オタマジャクシを飼育する方法

この記事には:オタマジャクシの飼育場所水質オタマジャクシに餌を与えるオタマジャクシの発達出典

オタマジャクシを飼育して放すと、オタマジャクシからカエルへの目覚しい変態を目にすることができます。また、カエルがたくさん生まれます。カエルは、ブヨ、ハエ、蚊などの害虫を餌にします。オタマジャクシの健康を維持し、変態が滞りなく進むようにするためには、適切な準備と知識・コツが必要です。

パート 1
オタマジャクシの飼育場所

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    オタマジャクシに適した飼育容器を用意しましょう。屋外では、オタマジャクシが餌にするボウフラを産む蚊を寄せ付けやすく、自然の空気は澄んでいて、酸素含有量が豊富であり、また、屋外は、オタマジャクシにとってより自然な環境であるので、最適です。しかしながら、オタマジャクシは、飼育容器でも飼育できます。ただ、オタマジャクシが常に日陰で過ごすことができる環境を必ず確保しましょう。飼育に適した容器には、以下のようなものがあります。
    • 大型水槽
    • 大型のオーブン深皿
    • 小型プール(屋外の場合)
    • たらい
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    飼育場所の底に適切な土台を作りましょう。砂利を使って底を覆いましょう。オタマジャクシの隠れ場所用に、また、カエルに変態するときの上陸用に、大き目の石を1-2個入れましょう。
    • 根付きの水草を水中に入れましょう。オタマジャクシは、水草につかまって休むことができます。そして、根を食べることができます。
    • 殺虫剤を散布して間もない植物を使うのは「やめましょう」。殺虫剤によって、オタマジャクシは一日も経たないうちに死んでしまいます。
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    屋外でオタマジャクシを飼育する場合は、飼育場所の4分の3に日陰を作りましょう。オタマジャクシが直射日光の当たらない場所に行くことができる環境が必要です。
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    水1リットルに対して5~10 匹のオタマジャクシを飼いましょう。これ以上の飼育密度で飼うことも不可能ではありませんが、オタマジャクシが全滅し、共食いし始めることがあります。

パート 2
水質

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    浄水を保ちましょう。オタマジャクシには、浄化された脱塩素水(カルキ抜きした水)が必要です。市販のボトル入りの水が理想的ですが、水道水を使う場合は、フタなしの容器に入れて、丸一日汲み置きしてカルキ抜きをしましょう。雨水は、ボウフラを含み、化学物質を含まないので、オタマジャクシの飼育に最適です。
    • オタマジャクシを捕獲した場所の水の使用を勧める意見もあります。[要出典]
    • 水道水を使うのはやめましょう。水道水は、オタマジャクシに害を及ぼす化学物質だらけです。水道水を使うのであれば、容器にフタをしないで、1日汲み置きしてカルキ抜きしてから使いましょう。
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    定期的に水を換えましょう。飼育容器の水のPh値のバランスを維持するために、水は半量ずつ換えましょう。水換えには大型スポイトが適しています。大型スポイトを使うと、オタマジャクシを邪魔することなく、容器の底に溜まったゴミを簡単に取り除きながら、水換えができます。しかしながら、大型スポイドの使用は必須ではありません。オタマジャクシやカエルの飼い主が、大型スポイドを所持していることは稀です。

パート 3
オタマジャクシに餌を与える

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    ロメインレタス(別名:コスレタス。レタスの一種でシーザーサラダによく使われる。)を10~15分茹でましょう。レタスの葉が柔らかくなり、弾力がなくなったら、出来上がりです。水を切って細かく刻みましょう。毎日ひとつまみを与えましょう。
    • 別の種類のレタスでも代用できますが、葉の柔らかい部分のみを使いましょう。また、オタマジャクシの小さい口でも食べやすいように、細かく切り刻みましょう。
    • 市販の魚用の餌もオタマジャクシに与えてやることも可能ですが、オタマジャクシに最適の餌ではありません。飼育している数にも依りますが、一週間に2~3つまみ程度で、オタマジャクシの空腹を満たせるはずです。餌を与えすぎると、食べすぎが原因でオタマジャクシは死んでしまいます。

パート 4
オタマジャクシの発達

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    気長に成長を見守りましょう。卵からオタマジャクシになるまでには、通常6~12週間かかります。このことを心に留めておき、寒い季節になっても焦るのはやめましょう。冬場には、オタマジャクシの成長は、さらに時間がかかります。飼育に適した温度は、摂氏20~25度です。
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    変態の準備をしましょう。後ろ足が生えてきたら、オタマジャクシ上陸用の土が入った容器が必要です。上陸用の陸地がないと、オタマジャクシは溺れて死んでしまいます。
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    前足が生えたら、オタマジャクシに餌を与えるのをやめましょう。この段階では、オタマジャクシは、餌の代わりに自分自身の尻尾を栄養分にして、カエルに成長していきます。
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    変態後は、与える餌の量を増やしましょう。仔ガエルに変態してからも飼育し続けるのであれば、大型の飼育場所が必要になるでしょう。
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    仔ガエルは、人に直接触れられるのを嫌がることを知っておきましょう。水槽や飼育場所は、毎日清潔に保ちましょう。不潔になると、細菌が急速に繁殖し、仔ガエルは死んでしまいます。

ポイント

  • オタマジャクシは、深めの水たまりで見つかることもあります。
  • アフリカツメガエルやコンゴツメガエルは変態後も完全水生のままなので、これらのカエルのオタマジャクシを飼育している場合は、飼育場所に陸地を用意する必要はありません。
  • レタスを細かく切り刻んで火を通して作った餌をを指でひとつまみずつ与えてやりましょう。
  • 共食いモルフ(仲間を食べる変異個体)の死体は灰色です(飼育しているオタマジャクシが黒色の場合)。共食モルフの死体は、水面に浮遊するので、簡単に取り除くことができます。
  • オタマジャクシは、水生昆虫、ヒルムシロ、スイレンの葉、ケマンソウ(植物の一種)、ハエ、蚊、蠕虫、幼虫を食べます。
  • オタマジャクシとカエルを飼育をする場合は、一つのバケツに一緒に入れるのはやめましょう。カエルは過度に空腹になると、オタマジャクシの卵やアカオタマジャクシを食べ始めます。
  • ボウフラは、オタマジャクシに見た目が似ているので気をつけましょう。尾にピンクのトゲがあれば、ボウフラです。オタマジャクシ同様、ボウフラはあまり泳ぎません。
  • オタマジャクシに、木の葉や砂糖を餌として与えるのは「やめましょう」!
  • 他種の魚類とオタマジャクシを一つの水槽に一緒に入れるのはやめましょう。
  • 容器の水は浅く保ちましょう。5センチ程度で十分です。5センチくらいの水深であれば、オタマジャクシは水底に潜って休みやすく、仔カエルになってからは、上陸するのも大変ではありません。
  • オタマジャクシを大気中や低温に長時間晒すのは絶対にやめましょう。

注意事項

  • オタマジャクシに餌を与えすぎるのはやめましょう。餌を与えすぎると水が濁り、若いオタマジャクシを窒息させます。また、餌の与えすぎにより、水質が悪化し、水性感染症が発生する可能性が高くなります。
  • 日焼け止め、石鹸、ローション等が、飼育用の水に混入しないように注意しましょう。混入によって、オタマジャクシは死にます。絶対に、殺虫剤を水に混入させないようにしましょう。
  • カエルの屋外飼育場所が、永続的なカエル繁殖地域になる可能性があります。屋外飼育をする場合は、必ずその地域の在来種のカエルを選びましょう。
  • オタマジャクシ捕獲前と、カエルになってから放す前は、地元の法律や条令を調べましょう。市販のフレーク状の魚の餌を使用する場合は、特に注意しましょう。飼育容器で育ったオタマジャクシは、様々な病気が存在する別の生息地に適合するようになります。そして、その様々な病気は、その生息地の野生生物に大被害を及ぼします。
  • オタマジャクシに直射日光が当たるのを避けましょう。しかしながら、間接日光であればオタマジャクシを過度に熱を与えないので大丈夫です。飼育場所の4分の3に、常に日陰を作りましょう。
  • 蚊媒介性疾患が問題になっている地域で飼育するのであれば、屋外の飼育用の池が、蚊の繁殖場所になっていないかを確認しましょう。[1]

必要なもの

  • 適切な飼育容器(金魚蜂、水槽、蓋なしの大型ガラス瓶など)
  • オタマジャクシ
  • オタマジャクシの餌(ロメインレタス、ほうれん草、フレーク状の魚用の餌、など。ペット・ショップで市販のオタマジャクシ用の餌を買ってもよいでしょう。)
  • 草、木の葉、等、オタマジャクシがつかまって浮かぶ場所になるもの

記事の情報

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他言語版:

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