オオバタンは声高に鳴く美しいオウムで、多くの人がペットとして飼っています。ただし、ペットとして飼う前に、その世話がどんなものかを理解しなければなりません。オオバタンは非常に手がかかる鳥で、かなりの時間と労力を費やさなければなりません。また、飼い主への要求も非常に多く、かなりの負担を覚悟しなければなりません。オオバタンの寿命は比較的長く、30年以上生きる場合があります。また、物を散らかす傾向が強いのも特徴の1つです。オオバタンの世話には多くの時間と愛情が必要な上、かなりの労力が強いられることを理解しましょう。

方法 1 の 3:
自分のライフスタイルについて考える

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    飼育に伴う責任を家族と話し合う オオバタンは理想的なペットになり得ますが、責任も非常に重大です。ケージに入れっ放しで、餌をやれば良いというだけでは済みません。毎日の世話が欠かせません。オオバタンは非常に手間のかかるペットだということを理解した上で、ペットとして飼うべきかを家族と相談して決めましょう。
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    オオバタンは野生の鳥だということを理解する オオバタンは飼育下で繁殖育成されるため、素晴らしいペットになり得ますが、実際には飼い慣らされた鳥ではありません。本来の習性はほとんど消えないため、手なずけるのは困難です。
    • 家の中でも、野生の鳥のように声高に鳴いたり、木片や紙を引き裂いたり、食べ物を散らかしたりします。
    • オオバタンの騒音や強力なくちばしに対処するには、相当の経験や慣れが必要です。
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    オオバタンの鳴き声に対処できるかを確認する オオバタンは、オウムの中でも非常に大きな声で鳴きます。その鳴き声は135デシベルにもなり、747ジェット機の騒音に相当します。小さな子供など、音に敏感な家族がいる場合は、オオバタンは理想的なペットにはなり得ないかもしれません。また集合住宅など、生活騒音に配慮しなければならない場所に住んでいる場合なども、別の種類のオウムを検討すべきかもしれません。
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    オウムは生涯のペットになることを覚悟する オウムは人間と同様に長生きします。犬や猫のように、10年〜15年経つといなくなってしまうわけではありません。30年以上生きる場合もあります。[1]
    • 「飽きたら、人に譲ればいい」といった生半可な気持ちで飼ってはいけません。オオバタンは人間と親密な絆を結ぶ社会的な動物です。
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    オオバタンを飼う金銭的余裕があるかを判断する オオバタンは、最初はそうでなくても、飼育にかなりの費用がかかる可能性があります。オオバタンの購入価格は場所により異なりますが、年間維持費が高額になる可能性があり、10万円以上に膨れ上がる場合もあります。維持費には、食料、おもちゃ、ケージ、掃除用具、獣医の診察料などが含まれます。
    • オオバタンを責任を持って世話できるだけの金銭的余裕がない場合は、飼うのを控えた方が良いでしょう。
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方法 2 の 3:
オオバタンの習性に対処する

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    オオバタンの習性から家の中が乱雑になることを覚悟する ケージの周りはかなり散らかります。オオバタンには噛むおもちゃが必要ですが、それがケージ内外が乱雑になる原因にもなります。また、食べ物を投げやる習性があるため、床が汚れる可能性もあります。木片、埃、種子や木の実などの殻、食べ残し、紙切れ、糞などがケージの周りに散乱します。
    • ケージの外に捨てられたゴミは毎日、小型の掃除機で片付けなけれならないでしょう。
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    埃を覚悟する オオバタンは大量の埃を出すため、家の中が埃だらけになります。ちぎれた羽毛がオオバタンの体にまとわりつき、それが粉ぼこりとなって家中に舞うためです。ですから、毎日掃除機をかけたり埃を払ったりする必要があります。
    • アレルギーや喘息がある場合は、オオバタンは理想的な品種ではないでしょう。
    • オオバタンを飼っている部屋にエアフィルターを置くと効果的です。
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    咀嚼の習性に注意する オオバタンは噛むのが大好きです。ケージの外に出すと、家中の色々なものを噛む恐れがあるため、注意しましょう。靴、衣服、家具など何でも噛む可能性があります。
    • 噛む玩具を与えれば多少の効果はありますが、根本的な問題解決にはなりません。ケージの外に出したら、注意深く行動を観察する必要があるでしょう。
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    オオバタンは騒々しく要求が厳しい鳥だということを理解する オオバタンは非常に声高に鳴く鳥で、必要な時に必要なだけ鳴きます。人間の言葉を覚えることも可能ですが、他の品種に比べて喋るのは得意ではなく、甲高い鳴き声や騒々しい音を立てるのが特徴です。また、要求が厳しく飼い主の時間や愛情を常に欲しがり、退屈したり放って置かれたりすると、大きな音を立てる傾向があります。
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方法 3 の 3:
良好な飼育環境を作る

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    大きなケージを購入する オオバタンはオウムの中でも大きな品種であるため、大きなケージが必要です。中で自由に飛び回ったり、運動したり、遊んだりするのにで十分なスペースがあるケージを選びましょう。[2]
    • ケージは、最小でも奥行きが 76 cm、幅が122 cm 以上の物か、羽を全方向に伸ばしても十分な大きさでなければなりません。
    • 頑丈なケージを用意する必要があります。物を噛む習性があるため、プラスチック製の華奢な作りのケージは簡単に破壊されてしまいます。ステンレス鋼製のケージを買いましょう。
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    オオバタン専用のケージを用意する オオバタンは他の種類のオウムに対して攻撃的になる場合があり、強いくちばしで仲間を殺すこともあることが知られています。社会性の高い種ですが、オオバタン専用のケージを用意し、他の鳥とは分けて飼いましょう。
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    オオバタンに長時間を費やす オオバタンは社会性の高い鳥であるため、長時間の人間との交流が必須です。留守が多く、あまり時間を費やすことができないと、オオバタンは非常に騒々しくなり、うつ状態になることもあり、健康に害を及ぼす恐れがあります。孤独感を与えないように、毎日数時間一緒に過ごしましょう。[3]
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    ケージを家族が頻繁に過ごす場所に置く オオバタンも家族の一員だとオオバタン自体に感じさせる必要があります。そうするには、家族が多くの時間を過ごす場所にケージを置くことが肝心です。そうすればオオバタンを落ち着かせ、寂しく感じたり、うつ状態に陥るリスクを減らせるでしょう。[4]
    • 家族が視界内にいれば、ケージの中にいても楽しく遊ぶことができますが、部屋に誰もいない所でケージに閉じ込められていると、鳴き声を上げたり、ストレスを感じて自分の羽をむしり出すことがあります。
    • キッチンから出る蒸気やガスがオオバタンの健康に害を及ぼす可能性があるため、ケージはキッチンから遠ざけましょう。
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    ケージの下や周りにマットを敷く オオバタンは部屋を散らかす習性があるため、交換可能な敷物をケージの周りに用意しましょう。新聞紙、ペーパータオル、紙袋など、あらゆる種類の紙でも代用できます。紙を平らに敷いておくと、糞の状態をチェックするのに役立ちます。
    • 保護強化のために、鳥用の砂や、古い新聞紙、小さな球状に固めた新聞紙などを敷きましょう。木片や削りくずは有毒なため、絶対に使用してはいけません。
    • ケージの下に保護マットを敷いて、床やケージの周囲を保護することもできます。ゴム製のマットは特に、簡単に掃除することができるため便利です。
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    玩具をたくさん用意する ケージの中にいる間は特に、オオバタンが飽きないように工夫しなければなりません。たくさんの玩具を用意して心身ともに刺激できると良いでしょう。ロープ、ブランコ、知恵の輪、食べ物のおもちゃ、噛むおもちゃ、明るい色の玩具は全て望ましい玩具です。
    • オオバタンは噛むのが大好きなので、噛める物をたくさん与えましょう。市販の玩具も良いですが、安全性の高い木片や段ボール箱でおもちゃを作って与えるのも効果的です。
    • 採餌玩具なども素晴らしいアイデアです。 オウムは野生で多くの時間を食べ物探しに費やします。餌探し行動を促す採餌玩具は、最高のおもちゃです。
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    毎日オオバタンと過ごす オオバタンは毎日人間と時間を過ごす必要があります。人間との交流が定期的にないと、神経症に陥り、自分自身を慰めようとして自傷行為に走る可能性があります。毎日ケージから出すことを習慣化し、同じ部屋にいる時には話しかけるよう心がけましょう。[5]
    • 飼い主がテレビを見たり、パソコン作業をしている時に、好んで足に乗ってくることがあるかもしれません。
    • 柔らかい物で「取ってこい遊び」をするなど、運動させましょう。
    • オオバタンを外に出す際は、安全性を確認しましょう。ドアや窓を閉め、他のペットを遠ざけ、ワイヤーを覆い、害を及ぼす可能性のある物は全て取り除きましょう。
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    オウムを肩に乗せたり路上を歩かせてはいけない 肩に乗せると、顔を噛まれる可能性があります。また、路上を歩き回らせると、その場所を自分の領域だと考え始め、通り行く人に攻撃的になる可能性があります。攻撃的行動を回避するためにも、肩に乗せたり地面を歩かせたりしてはいけません。
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    ジャングルジムを設置する オオバタンをケージから出して一緒に遊ぶ際には、ジャングルジムやプレイハウスを使うと効果的です。家族が頻繁に過ごす部屋にジャングルジム等を設置しましょう。オオバタンにとっては最高の玩具で、家族や家族以外の人とも充実した時間を過ごすことができます。[6]
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このwikiHow記事について

Deanne Pawlisch, CVT, MA
共著者 ::
認定動物看護師
この記事の共著者 : Deanne Pawlisch, CVT, MA. ディアン・パウリッシュは、認定動物看護師としてイリノイ州で動物病院を対象にした企業研修や、ハーパー大学にてNAVTA認定獣医助手の育成を行っています。2011年よりテキサス州サン・アントニオの動物福祉団体「Veterinary Emergency and Critical Care Foundation」の認定会員として活動しています。ロヨラ大学にて人類学学士号を、北イリノイ大学にて人類学修士号を取得。
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