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ティラピアは味が浸み込みやすい白身魚です。フライパンで焼くこともできますが、スパイスの風味をしっかりと浸み込ませながらオーブンで焼くとおいしく調理できます。ティラピアの切り身を天板に並べて焼くか、調理時間を短縮するためにアルミホイルで包んで焼きましょう。丸ごとのティラピアに香味野菜を詰めてオーブンで焼くと、さらに風味豊かな一品になります。

材料

4人前

  • ティラピア切り身4切れ
  • 溶かしバター大さじ2杯(30ml)
  • にんにく3片
  • レモン汁大さじ2杯(30ml)
  • レモンゼスト1個分
  • 塩、コショウ

2人前

  • ティラピア切り身2切れ
  • アスパラガス6~8本
  • 溶かしバター大さじ2杯(30ml)
  • にんにく2片
  • レモン汁大さじ1杯(15ml)
  • 乾燥オレガノまたは乾燥タイム小さじ1杯(1g)
  • レモン1個
  • 塩、コショウ

3人前

  • ティラピア切り身3切れ
  • マヨネーズ大さじ4杯(60ml)
  • 生パセリ大さじ2杯(7.5g)
  • レモンゼスト小さじ1杯(2g)
  • 塩、コショウ

2~4人前

  • ティラピア2尾(下処理したもの)
  • 赤たまねぎ450g
  • レモン2個
  • オリーブオイル大さじ1杯(15ml)
  • 生コリアンダー大さじ3杯(3g)
  • にんにく2片
方法 1
方法 1 の 4:

ティラピアのレモンガーリック風味

  1. 1
    オーブンを220度で予熱します。ティラピアにまんべんなく火を通すために、オーブンの中段を使えるように準備しておきましょう。ティラピアを調理する前に、オーブンをしっかりと予熱します。[1]
    • 1人前を調理する場合は、必要に応じてオーブントースターで焼くこともできます。
  2. 2
    溶かしバター、にんにく、レモン汁、レモンゼストをボウルに入れ、泡だて器で混ぜます。溶かしバター大さじ2杯(30ml)とレモン汁大さじ2杯(30ml)をボウルに入れ、混ぜ合わせましょう。さらに、にんにく2片を包丁でみじん切りにして加えます。ゼスターかおろし器を使ってレモン1個分の皮をすりおろし、材料に加えましょう。すべての材料をしっかりと混ぜ合わせます。[2]
    • 好みのスパイスやハーブを加えて風味を変えることもできます。
    • ティラピアに辛味をつけるには、赤唐辛子パウダー小さじ1/2杯(1.5g)を 加えましょう。[3]
  3. 3
    オイルを塗った天板にティラピアを並べましょう。サイズが33㎝×23㎝のノンスティック加工の天板を使います。ティラピアがくっつかないように、天板にスプレークッキングオイルを軽く吹き付け、3cmの隙間を空けて切り身を平らに並べます。[4]
    • 冷凍のティラピアを使う場合は、均等に火が通るように調理前に完全に解凍しておきましょう。
    • 天板にアルミホイルを敷いておくと後片付けが楽になります。
  4. 4
    ティラピアにバター液をかけます。切り身の上にゆっくりとバター液をかけ、天板の上にも溜まるようにボウルの中身をすべて注ぎましょう。料理用のはけを使って切り身の表面にバター液をまんべんなく塗り広げると、焼いている間に味が浸み込みます。[5]
    • ティラピアの上にレモンの薄切りを載せて焼くと、柑橘類の爽やかな香りが増します。

    ポイント:ティラピアにサクッとした食感を出すには、焼きパン粉を切り身にまぶしてからオーブンで焼きましょう。[6]

  5. 5
    オーブンで10~12分焼きましょう。ティラピアに均等に火が通るように、オーブンの中段に天板を入れます。熱が逃げてしまうので、調理中はオーブンの扉を閉めておきましょう。10分焼いたら確認し、身が白くなり、簡単にほぐれるようになったらできあがりです。オーブンから出しましょう。[7]
  6. 6
    熱いうちに食卓に出します。オーブンから取り出したらすぐに食卓に出し、温かいうちに食べましょう。生野菜を添えると健康的な食事になります。柑橘類の爽やかな風味を楽しむには、くし形に切ったレモンをティラピアの上で絞りましょう。[9]
    • 残ったら冷蔵庫で4日、または冷凍庫で3か月まで保存できます。[10]
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方法 2
方法 2 の 4:

ティラピアと野菜のホイル包み焼き

  1. 1
    オーブンを230度で予熱します。ティラピアにしっかりと火を通すため、オーブンの中段を使えるように準備しておきましょう。焼き始める前に、オーブンを230度で予熱しておきます。[11]
  2. 2
    溶かしバター、にんにく、レモン汁、オレガノを混ぜましょう。溶かしバター大さじ2杯(30ml)とレモン汁大さじ1杯(15ml)をボウルに入れ、泡だて器で混ぜます。にんにく2片を包丁でみじん切りにして加えます。さらに、オレガノかタイム小さじ1杯(1g)を加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。[12]
    • オレガノとタイムを両方とも使いたければ、一緒に混ぜ合わせましょう。
  3. 3
    ティラピアを1切れずつアルミホイルに載せ、アスパラガスを加えます。切り身の数だけアルミホイルを用意しましょう。アルミホイルの中央に切り身を載せ、その横にアスパラガス3~4本を載せます。アルミホイルの端を折り上げて壁を作りましょう。[13]
    • 野菜をたっぷり食べるために、薄切りにしたズッキーニや小さく切ったブロッコリーを加えても良いでしょう。
    • 冷凍のティラピアを使う場合は、必ず完全に解凍しておきましょう。
  4. 4
    ティラピアと野菜にバター液を塗ります。切り身の数に合わせてバター液を慎重に分け、料理用のはけで切り身と野菜に塗りましょう。味が浸み込むように、切り身の表面全体とアスパラガスにバター液を塗り広げます。[14]
    • バター液がこぼれると味が浸み込まないので、アルミホイルの端は折り上げたままにしておきましょう。
  5. 5
    切り身をアルミホイルで包み、上部に隙間を空けます。アルミホイルの両端を折り曲げ、切り身とアスパラガスを包みましょう。調理中に蒸気を逃がすために、上部に隙間を空けておきます。[15]

    ポイント:アルミホイルが小さすぎて切り身を包めない場合は上にもう1枚足し、端をぎゅっとまとめて密着させましょう。

  6. 6
    アルミホイルで包んだ切り身をオーブンの中段に入れ、15~20分焼きます。ホイル包みを天板か焼き網に載せ、オーブンの中段に入れて焼きましょう。少なくとも15分焼いてから、火の通り具合を確認します。身が白くなり、簡単にほぐれるようになったらできあがりです。肉用温度計で内部温度が63度に達しているか確認しましょう。[16]
    • 切り身の厚さと大きさによって調理時間は異なります。
  7. 7
    熱いうちにレモンを添えて食卓に出します。オーブンから取り出したらアルミホイルごと皿に盛りつけ、食べる直前にホイルを開きましょう。くし形に切ったレモンをティラピアの上で絞れば、柑橘類の爽やかな風味を楽しめます。[17]
    • 残ったら冷蔵庫で4日または冷凍庫で3か月まで保存できます。
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方法 3
方法 3 の 4:

ティラピアの直火焼きレモンマヨネーズ風味

  1. 1
    オーブンをブロイルに設定して予熱します。オーブンのブロイル機能を使うと、グリルで魚を焼いたような風味になります。オーブンをブロイルに設定し、調理前にしっかりと予熱しておきましょう。オーブンの中段に天板を入れられるように準備をしておきます。[18]
    • すべてのオーブンにブロイル機能があるとは限りません。
  2. 2
    マヨネーズ、パセリ、レモンゼストをボウルに入れて混ぜます。マヨネーズ大さじ4杯(60ml)と生のパセリ大さじ2杯(7.5g)をボウルに入れて混ぜ合わせましょう。ゼスターかフォークでレモンの皮をすりおろして小さじ1杯分(2g)を用意し、材料に加えます。泡だて器を使って、マヨネーズとハーブをしっかりと混ぜ合わせましょう。[19]
    • 好みに応じて、にんにく2片をみじん切りにして加えると風味が増します。
  3. 3
    アルミホイルを敷いた天板にティラピアを並べ、塩とコショウを振ります。ティラピアがくっつかないように天板にアルミホイルを敷き、切り身を並べます。間に3cmの隙間を空けながら、均等に並べましょう。切り身それぞれに塩とコショウを1つまみずつ振ります。[20]
    • 天板にアルミホイルを敷かない場合は、切り身がくっつかないようにスプレークッキングオイルを吹き付けましょう。
  4. 4
    切り身にマヨネーズだれを塗ります。スプーンやゴムべらを使って、それぞれの切り身の上に同じ分量のマヨネーズだれを載せ、表面全体に広げましょう。[21]
    • 切り身に塗るマヨネーズだれの量は好みに応じて調整しましょう。
  5. 5
    身が簡単にほぐれるようになるまで、オーブンのブロイル機能で8分焼きます。天板をオーブンの中段に入れ、上を覆わずに焼きましょう。8分経ったら肉用温度計で確認し、内部温度が63度に達していればできあがりです。身が白くなり、簡単にほぐれるようになったらオーブンから取り出しましょう。[22]

    ポイント:庫内の熱を逃がさないために、調理中はオーブンの扉をできるだけ開けないようにしましょう。

  6. 6
    くし形に切った新鮮なレモンを添えて食卓に出しましょう。すぐ食べられるように、熱いティラピアを温めた皿に盛りつけます。くし形に切ったレモンを添えて食卓に出し、好みに応じてレモンを絞って食べましょう。[23]
    • 残ったら冷蔵庫で4日、冷凍庫で3か月まで保存できます。
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方法 4
方法 4 の 4:

ティラピア丸ごとオーブン焼き

  1. 1
    オーブンを200度で予熱します。しっかりと火を通すためにオーブンの中段で焼くので、準備をしておきましょう。均等に焼けるように、オーブンを200度で予熱します。[24]
  2. 2
    ティラピアを水洗いし、軽く叩いて乾かしましょう。流水の下で洗い、腹の中に残っている血などを掻き出します。身をこすりながらしっかりと洗いましょう。洗い終わったらキッチンペーパで軽く叩いて乾かします。[25]
    • 丸のままのティラピアはネットショップなどで見つけることができます。冷凍で販売されている場合もあります。
  3. 3
    皮にオリーブオイルを塗りましょう。料理用のはけをオリーブオイル大さじ1杯に浸し、魚の表面に薄く塗ります。味がしっかりと浸み込むように、魚全体にオイルを塗りましょう。こうすると、魚が天板にくっつくのを防げます。[26]
    • オリーブオイルがなければ、どんな種類の植物油を使ってもかまいません。
    • オイルが周囲にこぼれないように、天板の上で塗りましょう。
  4. 4
    天板に魚を並べ、薄切りにしたレモンと赤玉ねぎを載せます。天板の上に魚を平らに並べましょう。複数を焼く場合は、レモンや玉ねぎを間に載せるために3~5㎝の隙間を空けます。風味が魚の身に浸み込むように、薄切りにしたレモンや赤玉ねぎを魚の周りに敷き詰めましょう。[27]
    • 好みに応じてレモンや玉ねぎを加えなくてもかまいませんが、一緒に焼いたほうが風味豊かにできあがります。
  5. 5
    魚の腹に玉ねぎとレモン、コリアンダー、にんにくを詰めます。魚の腹を開き、香味野菜を中に詰めましょう。魚1尾に、玉ねぎの薄切り5~6枚、レモンの薄切り2枚、生のコリアンダー大さじ1½杯(1.5g)、にんにく1片を詰めます。風味を逃がさないように、魚の腹を閉じましょう。[28]
    • 好みのハーブやスパイスを魚に詰めるのもよいでしょう。風味を増すために、オレガノやタイム、ディルなどを加えてみましょう。
  6. 6
    上を覆わずに魚を15~20分焼きます。天板をオーブンの中段に入れ、少なくとも15分焼きましょう。肉用温度計で確認し、内部温度が63度に達していれば安全に食べられます。調理が終わり、簡単に身がほぐれるようになったらオーブンから取り出しましょう。[29]
    • 魚の大きさと厚さによって調理時間は異なります。
  7. 7
    熱いうちに食卓に出しましょう。調理したティラピアと玉ねぎを皿に盛り、くし形切りの新鮮なレモンを添えます。ティラピアの身だけでなく皮も食べられます。[30]
    • 残ったら冷蔵庫で4日、冷凍庫で3か月まで保存できます。

    注意:魚の小骨に注意しましょう。尖っている小骨を噛んだり飲み込んだりすると怪我をする可能性があります。

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ポイント

  • 様々なハーブやスパイスを使って、好みの風味をつけましょう。
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注意事項

  • ティラピアを安全に食べるために、内部温度が63度に達していることを確認しましょう。[31]
  • 丸のままのティラピアを食べる場合は、小骨に注意しましょう。尖っている小骨を飲み込むと怪我をする可能性があります。
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必要なもの

ティラピアのレモンガーリック風味

  • オーブン
  • ボウル
  • 泡だて器
  • 包丁
  • ゼスター
  • 天板
  • スプレークッキングオイル
  • 盛り付け用の皿

ティラピアと野菜のホイル包み焼き

  • オーブン
  • ボウル
  • 泡だて器
  • 包丁
  • アルミホイル
  • 盛り付け用の皿

ティラピアの直火焼きレモンマヨネーズ風味

  • オーブン
  • ボウル
  • 泡だて器
  • 天板
  • アルミホイル
  • スプーンまたはゴムべら
  • 盛り付け用の皿

ティラピア丸ごとオーブン焼き

  • オーブン
  • シンク
  • キッチンペーパー
  • 料理用のはけ
  • 天板
  • 包丁
  • 盛り付け用の皿

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カテゴリ: 魚介類・海鮮 | 調理法
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