オリジナルTシャツを作る方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 10 出典

この記事には:転写用紙でプリントする写真乳剤を用いたスクリーン印刷でプリントする「Inkodye」を使用してTシャツにプリントする

デザインをTシャツにプリントする手順は複雑です。ただ、ある程度練習をしていれば、必ずしも難しい手順ではありません。1度きりのプロジェクトであれば転写が適しています。スクリーン印刷をするのであれば、より専門的な道具が必要になりますが、1つのデザインを複数のTシャツにプリントすることが可能になります。また、「Inkodye」というインクを使った方法を用いると1回きりのプリントでも、デザインをアイロンで押さえる転写方式よりしっかりと転写されます。

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転写用紙でプリントする

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    Tシャツ用転写用紙を購入する 文房具や印刷用紙を取り扱っている店舗であれば、どこでもこのような転写用紙を購入することができます。転写用紙には2つの種類があります。白あるいはパステル色の生地に適しているタイプと濃い色の生地に適したタイプです。
    • ほとんどの転写用紙は通常の印刷用紙と同じサイズで作られています(国ごとに若干異なるもののレターサイズやA4サイズ等)。見慣れないサイズの用紙を購入する前に、使用する印刷機が対応しているか確認しましょう。
    • 色の薄い転写用紙は、色の薄い生地あるいは白い生地に使用します。 [1]
    • 色の濃い転写用紙は、より暗い色の生地に使用しましょう。
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    使用するデザインを選択する パソコンに保存してある画像のどれでも使用することができます。
    • 印刷された画像しか手元にない場合はスキャンし、jpegファイルとしてパソコンに保存しましょう。あるいは新しい写真を撮りパソコンに送っても良いでしょう。
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    色の薄いTシャツにプリントする際は画像を反転させる 色の薄い転写用紙を使用する場合、そのままTシャツに転写すると、画像は左右反転してしまいます。印刷機能の「逆転」あるいは「反転」などの設定を探してみるか、MS Paint等の画像編集プログラムを使用して元の画像を事前に反転させましょう。[2] この手順を飛ばしてしまうと、プリントされたデザインが判読不明なものに仕上がってしまいます。
    • 色の濃い生地用の転写用紙を使用している時は、画像の反転は必要ありません。このタイプの用紙は、見えるままの状態で画像がプリントされます。
    • 反転機能の設定が成功したのかよくわからない場合は、通常の印刷用紙に一度印刷してみましょう。実際に転写したいデザインが反転した状態で出てくるはずです。
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    転写用紙にデザインを印刷する 印刷する前にデザインが用紙に入り切るかどうかを確認しましょう。大きすぎる場合は印刷機能から「用紙サイズに合わせる」というオプションを設定するか、画像編集プログラムを使い縮小しましょう。
    • 転写用紙に印刷する際は、インクジェットプリンターなどの正しい機器を使うことが大切です。 [3]
    • 転写用紙が片側ずつ違って見える場合、何も印字されていない方に印刷するようにしましょう。反対側にはロゴ、柄、温度の指標などが記載されていることがあります。
    • 横幅のあるデザインを使用する時は、印刷方向を「ランドスケープ」に設定すると良いでしょう。
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    デザインを切り取る イメージの周りに残った転写用紙は、Tシャツにプリントされた時も薄い膜の様に残ります。きれいにプリントしたいのであれば、デザイン部分に沿って切り抜きましょう。
    • 正確に切り取りたい時は定規とX-ACTOナイフがあると便利です。
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    硬い平面にコットンの枕カバーを敷く テーブルやカウンタートップ上に邪魔な物がないよう片づけ、必要に応じて掃除をし乾かしましょう。Tシャツのプリントする部分をカバーする十分な大きさの枕カバーを選び、台の上に敷きましょう。
    • ほとんどのアイロン台は棒が金属製であったり台の部分が格子状になっているため、今回の用途に適していません。
    • 耐熱性のある平面を使いましょう。ラミネート加工の施されたカウンタートップではこの作業を行うことはできません。まな板で作業を行っても良いでしょう。
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    アイロンを設定する 転写用紙に付属している取り扱い説明を読み、適切なアイロンの設定を確認しましょう。何も説明がなければ「コットン」あるいは高温に設定しましょう。また、「ドライ」に合わせるかスチーム機能をオフにし、水をすべて捨てましょう。アイロンが温まるまで数分待ちましょう。
    • 1200ワット以上の電力でアイロンがけをすると上手に仕上がります。[4]
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    Tシャツにアイロンをかける 枕カバーの上にTシャツを広げます。完全に平らになるまでアイロンをあてましょう。少しでもシワがあるとプリントされたデザインにも反映します。
    • 必要に応じて、事前にTシャツを洗濯し乾燥させておきましょう。
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    転写用紙をTシャツにあてる 薄い色の転写用紙を使用している場合は、印刷したイメージを下にして置きましょう。濃い色の転写用紙を使用している時は、自分の方にデザインが見えている状態で置きましょう。Tシャツとイメージの中心を合わせます。
    • イメージの表を下にして置くことで、左右反転した見た目にならずにデザインを転写することができます。
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    上からアイロンで押す 手の全体を使ってしっかりと力を加えながら、転写用紙の上から強くアイロンを押し当てましょう。
    • 転写用紙の使用手順次第で、30秒から数分を要します。
    • 転写用紙全体にくまなく熱が行き渡るようにアイロンを動かしていきましょう。
    • 製品によっては、充分な熱を加えると色が変化する温度指標の機能が備わっているものもあります。
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    冷まして紙を剥がす 少なくとも2~3分待ち、紙が室温程度に下がるまで冷ましましょう。
    • 紙を剥がして、その下のデザインを見てみましょう。

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写真乳剤を用いたスクリーン印刷でプリントする

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    白黒のイメージを選択する この方法では、黒が光を遮ることで、シルクスクリーン上にデザインが浮き上がる仕組みとなっているため、白黒のデザインを使用する必要があります。
    • この方法を用いる場合、黒色のイメージのみTシャツにプリントすることができます。カラーのイメージしかない場合は、Microsoft Word、Photoshop、またはその他の写真編集プログラムを使い、白黒に変換しましょう。
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    透明フィルムに印刷する 印刷用品を取り扱う店舗でアセテート紙を購入することもできますが、オフィス用品専門店などで売られているOHPなどで用いる透明フィルムでも構いません。白黒のイメージをこのフィルムに印刷します。[5]
    • 低品質の印刷機を使用すると、イメージの不透明度が不十分になりTシャツにプリントしても鮮明さに欠けた仕上がりになることもあります。必要に応じて、透明フィルムを印刷屋に持っていきましょう。
    • 透明フィルムによっては、印刷機を通った際に縮んだり歪むものもあります。まずは枚数の少ないパッケージを購入し、仕上がりが気に入らない場合は他の製品を試してみると良いでしょう。
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    印刷用スクリーンに写真乳剤を塗る こうした材料はオンライン、あるいは大型のクラフト専門店で購入できます。たいていの場合、スクリーン印刷用キットとして一緒に売られています。スキージーを使い、スクリーンの両側に乳剤を塗りましょう。表面全体に均一に薄く伸ばします。
    • 写真乳剤を使用する際は手袋を着用しましょう。
    • テーブル等の台に乳剤が付着しないよう、ビニール袋などを周辺に敷いておくと便利です。
    • 使用するイメージよりもやや広い範囲になるようにして均等に乳剤を塗っていきましょう。スクリーンの向こう側が透けて見えてはいけません。
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    暗い場所でスクリーンを乾かす 冷暗場にスクリーンをしばらく放置しましょう。乳剤が乾くまで数時間を要します。
    • あるいは、スクリーンに扇風機の風をあてると、より早く乾きます。
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    照明を用意する 写真乳剤によって、明るい光源にさらされたイメージがスクリーンに「焼き付け」られます。光源の下にスクリーンを置くスペースを作りましょう。午前中の遅い時間や午後の早い時間であれば直射日光を利用することもできます。
    • スクリーンの下に黒いゴミ袋や布を敷いておくと上手くいきます。
    • 150ワットの白熱電球、あるいは写真撮影用の電球があれば露光時間が短縮されます。[6]
    • イメージ焼き付け専用の機器があると早く仕上がります。
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    スクリーンとイメージを準備する スクリーンを暗い場所から持ち出す前にこの準備を整えましょう。次のような順序でスクリーンとイメージを重ねます。[7]
    • 大きめの段ボール紙または大きなトレー
    • 反射を軽減するための黒い布
    • 下準備の完了したスクリーン(平らな面を上にする)
    • 透明フィルムに印刷されたイメージ(表を下にしてスクリーンに重ねテープでとめる)
    • 透明なガラス、ルーサイト、またはアクリル樹脂製の板
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    イメージを光源にさらす 初めての場合、光源の強さで必要な時間が変わってくるためタイミングが分かりにくいこともあります。通常、写真乳剤の色が灰色がかった緑に変化すると完了している合図です。
    • タイミングは光源次第で2~90分の開きがあるので、購入した写真乳剤の使用方法を確認しましょう。
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    スクリーンを洗う ガラス板と透明フィルムを取り外し、スクリーンを手早くシンクあるいはホースのある所に運びます。スクリーンのくぼんだ方の面から数分間、強い圧力で冷水を噴射しましょう。透明フィルムのインクによって光が写真乳剤に届かないようになっていて、その個所の乳剤は固くなっていません。こうした柔らかい乳剤が全て流れてなくなり、イメージの輪郭だけが残るようになるまで水を噴射しましょう。
    • 全ての乳剤が流れ去ってしまった場合、今度は露光時間を長めにしてもう一度試しましょう。
    • 数分間水を噴射しても乳剤が全く流れ落ちない場合、写真乳剤の除去剤をスクリーンに使用し、露光時間を減らして、もう一度試しましょう。
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    Tシャツにプリントする これでスクリーンは再利用可能な印刷機として準備が整いました。次のような手順でイメージをTシャツにプリントしましょう。
    • インクが裏側の生地に染み込まないよう、Tシャツの内部に段ボール紙あるいは何かバリアになるものを挟みましょう。
    • 少量のスクリーン印刷用インクをスクリーンの上から加え、スキージーを用いて薄い層になるよう伸ばします。均等にインクが塗られているよう、これを複数回繰り返しましょう。
    • 動かさないようにしてスクリーンを持ち上げ、Tシャツにあてましょう。
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    熱処理をする 大半のスクリーン印刷用インクは、高温、ドライ設定にしたアイロンで押し当てなければ定着しません。日光に数時間あてたり、UV乾燥機を使うタイプの製品もあります。
    • インクの製品ラベルを読み、前もって熱し方を確認しましょう。
    • イメージが乾燥したら、着用可能です!

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「Inkodye」を使用してTシャツにプリントする

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    平面にTシャツを広げアイロンをかける アイロンがけをしてシワをすべて伸ばしておくと、インクの転写もスムーズに行うことができます。
    • 「Inkodye」はコットンTシャツと最も相性が良いので、アイロンがけもコットンに対応した設定で行いましょう。
    • シワがすべて伸びるまでアイロンをかけましょう。デザインをプリントする範囲は特に入念に行うようにしましょう。
    • スチームなしのドライ設定でアイロンをかけましょう。
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    スポンジ板や段ボール紙をTシャツの内側に入れる 厚手の段ボールを内側に入れ、デザインをプリントする部分のシワを伸ばします。
    • 段ボールは平らで、Tシャツの裏側にインクが染みることもないので大変便利です。また、使い終わった後も廃棄するだけです。
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    デザインをプリントしたい位置にフレームを作る 段ボール製、あるいはプラスチック製のフレームを作っておいても、単に青い養生テープで囲っても良いでしょう。
    • このフレームの内側にインクを塗っていきます。このように枠を設けることで、外側にインクが漏れ出ることを防ぎます。
    • プリントデザインの範囲外にあまりインクをつけたくないのであれば、フレームをデザインよりも少し小さく作りましょう。小さめのフレームを作ることでデザインを超えてインクが広がることを防ぎます。
    • プリントのデザインをテープでとめるのはやめましょう。くっついて外せなくなります。テープの縁を指先でなぞり、隙間が空いていないことを確認しましょう。
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    「Inkodye」をボウルに入れる[8] 使用前にボトルをよく振りましょう。
    • インクが染み込まないよう、吸収性のない素材でできているボウルを使用しましょう。
    • この作業は、自然光があまり入ってこない、通気性の良い部屋で行いましょう。
    • 40ミリリットルほどのインクで、28センチ四方程度のコットンTシャツの範囲を染めることができます。
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    インクをTシャツに塗る ブラシやローラーを使って塗っていきます。ボウルのふちで余分なインクをブラシから落とし、滴りや染みが生じないようにしましょう。
    • デザインをプリントしたい範囲に均等にインクを伸ばしましょう。Tシャツを濡らす必要はありません。
    • このタイプのインクはほぼ無色なので使用量に気を配りましょう。
    • プリントする範囲にインクを塗ることができたら、ペーパータオルを使い余分なインクを上から吸い取りましょう。
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    フレームを外し、プリント範囲を確認する インクを塗り終えたらフレームはもう必要ありません。
    • 養生テープをフレーム代わりにしていて、インクが範囲外に染みだすことが心配であれば外さなくても構いません。
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    インクを塗った上からネガを配置する ネガをTシャツに押し当て、インクを塗った範囲にしっかりと定着させましょう。
    • 手を使ってこの範囲を伸ばします。ネガ全体がインクにしっかりと触れていることが重要です。
    • 真っすぐのピンでネガの縁を留めズレないようにしましょう。
    • あるいはネガの上からアセテート紙を被せても良いでしょう。
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    プリントを直射日光にさらす ネガをはりつけたTシャツを外に移動します。直射日光にあてて乾かすことで、デザインが転写されます。
    • 10~15分ほど直射日光にあてましょう。
    • 午前11時から午後3時のが日光が最も強く最適の時間帯です。
    • 雲の多い日は所要時間も長引くかもしれません。
    • 5分ほど経過したころから、デザインの色が濃くなっていくのが見えるでしょう。
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    ネガを剥がす この手順はあまり明るくない場所で行いましょう。
    • やや暗い場所でネガを取り外すことで、デザインがTシャツに定着します。
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    Tシャツを洗濯する 洗濯機で洗うのが一番ですが、手洗いも可能です。
    • 洗うことで余分なインクが生地から取り除かれ、プリントされたデザインの見た目も良くなります。
    • ぬるま湯あるいはそれ以上の高温で洗うのがコツです。
    • インクの残留物をすべて取り除くために2度洗いしても良いでしょう。
    • Tシャツがきれいになったら、着用可能です!

ポイント

  • スクリーン上のイメージに穴がある場合は、平坦な方の面でその位置をマスキングテープで覆いましょう。
  • デザインが転写されたTシャツを洗う前に、転写用紙の使用方法をよく読みましょう。洗濯方法に制限があるかもしれません。製品の中にはシリコンペーパーで作られているものもあり、この場合はアイロンを使ってデザインをよりしっかりと定着させることで、安全に洗濯することができます。[9]

注意事項

  • 完全に乾くまでプリントした個所に触れてはいけません。
  • 同じ転写用紙を2度使用することはできません。
  • アイロンに触れてはいけません。

必要なもの

転写用紙を用いた方法

  • プリンター
  • パソコン
  • 転写用紙
  • ハサミ
  • コットンTシャツ(できれば綿100%のもの)
  • 衣服用アイロン
  • 転写する際の硬い平面
  • 枕カバー(できれば綿のもの)

スクリーン印刷

  • 写真乳剤
  • 転写用スクリーン
  • 転写用の透明フィルムまたはアセテート紙
  • スキージー
  • 光源
  • 段ボールあるいはトレー
  • 黒い布
  • ガラス、ルーサイト、またはアクリル樹脂製の板
  • 手袋
  • ホース、または大きめのシンク
  • スクリーン印刷用インク
  • アイロン

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 衣服 | 趣味・工芸

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