オリジナルな石鹸を作る方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事には:冷製石鹸を作るための準備材料を混ぜる型に流し込む石鹸を乾燥させる出典

石鹸の自作はとてもやりがいのある作業で、家族にとっては、生活用品を安上がりに調達することにもなります。また、自作した石鹸はきっとお友達への素敵な贈り物にもなるでしょう。石鹸を作るための専用キットも販売されていますが、独自に選んだ素材で一から作ることによって、みなさん好みのデザインの石鹸を作ることができるのです。ここでは、いわゆる冷製鹸化法(火をほとんど使わない製法)を使ってオリジナルな石鹸を作る方法をご紹介します。

材料

  • 720グラムのココナッツオイル
  • 1140グラムの植物油脂
  • 720グラムのオリーブオイル
  • 360グラムの水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)
  • 960㏄の湧水または蒸留水
  • 120グラムのアロマオイル(芳香油)、たとえばペパーミント、レモン、バラ、ラベンダーなど

パート 1
冷製石鹸を作るための準備

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    まずは材料を揃えましょう。冷製石鹸は油、水酸化ナトリウム、そして水から作ります。それらの素材が適切な温度で混ざり合うと、鹸化という化学反応を起こし、凝固して石鹸となるのです。お近くの雑貨店や食品店で上記の材料を購入しましょう。
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    石鹸を作るための場所を確保しましょう。ガスコンロで材料を加熱することになりますから、できればキッチンを作業場にできれば最適です。また、水酸化ナトリウムは危険な薬品ですから、作業中は足元にお子さんやペットを近づけないように注意してください。テーブルの上に新聞紙を敷いて以下の道具を準備します。ネットやまたはお近くの雑貨店で購入しましょう:
    • 水酸化ナトリウムから身を守るための安全ゴーグルとゴム手袋
    • 材料を量るための秤
    • 大きなステンレス鍋またはエナメル製の釜:決してアルミニウム製のものは使わないでください。またテフロン加工された鍋の使用も避けてください。
    • アルカリ液(水酸化ナトリウムと水)を入れるためのガラス製またはプラスチック製のビーカー
    • 400㏄のプラスチックまたはガラスの計量カップ
    • プラスチック製または木製のスプーン
    • ハンドミキサー、または電動泡立て器:必ずしも必要ではありませんが、電動式のものがあれば混ぜる時間を一時間は短縮できます。
    • 26℃から38℃まで計れる体温計2本、あるいは料理用温度計2本
    • 冷製鹸化法のためのプラスチック製の流し型、または靴箱、あるいは木製の鋳型:靴箱や木製の鋳型を使う場合は、内側に羊皮紙を貼って油が浸み込まないようにしてください。
    • 掃除用にタオル数枚
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    水酸化ナトリウムの取り扱い説明書をしっかりと読みましょう。石鹸を作る前に、水酸化ナトリウムのケースに記載されている注意事項をよく読んでください。水酸化ナトリウムまたは、乾燥させる前の石鹸の原液を扱う際には、以下の事柄に注意してください:
    • 決して水酸化ナトリウムが肌に触れないようにしましょう。火傷をする危険があります。
    • 水酸化ナトリウムや石鹸の原液を扱う際は、常に安全ゴーグルとゴム手袋を装着してください。
    • 水酸化ナトリウムは屋外、または通気性の良い場所で扱い、決して蒸気を吸い込まないように気を付けてください。

パート 2
材料を混ぜる

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    水酸化ナトリウムを360グラム計量します。計量器を使って正確に量ってください。それを400㏄の計量カップに移します。
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    960㏄の水を用意します。計量カップなどを使って正確に量りましょう。その水を大きなステンレス鍋あるいはガラスボウルに入れます。繰り返しますが、アルミニウムの容器は危険ですから使用しないでください。
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    水に水酸化ナトリウムを入れます。水の容器をコンロの上に置く場合は、換気扇が回っていることを確認してください。あるいは、窓を開けて風通しを良くしておきましょう。水酸化ナトリウムを少しずつ水に入れ、完全に溶けるまでスプーンを使って慎重にかき混ぜます。
    • 注意点として、あくまでも水酸化ナトリウムを水に入れるのであって、決して水を水酸化ナトリウムに注ぎ込んではいけません。水酸化ナトリウムに水をかけるとあっという間に化学反応を起こし、非常に危険です。
    • 水酸化ナトリウムを水に加えると、水が熱せられて蒸気が発生します。常に顔を離して、臭気を含んだ蒸気を吸い込まないようにしましょう。
    • 溶液の入った鍋を脇に置きましょう。蒸気が消えるまで、そのまましばらく冷ましてください。
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    油を計量します。計量器を使って、720グラムのココナッツオイル、1140グラムの植物油脂、そして720グラムのオリーブオイルを準備します。
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    油を混ぜます。大きなステンレス鍋をコンロで弱火から中火にかけます。まずココナッツオイルと植物油脂を入れ、溶けるまでしっかりとかき混ぜます。そしてオリーブオイルを加え、すべての油が完全に溶け合うまでかき混ぜてください。その後、火を止めて鍋をテーブルに移します。
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    先のアルカリ液と油の温度を計ります。アルカリ液と油をそれぞれの温度計で同時に計ってください。アルカリ液が35℃~36℃になるまで待ちましょう。一方油の温度も、それと同じか、それよりも低くなるまで待ってください。
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    アルカリ液を油に加えます。二つの溶液が適切な温度まで下がったら、アルカリ液を少しずつ、しかし着実に油の入った鍋に注いでいきます。
    • 木製または耐熱性のスプーンでかき混ぜます。金属製のスプーンは使用しないでください。
    • スプーンの代わりに電動泡立て器でかき混ぜても良いでしょう。
    • 10~15分かき混ぜると、溶液の表面に“スジ(轍)”ができ始めます。ちょうどプリンを作る時のように、スプーンを動かした跡にスジが現れるのが分るはずです。電動泡立て器を使えば、かき混ぜる時間は5分以内で済みます。
    • 15分経ってもスジが現れない場合は、いったんかき混ぜるのをやめて10~15分間そのままにしておきます。その後再びかき混ぜてください。
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    スジが現れたら、120グラムのアロマオイルを加えます。特定の種類の芳香剤やアロマオイル(例えばシナモンなど)は、すぐに石鹸を凝固させる性質がありますから、アロマオイルを加えてかき混ぜたら速やかに型に流し込む準備をしましょう。

パート 3
型に流し込む

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    石鹸を型に流し込みましょう。靴箱や木製の型を使う場合は、内側に羊皮紙を張っておきましょう。使い古したプラスチックのヘラなどを使って、鍋にこびりついた原液を残らず型に落としてください。
    • ゴム手袋と安全ゴーグルは着けたままで作業をしましょう。石鹸の原液は腐食性が強く、肌に付着すれば火傷を起こします。
    • 型を3~5cmほど持ち上げてテーブルの上に落とします。これを数回繰り返すことで原液の中の空気を抜くことができます。
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    型に蓋をします。靴箱を型に使う場合は、蓋をした後何枚かタオルをかぶせておきましょう。石鹸専用の流し型を使う場合は、図のように上から板をテープで留め、その上からタオルをかけてください。
    • タオルをかけることによって熱を遮断し、鹸化を促進することができます。
    • タオルをかけたら、そのまま動かさず、24時間空気に当てないようにしましょう(部屋の空調も切ってください)。
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    石鹸をチェックします。24時間の間に石鹸の原液は鹸化によってゼリー状になり、さらに熱を発生させるようになります。型の蓋を取り、さらに12時間そのままの状態で置いた後、どうなるか見てみましょう。
    • 各材料を正確に量り、上記の手順に従えば、この時点で石鹸の表面には白い灰の層ができているはずです。これは基本的に無害なもので(炭酸ソーダ)、使わなくなった物差しやヘラでこそぎ落とすことができます。
    • もし石鹸の表面に厚い油膜ができていたとしたら、残念ながらその石鹸は使い物になりません。成分が分離してしまう原因として、材料の計量が不正確だった、あるいは溶液をかき混ぜる時間が不十分だった、またはアルカリ液と油の間に温度差がありすぎた、などが考えられます。
    • 石鹸が固まらなかったり、真ん中に白く、あるいはぽっかりと穴が開いている場合は、アルカリ液の苛性(腐食性)が抜けていないため、やはりこの石鹸も使うことはできません。これは、アルカリ液と油を混ぜる際に、しっかりと溶液をかき混ぜなかった場合に起こります。

パート 4
石鹸を乾燥させる

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    型から石鹸を取り出します。靴箱や流し型を逆さにして、中の石鹸をタオルまたは清潔な板の上に落とします。
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    石鹸を好みの大きさに切ります。冷製石鹸の場合は相当な圧力をかけて切る必要があります。鋭いナイフや両端に取っ手のついたワイヤー、または太いナイロン糸や釣り糸を使って切ると良いでしょう。
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    そのまま石鹸を乾燥させます。表面の平らな羊皮紙や乾燥棚にのせて2週間そのままにします。その間に鹸化がさらに進み、石鹸が完全に乾燥します。石鹸を裏返して、さらに2週間、もう片方の面を乾燥させます。
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    ひと月ほど乾燥させましょう。少なくとも1か月は石鹸を空気乾燥させます。乾燥が終わって完成した石鹸は、市販の石鹸のようにみなさんの家庭で使ったり、あるいは包装してお友達にプレゼントするのも良いでしょう。石鹸はいつまでも保存がききます。

ポイント

  • 水酸化ナトリウムはホームセンターなどの配管用品の売り場で探すか、あるいはネットで購入することもできます。100%の水酸化ナトリウム(固形)を購入してください。
  • 油とアルカリ液を混ぜる際は温度が重要になります。温度が高すぎると成分が分離してしまい、逆に低すぎると鹸化が起こらなくなります。
  • 香水を香り付けに使うのは避けてください。特にアルコールを含んでいる場合はなおさらです。アルコールはアルカリ液と脂分の化学反応を変えてしまい、石鹸を作れなくなります。石鹸用に開発された、アロマオイルや芳香剤は使うことができます。香り付けにアロマオイルや芳香剤を少し加えると、さらに独自の香りに富んだ石鹸を作ることができます。小さじ一杯程度で十分です。

注意事項

  • 水酸化ナトリウムのような薬品を水に溶く際は、必ず薬品を水に入れ、決して薬品の上から水をかけることはしないでください。化学反応によって溶液が飛び散る恐れがあります。
  • 水酸化ナトリウムは苛性があり、きわめて危険な薬品です。直接肌や目に触れないようにしましょう。肌に付着した時は、水で洗い流し(洗った後は酢をかけて火傷を抑えましょう)、病院で手当てを受けましょう。目に入った時は、冷たい水で15~20分ほど洗い流した後、病院へ行きましょう。眼洗浄機や洗眼シャワーがあればぜひ使用してください。飲み込んでしまった場合は、すぐに総合病院の検査科などに連絡を取ってください。
  • 石鹸が型の中で固まった後、小さな白いコブがいくつかできていた場合は、その石鹸は腐食性があり、安全に廃棄する必要があります。白いコブは水酸化ナトリウムです。
  • 石鹸の制作に使う道具は、他の用途では使わないようにしましょう。台所、または食品の近くでの使用は避けてください。木製の道具は、何度か石鹸作りに使うと裂けてくるので注意しましょう。泡立て器も一度石鹸作りに使うと腐食成分がこびり付くので、他の目的では使用しないようにしましょう。
  • 水酸化ナトリウムを扱う際は必ずゴム手袋と安全ゴーグルを装着しましょう。また、水酸化ナトリウムはお子さんやペットの手の届かない場所で保管してください。

必要なもの

  • 油:
    • オリーブオイル(精製されたもの) 720グラム
    • ココナッツオイル 720グラム
    • 植物油脂 1140グラム
  • アルカリ液:
    • 水酸化ナトリウム 360グラム
    • 湧水または蒸留水 960㏄
  • 芳香剤またはアロマオイル
    • お好みのオイル 120グラム
  • 道具:
    • 安全ゴーグル
    • ゴム手袋
    • エプロン
    • 材料を量るための計量器
    • 大きなステンレス鍋またはエナメルの釜;アルミニウムおよびテフロン加工は不可
    • アルカリ液を作るためのガラスまたはプラスチックのビーカー
    • プラスチックまたはガラスの計量カップ
    • プラスチック製または木製のスプーン
    • 電動泡立て器(任意で)
    • 26~38℃まで計れる体温計2本
    • 石鹸作りに使えるプラスチック製の流し型、または靴箱、あるいは木製の鋳型
    • 羊皮紙
    • タオル数枚
  • 万一水酸化ナトリウムに触れた場合のための水道設備と酢


記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 趣味・工芸

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