽光や熱を反射する薄い色や白色の服よりも熱が長くこもります。
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    裸足になりましょう。特に湿度が非常に高い時期には、靴や靴下を脱ぎましょう。靴や靴下を履くと足に汗をかき、体温が上がります。できる限り裸足で過ごしましょう。
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    冷凍庫に氷菓子を常備しましょう。スーパーでアイスキャンディーを購入する、自分で作る、すいかやパイナップル、レモンなどの果物を切り、袋に入れて凍らせるなどしましょう。美味しいもので体を冷やすことができます。
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    ミントを使ってみましょう。ミントは肌を爽快にし、冷却効果があります。ミントやメントール製品を使い、肌を冷やしてみましょう。ペパーミント入りのローションを肌に(顔や目の周りを避けて)たっぷり塗ったり、ペパーミントの石鹸で体を洗ったり、フットバスにミントやミント入りのパウダーを使ったりするのもよいでしょう。また、ミントを使用した食べ物には次のようなものがあります。
    • すいか味ヨーグルトのミント入りスムージー
    • アイリッシュクリーム入りミントチョコレートドリンク
    • ミントトリュフ
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    シルクやサテンの枕カバーとシーツを使いましょう。さらっとしたシーツはひんやりしています。快適に過ごすためにシルクやサテンを使用しましょう。ぱりっとした綿のシーツはフランネルより快適です。フランネルは夏の間はしまっておきましょう。シルク、サテン、綿はさらっとひんやりしているので、睡眠時には最適です。[14]

ポイント

  • 扉を閉めた部屋の中で、誰もいない時に扇風機をつけたままにしないようにしましょう。扇風機は部屋の空気を冷やすことはなく、むしろ熱くします。扇風機のモーターが熱を発し、さらに循環する空気が摩擦によって熱を不要に発生させます。扇風機を使うと涼しく感じるのは、汗をかいた肌から水分が蒸発するためです。しかし、部屋の中にいる時にしか冷感効果はありません。不要な電気を使わないように、扉を閉めた誰もいない部屋では扇風機を切っておきましょう。
  • 猛暑の間、多くの町や市では学校や公民館を「クールスポット」として開放し、立ち寄るよう勧めています。家にエアコンがない場合、特にお年寄りや病気を抱えているひとは、役所に連絡して地域のクールスポットを教えてもらいましょう。
  • ガレージが生活空間よりも下にある場合は、熱くなった車を外で冷やしてからガレージに入れましょう。
  • 猛暑日は家の中で過ごさないようにしましょう。猛暑日は家の中に居る方がよいと思うかもしれませんが、熱気が部屋の中にこもり、扇風機を何台使用しても熱風しか流れません。

注意事項

  • 日照りの際は、熱という不快感がいつも伴います。お住まいの地域で給水制限がある場合は、多量の水を使用する上述の方法を実施する前に、よく考えましょう。
  • 水分の過剰摂取は、健康であれば大丈夫ですが、心臓、肝臓、腎臓の疾患があると問題になることがあります。健康上に深刻な問題がある場合は、摂取量に注意しましょう。水を過剰に摂取すると、腎臓で適切に処理できない恐れがあります。
  • 赤ちゃん、子ども、妊婦、老人は過熱になる傾向があります。家族や同僚、隣人にこの危険性があるひとがいれば、注意しておきましょう。
  • 熱中症や脱水症状の兆候が見られた場合は、消防署か救急病院に連絡し、専門家に対処してもらうようにしましょう。体温が40℃を超えると命に関わり、45℃に達すると致命的です。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 健康 | 住まいと暮らし・ガーデニング

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