オーバーバイトの治療方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 10 出典

この記事には:診察を受けるブレースやアライナーでオーバーバイトを治療する外科的手術を受ける

オーバーバイト(過蓋咬合)とは、上の歯の並びが下の歯の並びと揃わない症状です。オーバーバイトは、最も一般的な歯科的症状のひとつであり、遺伝的要因で発症する場合が多数ですが、小児期の癖や習慣(親指をしゃぶる癖、長期にわたるおしゃぶりの使用など)が原因で発症する場合もあります。オーバーバイトを自宅で治療する安全で効果的な方法はありませんが、専門医による治療の選択肢は、大人、子供を問わず多数あります。

パート 1
診察を受ける

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    歯を閉じて笑顔を作り、歯並びを確認する オーバーバイトかどうかを確認するには、歯が自然な位置に来るように普段通り歯を閉じます。歯をしっかりと閉じながら、鏡に向かって笑顔を作り、上の歯が下の歯に覆いかぶさっている部分がないかを確認しましょう。わずかに覆いかぶさる部分があることは普通ですが、極端に覆いかぶさっている状態であれば、歯科医の診察を受けましょう。[1]
    • 上の歯が下の歯に3.5mm以上覆いかぶさっている場合は、重度のオーバーバイトと判断されます。正確な測定をするには、歯科医院や矯正歯科医院に行きましょう。
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    歯科医の診察を受ける オーバーバイトの程度が歯科的治療を必要とするかどうか不確かで、矯正のための検査費用を支払うことに躊躇がある場合は、まず歯科医に診察してもらいましょう。歯科医に歯科検査を依頼して、1本1本の歯と歯全体の検査をしてもらいましょう。レントゲン撮影が可能であれば撮影してもらい、以下の等級の不正咬合が見られるかを診断してもらいましょう。[2]
    • 1級:咬み合わせは正常ですが、上の歯がわずかにしたの歯に覆いかぶさっている状態の不正咬合です。[3]
    • 2級:咬み合わせが正常ではなく、上の歯が下の歯に極端に覆いかぶさっている状態の不正咬合です。
    • 3級:下の歯が上の歯に覆いかぶさっている状態のの不正咬合です。
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    矯正歯科の認定医や専門医を探す 矯正歯科医はオーバーバイトを治療するにあたり、治療内容、費用、期間を説明してくれます。口腔外科の博士号を取得していて、所定の期間の矯正歯科の専門プログラムを終了した矯正歯科医を探しましょう。治療を受ける前に、自分の矯正歯科医が日本矯正歯科学会や日本歯科矯正専門医認定機構の認定を受けているかを確認しましょう。例えば、アメリカでは、「American Board of Orthodontics」(全米矯正歯科委員会)に登録されている矯正歯科医を探すことが推奨されます。[4]
    • 地元でよい矯正歯科医が見つからない場合は、かかりつけの歯科医に紹介を依頼しましょう。

パート 2
ブレースやアライナーでオーバーバイトを治療する

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    ブレースを入手する ブレース(ブラケット)は最も一般的で効果的なオーバーバイトの治療方法であり、特に子供のオーバーバイトに有効です。ブレースは、強力なワイヤーに小さな金属製のブラケットが取り付けられている機構で、歯に継続的に圧力を与えることで、数ヶ月かけて歯並びを強制的に整える役割を果たします。ブレース治療の費用と装着期間はオーバーバイトの程度によって決まりますが、大体35~50万円の費用と18ヶ月~3年の期間が見込まれます(アメリカの場合)。[5]
    • ほとんどの場合、矯正治療は保険の適用外であることに注意しましょう。
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    透明のアライナーについて質問する 軽度のオーバーバイトの場合は、透明のアライナー器具を使って矯正することができます。この矯正方法では、歯にぴったり合うアライナーを作るために、歯がスキャンされて立体の型が作られます。透明のアライナーはあまり目立たず、装着してもそれほど負担になりませんが、非常に高価であるため、普通のブレースよりも費用がかかる場合があります。自分専用のアライナーの費用を見積もるには、インビザラインやクリアコレクトなどのいくつかのメーカーのアライナーの費用を歯科医に聞いてみましょう。[6]
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    昔からあるワイヤーのリテーナー治療を試す 場合によっては(特に成長中の子供の場合は)、昔からあるワイヤーのリテーナーを使ってオーバーバイトを矯正することができます。ブレースと比較して、こうしたリテーナーはメンテナンスの手間がかからず、一般的に5~10万円程度でずっと安価です。透明のアライナーと比較した場合、ワイヤーリテーナーは目立ちますが、必要に応じて簡単に外すことができます。[7]
    • ほとんどの場合、リテーナーは、ブレースを外した後に歯を所定の位置に留めるためにも使用されます。

パート 3
外科的手術を受ける

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    歯の治療をする 患者によっては、オーバーバイトのせいで発生する摩擦や負荷によって、個々の歯が侵食されてします場合があります。こうした場合は、歯にクラウンなどの被せ物をしてもらったり、その他の物理的な処置をしてもらったりする必要があるかもしれません。矯正の第1段階の前後でこうした処置が必要になるかもしれません。[8]
    • 就寝中に歯ぎしりをしている場合は、就寝中に装着するマウスピースについて歯科医に相談しましょう。
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    抜歯してスペースを作る 多くの場合、オーバーバイトは、歯と歯が密集しすぎていてスペースがないために発症します。ブレースやその他の矯正器具で治療する前に、矯正歯科医は、密集している歯を数本抜いて歯を並び直すためのスペースを作る必要があると判断するかもしれません。ほとんどの場合、抜歯は矯正歯科医ではなく歯科医が担当します(アメリカの場合)。[9]
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    顎の手術を受ける オーバーバイトの症状があまりにひどい場合は、治療ために本格的な口腔手術を受ける必要があるかもしれません。手術の過程で、執刀医は頬を後ろに引っ張って顎の内側を切開します。こうすることで、患者の顎を物理的に動かすことができるようして、執刀医は顎の形を整えて歯並びを調整します。一般的に、こうした手術は、ブレースなどの体への負担が小さい方法で効果がなかった場合に行われます。手術の費用は200~400万円程度かかり、約2日間の入院が必要となります(アメリカの場合)[10]
    • 一般的に、この手術は患者の口腔内で行われるため、ほとんどの場合、人目につく傷が残りません。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 人生計画・ライフスタイル

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