オオスズメバチを駆除する方法

この記事には:巣の特定袋を使って巣を捕獲する直接巣に殺虫スプレーをかける罠を仕掛ける屋内に侵入したオオスズメバチの駆除巣を駆除する環境を変える、または囮を使う出典

オオスズメバチ、アシナガバチ、キイロスズメバチといった社会性の強いスズメバチが自宅に巣を作ると非常に厄介です。ただし、しかるべき準備をして安全に気を付ければ、害虫駆除業者を呼ばなくても、みなさん自身でスズメバチを駆除することができます。

ステップ

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    まずは安全対策をしましょう。スズメバチやオオスズメバチは標的に繰り返し襲い掛かります。とりわけ脅威を感じた時は、極めて獰猛になります。たとえみなさんに蜂の刺傷に対するアレルギーがなくても、この種の害虫駆除には常に危険が伴うことを理解しましょう。いくら警戒してもしすぎることはありません。分からないことがあれば、駆除業者に連絡を取りましょう。自らの手で駆除する自信がない時は、専門家に任せるのが賢明です。

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巣の特定

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    巣の場所を特定しましょう。オオスズメバチの巣は、見た目が紙状の、あるいは泥のような素材からできていて、松ぼっくりまたはミツバチの巣を逆さにしたような形状をしています。ちょうど大きなランプのような形といっても良いでしょう。木の葉の下、枝の茂み、窓の上、屋根裏、梁の下、廃屋または廃車、といった場所は、オオスズメバチの営巣地には最適です。雨風を凌げるとともに、天敵のいない場所であれば、オオスズメバチはどこにでも巣を作ることができます。

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袋を使って巣を捕獲する

この捕獲方法は、巣が木の枝や藪のような低い場所に吊り下がっている場合に、二人がかりで行うのが理想です。オオスズメバチが比較的不活発な夜間に作業をしましょう。

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    適切な装備を着用しましょう。頭から足の先までしっかりとカバーをして、蜂の刺突から身を守りましょう。分厚い衣服、グローブ、そして保護メガネまたは安全ゴーグルを装着しましょう。
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    大きくて丈夫なビニール袋を用意しましょう。少々のことでは破れない頑丈な袋が必要になります。
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    用意したビニール袋を木の枝や藪の下に置きます。巣を地面に落とすことになりますから、その際の軌道を予測して、落下地点に袋を配置しましょう。
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    高枝切りバサミを使って枝を切断し、巣を袋に落とします。あるいは、巣と枝の間の接続部分を切断しましょう。
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    袋の中にオオスズメバチ用の殺虫剤を注ぎ込み、口をしっかりと結びます。直ちに廃棄または焼却しましょう。

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直接巣に殺虫スプレーをかける

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    適切な殺虫剤を用意しましょう。お近くのホームセンターや日曜大工店では、様々な値段のスズメバチおよびオオスズメバチ用の殺虫スプレーを販売しています(一番安いものを購入しましょう。効き目にほとんど違いはありません)。大きな巣を発見した場合に備えて、2つ以上のスプレー缶を手元に置いておきましょう。
    • 缶に記載された用途の中に「オオスズメバチの駆除」がない限り、一般的な殺虫スプレーでは役に立ちません。オオスズメバチに効き目があることを確認してから購入しましょう。
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    殺虫剤は夜間または明け方に散布しましょう。夜間には、ほとんどのスズメバチやオオスズメバチは巣に留まり、眠りに就きます。あるいは明け方であれば、目覚める直前ですから、活発に飛び回ることもありません。とりわけ夜間は、働き蜂が睡眠中のため、巣が最も不活発な時間帯です。ただし、人間にとっても、暗闇では巣が見えにくく、目覚めた働き蜂に襲い掛かられた際に、逃げるのが遅れる危険があります。
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    安全装備を着用しましょう。袖の長い服を着用し、袖の先はグローブに入れ、ズボンの裾は靴下に入れましょう。さらに、つばの広い帽子を被り、つばの先にナイロンストッキングを取り付けてシャツの襟の中に入れましょう。
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    隙間の狭い場所に入る時は防護マスクを着用しましょう。殺虫剤は虫を駆除する一方、人間にとっても有毒です。少なくとも、換気扇を回して通気性を確保するか、または巣に攻撃を加えた後は速やかに退避しましょう。
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    スプレーで巣に殺虫剤を散布します。殺虫スプレーの射程距離は通常4.5m以上あるため、最初の数秒は離れた場所から散布し、その後距離を詰めて巣を殺虫剤漬けにしましょう。殺虫剤はたちどころに蜂を殺すことができるため、それほどの危険はないでしょう。散布し終わったら、その場を離れ、臭気が消えるのを待ちましょう。
    • 殺虫剤をしっかりと散布しておけば、巣に戻ってきた蜂も死滅させることができます。数日の間、巣をそのままにしておきましょう。

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罠を仕掛ける

罠は予防策として有効です。巣が出来上がってから罠を仕掛けたのではあまり役に立ちませんが、上手くいけば、オオスズメバチが巣を作るのを未然に防ぐことができます。羽化したばかりの働き蜂や、営巣地を探す女王蜂を捕まえて、その後の繁殖を阻止しましょう。[1]

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    酢を使って罠を作りましょう。この古典的な罠は、サイズの大きなプラスチックボトルの上部を切断して作ります。切断した口を逆さにしてボトルの下半分に刺しましょう。蜂はボトルの口を通って侵入することになります。ボトルのいずれかの面に2カ所穴を開けて紐を通し、しかるべき場所に吊り下げます。あくまでも、片面に紐を通して結び合わせましょう。
    • ボトルの中には、カップ1杯分のリンゴ酢、食器用洗剤1滴、そして一かけらの生肉を入れおきます。生肉は糸または釣糸で吊るしましょう。
    • オオスズメバチが飛び交う場所に罠を吊るします。しばらく待ちましょう。ひとたび侵入したオオスズメバチは溺死するか、あるいは、出口を見つけることができなくなります。
    • 女王蜂を捕まえるには、春の初めに罠を仕掛けておびき寄せる必要があります。春の訪れとともに、冬眠から覚めた女王蜂は、巣を作る場所を探し始めます。つまり、女王蜂を一匹捕獲するごとに、みなさんの庭から巣が一つ減るというわけです。
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    バケツで罠を作ることもできます。バケツに砂糖水、酢、そして少量の食器用洗剤を入れます。バケツを外に置き、オオスズメバチをおびき寄せて溺死させましょう。
    • バケツの水は定期的に交換しましょう。
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    できるだけ多くのバケツを用意して、庭のあちこちに罠を仕掛けましょう。罠は一つでも十分な場合もありますが、複数の軒下に罠を仕掛けておくのが効果的でしょう。せっかく撃退に成功しても、しばらくして家屋の反対側に巣を作られたのでは意味がありません!

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屋内に侵入したオオスズメバチの駆除

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    掃除機で吸い取りましょう。掃除機のノズルをオオスズメバチに向けて吸引しましょう。
    • ハエたたきなどを使ってオオスズメバチを叩き潰す際には注意が必要です。潰れた死骸は強力な警報フェロモンを発生させ、それによって呼び寄せられた大群が標的に襲い掛かります。屋内の場合、それほど心配はないかもしれませんが、用心するに越したことはありません。当然、屋外でオオスズメバチを叩き潰すのは禁物です![1]

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巣を駆除する

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    巣は跡形もなく駆除したいところです。殺虫剤を散布した後は、巣を下に引っ張り(安全装備は着用したままで作業をしましょう)、大きなビニール袋に入れて口をしっかりと締めましょう。巣が通風孔やエアコンの排気口といった狭い場所にある場合は、長いノコギリ刃の付いたパン切ナイフなどを使って接続部分を切断しましょう。
    • 付近をくまなく点検し、隙間があれば塞ぎましょう。そうすることによって、将来のオオスズメバチの再来を防ぐことができます。
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    定期的に家屋を調べましょう。サイズの小さい巣の駆除には、それほど苦労することはないでしょう。殺虫剤をかけ、引っ張り落とすだけで済むはずです。しかし大きな巣の場合、時として、もう一度作業を繰り返す必要があります。

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環境を変える、または囮を使う

単に巣を駆除するだけでは、オオスズメバチは再び戻って来ます。最初に巣を作った場所を気に入れば、翌年に同じ場所に巣を作ろうとするのも無理はありません。再来を阻止するには、その場所の環境を変えるか、あるいは囮を使う必要があります。

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    環境を変えてみましょう。オオスズメバチが巣を作った場所にもよりますが、その周辺の見た目を変えて、女王蜂に再び巣を作ることを思い止まらせることは可能です。例えば以下のような方法があります:
    • 枝や茂み、また場合によっては、木を切る
    • 壁や軒、その他、家屋の周辺の塗装をやり直す
    • 日光を反射しやすい金属片、例えば、モビール、鏡、CDを駆除した巣の跡地に吊るす
    • その他、オオスズメバチが飛び交っていた庭や家屋の周辺にあるものの見た目を大きく変える
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    囮を用意しましょう。お近くの金物店で人工巣(フェイクネスト)を購入しましょう。縄張り意識が強いオオスズメバチは、すでに巣のある場所を避ける習性があります。人工巣は毎年交換して、真新しく、きれいな見た目にしておきましょう。
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    タンパク源を遠ざけましょう。[1] 日本に生息するオオスズメバチは、主にコガネムシやイモムシといった虫を捕食することで生存に必要なタンパク質を補います。そのため、くれぐれも、オオスズメバチが群れを成していた場所で、ペットに餌を与えたり、ペットフードを放置してはいけません。
    • 常にゴミ箱には蓋をしておきましょう。これはオオスズメバチを遠ざけるだけでなく、他の害虫の発生を防ぐことにもつながります。

ポイント

  • みなさん自身でオオスズメバチの駆除をしたくない場合は、電話帳またはオンラインを利用して害虫駆除業者に連絡を取りましょう。蜂の刺傷に対してアレルギーのある人や、オオスズメバチが苦手な人、あるいは作業に自信がない人は、迷わず専門家の助けを借りましょう。
  • 面倒な巣の駆除を避けるには、巣を作らせないことが大切です。家屋に隙間があればすべて塞いで、スズメバチやオオスズメバチ、その他害虫の侵入を防ぎましょう。とりわけ、軒下の通気口のネットが老朽化して穴が開いている場合は、屋根裏に巣を作られる可能性が高くなります。通気口のネットはホームセンターや日曜大工店で安価で購入できます。新しいネットは外側から簡単にネジで取り付けるか、またははめ込むことができます。

注意事項

  • オオスズメバチは極めて攻撃的な生き物です。事前にいくつか避難経路を確保しておくことが大切です。そして、常に安全装備を着用しましょう。
  • 健康状態や安全性に不安のある時、あるいは、自信がない時は専門家に駆除を任せましょう。
  • 強力な噴霧器を使って石鹸水を巣に吹きかける方法を勧める人もいます。しかしこの方法では、水圧によって巣を破壊できる一方、みなさんは、住処を失って飛び出した大群の格好の標的にされる危険があります。決して安全な方法とはいえません。専門家を呼んだほうが良いでしょう。
  • 近隣の住民が巣の存在に気付き、オオスズメバチを刺激するようなことをしていないかどうかを確かめましょう。これは確かに厄介な問題です。近所の人々、友人、そして通行人は、自身に直接危害が及ばない限り、注意やアドバイスに対してあまり聞く耳を持たないものです。しかしながら、他の人がオオスズメバチを刺激する危険を最小限にするためにも、やはり、周辺の人々に巣について知らせておくことは重要です。
  • オオスズメバチの巣を棒で突くような悪ふざけはやめましょう。
  • 殺虫剤は有毒な臭気を発生させます。散布する際は、小さい子供、ペット、および高齢者を近づけないようにしましょう。臭気が生活空間に入り込む危険がある場合は、事前に家の中を片付けておくのが賢明です。

必要なもの

  • 長袖服および裾の長いズボン
  • つばの広い帽子
  • ナイロンストッキング(清潔であれば使い古したものでも可)
  • 大きくて丈夫なビニール袋
  • 高枝切りバサミ
  • スズメバチおよびオオスズメバチ用殺虫スプレー2缶以上
  • 巣を切り離すための長いナイフ

記事の情報

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カテゴリ: 住まいと暮らし・ガーデニング

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