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オリーブの木はゆっくりと成長するので、健康で手入れが行き届いていれば、毎年の剪定はほとんど必要ありません。木が若い段階(樹齢2年くらい)から樹形を整えはじめ、その後は毎年、春の終わりか初夏にメンテナンスのための剪定を行います。毎年適度に手入れをすることで、オリーブの木は50年以上の長い間、実をつけ続けるでしょう。

パート 1 の 3:
適した道具を使う

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    よく切れる清潔な剪定道具を用意する 切れ味がよく、清潔な剪定バサミやノコギリを用意します。道具が古く、切れ味に不安がある場合は、自分で研ぐか、少しお金を払って地元のホームセンターなどで研いでもらいましょう。[1]
    • ハサミやノコギリの刃をイソプロピルアルコールに30秒ほど浸して消毒した後、清潔なタオルで丁寧に乾拭きしてきれいにしましょう。
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    直径2.5cm未満の新梢はハサミで剪定する 小さな新芽や細い枝の剪定には、清潔な両刃のハサミを使いましょう。ハサミは地元のホームセンターなどで購入できます。剪定中の手の疲労を軽減するために、ショックアブソーバー付きの剪定バサミを使ってもよいでしょう。[2]
    • 地元のホームセンターなどで、両刃の園芸バサミを探してみましょう。
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    直径2.5~7.5cm程度の太さの枝は片手ノコギリ(ハンドソー)で剪定する 内側の枝葉の密集している部分で、直径が2.5~7.5cm程度の枝の剪定を行う際は、清潔な片手ノコを使用します。38cm以上の頑丈な刃のついたものを選びましょう。[3]
    • 38cm程度の片手ノコギリはホームセンターなどで購入できます。
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    大きな枝はチェーンソーで慎重に切り落とす 枯れて放置されている木の大きな枝を切り落とす場合には、チェーンソーを使う必要があるかもしれません。腕が疲れないように軽量のチェーンソーを使用し、作業中はこまめに休憩を取るようにしましょう。作業の際は地面や安定した足場に立ち、ヘルメット・ゴーグル・手袋・厚手の作業服を着用します。[4]
    • 運動によって身体に負担がかかる健康状態の人や、チェーンソーが重すぎて思い通りに操作できないという人は、チェーンソーの使用を避けた方がよいでしょう。
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    大元の枝から飛び出た状態にならないように斜めにカットする 切り口がわずかに斜めになるようにカットしましょう。切り口に水分が溜まって水が内部に浸透し、木が病気になるのを防ぐことができます。大元の枝に向かって、剪定する枝を斜めにカットするようにしましょう。[5]
    • 剪定する枝の根元部分が余分に残らないようにカットしましょう。大元の枝に向かって斜めにきれいに切り落とします。
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パート 2 の 3:
基本の樹形を作る

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    木の高さが1mほどになったら樹形を整え始める 樹齢が約2年の木で、高さが1mほどになり、頑丈な側枝が3~4本伸びてきていたら、樹形を整え始める段階です。[6]
    • オリーブの木は、樹齢が約3~4年にならないと実をつけません。この段階の剪定では、健康的な成長を促し、いずれきちんと実がなるように樹形を整えていきます。
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    春の終わりか初夏を選んで年に1度剪定する オリーブの木が実をつけ始めるのは秋なので、剪定はその年の生育期に入る直前に行いましょう。切り口が湿って病気にならないよう、空気の乾燥した日に剪定するようにします。[7]
    • オリーブの木はゆっくりと成長するので、剪定はあまり必要ありません。年に1度剪定すれば十分でしょう。
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    若い木は切りすぎないよう注意する オリーブの樹形を整えて主な樹形を形作ることと、木がエネルギーを蓄えて成長するのを促すことの両方のバランスを考えましょう。剪定しすぎると、オリーブの木の成長を妨げることになります。[8]
    • 樹齢が数年でも、幹の高さがまだ1mに達しておらず、頑丈な側枝が3~4本以上ない場合、もう1年は剪定を控えてもよいでしょう。
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    マティーニグラスの形を目指す 健康的なオリーブは、マティーニグラスのように広がった樹形になっています。幹の部分はグラスの脚です。枝が横に広がり、少し上向きに伸びるように仕立てましょう。木の中心部分まで光が入るよう、「グラス」の中心に枝が密集しないようにします。[9]
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    3~4本の頑丈な側枝を中心に樹形を形作る 勢いがあり、幹の上の方から生えている頑丈な枝を3~4本選びます。それらの枝を中心に樹形を形作り、マティーニグラスのような樹形に仕立てていきましょう。下向きに伸びている短い枝でも、メインの側枝から伸びているものは残しておきます。[10]
    • 中心となる3~4本の枝以外の短い枝や弱っている枝、垂直に伸びている枝は切り落としてしまって構いません。
    • 頑丈な側枝が2本しか生えていない場合でも、弱々しい枝や垂直に真っ直ぐ伸びた枝は剪定しておきます。ただし、翌年には丈夫な側枝をさらに2本残せるようにしましょう。最終的に樹形を形作るためには、頑丈な側枝が4本必要になります。
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パート 3 の 3:
年に1度の剪定でメンテナンスを行う

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    実の収穫時に木を観察する オリーブが実ると、実の重さで下に下がってくる側枝があります。こうした枝は、次回の剪定時にも残しておきましょう。垂直に伸びている枝や古い枝、弱った枝がないかも確認しておきます。
    • 垂直に伸びた枝や古い枝、弱った枝についてはメモしておき、翌年の剪定時に剪定するようにしましょう。[11]
    • オリーブの木は、実った翌年には実をつけない場合があります。実がつかない年でも年に1度軽めの剪定を行い、新たな成長を促しましょう。
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    垂直に伸びた枝をカットする 垂直に伸びている枝、特に上の方の細くて弱弱しい枝はカットしておきましょう。また、マティーニグラスの内側に伸びた垂直の枝も、密集した状態にならないように剪定します。[12]
    • 「鳥が枝の間を通り抜けられる程度」を目安に剪定しましょう。中心部分に垂直な枝が密集していて、鳥が通り抜けられそうにない状態の場合は、それらの枝をさらに切り落とします。
    • オリーブの実は横方向に伸びた枝にしか実りません。実のなる枝により多くのエネルギーを回せるようにするためにも、垂直に伸びた枝を剪定する必要があります。
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    枯れて弱った側枝を切り落とす 樹齢を重ねた木の場合、主枝から伸びる側枝もまた古くなっています。過去には実をつけていたものの、もう実をつけなくなってしまった古い枝がないか、実の収穫時に観察しましょう。
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    幹の根元部分から伸びる吸枝は気づいたときに切り落とす 木の幹の下部、幹や根元部分から生えている枝はすべて切り落としましょう。これらの枝は短く、垂直方向や下向きに伸びており、樹形を乱している場合もあります。[14]
    • 年に1度の剪定時以外でも、これらの吸枝に気づいたら切り落としましょう。
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注意事項

  • 剪定道具やその他の器具の取り扱いには、細心の注意を払いましょう。体を保護する手袋や作業着は必ず着用するようにします。
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必要なもの

  • よく切れる清潔な剪定バサミや片手ノコギリ(ハンドソー)
  • チェーンソーとヘルメット(必要な場合)
  • 安全ゴーグル・手袋・厚手の作業着
  • はしご

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このwikiHow記事について

Maggie Moran
共著者 ::
ホーム・ガーデン専門家
この記事の共著者 : Maggie Moran. マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。
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