エアコンを使わずに自動車内で涼しく過ごす方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:水や氷を利用する適した衣服を身に着ける自動車内を涼しく保つChanging How You Travel9 出典

暑い季節になると自動車内はより暑く感じます。自動車にエアコンがなければなおさらです。氷嚢を使ったり、軽装で過ごしたり、車内の空気循環を工夫したりして、できるだけ涼しく過ごしましょう。また、涼しい経路を使ったり涼しい時間帯に運転したりして、暑さを乗り切る方法もあります。

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水や氷を利用する

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    冷たい飲み物で水分補給します。体内の水分が足りていると、より効率的に体温を調整できます。冷たい水、アイスコーヒー、アイスティーなどで水分を補給しましょう。[1]
    • 1日を通して頻繁な水分補給を心がけます。グラス1杯240mlとして、1日グラス8杯を目安に水分補給しましょう。喉がカラカラで渇きを覚えたら、体内はすでに脱水症状を起こしています。
    • 真空断熱ボトルやマグカップに冷えた飲み物を入れて携行すると、長時間冷たく飲むことができます。
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    冷水、氷嚢、氷を手首や首の後ろにあてます。これらの個所はパルスポイント(脈拍が取れるる部分)で、体温調節の指令を出す脳に直結しています。パルスポイントを冷やすと、体が早く冷えます。[2]
    • こめかみや膝の裏側もパルスポイントです。
    • スプレーボトルの水をパルスポイントに振りかける方法もあります。
    • 氷嚢や氷がなければ、冷たい布でパルスポイントを覆いましょう。

    氷嚢を手作りする


    水を入れたプラスチック製ボトルを少なくとも3時間冷凍庫に入れ、完全に凍らせます。取り出して、氷嚢代わりに車内で使いましょう。氷が溶けたら水を飲んで水分補給します。一石二鳥の方法です!

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    送風のスイッチを入れ、送風口に濡れた布をかけます。エアコンの送風口から吹き出す暖かい風に濡れた布をかけて冷やします。洗濯ばさみや小さめのクリップで送風口の上部に布を固定しましょう。[3]
    • 吹き出す風で布がかなり早く乾くので、濡れた布の予備を用意しておくと便利です。
    • 濡れた布をあらかじめ凍らせておくとより涼しくなります。送風口を覆えるように、平らに凍らせましょう。
    • 自動車を使わない時に、車内に濡れた布を放置するとカビが生える恐れがあります。
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    送風口が床に近い場所にもある場合は、その前に氷を置いて風を冷やします。下段に送風口があれば、吹き出す風が氷の上を通るように置くと、風の温度が下がります。溶けた氷で車内を濡らさないように、プラスチック容器やベーキングトレーに氷を入れておきましょう。[4]
    • 発泡スチロール容器に氷を入れて使用する方法もあります。ふたを開けた状態で床に置きましょう。
    • 長時間の運転には、断熱性のクーラーボックスに予備の氷を用意すると便利です。

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適した衣服を身に着ける

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    リネンやコットンなど軽い素材を使った緩い服を着ます。体にフィットする服は熱がこもりがちですが、緩い服は空気が循環するので、熱を放出し代わりに涼しい空気を取り入れることができます。空気を通す素材の服を着るとより効率的に空気循環ができます。[5]
    • リネンとコットン以外で空気を通しやすい素材は、シルク、シャンブレー、レーヨンなどです。
    • 一例として、女性はさらっとしたレーヨンのワンピース、男性は緩めのTシャツなどが適当です。
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    日光を反射する薄い色の服を着ます。淡い色合いの服は、日光の吸収量が少なく涼しく過ごせます。白は日光のすべての波長を反射するので最も涼しく過ごせる色ですが、淡い赤や黄色の服でも効果があります。[6]
    • 黒や紺など濃い色の服を避けましょう。これらの色は日光や熱を吸収しやすいので、暑くなります。
    • ひどく汗をかいた時のために、予備の衣類を車内に用意しておきましょう。
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    住んでいる地域の法律や条例で禁止されていなければ、裸足で運転する方法もあります。足は体温調整に大きく関わる部分です。靴下やつま先を覆う靴を履くと足に熱がこもります。足が空気に触れていると、体の熱を放出するのに役立ちます。
    • 自分の住む地域で、裸足での運転が法令違反になるかを確認しましょう。日本では裸足での運転は違反ではありませんが、危険です。
    • サンダルやつま先の空いた靴で運転するのも効果があります。地域によってサンダルや下駄などは違反になる場合があるので、確認しましょう。
    • ネジや割れたガラスなど尖ったものが床に落ちていないか確認しましょう。
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    髪の長い人は、首に髪がかからないようにしましょう。首の後ろはパルスポイントで、覆っていると体温がすぐに上がります。男性でも女性でも髪が首筋より長ければ、運転中は1つに結ぶかお団子ヘアにまとめましょう。[7]
    • 編みこみ やフレンチツイストシニヨンも、首に髪がかからないヘアスタイルです。
    • 髪をまとめる前に濡らすと効果的です。濡れ髪のまま運転すると、髪が乾く際に頭皮が冷えるので涼しく感じます。

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自動車内を涼しく保つ

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    少なくとも2か所の窓を開けると車内の空気が循環します。開ける窓が1つだけでは空気が循環しないだけでなく、一定のスピードで共振して「ドンドン」と低音の騒音を発することもあります。窓を開ける大きさで循環させる空気の量を調節します。
    • 外気を取り込む送風口があればスイッチを入れ、空気を取り込みます。同時に後部座席の窓を開けると車内全体の空気が循環するでしょう。
    • サンルーフや後部座席の窓を開けて、新鮮な空気をより多く取り込みます。ただし晴れた日にサンルーフを開ける際は、帽子をかぶらないと逆に暑くなってしまいます。
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    シガーソケットから電源を取り、扇風機で空気循環を増やします。シガーソケットから電源を取って使える12ボルトの簡易な扇風機は、カー用品店やオンラインで見つけることができます。サンバイザーやバックミラーに取り付けたり、ダッシュボードの上に置いたりして使います。運転中に使用して空気を循環すると涼しく感じるでしょう。
    • 扇風機に濡れた布をかけると、循環する空気を冷やせます。
    • 晴れる日が多い地域では、車用ソーラーファンの利用を検討しましょう。
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    法令違反にならない範囲でカーフィルムを貼る方法もあります。カーフィルムで車内に入る直射日光の量を減らせます。カーフィルムの色については、住む地域の法律を確認して選びましょう。濃い色のカーフィルムやフロントガラスにカーフィルムを貼ること自体が法律違反になる地域もあります。[8]
    • カーフィルムは通す日光量が基準になっています。例えば、透過率35%は日光を35%通すという意味です。
    • 透過率が低いほど色の濃いフィルムになります。
    • カー用品店でカーフィルムの施工を頼んだり、自分で貼ることもできます。
    • カーフィルムには車の内装やダッシュボードを紫外線から守る働きもあります。
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    安全な場所に駐車する際は、窓を1㎝くらい開けておきます。こうすると車内の熱気を逃し、車内全体を涼しく保てます。窓を少し開けて駐車するのは、車上荒らしなどの危険がない場所に限ります。窓を少し開けたまま駐車するかどうかは常識で考えて判断しましょう。
    • 天候も考慮します。雨の日に屋外に駐車する場合は、窓を開けて駐車できません。
    • 自宅のビルトインガレージに駐車する場合は、窓を全開にできます。
    • 駐車中の暑い車内に子供やペットを置き去りにしてはいけません。
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    日陰や屋根のついた場所に駐車して日光を避けましょう。車に戻った際、車内の温度が大幅に違います。木陰、立体駐車場、高いビルなどの影になる場所を探します。立体駐車場内に駐車する場合は、低層階のほうが車を涼しく保てます。
    • 駐車場に長時間駐車する場合は、太陽の動きに伴って日陰がどのように移動するかを見極めましょう。
    • 日陰がなければ、日が当たる窓にサンシェードを取り付けて日光を遮断します。

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Changing How You Travel

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    早朝や夜間など涼しい時間に運転します。スケジュールが調整できれば、できるだけ暑さがひどくない時間帯や直射日光が当たりにくい時間帯に運転します。午後2~3時に運転するのは避けましょう。[9]
    • 一般的に、日の出直前が1日で最も涼しい時間です。
    • 曇りの日は涼しく運転できるでしょう。ただし、雨の日の運転は窓が開けられないので、できるだけ避けます。
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    車内に風が入らないので渋滞を避けましょう。ひどい渋滞では車が動かないので窓を開けても空気が循環しません。このような状態では、息苦しさを感じることもあります。
    • ラッシュアワーは道路が渋滞する最悪の時間帯です。一般的に朝の7~9時および夕方4~6時ごろです。
    • その他交通渋滞が起こりやすい場面は、連休や道路工事またはコンサートやスポーツイベントなどが開催される日などです。
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    毎日通勤などで運転する場合は、日陰の多い経路を使います。直射日光を避けると車内を涼しく保って運転できるでしょう。木の多い道路などは、開けた高速道路より日陰があります。通勤や買い物などに車を運転する際は、できるだけ木の多い裏道を通ります。
    • 裏道や住宅地の道路を使うと時間がかかることを考慮して、出発時間を調節しましょう。

注意事項

  • 駐車中は日が当たり車内が危険なほど暑くなる恐れがあるので、ペットや子供を車内に置き去りにしてはいけません。
  • 自動車内でドライアイスを使ってはいけません。ドライアイスが昇華する際に二酸化炭素が発生するので、締め切った場所では酸素欠乏症に陥る恐れがあります。
  • ビーチサンダルやかかとのないサンダルなどで運転する際は十分気を付けましょう。ペダルの下に挟まる危険があります。また、地域によっては法令違反になる恐れがあります。
  • フロントガラスや助手席および運転席の窓にカーフィルムを貼ると法律違法になる地域や国があります。
  • 窓を開けた際に軽い物が飛んで運転者の顔を覆ったりすることがないように気を付けます。事前に靴など重いものを乗せて、窓を開けても飛ばないように準備しておきましょう。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 自動車

他言語版:

English: Cool Yourself in a Car Without Air Conditioning, Português: se Refrescar em um Carro Sem Ar‐Condicionado, Español: mantenerte fresco en un carro sin aire acondicionado, Italiano: Rinfrescarti in Auto senza Aria Condizionata, Русский: охладиться в автомобиле без кондиционера, Français: se rafraichir dans une voiture sans air conditionné, Bahasa Indonesia: Mendinginkan Diri di Mobil Tanpa Pendingin Udara, Deutsch: Ohne Klimaanlage im Auto abkühlen, ไทย: ทำให้รถเย็นแบบไม่ต้องใช้แอร์, العربية: تبريد نفسك في السيارة دون مكيف هواء, Nederlands: Koel blijven in een auto zonder airconditioning, 中文: 在没有空调的车里给自己降温

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