庭や畑に侵入して植物を食べつくすウサギは、世界のあらゆる地域で被害をもたらしています。強いにおいや辛い味の材料を使って手作りの忌避剤を作り、庭の植物を守ることができます。しかし、効果的な忌避剤ができるまで、試行錯誤を重ねる必要があるかもしれません。深刻な状況であれば、ウサギを寄せ付けないフェンスを、比較的簡単に取り付けることができます。

方法 1 の 3:
手作りの忌避剤

  1. 1
    大きな容器に水を入れる 4Lのペットボトルが便利です。材料は水よりお湯でよく溶けますが、水を使っても構いません。
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    少量の食器用洗剤を加える 水に大さじ1杯(15mL)の食器用洗剤を入れます。洗剤を入れると、忌避剤が植物に付着しやすくなります。また、材料がよく混ざり、水に浮かぶことがありません。
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    スプーン1杯のホットソースまたは唐辛子フレークを加える 4Lのボトルを使う場合は、大さじ1杯(15mL)のホットソースを加えましょう。1Lの容器であれば、小さじ1 杯(5mL)を加えます。ボトルに蓋をして、振って混ぜ合わせます。
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    混合液に潰したニンニク5かけを加える 
    • ボトルを日光に当てると、早く溶け合います。[1]
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    液をスプレーボトルに移す 庭が広い場合は、ホームセンターやガーデンセンターでより大きな噴霧器を購入するとよいでしょう。スプレーボトルを使う場合は、どのような種類でも構いません。
    • 市販の洗剤が入っていたスプレーボトルを使う場合は、注意が必要です。再利用を控えるよう注意書きがされていれば、そのボトルを使うことでウサギや植物、またはその植物を食べる人間に害を及ぼす恐れがあります。
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    夕方にスプレーする ウサギは通常夜に餌を食べるため、植物へのスプレーは日没直前に行います。ウサギの食害を受けたすべての植物にスプレーしましょう。ウサギが植物の不快な味やにおいを感じると、食べるのを止めるはずです。
    • ウサギの庭への侵入口が分かっていれば、その周辺の植物にスプレーしてもよいでしょう。そこで侵入を諦めるかもしれません。
    • 植物によっては、スプレーによって「傷」がついてしまうかもしれません。その場合は、植物ではなく地面にスプレーしましょう。
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    定期的にスプレーする 植物に2、3日おきにスプレーしましょう。また、雨が降った後や夜露で忌避剤が流れた後もスプレーします。植物にウサギの噛み後が見られなくなったら、ウサギは諦めたと考えられ、スプレーを中止してもよいでしょう。それまでには数週間かかることがありますが、植物にダメージを与えるほどの食害はないはずです。
    • ウサギの食害が収まらない場合は、ニンニクを増量してさらに強力な忌避剤を作りましょう。植物へのダメージが懸念されるため、洗剤を増やしてはいけません。
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方法 2 の 3:
その他のオーガニック忌避剤

  1. 1
    他のスパイシーな材料を使う スパイシーなものなら何でもウサギの忌避剤になります。植物や人間への被害を最小限に抑えるため、また植物に付着しやすくするために、必ず洗剤水で希釈しましょう。4Lの水に加える分量は以下のとおりです。[2]
    • ニンニク 5~8かけ
    • 唐辛子フレーク 小さじ1~2杯
    • 黒コショウ ペッパーミルで数回挽いた量
    • 上記の材料を混ぜると、より効果的です
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    生卵を試す 徐々に慣れてしまうかもしれませんが、ウサギは生卵のにおいを嫌います。大きなノズルのついたスプレーボトルに卵を入れて振り、植物や庭の周囲にスプレーします。
    • この方法は、アリなどの害虫を呼び寄せてしまうかもしれません。[3]
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    血粉や骨粉を試す 園芸店などで販売されているこれらの肥料を、植物の周りに振りかけます。動物の部位を粉砕して作られるため、ウサギを追い払う効果が期待できます。これらの肥料は、水に濡れると素早く分解されるため、乾いた状態でより効果を発揮します。[4]
    • 血粉は土壌に窒素を加え、青々とした葉の生長を促します。ただし、植物の生長期にのみ与えましょう。豆類に与えてはいけません。[5]
    • 骨粉は土壌にリン酸を加え、根の健康を促進します。通常、家庭の庭の土壌には必要のないもので、むしろ多すぎると有害になる場合もあります。プロテア(ヤマモガシ科の植物)に骨粉を与えてはいけません。
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    捕食動物の尿を購入する 捕食動物の尿を庭に散布すると、ウサギなどの被食動物を追い払うことができます。効果のほどは捕食動物の尿やウサギの種類、捕食動物の餌など、その時々の条件で変わります。残念ながら、この分野の研究は限られていますが、オオカミやキツネの尿が最も一般的に使われています。
    • 製品を購入する前に、製造元の企業が、尿を採取する動物を人道的に扱っているかを調べたほうがよいかもしれません。
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    市販のオーガニック忌避剤を試す 市販されている製品のほとんどは、上記のような材料を使っています。製品の耐候性について説明書を読みましょう。市販の忌避剤は、手作りのものに比べて耐候性に優れていることが大きな利点です。
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    ウサギが好まない植物を植える この方法はあまり当てにならない解決策で、すべてのおいしい野菜を植え替えるか、周りをウサギの嫌いな植物で囲む必要があります。それでも、若いウサギや特定の種類のウサギに食べられてしまう植物もあります。
    • 可能であれば、お近くの大学の研究機関に相談し、お住いの地域で育つ各種類のウサギに忌避効果がある植物を探しましょう。
    • ノコギリソウ、キツネノテブクロ、ジギタリス、ライラック、エルダーベリー、ユッカは、ウサギが近寄らない植物とされていますが、効果があるという保証はありません。[6][7]
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方法 3 の 3:
フェンスとトラップ

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    亀甲金網(チキンワイヤー)のフェンスを作る 網目が2.5cm以下のフェンスであれば、ウサギの庭への侵入を防ぐことができます。木の幹や花壇の周り、あるいは庭の周囲にフェンスを取り付けます。以下の要領で、ウサギが飛び越えたり下を掘ったりしないようにフェンスを取り付けましょう。[8]
    • フェンスを10~15cmの深さに埋めます。すべての種類のウサギが穴を掘るわけではありませんが、用心するに越したことはありません。
    • フェンスの端を折り曲げます。土に埋めた方の端を90度外側に折り曲げると、掘るのがさらに難しくなります。
    • フェンスは土の表面から約60cm、近くにジャックウサギが生息している場合は約90cmの高さにします。
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    トラップを使う前に、居住地域の条例を確かめる 生け捕りのトラップでもウサギを傷つけることがあり、ウサギの健康を損ねる、または条例に反するなどの問題を起こしかねません。[9]ウサギを媒介とする病気を防ぐため、お住いの地域では、野生のウサギに触ったり、捕獲して放したりすることは、法令で禁止されているかもしれません。トラップを使う前に、お近くの農業試験場、農政事務所、地域を管轄する役所などに確認しましょう。
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    ウサギの種類に合わせてトラップを選ぶ トラップは通常、ジャックウサギには効果がありません。ワタオウサギ(コットンテール、北米や南米に広く生息)の捕獲には、20cmほどのドアがついたトラップが必要です。キャベツ、ドライフルーツ、花などの餌でおびき寄せましょう。
    • トラップは、食べ物が少ない冬や早春に最も効果があります。
    • ウサギの生息数を減らすために、殺傷能力のあるトラップを使っているのであれば、通常ウサギ狩りがより効果的な方法です。お住いの地域の法令を調べ、ウサギが狩猟鳥獣に指定されているかを確認しましょう。
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ポイント

  • ビニール被膜の亀甲金網は錆びないため、金属のワイヤーより見た目も良いうえに安全です。[10]
  • カカシや吊るしたCDなど、ウサギを「脅して」遠ざけるものは効果がありません。庭の一部分しか守れないうえ、ウサギはしだいに慣れていきます。
  • ウサギにクローバーやアルファルファの束を与え、他の植物から目を反らそうと試みる園芸家もいます。しかし、結果的にもっと多くのウサギを呼び寄せてしまうため、逆効果になってしまいます。
  • 亀甲金網のフェンスの周囲に石を置くと、ウサギがフェンスの下を掘るのを防ぎます。

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注意事項

  • スパイシーな材料は、推奨された分量より多く加えてはいけません。溶液の濃度が高すぎると、ウサギまたは庭で遊んでいる子供やペットを傷つけたり、痛みを与えたりします。
  • スパイシーな溶液は、顔や目に刺激を与える場合があります。庭以外にスプレーしてはいけません。
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このwikiHow記事について

Lauren Kurtz
共著者
園芸家
この記事の共著者 Lauren Kurtz. ローレン・カーツはコロラド州オーロラに住む自然主義者で、園芸の専門家です。現在はオーロラ市の水保全課で、市民センターにある庭園「Water-Wise Garden」の管理者を務めています。2014年、西ミシガン大学にて環境持続可能性研究の学士号を取得。
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